今週のばんえい帯広競馬は、通常の土曜~月曜の開催ではなく、23日(祝・金)~25日(日)の3日間開催となっておりますのでご注意ください。
25日のメインには古馬一線級が揃った重賞・第28回北見記念も行われますので、どうぞお楽しみに。
11月23日(祝・金)のメイン第11レースはオッズパーク賞(混合700万円未満)です。
ホクショウダイヤは、今季同条件で8戦して複勝圏を外したのが2回だけと堅実な成績を残しています。700万円条件への昇級で10キロ増が懸念された前開催の霜柱特別も、グレートサンデー(1着)との差は詰められなかったものの、障害2番手クリアから3番手以下の追い上げを完封する盤石のレースぶり。昇級でグレートサンデーが抜けた今回はチャンスでしょう。
本来の先行力が戻りここ2走を2、3着と好調なハヤテショウリキが相手筆頭。今回600万円条件への昇級戦も登坂力に優るライジングサン、障害さえスムーズならアローコマンダー、トウリュウも差はありません。
この日の第10レースに2歳馬による第28回北見産駒特別(網走管内産駒選抜)が行われます。
中心視したいのはリードムサシ。ナナカマド賞4着をはじめ2歳A1戦で、オレワスゴイ、ウメノタイショウらと好勝負を繰り広げている実績は出走馬中ナンバー1だけに、今回は断然の期待です。
前走のいちい賞(2歳牝馬オープン)で2着のプリンセスビジンや、2歳A2級での健闘光るカイセテンザン、7月の2歳A1級で3着に好走したニシキボスらが相手でしょう。
11月24日(土)のメイン第11レースは網走湖特別(500万円未満)です。
自己条件に戻ったエメラルドは、前走の牝馬オープン・レディースカップ(4着)では、さすがにフクイズミ、トカチプリティーとは離されましたが、障害2番手からギャンブラークイン、スターエンジェルと大接戦の3着争いを演じました。ハンデ差はあったとはいえ格上馬を相手に一歩もヒケを取らなかったレースぶりは好感が持てます。4走前の500万円未満も差し切っており、今回も勝ち負けは必至です。
キョクシンオーも今年8月にはこのクラスで連勝の実績があり有力。前開催の同条件戦で1着のテンカは障害のカカリが戻ったいまなら連勝も可能でしょう。
怖いのは3歳馬シベチャタイガー。前走ばんえい菊花賞で初重賞制覇を飾り360万円条件から飛び級でクラスを上げてきました。昇級初戦で、前走からさらに15キロプラスの715キロと重量的には厳しいですが、目下の勢いからは侮れません。
11月25日(日)のメイン第11レースは重賞・第28回北見記念(16:30発走予定)です。このレースは別掲(後日掲載予定)の北見記念プレビューをご覧ください。