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今週の見どころ(9/19〜9/21)

2008年9月18日(木)

 北海道・東北地方では、各地で草ばん馬大会が行われています。この草ばん馬は、伝統的に行われているお祭りですが、来年ばんえい競馬でデビューを目指す1歳馬たちにとっては、プレ能力試験的な意味合いもあります。
 草ばん馬で、将来のスター候補を先物買いというのも、いいかもしれません。

 9月19日(金)のメイン第10レースは長月特別(300万円未満)
 注目は先行力あるアアモンドヤワラ。6月20日のオッズパーク賞十勝岳特別(300万円未満)を制するや、その後の7戦中6戦で3着以内を確保と完全に軌道に乗りました。今回は、前開催の300万円未満・らわんぶき特別(本馬は不出走)上位勢を相手にどんな戦いをみせてくれるか楽しみです。
 そのらわんぶき特別で1着のニシキタカラは、今季300万円未満特別2勝と実績上位。アアモンドヤワラのペースを乱せれば連勝も見えてきます。
 軽量の3、4歳馬が4頭出走でペースは速くなりそう。息の入らない展開となり先行勢が登坂に苦しむようなら、らわんぶき特別2着のコブラダイオーが障害力を生かし押し切る場面もありそうです。
 不気味なのが3歳馬ホクショウジャパン。200万円条件を5戦4勝、2着1回の優秀な成績で突破して、今回が昇級初戦です。同世代のライバル・ライデンロックが、8月22日の300万円未満でアアモンドヤワラを下していることから、いきなり好勝負に持ち込む可能性もあるでしょう。

 9月20日(土)のメイン第11レースは秋天特別(500万円未満)
 グレートサンデーが500万円条件に昇級してきました。昨季、混合700万円未満特別で勝ち負けしていた実績はここに入っても上位だけに、初戦から上位進出の期待がかかります。
 次位争いは大混戦。ミスターセンプーは近2走の500万円未満特別で連続2着と堅実、決め手勝負になればキョクシンオーもヒケを取りません。乾いた馬場のパワー勝負となればコマタイショウや、ストロングペガサスも差のない競馬ができるはずです。

  9月21日(日)のメイン第11レースはポテト特別(オープン)
 ばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったカネサブラックが秋冬の重賞戦線へ向けここから始動します。6月22日の旭川記念5着で、オープン特別、重賞での連続連対が11でストップ。続く7月のオープンを2着して休養に入っていました。ここはきっちり勝って、今後に弾みをつけたいところでしょう。
 末脚切れる牝馬フクイズミも、カネサブラックから離されずに追走できればチャンスがありそう。ホシマツリは前走8月31日のオープンでは障害に苦戦しながらも僅差5着と実力を示しており、ここも上位食い込みが期待できそうです。

今週の見どころ(9/13〜9/15)

2008年9月12日(金)

 今週は、13日(土)〜15日(祝・月)の3日間開催となっておりますのでご注意ください。
 15日には3歳牝馬三冠の第2戦・ばんえいプリンセス賞が行われます。当日、帯広競馬場では「ばんえい十勝レディースデー」として、女性を対象に、ばんえい十勝レディース教室、ばんえい十勝レディースチャレンジなどさまざまな企画が催されます。ぜひこの機会に競馬場へ足をお運びください。

 9月13日(土)のメイン第11レースは十勝芽室コーン炒飯カップ(400万円未満)
 キングシャープは近5走の400万円未満特別で2、1、2、2、2着と安定した成績を残しています。3走前、前々走は第2障害で体勢を崩しながらも勝ち馬とはともに1秒8差に健闘、前走では障害はしっかり修正されていました。障害のキレも戻って、その前走の勝ち馬が昇級となった今回は、惜敗続きにピリオドを打つ可能性が高いでしょう。
 イッスンボウシが相手筆頭。今季400万円未満特別で6走し、うち5走が3着以内と堅実さが光ります。自分のタイミングで障害をクリアできたときは抜群の粘りを発揮します。
 この2頭の一騎打ちが濃厚ですが、一角崩しを狙うのがコーネルフジマルニゼウス。2頭とも前走の4歳重賞・銀河賞で掲示板を確保した実力馬で、4歳馬の10キロ減を生かしたいところです。

