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今週の見どころ(7/4〜7/6)

 今週より帯広競馬場内に、昨年も好評だったばんえい十勝ビアガーデンがオープンします。生ビールとジンギスカンを味わいながらレース観戦などいかがでしょうか?
 さて福山競馬場では、6日(日)にばんえい競馬の場外発売(※福山競馬開催終了後にリレー発売)が、そして7日(月)には地方全国交流重賞・オッズパークグランプリ2008が行われます。それらを記念して、福山競馬場では、5日(土)〜7日の3日間、『ばんえい十勝in福山競馬』として様々なイベントが行われます。ばん馬によるそり実演や、ばん馬との記念撮影、ばん馬とのふれあいコーナー、ばんえい競馬トークショーなども予定されていますので、お近くの方はぜひ足をお運びください。

 7月4日(金)のメイン第11レースは文月特別(400万円未満)
 前開催のエルム特別(400万円未満)は、先頭で障害をクリアしたイッスンボウシとこれに続いたグレートサンデー、人気を集めたこの2頭が残り30メートルから一騎打ちを展開。残り10メートルでクビほど前に出たグレートサンデーがその差を最後まで守り抜きました。そのレースの再戦模様の今回も両馬の中心は揺るがないでしょう。
 怖いのは前開催は世代限定オープン戦に出走していた4歳馬2頭。
 コーネルフジは5月16日のばんえい青葉特別(400万円未満)で、僅差3着に入った実績があります。
 プリンセスモモは400万円条件に昇級初戦だった2開催前(6月13日)の士幌高原特別は、追走に手一杯で8着(2番人気)でしたが、クラス2走目の今回はペースにも慣れ変わり身に期待できます。コーネルフジとは世代限定戦で好勝負していた実績も心強いところです。
 なにがなんでも行きたい馬もおらず、レースの流れは落ち着きそう。決め手比べになれば、キングファラオシンザンウィークらの台頭もありそうです。

 7月5日(土)のメイン第11レースは七夕特別(オープン)
 6頭が2開催前の涼風特別(オープン)に出走していました。注目は今回のメンバー中、そこで最先着の2着だったホクショウダイヤ。今季は初戦のばんえい十勝オッズパーク杯4着をはじめ、オープン一線級に混じって、豪快な末脚を武器に勝ち馬とそれほど差のない戦いを繰り広げています。前開催のせせらぎ特別(オープン)は離された9着でしたが、第2障害で転倒してしまったため参考外。今回は巻き返しに期待できるでしょう。
 相手は、せせらぎ特別で3、4着のツジノコウフクニシキセンプーが有力。旭川記念では惨敗しましたが、相手関係が楽になったことでトモエパワーにもチャンスがありそうです。

 7月6日(日)のメイン第11レースは第2回とかちダービー(3歳オープン)。200万円条件が650キロ、120万円条件が640キロ(牝馬20キロ減)で8頭が出走します。
 注目は、昨年12月のヤングチャンピオンを制しているホクショウジャパン。そのレースでは最大35キロ差のトップハンデをものともせず、今回も出走しているウィナーナナニシキボスリードムサシライデンロックらを退けました。その後の別定戦ではハンデとの戦いが続き、定量戦の重賞・イレネー記念(3月9日)では第2障害で転倒してしまうなどもあり勝ち星から遠ざかっています。今回は、ヤングチャンピオン以降では、(イレネー記念を除き)他馬との最大ハンデ差がもっとも少なくなっており、巻き返しに期待。8月10日に行われる3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典に向けて沽券を示しておきたいところです。
 相手は、3歳牝馬三冠の初戦・黒ユリ賞(6月15日)で2着のウィナーナナや、3月23日の若草特別(3歳オープン)勝ちのあるライデンロック、イレネー記念2着のニシキボスらが有力でしょう。

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