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今週の見どころ(11/8〜11/10)

2008年11月 7日(金)

 11月3日の開催を終えてのジョッキー・リーディングは、藤本匠騎手が98勝を挙げトップを独走しています。
 これまでのシーズン最多勝は00年に坂本東一騎手(現調教師)がマークした173勝ですが、藤本騎手がこのままのペースで勝ち星を重ねていけば、金字塔を打ちたてる可能性もありそうです。

 11月8日(土)のメイン第11レースに、クラブツーリズムカップ(オープン)が行われます。
 注目は4歳馬アローファイター。前開催の霜月特別でオープン昇級後初の連対。障害に苦戦した前々走オープン(9着)から巻き返しました。引き続き重馬場が予想され、前走の勝ち馬不在のここは今季初勝利のチャンスです。
 相手筆頭は霜月特別4着のスーパークリントン。9月の休養明け初戦は、休む前より50キロ近く体重を減らしており最下位でしたが、馬体が戻ってくるとともに成績も上向きです。こちらも今の馬場状態は向きそうで、さらに前進が見込めるでしょう。
 タケタカラニシキは近3走のオープン、オールカマーで2、2、3着と好調維持、トモエパワーの底力にも期待したいところです。

 11月9日(日)のメイン第11レースはレーシングカップ(オープン)
 中心はやはりカネサブラックです。約2カ月の休養明け後3走はオープン2勝、岩見沢記念2着。前開催を回避してここへの出走となりました。次開催(11月30日)に控える北見記念へ向けて落とせない一戦でしょう。
 実績上位のミサイルテンリュウ、逃がすと怖いニシキダイジン、障害巧者ヤマノミント、この重量ならスピードが生かせるホクショウダイヤらによる2着争いがし烈となりそうです。

 この日の第10レースは第15回北央産駒特別。空知、上川、留萌、宗谷管内産の2歳馬によるオープン戦です。
 メンバー中唯一、2歳A-2での連対実績があるライトアームの軸不動です。一線級相手では逃げてゴール前で捕まるレースが続いていますが、この相手関係なら負けられないところでしょう。
 相手筆頭はスターオブドリーム。10月12日の2歳A-3で、逃げ粘るライトアーム(1着)を好位での障害クリアからコンマ8秒差まで追いつめた脚は見どころがありました。
 オープン特別に出走経験のあるジャングルソングも上位争いできそうです。

  11月10日(月)のメイン第11レースは、2008クラブツーリズムカップ(混合500万円未満)。500万円条件の3頭に400万円条件のカップオーが挑む構図です。
 500万円条件の大将格は登坂力上位のトウリュウ。ここは格下馬相手の混合戦だけに、先手を奪っての押し切りが濃厚です。
 キングファラオは決め手自慢、キタノカイザーはここ2走は大敗もそれまでオープン混合、混合500万円未満などで8戦連続掲示板確保の実績があります。
 一方、カップオーの持ち味は先行力。障害しだいのところはありますが、今季、オープン勝入混合2着、勝入混合500万円未満で2連対の実績はここでもヒケを取りません。500万円条件馬との5キロ差を生かしたいところでしょう。

今週の見どころ(11/1〜11/3)

2008年10月31日(金)

 先週、帯広競馬場で行われた「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」では、雌馬の部はベツカイクイーン(根室地区代表・父ダイジャー)、雄馬の部はカツタロー(道南地区代表・父ヒカルセンリュウ)がそれぞれ優勝。来年のデビューが待ち遠しいところです。
 11月3日(祝・月)のメインには、3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。また帯広競馬場では、同日行われるダート競馬の祭典JBCを含む園田競馬の全レースの発売も行われます。

