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今週の見どころ(2/7〜2/9)

 2月5日、都内目黒雅叙園にてNARグランプリ2008の表彰式が行われ、ばんえい最優秀馬に選ばれたナリタボブサップを管理する大友栄人調教師が関係者を代表してトロフィーを受け取りました。ナリタボブサップは今季も旭川記念、北斗賞とすでに重賞を2勝。3月29日の大一番ばんえい記念に向けて、今後のローテーションが注目されます。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709chとなりますのでご注意ください。

 2月7日(土)のメイン第11レースは北斗七星特別(オープン)
 ここは前開催の銀嶺特別(オープン)を1番人気で僅差4着のニシキユウに注目します。その銀嶺特別は障害巧者が揃った一戦。ニシキユウは先行力を生かし先頭で第2障害をクリアしたものの、後続も続々と障害を越え、最後は飲み込まれてしまいました。今回は近走障害に不安を抱える馬が多い組み合わせで、馬場(前走馬場水分6.0%)も重くなりそう。この馬向きの流れが見込めるだけに、巻き返しが期待できそうです。
 相手筆頭は、オープンで5戦連続連対中のホクトキング。銀嶺特別(2着)から負担重量の加増がないだけにここも勝ち負けでしょう。
 ひと開催空けて調整されたマルミシュンキも実績上位だけに侮れないところ。前走節分特別(オープン)は障害を越えて粘れなかったエンジュオウカンも相手関係が楽になったここは上位争いに食い込んでくること必至です。

 2月8日(日)のメイン第11レースはダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)。1月4日の5歳限定重賞・天馬賞の再戦となりました。
 なおこのダイヤモンドダスト賞と第10レース白雪賞(4歳オープン)の上位馬が、来週日曜のポプラ賞(4・5歳オープン)へ出走します。
 注目は牝馬ニシキガール。天馬賞2着後のヒロインズカップは古馬牝馬一線級の洗礼をうけ9着でしたが、続く混合500万円未満では1、2着に好走。4歳時は不本意なレースが続いたものの、3歳時にはばんえいオークスを制している実力馬の復活を思わせる近況です。課題の障害も安定。実績、好調度からして最軽量710キロは断然有利だけにここは逃げきりを決めてくれそうです。
 天馬賞圧勝のアローファイター、ヒロインズカップではニシキガールに先着(3着)しているペガサスプリティー、天馬賞は障害で苦戦し4着もその後立て直されたホッカイヒカルらが相手として有力でしょう。

 この日の第10レースに白雪賞(4歳オープン)が行われます。
 キタノメイゲツは3歳牝馬三冠で4、3、3着と堅実な成績を残しました。特に定量戦の三冠目・ばんえいオークスはハイペースで馬群を引っ張っての3着と、格上馬相手でも互角にやれることを証明しています。自己条件(200万円未満)ではひと息のレースが続きますが、障害力が武器だけに荷物を積まれる特別戦なら変わり身を見せてくれるはず。他馬より30〜85キロも軽いハンデからいっても好勝負に持ち込みそうです。
 ライデンロックは1月3日の4歳オープンでは最大50キロ差のトップハンデを課せられながらも僅差4着に追いこんで地力上位をアピール。その4歳オープンで3着に好走したオレワスゴイや、力をつけているアカダケキングも争覇圏でしょう。

 この日の第9レースは黒竹特別(3歳牡馬オープン)。次週(2月15日)に3歳牝馬の重賞・バレンタインカップが行われる関係で、牡馬のみの特別戦が編成されました。
 トップハンデのホクショウバンを除けば、各馬5キロ以内のハンデ差に落ち着きました。期待したいのはコウドウフジ。前走3歳勝入A-2・3ではハナを奪うとそのまま逃走。2着ヤマトジャイナーに18秒8もの差をつけ、昨年10月以来となる白星を挙げました。相手なりに駆ける堅実さがウリですが、この勝利で勢いづいた今回はどんなレースをみせてくれるでしょうか。
 年が明けて3歳オープン特別を制しているライトアームアオノレクサス、スピード比べになれば強いスギノハリアーも差はありません。重賞2勝と実績断然のホクショウバンクは25キロ差のハンデが克服できるかがカギです。

  2月9日(月)のメイン第11レースは立春特別(500万円未満)。 ここは近2走の混合500万円未満、愛国特別(混合500万円未満)で5、4着と調子を上げているミスターセンプーに注目します。昨年10月後半以降は障害で苦戦の連続でしたが、夏には500万円未満特別で3戦連続連対するなどこのクラスでの実績は文句なし。もともと決め手あるタイプだけに、障害のキレが戻ってきた今なら勝ち負けになって不思議ありません。
 前走きさらぎ特別(混合500万円未満)を押し切ったキョウエイボーイ、このクラスの上位安定勢力ヨコハマイサム、障害巧者のカネミセンショーコブラダイオーも有力でしょう。

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