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今週の見どころ(1/17〜1/19)

2009年1月16日(金)

 1月1日付で騎手免許を取得した4名の新人騎手が先週デビューし、長澤幸太騎手が騎乗初戦となった1月10日第4レースをいきなり勝利するなど、計3勝を挙げる活躍ぶり。ほかの3名も勝利こそならなかったもののデビュー戦で馬券に絡む健闘をみせています。新人騎手(通算50勝未満)には平場戦で10キロ減量の特典があることから、今後も騎乗ぶりには注目したいところです。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは709chとなります。ご注意ください。

 1月17日(土)のメイン第11レースは氷柱特別(300万円未満)。前開催の迎春特別(300万円未満)から7頭が出走してきました。
 ここはその迎春特別に不出走だったホシタロウに注目します。近3走の300万円未満ではすべて3着以内、3走前には迎春特別の勝ち馬スギノディアスと同重量で差のないレースをするなど、好調さが目立つ近況です。昨年12月に300万円未満特別に挑戦したときは5、7着だっただけに、障害しだいという条件はつきますが、ここも勝って不思議ない実力の持ち主です。
 迎春特別を制したスギノディアスはその前走から5キロ増が課題。逆に同レース2着のホクショウドラゴンは同重量で臨めるだけに巻き返しが期待できそう。主戦の尾ヶ瀬馨騎手に戻ったロングトップも好勝負できるでしょう。
 なお長澤幸太騎手がこのレースで特別初騎乗を飾ります。手綱をとるキタノイチオクは近走やや精彩を欠いていますが、新人らしい思い切ったレースを期待したいところです。

 1月18日(日)のメイン第11レースは柏林馬事公苑特別(オープン)
 カネサブラックは前走帯広記念3着をはじめオープンで崩れない走りをみせています。ライバル・ナリタボブサップが近走本調子でないだけに、ここはどんな勝ち方をするかに注目です。
 焦点は次位争い。近走は軽い重量のレースのほうが結果が出ているミサイルテンリュウ、走りに柔軟性が出てきたスーパークリントンの2頭はカネサブラックより10キロ軽い負担重量が魅力。ナリタボブサップも地力で2着争いには加わってきそうです。

 この日の第10レースにはジャニュアリー特別(3歳オープン)が行われます。
 595キロのキタノタイショウから560キロの牝馬イレマルリュウジンサクラエビスまで上下35キロ差のハンデがつきました。実績上位なのは重賞ヤングチャンピオンシップで2着があるキタノタイショウですが、これだけハンデを負っていると強気にはなれません。
 ここはサクラエビスに注目します。このところ勝ち切れないレースが続きますが、差し馬だけに展開に左右されるのは仕方のないところ。オープン特別で一度も掲示板を外していない実績のわりに560キロは有利だけに、久々勝利のチャンスといえるでしょう。
 目下同世代牝馬で最多6勝を誇るタワノアヤカ(570キロ)、安定感抜群のワタシハスゴイ(565キロ)、前走特別初勝利で勢いに乗るイレマルリュウジンら軽ハンデの牝馬が相手として有力です。

  1月19日(月)のメイン第11レースに樹氷特別(200万円未満)が行われます。
 組まれることが少ない条件の特別戦だけに能力比較が難しいところですが、昨年の3歳三冠で上位入着した実績がある2頭、好位から安定した差し脚を繰り出すウメノタイショウ、叩き合いに持ち込めば負けない根性の馬マルモスペシャルに注目します。今年は4歳三冠でも活躍が期待される両馬だけに、このクラスで立ち止まるわけにはいきません。

今週の見どころ(1/10〜1/12)

2009年1月 9日(金)

 年末年始の連続開催が終了し、今週から土曜・日曜・月曜の通常開催に戻ります。12日(祝・月)のメインには、4歳以上牝馬による重賞・第19回ヒロインズカップが行われます。また新人騎手4名がいよいよデビューと、今週も見どころ満載となりそうです。
 なお今週のスカパー!の放送チャンネルは795chとなりますのでご注意ください。

