ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 159160161162163164165166167168169

今週の見どころ(3/21〜3/23)

2009年3月20日(金)

 今年度のばんえい競馬も残すところ6日間。前開催を終えてのジョッキーリーディングは、藤本匠鈴木恵介両騎手が159勝を挙げ、2着数の差で藤本騎手が1位をキープしています。3位の松田道明騎手には20勝差をつけていることから、リーディング争いはこの2名に絞られたとみていいでしょう。どちらが取っても初となるタイトルだけに、両者の騎乗ぶりから目が離せません。
 今週のスカパー!の放送チャンネルは、709chです。ご注意ください。

 3月21日(土)のメイン第11レースは士幌高原特別(200万円未満)
 3月15日の200万円未満勝入を豪快に差し切ったフレイムスワローが中心です。そのレースで逃げ粘って2着のミノルユウセンは今回、減量騎手騎乗の恩恵がなくなるため、フレイムスワローがさらに有利になったといえるでしょう。
 同じく差し脚で忘れてならないのがユーファンタジー。パワータイプの牝馬で、平場戦ではやや安定性を欠くものの、荷物を積まれる重賞・特別では確実に追い込んできます。
 2連勝と勢いに乗るツジノオウカも侮れません。

 3月22日(日)のメイン第11レースに白樺賞(オープン)が行われます。
 ホクショウダイヤは3月15日のオープンで勝利。積極策で障害2番手からマルミシュンキをゴール前できっちり差し切りました。同世代のライバルとしてしのぎを削ってきた2頭ですが、11回目の対戦で初めてホクショウダイヤが先着。今回はマルミシュンキが不在で、相手関係的に楽になります。トップハンデ750キロですが、連勝で今季を締めくくる可能性は十分です。
 障害巧者の牝馬2頭エンジュオウカントカチプリティー、平場オープンの大将格ホクトキングらが相手。立て直されてくればヤマノミントも力量的に差はありません。

  3月23日(月)のメイン第11レースは夢見月特別(500万円未満混合)。オープンから7頭、500万円条件から2頭、400万円条件から1頭が出走します。
 ここは、ニシキセンプーに期待します。前走3月15日の500万円未満勝入混合を好位抜け出しで勝利し、年明け早くも4勝目。昨年までの勝てないレース続きがウソのような変身ぶりです。もともと障害力には定評がありましたが、ここにきて末脚の確かさも身につけてきました。
 エメラルドは3走前のオープン混合を逃げ切って勝利。前走の牝馬オープンでも障害に詰まったものの4着と好調を維持しています。今回は相手関係からみてハナに行けそう。また得意の重馬場が予想されるだけに、しぶとい脚を見せつけるかもしれません。
 年明けにオープン混合で2着2回のワカテンザンも、格下ですが、好勝負となりそうです。

今週の見どころ(3/14〜3/16)

2009年3月13日(金)

 今週日曜(3月15日)のメインには明け3歳馬による重賞・第40回イレネー記念が行われます。ちなみにレースタイトルについている“イレネー”とは、明治から昭和初期にかけ十勝地方で繋養されていた種牡馬の名前。存命中に残した直系の種牡馬は500頭以上を数えるなど、馬産地十勝の礎を築いた名馬で、その雄姿は現在でも帯広競馬場入口付近にある銅像からうかがい知ることができます。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709Chです。ご注意ください。

 3月14日(土)のメイン第11レースはとかちえぞまつ特別(混合500万円未満)
 前開催のひな祭り特別(混合500万円未満)は、ギンガリュウセイが、障害に苦しむ他馬を尻目に逃げ切って楽勝。今回のメンバー9頭中7頭は、そのひな祭り特別を使われていただけにギンガリュウセイが連勝を5に伸ばしそうです。その勢いから前走より5キロ増も問題ないでしょう。
 強敵は前走で別のレースに出走していた2頭、ホッカイヒカルオレワスゴイホッカイヒカルは重賞・チャンピオンカップからの参戦。オープン一線級相手では、さすがに出遅れを挽回できず7着でしたが、混合500万円未満特別で勝利の実績があります。
 オレワスゴイも、混合500万円未満では5戦3勝、2、3着各1回と堅実。障害巧者だけに730キロも苦にしないでしょう。

 3月15日(日)のメイン第11レースは重賞・第40回イレネー記念(16:30発走予定)です。このレースは別掲のイレネー記念プレビューをご覧ください。

  3月16日(月)のメイン第11レースは春風特別(300万円未満)
 中心視したいのはマルモスペシャル。昇級初戦だった3走前・幸福特別(1月31日・300万円未満)を障害先頭から押し切っており、今回のメンバーの大半はそこで下しています。近2走の世代限定戦も1、2着と好調。持ち味である末脚に障害の安定感が加わった今、このクラスでは敵なしでしょう。
 マルモスペシャル不在の前開催オッズパーク賞・とかち白鳥特別(300万円未満)を逃げ切ったクロフネオーザンが相手筆頭。近走堅実駆けのミノルタイソン、障害さえまともならスギノディアスも上位に食い込む力があります。

