ゴールデンウイーク開催の3日間は、競馬場に今年も「ふわふわランド」が登場します。
また今週は、4月12日の第1回能力検査で好時計を出した2歳馬たちが続々デビュー予定。一番時計(1分46秒1)をマークしたレットダイヤ(牡、松井浩文厩舎)と牝馬トップタイム(1分57秒1)のアオノラブチャン(金田勇厩舎 ※能検時の名前はキタノオジロワシ)が4日(祝・月)に、2番時計(1分51秒6)のバカヂカラ(牡、尾ケ瀬富雄厩舎)は2日(土)第2レースにエントリーしています。将来を嘱望される若駒たちの初戦にご注目ください。
5月2日(土)のメイン第11レースはスーパージョッキー賞(オールカマー・16:50発走予定)。昨年度のリーディング上位騎手による選抜戦です。
4月25日第10レース(オールカマー)の再戦。その前走はハマナカキングが障害先頭から後続を突き放し、昨年8月以来の実戦を白星で飾りました。休養をはさんで5連勝中の勢いをここにつなげたいところです。
今回は特別戦で、各馬20キロずつ負担重量が加増されています。馬場も乾きそうなだけに、前走2着のヤマノミントにとっては障害力を生かせる舞台となり、逆転まで考えられそう。同じことがキョウエイボーイ(前走4着)、トウリュウ(同5着)にもいえ、上位争いは混戦となりそうです。
5月3日(祝・日)のメイン第11レースは大雪賞(オープン混合・17:00発走予定)。オープンから7頭、450万円条件から3頭が出走します。
ここはアローファイターに注目。昨季、スーパークリントン、ホクショウダイヤらオープン一線級と互角にわたりあってきた実力はこのメンバーなら格上でしょう。
次位争いは混戦です。アローファイターと世代限定戦で好勝負のシベチャタイガーや、すんなり逃げればニシキユウの残り目も考えられます。ナカゼンスピードは障害が安定しないもののきっちり末脚を使えるようになりました。
大口泰史騎手とのコンビでは掲示板を外していないエメラルド、重馬場得意のニシキガールも最軽量だけに侮れないところです。
5月4日(祝・月)のメイン第11レースはすずらん賞(4歳オープン・17:20発走予定)。
2月8日の白雪賞(4歳オープン)のメンバー10頭中6頭が出走しています。そのレースでライデンロックはトップハンデを課せられながら障害を先頭でクリア。ゴール前、マルモスペシャルの急襲にあったものの僅差2着を確保しました。ばんえい大賞典、ばんえいダービーを制し、チャンピオンカップでも見せ場を作った世代ナンバー1馬だけに、当時45キロあった差が30キロに縮まるここは逆転必至でしょう。
相手はもちろんマルモスペシャルが筆頭格。3歳牝馬三冠に輝いたニシキエースも白雪賞(3着)より重量的に有利になっており、2頭との差を詰めてきそうです。
白雪賞は9着もその後巻き返し、5連勝で昨季を締めくくったウメノタイショウも侮れません。