7月11日(金)は、ラリー北海道・セレモニアルスタートが帯広競馬場で行われる関係で、発走時刻が、第1レースは13:45、最終でメインの第11レースが19:20に繰り上がっておりますのでご注意ください。
またこの日は、笠松競馬場でばんえい競馬の場外発売(笠松競馬終了後にリレー発売)が行われます。その笠松競馬場では『ばんえい十勝in笠松競馬』として、ばん馬のデモンストレーション、ばん馬とのふれあいコーナー、ばん馬との綱引き大会、ばんえい場立ち予想会などさまざまなイベントが行われます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
7月11日のメイン第11レースは芦毛馬選抜による第2回白夜賞(19:20発走予定)。オープンから200万円条件までの9頭が集まりました。
注目はオープンの牝馬2頭、ニシキユウとフクイズミ。
このところめきめき力をつけているのがニシキユウ。牝馬重賞・カーネーションカップ(5月11日)では、同重量のフクイズミらを退けて優勝しています。その後はオープン一線級を相手に8、8、5着ですが、勝ち馬とは10秒差前後にまとめています。相手関係が楽になった今回、軽ハンデ馬との兼ね合いはありますが、すんなり先行できれば勝機もみえてきます。
フクイズミは昨年のこのレースの覇者。前走の重賞・旭川記念では750キロを曳き2着に追い込んでいますが、障害にやや不安がある同馬にとって690キロに減量されるのはプラス材料です。実績的には最上位で、ニシキユウからあまり離されずに追走し、決め手比べに持ち込みたいところです。
もしどちらかが障害に苦戦するようなら、昨年のこのレース2着のトウリュウ、前走400万円未満を快勝し勢いに乗るホワイトオーザンの食い込みがあるかもしれません。
7月12日(土)のメイン第11レースは楽天競馬水・土・日1%還元特別(500万円未満)。前開催の同条件戦・ムーンライト特別は障害を先頭で越えたトカチタカラが2番手から追ってきたライジングサンとの大接戦を制しました。
このクラスは毎回勝ち馬が変わる混戦ですが、今回中心視したいのはハマナカキング。5月4日の混合500万円未満は障害で体勢を崩し10着でしたが、その後は400万円未満、500万円未満で4戦2勝、2着1回と立て直してきました。昨季、オープン混合で勝ち負けしていた実力は折り紙つきで、ここも上位進出が期待できます。
決め手上位のキョクシンオー、アローコマンダー、今季この条件(混合戦含む)で6戦して3着以内4回と安定感あるコマタイショウ、先行力あるヒロノドラゴン、そして前開催を制したトカチタカラなど相手も多彩で、今回も好レースは必至です。
7月13日(日)のメイン第11レースは北海道競馬記者クラブ特別(オープン)。
ここは前走旭川記念組が中心となりそう。そのレースは、持ち前の登坂力で障害をひと腰クリアのナリタボブサップがそのまま逃げ切り勝ち。残り30メートルで2番手に上がったマルミシュンキを中位から追い込んだフクイズミがゴール線上できっちり差し切って2着で、3着にマルミシュンキ、以下やや離されてミサイルテンリュウ、カネサブラックという着順でした。
今回は2着のフクイズミが金曜の白夜賞にまわって不在だけに、ナリタボブサップ、マルミシュンキによる一騎打ちが濃厚でしょう。
一角崩し候補も、ミサイルテンリュウ、カネサブラックら旭川記念上位馬に絞られそうです。
一発がありそうなのはヤマノミント。近2走のオープンは9、10着ですが、3走前のオープンではナリタボブサップ、マルミシュンキから少差の3着に入っています。スピードならオープン一線級相手でも通用するものを持っており、障害さえまともなら差のない競馬ができるはずです。
この日の第6レースに2歳A-1戦が組まれています。 ここ2回の2歳A-1戦はともにホクショウバンク、タワノアヤカによる決着でしたが、今回はタワノアヤカが回避。収得賞金の関係でホクショウバンクは5キロ増となりますが、他馬との実力差を考えても不安はなく相手探しの一戦でしょう。ライトアーム、キンノカミが2着候補です。