 11月1日(土)のメイン第11レースは霜月特別(オープン)
 格上位なのは前走狩勝特別(10月13日・オープン)組ですが、近走成績がいまいちなのが気がかりです。
 ここは勢いを重視して、ヒロノドラゴンに期待します。近4走の混合500万円未満ではすべて3着以内に好走。今回が昇級初戦ですが、オープンで堅実な成績を残しているツジノコウフクと昨季の世代限定戦で互角に渡り合っていた実績があり、格負けしません。特別戦の負担重量増も障害巧者のこの馬にとっては歓迎材料でしょう。
 相手筆頭はトモエパワー。狩勝特別は不向きな700キロ台前半の負担重量で、道中はしんがり追走も最後はしっかり脚を伸ばし、今回のメンバー中最先着の5着と力はみせました。前走より相手が楽になったここは前進が見込めます。
 同じく相手関係有利で、4歳馬の10キロ減も魅力のアローファイターも上位争いに加わってきそう。乾いた馬場になれば、エメラルドの逃げ、スーパークリントンのじわじわ伸びる末脚がハマる可能性もあります。

 11月2日(日)のメイン第11レースはオータムカップ(オールカマー)
 10月26日のオールカマーの再戦です。そのレースは早めに障害をクリアした3頭による叩き合い。ゴール前でペガサスプリティートカチプリティータケタカラニシキを突き離しました。5.5%と軽い馬場で決め手勝負になりましたが、今回は乾いた馬場が予想されます。上位3頭の重量差は変わらないことから、馬場を問わず力を発揮できるタケタカラニシキに巻き返しが期待できそうです。
 相手は、やはりペガサスプリティートカチプリティーらが有力。前走1番人気に推され4着のホクショウダイヤも障害さえ修正できれば巻き返しが見込めるでしょう。

 この日の第7レースに2歳A-1戦が組まれています。ホクショウバンクの540キロから495キロ(505キロから女性騎手騎乗で10キロ減)の牝馬ウィナーララまで45キロのハンデ差がつきました。
 注目は505キロのサクラエビス。前開催の白菊賞(2歳牝馬オープン)は、好位での障害クリアからいい脚で差を詰め、ゴール線上でストップしたものの4着に健闘しました。このところ早い段階で脱落するレースが続いていましたが、ぎりぎりまで辛抱できたのは調子が戻ってきた証拠でしょう。過去には25キロ差でホクショウバンクを破るなどの実績もあるだけに、今回はさらに上位進出が期待できそうです。
 相手も、白菊賞3着のワタシハスゴイ(510キロ)、2歳A-3、2歳勝入戦を連勝と復調してきたライトアーム(525キロ)ら軽量馬が有力でしょう。

  11月3日(祝・月)のメイン第11レースは重賞・ばんえい菊花賞です。このレースは別掲のばんえい菊花賞プレビューをご覧ください。

今週の見どころ(10/25〜10/27)

2008年10月24日(金)

 いよいよデー開催が開幕。今週からは原則、土曜〜月曜の3日間となりますのでご注意ください。発走予定時刻は第1レース11:00、メインレース16:25となっています。なお開催日により変更となる場合がありますので、ばんえい十勝公式HPなどでご確認ください。
 ところで、10月25日(土)、26日(日)の2日間、帯広競馬場で、「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」が行われます。これは各地の草ばんばで優秀な成績を残した1歳馬たちが一同に会しナンバー1を決めるもの。近年の優勝馬には、ホクショウジャパン(06年雄の部)コーネルフジ(05年雄の部)などのビッグネームが並びます(07年は実施見送り)。将来のスター候補たちにも熱い声援をお願いいたします。

 10月25日(土)のメイン第11レースは秋陽特別(500万円未満・16:30発走予定)。前開催もみじ特別(500万円未満)のほぼ再戦です。
 そのもみじ特別は馬場水分4.2%(天候:晴)のわりに時計のかかる馬場で、ヨコハマイサムが障害先頭から粘り込みました。今回は、木曜夜から続く降雨のため、前走よりはスピード重視の馬場状態となりそうです。
 となれば、メンバー1の軽馬場巧者キタノカイザーの出番。今季は400万円条件での2勝だけですが、オープン勝入混合(9月7日)でミサイルテンリュウの僅差3着に健闘するなど、19戦して掲示板を外したのが4回だけと相手を問わない堅実な成績を残しています。
 決め手あるグレートサンデーミスターセンプーも軽い馬場は歓迎材料。もみじ特別の雪辱なるか注目です。

