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今週の見どころ(12/19~12/21)

2009年12月18日(金)

 先週日曜はばんえいオークスが行われワタシハスゴイが勝利しました。来週日曜(12月27日)はばんえいダービー、30日(水)にはヤングチャンピオンシップ、年が明けて1月2日(土)は帯広記念、3日(日)には天馬賞が予定されています。ビッグレースの狭間の今週の開催ですが、20日(日)のメインには帯広記念前最後のオープン1組特別が組まれており、本番を占ううえで目が離せません。

 12月19日(土)のメイン第11レースはサホロ特別(450万円未満・16:50発走予定)
 混戦模様ですが、いちおうの中心はエンジュオウカン。前走11月29日のオープン決勝混合こそ第2障害で崩れ、離された9着でしたが、もともとは障害巧者だけに立て直しは可能。自己条件に戻るここは巻き返しが期待できそうです。ただこのところ、重賞のカーネーションカップを制した今年上半期のような勢いが感じられないのは気になります。
 イッスンボウシは450万円条件昇級後5、3、1着と調子を上げています。特に2走前(11月29日・オープン決勝混合)は、オープン格付のギャンブラークイン、マルミシュンキとの競り合いからゴール前わずかに遅れただけの大健闘。前走は450万円条件のシリウス特別で逃げ切っています。
 シリウス特別4着のウメノタイショウは、続く前走12月13日のオープン決勝混合でギャンブラークイン(4着)らを相手に差し切り勝ちを決めており、この条件なら力上位の存在です。
 ほか、ムラな面はあるものの実力ではヒケをとらないグレートサンデー、シリウス特別5着で障害巧者のトカチタカラ、この条件の特別では着順ほど負けていないオレワスゴイも争覇圏です。

 12月20日(日)のメイン第11レースにはホワイトクリスマス賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・師走特別のほぼ再戦です。ニシキダイジンはそのレースで2着。第2障害先頭クリアから、ホクショウダイヤ(1着)の決め手に屈したものの、ホクトキング(3着)の追い込みはしりぞけました。馬場水分(6.5%)のわりに時計がかかったことが幸いしたようですが、今回は得意の重馬場が予想されることで勝利への期待が高まります。
 ホクトキングは師走特別がオープン復帰初戦でした。過去、重賞は苦戦傾向も、オープンの特別・平場では崩れの少ないタイプだっただけに、ここも侮れません。オープンの特別・平場では展開を作れるホクショウダイヤも引き続き注目でしょう。
 またまた追い込み届かずで4着のフクイズミは障害次第で浮上してくるはず。1番人気を裏切り5着のナリタボブサップは連戦の疲れが気になるところ。当日の気配に注目です。

 この日の第2レースに2歳A-1が組まれています。
 十勝産駒特別1~3着馬、南北海道産駒特別1、2着馬、釧路産駒特別1、3着馬、北見産駒特別1着馬が参戦と、12月30日に行われるヤングチャンピオンシップの前哨戦の様相です。
 実力・実績では重賞のナナカマド賞を制し、前走十勝産駒特別も勝利したテンマデトドケが断然ですが、別定25キロ増の克服が課題となりそう。同じ前走で僅差3着のハクバオウジが重量差を生かして逆転もあるでしょう。
 釧路産駒特別3着のホクショウシャネル、南北海道産駒特別2着のダイリンビューティは、その後2歳A-1(A-2との混合戦含む)で勝利と力をつけており、上位進出へ期待が持てそうです。

  12月21日(月)のメイン第11レースはサンタクロース特別(180万円未満・16:50発走予定)
 ここは目下2連勝と波に乗る2頭による争いが濃厚です。
 カイセフジは180万円条件昇級後2連勝中。長くいい脚を使えるタイプで、ここも一気に突き抜ける圧巻のレースが期待できそうです。
 一方のオーゴンプリンセスは安定した障害力が持ち味。早めに第2障害を越え、カイセフジの末脚に対抗したいところです。
 実力どおりに走れば、前走アルデバラン特別(180万円未満決勝)1着のホリセンショウ、12月13日の180万円未満決勝でカイセフジと接戦を演じたハマクリシンザンも侮れないところ。しかし今回、ホリセンショウは前走から15キロ増、ハマクリシンザンは見習騎手起用の減量がないなど、負担重量面で不利になっており、一角崩しまでは難しそうです。

今週の見どころ(12/12~12/14)

2009年12月11日(金)

 12月13日(日)のメインには、ばんえい3歳牝馬三冠の最終戦・第34回ばんえいオークスが行われます。昨年はニシキエースが圧巻の逃げ切りでこのレースを制し、牝馬三冠に輝きましたが、今年は打って変わって混戦模様です。
 なお当日帯広競馬場では、ばんえいオークス記念抽選会などのイベントが予定されています。

