1月19日終了現在のジョッキーリーディングは、藤本匠騎手が143勝を挙げ、2位の松田道明騎手に20勝差をつけ独走しています。これまでのばんえいの年間最多勝は坂本東一騎手(現調教師)が2000年度に記録した173勝ですが、その更新が十分に狙える数字で、今後の騎乗ぶりも注目されます。
なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709chとなりますので、ご注意ください。
1月24日(土)のメイン第11レースは愛国特別(混合500万円未満)。
ここは近3走の500万円未満特別(混合戦含む)ですべて僅差3着のコブラダイオーに期待します。そのうちの2戦の勝ち馬はカネミセンショーですが、今回は昇級と賞金ハンデなどにより25キロ増での出走。対するコブラダイオーが10キロ増と有利なため十分に逆転が見込めるでしょう。
面白そうなのが昨年の3歳牝馬三冠馬ニシキエース。前走の牝馬混合400万円未満では離れた障害3番手から差し切って勝利し、400万円条件でやっていける目途が立ちました。今回は未経験の725キロで格上馬相手と条件は楽ではありませんが、好走できれば今後に楽しみが広がります。
1月25日(日)のメイン第11レースはウインターカップ(オールカマー)。オープンから3頭、500万円条件から2頭、400万円条件から1頭、300万円条件から3頭が出走。オープンのバンゼン(720キロ)から、300万円条件の4歳牝馬カネヅル(660キロ)まで上下60キロのハンデ差がつきました。
実績からすれば、前走で重賞を制しているオープンの2頭、トカチプリティー(700キロ・ヒロインズカップ勝ち馬)、アローファイター(710キロ・天馬賞勝ち馬)が有利でしょう。とはいえ、ハンデ差と好枠を生かせれば、昨年のばんえいダービ2着の実績馬カイセテンザン(670キロ)、前走5歳300万円未満を押し切って今季12勝目を挙げた絶好調ギンガリュウセイ(680キロ)らがつけ入る余地もありそうです。
1月26日(月)のメイン第11レースは銀嶺特別(オープン)。前開催の睦月特別(オープン)のメンバー中5頭が参戦してきました。
その睦月特別で2着のホクトキングは持ち前の障害力を発揮し、近4走のオープンですべて連対と好調です。前走と比べてメンバーは骨っぽくなりましたが、ここも上位を狙っていけそうです。
先行力あるヒロノドラゴン、オープン混合、勝入混合オープンと連勝で上り調子のニシキセンプーも侮れないところです。