 10月26日(日)のメイン第11レースは日勝特別(オープン・16:30発走予定)
 ここは岩見沢記念(10月5日)を制したフクイズミが実績、実力とも抜けています。10キロ増となりますが、カネサブラック、ナリタボブサップが不在では負けられないところでしょう。
 前開催の狩勝特別(オープン)を障害先頭から楽勝したミサイルテンリュウが相手候補筆頭。雨の影響が残る馬場状態ならホシマツリがスピードで押し切る可能性もあるでしょう。

  10月27日(月)のメイン第11レースは深秋特別(400万円未満)
 近2開催の400万円未満特別は、ともにコブラダイオーイッスンボウシによる決着。今回もメンバー的にさほど変化がないだけに、この2頭による上位争いが濃厚でしょう。
 4歳馬コーネルフジは近2開催の同条件特別でともに3着に健闘。決め手勝負になると厳しいですが、早めの仕掛けで粘れれば、2頭を脅かす可能性は十分でしょう。
 同じく4歳のミサキスペシャルは今回が400万円未満特別初挑戦。世代限定戦ではコーネルフジと差のない競馬をしており、いきなりの上位食い込みもありそうです。

今週の見どころ(10/17〜10/19)

2008年10月16日(木)

 5月9日よりスタートしたナイトレースも、いよいよ今週の開催でラスト。19日(日)のメインには4歳牝馬による重賞・クインカップが組まれており、好メンバー10頭が出走を予定しています。
 18日(土)、19日(日)の2日間、帯広競馬場では「とかちばん馬まつり」が行われます。メインの人間ばん馬をはじめ、多彩なイベントが予定されています。なおこの2日間、競馬場への入場料は無料となりますので、ぜひお誘いあわせのうえお出かけください。

 10月17日(金)のメイン第11レースは、とかち人間ばんばレース特別(400万円未満)
 コブラダイオーは昇級初戦となった前開催のほうせんか特別(9月27日・400万円未満)を勝利し、3戦連続連対です。もともとは登坂力で勝負するタイプですが、障害で崩れても末脚でカバーできるようになってきたことが安定感につながっているようです。極端に軽い馬場にならなければ、前走と同じ715キロで出走できるここも有力視できるでしょう。
 イッスンボウシもここ4走の400万円未満では3、3、2、1着と安定度では負けていません。やはり相手筆頭はこの馬でしょう。
 ユウシテンザンは前走混合400万円未満で果敢に逃げ、見せ場十分の3着に健闘。4歳馬の10キロ減は有利なコーネルフジも争覇圏です。

  10月18日(土)のメイン第11レースは、2008とかちばん馬まつり特別(オープン)
 岩見沢記念を快勝したフクイズミ、同3着ナリタボブサップが出走を回避。となれば、同2着のカネサブラックが順当勝ちを決めてくれるでしょう。トップハンデ740キロは気になりますが、ここに入れば力上位は明らかです。
 焦点は2着争いに絞られそうです。
 最軽量710キロのトカチプリティーは今季初勝利後の前走オープン(10月13日)でも3着健闘と好調だけに、今回も上位進出が期待できそうです。
 バンゼンは、前走マロニエ賞(9月28日)では障害3番手から抜け出してオープン2勝目。3走前のオープン勝ちがフロックでないことを証明しました。このメンバーならすんなり先手を取れそうなニシキダイジンも有力。馬場が軽くなればホクショウダイヤの追い込みが決まるかもしれません。

 10月19日(日)のメイン第11レースは重賞・第33回クインカップ(4歳牝馬)です。このレースは別掲のクインカッププレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに芙蓉特別(2歳牡馬オープン)が組まれています。
 問題は実績馬ホクショウバンクの取捨です。青雲賞(8月16日)、ナナカマド賞(9月28日)と特別、重賞勝ちを含め世代で唯一の5勝馬ですが、これまで牡馬相手では最大5キロ差のハンデを曳いた経験しかありません。今回は一気にハンデ差が15キロに開くことで苦戦が予想されます。
 キンノカミは、ナナカマド賞では障害を先頭で越えたものの踏ん張りがきかず5着。とはいえ牡馬ではホクショウバンクに次ぐ着順で、今回は負担重量的にも有利になりました。
 スギノハリアーはナナカマド賞では障害で後手を踏んで8着も、実力的には巻き返してきて不思議ありません。
 ナナカマド賞(7着)は好位から伸び切れなかったアオノレクサスも負担重量が軽くなるここはチャンスあり。競り合いになると強いコウドウフジも侮れません。