 9月14日(日)のメイン第11レースは山鳩賞(オープン)
 ツジノコウフクが実績、近走成績から人気を集めそうですが、レース当日は力のいる馬場になる可能性が高いことから、思い切ってスーパークリントンに期待します。古馬になってからは地味な存在ですが、若駒時代は同世代のナリタボブサップ、カネサブラックらと互角以上の勝負を繰り広げていた実力馬。キレはないものの、じわじわ確実に伸びてくる末脚が武器のこの馬には今回の馬場状態はぴったり。6月22日の旭川記念以来とリフレッシュされての一戦なのも好感が持てます。
 ツジノコウフクがやはり相手として有力ですが、勢いある4歳馬アローファイター、しぶといタケタカラニシキ、重馬場得意な牝馬ギャンブラークインも上位に食い込む可能性があるでしょう。

  9月15日(祝・月)のメイン第11レースは重賞・第32回ばんえいプリンセス賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲のばんえいプリンセス賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに2歳A-1戦が組まれています。
 牡、牝それぞれの2歳特別勝ち馬、ホクショウバンクワタシハスゴイがやはり有力。スギノハリアーは前開催の2歳-A1で逃げ切ってこの2頭を破っていますが、今回は5キロ加増となり、その勝利の真価が問われる一戦となりそうです。

今週の見どころ(9/5〜9/7)

2008年9月 4日(木)

 9月5日(金)〜7日(日)の3日間、帯広競馬場(南側ふれあい広場及び特設コーナー)で「馬耕まつり2008」が行われます。
 『馬と人、絆と誇り これからもずっと伝えていきたい』をテーマに、ばん馬(農耕馬)・農耕の歴史に関する展示や、昔ながらの農機具を使い馬耕を再現する農耕馬の農作業デモンストレーション、馬とのふれあい体験、蹄鉄作りや装蹄などの見学など、盛りだくさんの内容で実施されます。競馬場に足をお運びの際は、こちらにもぜひお立ち寄りください。

 9月5日(金)のメイン第10レースは、第26回ビッグウエイトカップ。オープン、500万円条件、400万円条件の前走出走時の高馬体重馬9頭で争われます。
 トップハンデ725キロから400万円条件700キロまで重量差が25キロしかないのであればオープン勢が順当に力を発揮しそう。なかでも今季重賞2勝など実績上位のナリタボブサップが断然の存在です。
 障害巧者ツジノコウフク、位置取り不問でいい脚を使えるヤマノミントのオープン馬2頭が相手として有力。
 近4走の500万円未満(混合戦含む)で3勝と好調なストロングペガサスは、軽馬場ですんなりハナを奪える展開になれば上位食い込みもありそうです。

 9月6日(土)のメイン第10レースは陸別町開町90周年記念(500万円未満)。出走馬が前日のビッグウエイトカップと分散しやや手薄なメンバー構成となりました。
 注目は紅一点のニシキシャープ。先行力と、障害を降りてからの決め手もあるタイプ。今季は、混合500万円未満での1勝のみですが、近2開催の500万円未満特別で4、1着と活躍しているストロングペガサス(ビッグウエイトカップ出走で今回は不在)と好勝負していた実績があり、この条件の特別初挑戦でも実力はヒケをとりません。
 ミスターセンプーはなかなか勝ち切れないもののここ3開催の同条件特別で2着2回と好調、登坂力上位のトカチタカラは今季500万円未満(混合戦含む)で3勝、スピードあるハヤテショウリキも上位進出が期待できます。

 9月7日(日)のメイン第11レースは重賞・第16回銀河賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲の銀河賞プレビューをご覧ください。

今週の見どころ(8/29〜8/31)

2008年8月28日(木)

 30日(土)は「道新十勝川花火大会」(19:00〜19:50)が行われるため、30日、31日(日)の両日とも、第1レースの発走予定時刻が14:10に繰り上がり、以降のレースの発走時刻も変更となります。詳しいレース発走時刻につきましては、ばんえい十勝ホームページでご確認ください。
 帯広競馬場でも大パノラマで花火をご覧いただけますので、ぜひお出かけください。なお雨天の場合、花火大会は31日に順延となります。