 1月10日(土)のメイン第11レースは霧氷特別(混合500万円未満)。1月3日のばんえい十勝金杯(混合500万円未満)、1月4日の5歳限定重賞・天馬賞出走馬の対決です。
 ばんえい十勝金杯を制したカネミセンショーはこれで3戦連続連対と絶好調。障害力を生かし、好位から抜け出す安定した取り口が光ります。前走と変わらない725キロだけに連勝が狙えそうです。
 ホッカイヒカルは天馬賞では後方から早めに押し上げるも障害で苦戦したのが響いて4着。しかし課題のスタートは決まっており、障害さえ立て直せれば上位争いに加わってくるでしょう。
 コブラダイオーはばんえい十勝金杯ではトップハンデでしたが僅差3着と底力を見せました。先行力あるアアモンドヤワラも天馬賞(7着)より負担重量が軽くなることで見直しが必要です。

 1月11日(日)のメイン第11レースは睦月特別(オープン)
 1月5日の平場オープン1、2着馬、ホクトキングマルミシュンキの再戦です。オープンで2連勝中のホクトキングは障害巧者で、特別の重量増は歓迎材料。前走平場オープンが約半年ぶりだったマルミシュンキは出走レースを絞っているだけに、出てくるからには毎回が勝負。ここも上位争い必至でしょう。
 オープン特別で好走を続けるホシマツリがこの2頭に割って入れるかといったところです。

 1月12日(祝・月)のメイン第11レースに重賞・第19回ヒロインズカップ(16:30発走予定)が行われます。このレースは別掲のヒロインズカッププレビューをご覧ください。

正月開催・後半戦の見どころ(1/3〜1/5)

2009年1月 3日(土)

 正月のばんえい競馬も5日(月)まで残り3日間。後半戦では、4日(日)に、4歳(明け5歳)三冠の最終戦・第2回天馬賞が行われます。
 ところで、1月1日付で、貝羽(かいわ)智生(19歳・大友栄人厩舎)、菊池一樹(22歳・大橋和則厩舎)、長澤幸太(20歳・服部義幸厩舎)、林義直(21歳・今井茂雅厩舎)の新人騎手4名が誕生しました。3日(土)にお披露目(13:20ころと13:55ころの2回)がありますので、帯広競馬場パドック横表彰台前にお集まりください。
 なおこの3日間のスカパー!の放送チャンネルは795chとなっています。

 1月3日(土)のメイン第11レースばんえい十勝金杯(混合500万円未満・16:40発走予定)
 前開催(12月22日)のサンタクロース特別(500万円未満・馬場水分6.5%)は、ペガサスプリティー、キョクシンオーと軽馬場巧者のワンツーでしたが、レースの流れをつくっていたのはコブラダイオー。トップハンデながら僅差3着に粘り込み底力を示しました。今回は、好位抜け出しを決め勝利した11月15日の七五三特別(混合500万円未満・馬場水分2.4%)のほぼ再戦。馬場水分は前走より落ち着きそうなだけに、巻き返しは必至でしょう。
 カネミセンショーは近5走の混合500万円未満、400万円未満特別で4連対と勢いに乗っているだけにここも好走は必至。七五三特別3着のイッスンボウシも上位進出が期待できそうです。

  1月4日(日)のメイン第11レースは重賞・第2回天馬賞(16:30発走予定)。このレースは別掲の天馬賞プレビューをご覧ください。

 1月5日(月)のメイン第11レースに迎春特別(300万円未満・16:25発走予定)が行われます。
 ここは、前走白馬賞(芦毛限定)でオープン馬を破って勢いに乗るロングトップに期待。人気薄での好走が目立ちますが、楽に逃がすとしぶとい脚を使います。
 近7走の300万円未満で5連対と好調なスギノディアス、強烈な決め手を誇り復活気配のホクショウドラゴン、テンが速いキタノイチオクらも差はありません。 

正月開催・前半戦の見どころ(1/1・1/2)

2008年12月31日(水)

 正月のばんえい競馬は、1月1日(祝・木)〜5日(月)の連続5日間。前半戦では2日(金)のメイン第10レースに古馬BG1・第31回帯広記念が行われます。
 その帯広記念は全国発売が実施されます。当日、川崎競馬場では、ばんえいの基礎知識&帯広記念の予想トークショーが行われます。出演は、競馬評論家の須田鷹雄さん、矢野吉彦アナ、競馬キャスターの荘司典子さんで、12:55ころ、14:25ころの2回が予定されています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
 なおこの2日間のスカパー!の放送チャンネルは795chとなっていますのでご注意ください。