今週の見どころ(3/7〜3/9)

2009年3月 6日(金)

 3月9日(月)のメインレース・弥生特別の場外発売が行われる船橋競馬場では、当日『ばんえい十勝in船橋ケイバ』が行われます。当情報局の重賞予想でおなじみの矢野吉彦アナと、高崎競馬元騎手の赤見千尋さんによる、ばんえいの基礎知識と弥生特別勝ち馬予想トーク(競馬場特設ステージにて、14:35ころと15:10ころの2回)や、弥生特別の馬券を1000円以上購入された方にグッズが当たる抽選会(競馬場屋外特設会場にて、12:00〜16:25)などのイベントが予定されています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709Chです。ご注意ください。

 3月7日(土)のメイン第11レースにたちばな賞(牝馬オープン)が行われます。
 オープン730キロ、500万円条件720キロ、オープン馬は本年度の収得賞金150万円につき10キロ加増となる別定重量戦。1月12日に行われた重賞・ヒロインズカップの再戦です。そのレースは、2番手で障害を越えたトカチプリティーが、逃げるエンジュオウカンを差し切って勝利。中団から末脚を伸ばしたペガサスプリティーフクイズミがやや離された3、4着に入りました。
 負担重量ではヒロインズカップ時と比べ、トカチプリティーは30キロ減なのに、エンジュオウカンは40キロ減だけに巻き返しが期待できそう。ヒロインズカップは8着だったエメラルドは、その後オープン混合で勝利するなど復調傾向にあります。得意の軽い馬場になれば一気に逃げ切ってもおかしくありません。

 3月8日(日)のメイン第11レースは然別賞(オープン)。オープン一線級が揃い、楽しみな一戦となりました。
 注目は2月22日の特別戦・ウィナーズカップ(本年度重賞・特別勝ち馬限定)を制したマルミシュンキ。先週(3月1日)行われた重賞・チャンピオンカップ(本年度重賞勝ち馬限定)にも、もし出ていれば好勝負になったであろう力量馬です。今回のメンバー中、唯一チャンピオンカップに出走(4着)したトップハンデ770キロのナリタボブサップとは15キロ差あるだけに、十分勝利が狙えるでしょう。ただまだ障害が本来のデキではない印象だけに絶対視はできません。
 ウィナーズカップ2着のミサイルテンリュウはこれくらいの負担重量(760キロ)ならゴール前で踏ん張りがきくので、ここも上位争いとなりそうです。
 ホクショウダイヤはウィナーズカップでは、障害でヒザを折って7着も、それまでの安定したレースぶりからは巻き返してきて不思議ない1頭。軽馬場になれば末脚が炸裂するシーンも十分です。同じく軽馬場ならヤマノミントも侮れないところでしょう。

  3月9日(月)のメイン第11レースは弥生特別(200万円未満)
 アカダケキングは、近7走の200万円未満で4勝、2着2回、3着1回と絶好調です。抜群の先行力を誇りハナに立つことも多いですが、位置取りにはそれほどこだわらずに競馬ができるタイプ。前開催の同条件特別(1着)より相手関係が楽になったここは一気の押し切りが期待できそうです。
 前走混合300万円未満で僅差4着のフレイムスワロー、積極性が戻ってきたキンセイモンらも有力。近走成績不振馬が多い組み合わせだけに相手も絞られそうです。

今週の見どころ(2/28〜3/2)

2009年2月27日(金)

 3月1日(日)のメインには重賞・第30回チャンピオンカップが行われます。
 6月・旭川記念(基礎重量770キロ)→10月・岩見沢記念(840キロ)→11月・北見記念(860キロ)→1月・帯広記念(890キロ)のように、開催が進むにつれ負担重量が増えていき、パワー重視の競馬になっていくのがばんえい競馬の特徴です。しかしこのチャンピオンカップは基礎重量790キロ(オープンクラス)と、この時期にしては軽い重量で争われる重賞。パワー以上にスピードを重視して勝ち馬を検討する必要があるかもしれません。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709chとなっております。ご注意ください。

 2月28日(土)のメイン第11レースはオオワシ特別(オープン)
 ニシキセンプーはムラ駆けなところがある馬でしたが、1月に生涯初の3連勝。とはいえ馬場水分5.1〜7.3%とこの馬がもっとも力を発揮できる湿った馬場だっただけに半信半疑のところがありました。しかし続く2月7日の北斗七星特別(オープン・馬場水分3.4%)でもひと腰で障害をまとめると、格上馬マルミシュンキ、エンジュオウカンの3着に好走と本格化をうかがわせます。
 その北斗七星特別で4着のギャンブラークインは続くオープン混合(2月15日)を逃げ切って今季4勝目。この馬もいつ走るか分からないところがありますが、好調のリズムに乗ってきた印象があります。
 近2走は精彩を欠いているホクトキングは障害さえまともならここも勝ち負けになって不思議ありません。切れ味勝負になると厳しいヒロノドラゴンは得意の時計がかかる馬場で上位進出を狙っています。