 8月29日(金)のメイン第11レースは、らわんぶき特別(300万円未満)。出走9頭中、前開催の夕焼特別(300万円未満)のメンバーが6頭を占めます。そのレースは、残り30メートルから一騎打ちを繰り広げたライデンロック、アアモンドヤワラが1、2着。障害3番手に続いたコブラダイオーが勝ち馬から8秒9差の3着に入り、4着ニシキタカラ(3着と9秒差)以下はさらに離されました。
 今回は、アアモンドヤワラが同日の世代限定戦に出走で不在、ライデンロックが回避で、コブラダイオーにチャンスがめぐってきました。安定した障害力で今季300万円未満特別2勝目を狙います。
 強力な同型馬不在で今回は楽に先行できそうなニシキタカラが相手として有力。早めに障害をクリアできれば末脚切れるキヨマサ、軽い馬場は向きそうなヤマトチカラも侮れません。

 8月30日(土)のメイン第10レースは道新十勝川花火大会開催記念(400万円未満・18:55発走予定)
 オレワスゴイはこのクラス初戦だった入道雲特別(7月25日)で、1番人気を裏切り10着に敗退。初経験となる680キロ、古馬中堅クラスの厳しい流れなどが影響したかもしれません。前々走の3歳重賞・ばんえい大賞典は再び680キロのトップハンデハンデで惨敗しましたが、前走の3・4歳オープンでは、唯一の3歳馬ながら670キロで障害先頭から2着に健闘しています。今回は680キロを曳くのが3回目、400万円未満特別も2回目で、大きな変わり身が期待できそうです。
 前開催の十勝川特別(400万円未満)を制したイッスンボウシは近5走の同条件特別で3着以内4回、十勝川特別2着のキングシャープも近5走の同条件特別で4連対と堅実な走りをみせており、今回は、この3頭による上位争いとなりそうです。
 力上位のグレートサンデー、障害次第では決め手あるタケノホウシュウの食い込みもありそうです。

 この日の最終第11レース(20:00発走予定)に、3歳以上オープン混合が組まれています。
 オープンから6頭、500万円条件から4頭が出走しますが、このメンバーなら、実績上位のミサイルテンリュウが圧倒しそう。底力あるトモエパワーは不向きな軽量690キロですが、上位進出も期待できるでしょう。
 500万円条件からはアローコマンダーに注目します。このところ大敗続きですが、障害さえまともなら差のない競馬ができるはずです。

  8月31日(日)のメイン第11レースは第1回とかちえぞまつ特別(オープン・20:00発走予定)。前々走シーサイド特別(オープン・馬場水分5.8%)、前走ばんえいグランプリ(馬場水分2.9%)と連戦している馬が5頭いる組み合わせ。今回は、負担重量、馬場状態とも前々走に近い条件となりそうです。
 ホシマツリは、その前々走は障害を先頭でクリアしたものの、フクイズミに差されて2着でした。しかし今回は、フクイズミがそのレースから5キロ加増、ハナ争いのライバル・ニシキダイジンも同じくプラス5キロとなっており、勝利のチャンスでしょう。
 相手筆頭はフクイズミ。軽い馬場で先行勢が止まらない流れになると厳しいですが、今季1度も4着を外していないように、ここも大崩れはなさそうです。
 しぶといタケタカラニシキ、軽馬場得意の追い込み馬ホクショウダイヤや、別路線組では最軽量タイ700キロを生かしたいトカチプリティーも争覇圏です。

今週の見どころ(8/22〜8/24)

2008年8月21日(木)

 今週日曜(24日)には、金沢競馬場でばんえい競馬の場外発売(金沢競馬終了後、第6〜12レースをリレー発売)が行われます。その金沢競馬場では、『ばんえい十勝 in KANAZAWA Horse Park』と題し、安部憲二、山本正彦両騎手(予定)が騎乗してばん馬のソリ曳き実演を行うほか、当情報局の重賞予想でもおなじみの斎藤修、山崎エリカ両氏によるトークショー&場立ち予想会、ばん馬と綱引き大会など数多くのイベントが行われます。近くの方はぜひお立ち寄りください。