 1月1日(祝・木)のメイン第11レースはニューイヤーカップ(混合500万円未満・16:40発走予定)。500万円条件から4頭、400万円条件から5頭が出走します。
 注目は400万円条件のタケノホウシュウ。メンバー中5頭が出走していた12月13日の勝入混合500万円未満では、最軽量のオレワスゴイには突き放されたものの3着以下を6秒4ちぎって2着。オープン経験馬の底力を示しています。
 イケダガッツは500万円未満特別では勝ち切れないものの、相手が楽になったここは当然有力視できる存在。同じく近走500万円未満でいまひとつのトウリュウキングファラオも巻き返してきて不思議ありません。

 1月2日(金)のメイン第10レースは重賞・第31回帯広記念(16:20発走予定)。このレースは別掲の帯広記念プレビューをご覧ください。

 この日の第11レースにオッズパーク賞・新春特別(3歳オープン・16:55発走予定)が行われます。
 ここは実力牝馬2頭に注目します。重賞ナナカマド賞2着馬ワタシハスゴイは好位から堅実な脚を使うタイプ。若駒特別(2歳オープン)2着があるサクラエビスは牝馬らしい切れ味が武器です。今回と同じ5キロ差で近走両馬はほぼ互角の戦いを繰り広げており、ここも好勝負を演じてくれそうです。
 牡馬の有力馬はコウドウフジ。前走若駒特別は8着でしたが勝ち馬とは5秒7差と着順ほどは負けていません。

今週の見どころ(12/27・12/28、12/30)

2008年12月26日(金)

 年末年始のばんえい競馬は変則日程で、年内は12月27日(土)、28日(日)、30日(火)の開催。ばんえいダービーが行われる28日、ヤングチャンピオンシップが行われる30日は年末プチナイターとして実施。発走予定時刻が通常と変更になっています。
 ところで30日、大井競馬場のふるさとコーナー(正門2階)では「ばんえい十勝年末プチナイター場立ち予想会」を行います。出演は矢野吉彦アナ、元高崎競馬騎手の赤見千尋さん、競馬アナリストの斎藤修さん、競馬評論家の須田鷹雄さんほかで、時間は14:00〜17:20頃を予定しています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
 なおスカパー!の放送チャンネルは27、28日が709ch、30日が795chとなりますのでご注意ください。

 12月27日(土)のメイン第11レースは十勝おおぞら特別(400万円未満)
 前開催のアンタレス特別(400万円未満)を快勝し500万円条件に昇級したペガサスプリティーはその初戦を圧勝しました。ここは同馬と近走の世代限定戦で互角の戦いを繰り広げていたアアモンドヤワラに注目します。テンが速く障害もキレているだけに、滅多なことでは崩れなそうな雰囲気があります。今回は昇級初戦ですが互角以上の勝負が期待できそう。4歳馬の番組賞金順では10番目だけに、次開催(1月4日)にひかえる重賞・天馬賞(明け5歳限定)への出走を確実にするためにもきっちり賞金を加算しておきたいところです。
 この条件の上位安定勢力イッスンボウシが相手筆頭。スピード自慢の4歳馬マルニゼウス、調子が上向きの実力馬タケノホウシュウ、メンバー中でアンタレス特別最先着(4着)のカネミセンショーも好勝負が期待できそうです。

 12月28日(日)のメイン第11レースは重賞・第37回ばんえいダービー(17:25発走予定)。このレースは別掲のばんえいダービープレビューをご覧ください。

  12月30日(火)のメイン第11レースは重賞・第10回ヤングチャンピオンシップ(16:45発走予定)です。このレースは別掲のヤングチャンピオンシッププレビューをご覧ください。

 この日の最終第12レース(17:20発走予定)にオッズパーク賞'08ファイナルカップ(オープン)が行われます。
 ホクショウダイヤは12月23日のオープン特別では、好位で障害を越えると自慢の末脚でナリタボブサップを競り落として勝利。ヤマノミントは12月21日のオープンでカネサブラックの僅差2着に健闘しています。1月2日の帯広記念でも人気を集めそうなナリタボブサップ、カネサブラックと前走で大接戦を繰り広げた2頭がここでは力上位でしょう。
 オープンの牡馬一線級と好勝負を続ける牝馬トカチプリティーも相手が楽になったことでチャンスがありそうです。

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