今週の3日間で今季のナイトレースが終了。その最終日21日(祝・月)のメインには3歳牝馬による重賞・第33回ばんえいプリンセス賞が組まれています。当日は、帯広競馬場でさまざまなイベントが行われますのでぜひご来場ください。
20日(日)、21日には福山競馬場でばんえい競馬の場外発売が行われます。こちらも場内では、矢野吉彦アナと山崎エリカさんによるばんえい十勝トークショー&場立ち予想会や、ばん馬デモンストレーションほか盛りだくさんのイベントが予定されています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
9月19日(土)のメイン第11レースにファイナルナイト賞(270万円未満・20:00発走予定)が行われます。
能力拮抗のメンバー構成で混戦が予想されますが、近走の安定感からスギノディアスに期待します。270万円未満特別への出走となった近5走で3、1、4、3、3着。第2障害を越えた順位のままゴールすることも多い馬ですが、じりじりとですが、末脚を使えるようになったことが成長を感じさせます。ここも大崩れは考えにくいでしょう。
フレイムスワローは決め手が武器。ここ3走の世代限定戦では不本意な結果でしたが、それまで270万円未満特別では僅差の4、2着に健闘していました。軽い馬場のほうが得意ですが、自己条件に戻っての巻き返しに期待したいところです。
近2走は惨敗のアサヒセンショウは障害さえまともなら差のない戦いができるはず。障害巧者のホシタロウ、軽量と先行力魅力のダイヤオーザクインも争覇圏です。
9月20日(日)のメイン第11レースは山鳩賞(オープン混合・20:00発走予定)。コーネルフジが450万円未満混合で1勝を挙げている以外は、すべて今季未勝利馬という組み合わせです。
スーパークリントンは夏負けが長引いているようで、好調時の行きっぷりがまだ戻ってきません。とはいえ障害が崩れているわけではなく、相手関係的には負けられないところでしょう。
450万円未満格付で10キロ軽いヨコハマイサムは近5走の自己条件とオープン混合で6、6、3、8、8着ですが、着順ほど負けていません。このメンバーなら互角の戦いができるはずです。
底力があるトモエパワーも重馬場を味方に上位に食い込む可能性がありそう。涼しくなって馬体が戻ってきたアローファイターにも注目でしょう。
この日の第5レースに2歳A-1が組まれています。次開催の重賞・ナナカマド賞の前哨戦です。 全馬別定5キロずつ加増されハンデ差がつかないため、実力どおりの決着が予想されます。牡馬では8月16日の青雲賞(牡馬オープン)で接戦の2着争いを演じたハクバオウジ、レットダイヤ、ミスタートカチ、ホクショウバトル、牝馬では8月23日のいちい賞(牝馬オープン)を制したメンコイワタシが有力でしょう。
9月21日(祝・月)のメイン第11レースは重賞・第33回ばんえいプリンセス賞(20:05発走予定)です。このレースは別掲のばんえいプリンセス賞プレビューをご覧ください。