 8月22日(金)のメイン第10レースは夕焼特別(300万円未満)
 中心視したいのはコブラダイオー。今季2戦目(5月16日)の勝入混合300万円未満を制して以降、第2障害で崩れるレースが続きましたが、徐々に障害巧者ぶりが復活。近3走の300万円未満では2勝、4着に敗れたレースも勝ち馬(キタノイチオク)からわずか1秒6差に健闘と、目下絶好調といえる近況です。今回も先行しての押し切りに期待できるでしょう。
 今季このクラスで9戦してすべて5着以内と堅実なニシキタカラ、登坂力には定評のあるキタノイチオク、相手なりに走れるアアモンドヤワラらが相手として有力。前走ばんえい大賞典を制したライデンロックは3歳馬の20キロ減があっても690キロですが、能力的に昇級初戦から上位進出が狙えそうです。

 8月23日(土)のメイン第10レースは風鈴特別(オープン混合)
 オープンクラスの7頭中5頭が、7月21日のJRAジョッキーDay特別(オープン)の出走馬。そのレースはほぼ同時に先頭で障害を越えたツジノコウフク、ニシキダイジン、差なく続いたホシマツリによるゴール前追い比べとなり、ホシマツリ、ニシキダイジン(ともにこのレースには不出走)が1、2着。ツジノコウフクが3着に粘り、4着以下はやや離されました。
 注目はそのツジノコウフク。前走シーサイド特別(オープン)こそ、オープン一線級相手で、しかも馬場水分5.8%と不向きな馬場だったこともあり8着でしたが、そのレースを除く近5走のオープンではすべて3着以内に好走しています。今回は乾いた馬場となりそうで、しかもこの相手関係なら負けられないところでしょう。
 ミスターハヤサキも前走(8月9日)オープン混合(1着)のように早めに障害をクリアできればチャンスがありそうです。
 前走ゴールデンホース賞(栗毛馬選抜)を快勝し今回がオープン昇級初戦のバンゼンも争覇圏。500万円条件のライジングサンも能力的に差はありません。

 8月24日(日)のメイン第11レースは第20回はまなす賞(3・4歳オープン)。4歳馬が9頭、3歳馬はオレワスゴイ1頭、オープンから300万円条件までの10頭が出走を予定しています。
 柏林賞3着など、4歳オープン6戦中5戦で3着以内のミサキスペシャル、5月中旬から前々走まで4歳オープン2戦を含め9戦連続連対だったマルニゼウスが近走成績、負担重量からいって人気を集めそうですが、ここはペガサスプリティーに注目します。昨季は3歳牝馬三冠の第2戦・ばんえいプリンセス賞を優勝、白雲賞(2月3日・4歳オープン)では、同重量のミサキスペシャル(2着)からコンマ2秒差3着など世代限定戦で上位を賑わしていました。今季開幕以降、4歳オープン戦には不出走で、最近の力関係が分かりづらいところはありますが、最軽量(タイ)660キロは有利で、確実に使える脚で上位進出が濃厚です。馬場水分4.0%以上では連対率70.8%とメンバー1の軽馬場巧者だけに、当日雨でも降れば、さらに好走の確率が高まります。
 相手はやはりミサキスペシャルマルニゼウスが有力ですが、世代限定戦はもちろん、オープンクラスでも堅実なレースを続けるアローファイターの底力も侮れません。またスピードが生きる馬場なら最軽量(タイ)を生かした牝馬プリンセスモモの先行逃げ切りも一考でしょう。

 この日の第10レースに第21回いちい賞(2歳牝馬オープン)が組まれています。先週の青雲賞は牡馬限定でしたが、今週は牝馬限定戦です。
 牡馬同様こちらも混戦模様。実績上位のサクラエビスワタシハスゴイタワノアヤカが人気を集めそうですが、今回注目したいのはデビューから4戦4連対と勢いに乗るウィナーミミ。前々走の2歳A-2は勝ったワタシハスゴイから1秒2差の2着、前走2歳A-2では先週の青雲賞で3着になったアオノレクサス(1着)と1秒9差2着と、強豪相手に互角の勝負をしています。人気になりそうな3頭より5キロ軽い510キロは有利に映り、初のオープン挑戦を勝利で飾る可能性も十分でしょう。

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