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今週の見どころ(11/21~11/23)

  今年最後の3連休である11月21日(土)~23日(祝・月)の帯広競馬場はイベントが満載。十勝のおいしいものが勢ぞろいする「ばんえい十勝まんぷく味覚まつり」(21、22日)や、「ばんえい十勝ゆるキャラ選手権」(23日)などが行われます。
 なお今週より本走路のヒーティングシステムが稼働します。このところ軽めの馬場状態が多かったものの、これによりばんえい競馬らしいパワフルなレースに期待が持てそうです。

 11月21日(土)のメイン第11レースはサロマ湖特別(450万円未満・16:50発走予定)
 近2回の同条件特別はともにホクトキングニシキセンプーによるワンツーでした。23日(祝・月)に4歳オープンが組まれた関係で、今回は、難敵オレワスゴイ、ウメノタイショウが不在と、メンバーに恵まれました。三たび一騎打ちを繰り広げそうです。
 割って入るとすればエンジュオウカンでしょう。5月以来だった前走レディースカップ(牝馬オープン)では無難に障害をまとめ僅差4着。重賞5勝の実績はここでは群を抜いているだけに、前述両馬とのハンデ差をいかせれば差のない戦いができるでしょう。
 前走オープン混合で3着に好走したアアモンドヤワラも争覇圏です。

 11月22日(日)のメイン第11レースは知床賞(オープン・16:50発走予定)。オープンでも番組賞金順で下位のメンバーによる一戦です。
 マルミシュンキは休養明け後、450万円条件で2連勝しオープン復帰を決めました。6歳にしてまだ35戦と、レースを選んで使われています。現在オープンで五本の指に入る強豪ホクショウダイヤを、過去には世代限定戦で圧倒していた実績もあり、ここに入れば、断然の存在といえるでしょう。
 ギャンブラークインは平場、特別でのスピード勝負にはめっぽう強くここも上位をうかがう存在。ギンガリュウセイはオープン一線級相手の近2走は掲示板外も、今回とほぼ同メンバーの3走前では勝利しています。同じく相手が楽になったことでヤマノミントバンゼンが食い込むチャンスもありそうです。

 この日の第10レースに、ばんえい甲子園の予選第3弾・釧路産駒特別(2歳産地限定)が組まれています。釧路、根室地区産駒による限定戦。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、アローファイター(07年ばんえいダービー、09年天馬賞)、シベチャタイガー(07年ばんえい菊花賞、08年銀河賞)などが挙げられます。
 ここは2歳-A2で勝利があるホクショウシャネルトレジャーハンターが中心となりそう。8月に行われたいちい賞(2歳牝馬オープン)で2、3着のシルクロードヒカルワンダーも上位をうかがう存在。キタノオーロラは実績的には劣勢ですが、シベチャタイガーの全弟という血統に魅力を感じます。

 11月23日(祝・月)のメイン第11レースにイルミネーションカップ(4歳オープン・16:55発走予定)が行われます。 オープン720キロから、1格付下がるごとに10キロ減(牝馬はさらに20キロ減)という別定重量戦。ライデンロックの720キロから、270万円条件の牝馬ユーファンタジーの670キロまで50キロ差がつきました。
 中心はユーファンタジー。2走前のクインカップ(4歳牝馬限定)で重賞初制覇を飾ると、古馬牝馬オープンクラスと初対戦だった前走レディースカップでも僅差2着と飛ぶ鳥を落とす勢いです。以前は、後方から差して届かずといったレース続きでしたが、最近では、先行できるパワーがついたことで、余裕を持って差し切れるようになり、成績も上位で安定してきました。負担重量的にも断然有利なだけに、負けられないところでしょう。
 同じく決め手自慢で近走大崩れがないフレイムスワロー、7走連続3着以内と好調なキンセイモンの両馬も、このところめきめき力をつけている印象。今回の690キロは有利でしょう。
 各馬が成長し、実力差が縮まってくる4歳秋だけに、重いハンデのライデンロックオレワスゴイウメノタイショウらにとっては厳しい戦いとなりそうです。

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