 3月1日(日)のメイン第11レースは重賞・第30回チャンピオンカップ(16:30発走予定)です。このレースは別掲のチャンピオンカッププレビューをご覧ください。

 この日の第10レースにはつばき特別(3歳オープン)が行われます。
 ワタシハスゴイは前走の牝馬重賞・バレンタインカップ(定量条件)は離れた障害6番手あたりから鋭く末脚を伸ばし、勝ったウィナーミミのコンマ8秒差(2着)まで迫りました。今回はそのウィナーミミやライバル・タワノアヤカが不在だけに巻き返しが期待できます。
 相手はライトアームが有力です。前開催の牡馬限定オープン戦・黒竹特別では鋭く追い込んで2着。年明けのオープン3戦では複勝圏を外さない活躍を続けています。
 その黒竹特別を9番人気で制したのがアアモンドヤマト。勝ち切れない面があった同馬に、テン乗りの西謙一騎手が好騎乗で久々の白星をプレゼントしました。引き続いての手綱だけにここも一発があるかもしれません。

  3月2日(月)のメイン第11レースはひな祭り特別(混合500万円未満)。500万円条件から6頭、400万円条件から4頭が出走します。
 なんといっても注目はギンガリュウセイでしょう。昨年9月以降、自己条件、オールカマーで8連勝を含め、15戦12勝、2着1回、3着2回の好調ぶり。その間には、アローファイター、トカチプリティーらオープン馬に先着した実績もあります。今回は400万円条件への昇級初戦ですが、勢いからしてまだまだ成績を伸ばしていけそうです。
 対する500万円条件勢は、キョウエイボーイコブラダイオーカネミセンショーイッスンボウシと障害巧者揃い。ギンガリュウセイの挑戦を受けて立ちます。

今週の見どころ(2/21〜2/23)

2009年2月20日(金)

 菊池一樹騎手が先週土曜(14日)第1レースでカイセイフィーバーに騎乗し初勝利。これで今年1月にデビューした新人騎手4名全員が勝利を挙げたことになります。同日第10レースでは長澤幸太貝羽智生両騎手がデビュー以来初の新人騎手ワンツーを決め、馬単万馬券を演出するなど、いずれも活躍しています。どうぞ彼らにあたたかい声援をお願いいたします。
 なお今週のスカパー!放送チャンネルは795chとなります。ご注意ください。

 2月21日(土)のメイン第11レースはキタキツネ特別(200万円未満)
 9頭中6頭が12月22日の3歳混合200万円未満に出走。となれば、そのレースで好位抜け出しを決め勝利したアカダケキングが中心です。前開催の白雪賞(4歳オープン)では障害で体力を使い最後一杯になってしまい7着でしたが、格上馬相手に積極的なレースぶり。それまで200万円未満では6戦連続して3着以内をキープしており、自己条件に戻るここは巻き返し必至でしょう。
 3歳重賞路線で活躍した実績馬ウメノタイショウ、すんなり行ければ強いミノルユウセンも有力。
 近走勝ち切れないもののキタノドリーマーは強烈な決め手を誇ります。展開しだいでは一発がありそうです。

 2月22日(日)のメイン第11レースに本年度重賞・特別競走優勝馬によるウィナーズカップが行われます。次週(3月1日)の重賞チャンピオンカップ(本年度重賞優勝馬限定)に出走できないメンバーによる一戦で、オープン7頭、300万円条件2頭の計9頭が出走します。
 オープン勢ではマルミシュンキが筆頭格。今季出走した重賞(ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念)でともに僅差3着の実績はもちろん、スピードでも一枚上の存在です。ただ2走前は障害で気が入らずに、2歳時以来となる複勝圏外(6着)に敗退。巻き返しをかけた前走は勝ったとはいえ障害でヨレてしまうなど、まだ本来のデキではない印象もあります。
 牝馬重賞のヒロインズカップで2着があるエンジュオウカンも実力的に差はありません。
 昨年のこのレースは、人気薄の軽量4歳牝馬(プリンセスモモ、エリザベスライデン)のワンツーで馬連単3万6660円と波乱に終わりました。今年、4歳牝馬はカネヅルが出走。実績的には昨年の両馬とそん色ないだけに、一発の可能性もありそうです。

  2月23日(月)のメイン第11レースにオッズパーク賞・とかち白鳥特別(300万円未満)が行われます。
 スギノディアスは近走障害がひと息ですが、もともとは巧者だけにきっかけひとつで巻き返してきそうです。
 ホクショウドラゴンも近2走こそ大敗していますが、今季300万円未満特別で8戦4連対と実績上位だけにまだ見限れません。
 面白そうなのがハマカツ。昇級2戦目で特別挑戦です。一気に増える負担重量は心配で、相手も強化されますが、大崩れのない走りは魅力です。

<<前へ 159160161162163164165166167168169
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.