今週の見どころ(10/11〜10/13)

2008年10月10日(金)

 今週は連休にあわせて11日(土)〜13日(祝・月)の3日間開催となりますのでご注意ください。
 12日(日)、13日(祝・月)の2日間は、当情報局の重賞予想でもおなじみの矢野吉彦アナウンサーを帯広競馬場に迎え、「矢野吉彦アナと楽しむ・ばんえい十勝ナイトレース」として、騎手とのトークショー(12日)、ばんえい馬券教室(12日)、場立ち予想会(13日)ほか多彩なイベントが行われる予定です。ぜひ競馬場へ足をお運びください。

 10月11日(土)のメイン第11レースは、もみじ特別(500万円未満)
 前開催の野菊特別(500万円未満)はグレートサンデーが2着以下を突き放して勝利。このクラスでは決め手上位だけに、障害を先頭で越えられては他馬に出番はありませんでした。今回はその前走のほぼ再戦だけに、引き続き期待できるでしょう。
 野菊特別で1番人気に支持されたキングシャープは4着に敗退。珍しく障害に手こずりましたが、それでも三腰でまとめ接戦の2着争いに加わってきたところは元オープン馬の底力を感じさせました。
 前走は2.8%とやや乾いた馬場でしたが、スピードが生きる馬場ならミスターセンプーキョクシンオーキングファラオら末脚自慢の巻き返しも考えられます。

 10月12日(日)のメイン第11レースは、オッズパーク杯第2回秋桜賞(3歳オープン)。クラス別定重量で争われ、400万円条件のオレワスゴイ(690キロ)から200万円条件の牝馬2頭(640キロ)まで上下50キロのハンデ差がつきました。
 3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典(8月10日)を障害先頭から押し切ったライデンロックが実力的には最右翼ですが、685キロは気になるところ。
 ここは最軽量640キロの牝馬ウィナーナナに期待。ライデンロックとは20キロ差でほぼ互角の戦いを繰り広げていました。ばんえい大賞典(4着)では離されましたが、今回は重量差が25キロひろがって45キロとなることで有利にレースを運べそうです。
 同じく640キロの牝馬カネヅル、牝馬二冠の実力馬で655キロのニシキエースも有力でしょう。
 ばんえい大賞典3着のカイセテンザンも能力差はありません。660キロは有利ですが、近2走の200万円未満がともに第2障害で大きく体勢を崩しての最下位では狙いにくいところです。

  10月13日(祝・月)のメイン第11レースは狩勝特別(オープン)
 注目したいのは4歳馬アローファイター。昨季は3歳三冠のばんえいダービーを制した実力馬です。今季は開幕からオープンに格付けされ、未勝利ですが、前開催のマロニエ賞(9月28日)で古馬オープン(混合戦除く)で初の馬券圏(3着)に健闘しました。今回は岩見沢記念組が参戦してきますが、そのレースで離されて負けた馬が多くそれほど相手強化した感はありません。減っていた馬体重も戻ってきており、障害を越えてのふんばりがきけば、さらに前進が見込めるはずです。
 オープン特別では安定して上位に入っているツジノコウフクトカチプリティーや、近走好調なミスターハヤサキらが相手候補でしょう。

 この日の第10レースに第33回白菊賞(2歳牝馬オープン)が組まれています。
 ワタシハスゴイは前開催の重賞ナナカマド賞では牝馬最先着の2着。この世代の牝馬では目下アタマひとつ抜けた存在です。今回は5キロ差のトップハンデを曳きますが、メンバー中6頭が出走していた2歳牝馬オープン・いちい賞(8月24日)でも同じ5キロ差のトップハンデで勝利しており心配ないでしょう。
 相手筆頭はタワノアヤカ。ナナカマド賞3着後の前走(10月5日)2歳A-2を圧勝しています。
 ウィナーミミはいちい賞では鋭く追い込んでワタシハスゴイから僅差2着に健闘。同馬を2歳A-2(9月21日)で退けたイレマルリュウジンも争覇圏でしょう。

 

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