 12月12日(土)のメイン第11レースはアンタレス特別(270万円未満・16:50発走予定)。前開催の同条件戦・能取湖特別1着のアサヒセンショウと同レースに不出走だった4歳勢という争いです。
 アサヒセンショウは能取湖特別ではゴール前4頭の叩き合いを制しています。今回はその2~4着馬が不在。負担重量も変わらないだけに、引き続き好勝負の期待が高まります。
 4歳勢のなかではキンセイモンが筆頭格。前開催に行われた4歳オープンの2戦、イルミネーションカップで2着、オープン決勝では1着とともに好成績を収めました。もともと決め手には定評がありましたが、近走、障害のキレも申しぶんなく、ここも上位争い必至でしょう。
 前開催はキンセイモンと同じ2レースを使われ3、4着だったフレイムスワローも有力です。
 障害巧者のプリンセスミントは能取湖特別では5着だったとはいえ、アサヒセンショウからわずか2秒3差。能力的に差はありません。

 12月13日(日)のメイン第11レースは第34回ばんえいオークス(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえいオークスプレビューをご覧ください。

 12月14日(月)のメイン第11レースにアルデバラン特別(180万円未満決勝・16:50発走予定) が行われます。12月5日第7レースと6日第6レースの上位馬による一戦です。
 ここは重量的に有利な3歳馬2頭による争いが予想されます。
 前走6日第6レースで2着だったのがキンノカミ。ツメが甘いところはありますが、同じ前走の勝ち馬スギノハリアーが出走取消したことで俄然有利になった印象です。
 トモエエーカンは5日第7レースの1着馬。初の670キロがやや心配ですが、キンノカミより5キロ軽いのが魅力。連勝の可能性も十分でしょう。
 

今週の見どころ(12/5~12/7)

2009年12月 4日(金)

 5週にわたって熱戦を繰り広げてきた「ばんえい甲子園」も、12月6日(日)第10レースに行われる十勝産駒特別が最終戦です。今年の同産駒は、世代最初の重賞・ナナカマド賞で掲示板を独占するなど、例年以上にハイレベル。ここを勝った馬が、2歳チャンピオンにもっとも近いとみてよさそうです。

 12月5日(土)のメイン第11レースにシリウス特別(450万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・サロマ湖特別で2着のトカチタカラに期待します。その前走は、第2障害3番手から、圧倒的1番人気のエンジュオウカンを猛追しゴール線上でとらえ、逃げ切った現オープン馬ホクトキングからもわずか4秒4差という好内容でした。障害力が武器で、このクラスの特別では7戦してすべて掲示板確保の安定感も魅力。ホクトキングもエンジュオウカンもいないここは勝利で決めたいところでしょう。
 障害のキレで負けていないのがトウリュウ。サロマ湖特別4着をはじめ、このところ大崩れがありません。ただこちらはやや決め脚を欠く面があり、勝ち切るまでは微妙なところです。
 この条件の上位安定勢力ニシキセンプーや、前開催は4歳オープンに出走したウメノタイショウオレワスゴイの両馬、前走オープン決勝混合で3着と健闘したイッスンボウシも差はありません。

 12月6日(日)のメイン第11レースは師走特別(オープン・16:50発走予定)
 ナリタボブサップは前走北見記念でコンマ2秒差の2着。第2障害先頭から粘り込みをはかりましたが、最後はカネサブラックの決め脚に屈しました。今年の9月以降、そのカネサブラック以外には負けておらず、同馬不在のここは勝利が期待できます。
 ホクショウダイヤはオープン特別で2走続けてナリタボブサップの僅差2着に敗れています。道中流れに乗って得意の決め手勝負に持ち込み、逆転といきたいところです。
 フクイズミはこのところオープン1組戦では、差し届かずのレースが続いています。しかし、障害と流れ次第では決め手がさく裂するシーンも十分期待できそうです。

 この日の第10レースに、ばんえい甲子園第5戦・十勝産駒特別(2歳産地限定)が行われます。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、キタノタイショウ(09年イレネー記念、ばんえい菊花賞)、オレワスゴイ(08年イレネー記念)などが挙げられます。
 9月27日のナナカマド賞の上位再戦です。テンマデトドケはそのレースを制し、ひと息入ったあとの前走2歳A-1もトップハンデをものともせず豪快に差し切って勝利。混戦といわれる今年の2歳世代でアタマひとつ抜け出した感があります。
 ナナカマド賞でゴール前激戦を繰り広げたミスタートカチホクショウバトルハクバオウジも展開次第で逆転が狙えそうです。

 12月7日(月)のメイン第11レースはオリオン特別(350万円未満・16:50発走予定)
 ここは障害巧者のホクショウバンクに期待します。前開催の同条件戦・網走湖特別を早め先頭から押し切って勝利。今回はその前走のメンバー9頭中8頭が参戦(2着馬のみ不出走)と再戦模様なだけに、中心は動きそうにありません 。
 この条件の特別では大崩れが少ないキョウエイボーイマックスセンプーホクショウドラゴンも押さえが必要です。

今週の見どころ(11/28~11/30)

2009年11月27日(金)

 11月29日(日)のメインは第30回北見記念。ばんえい競馬の古馬四大記念競走の第3弾です。ちなみに第1弾・旭川記念はフクイズミ、第2弾・岩見沢記念はカネサブラックが勝利しています。正月に行われる第4弾・帯広記念、そして年度末の大一番・ばんえい記念を展望するうえで絶対に見逃せないレースです。どうぞお楽しみに。

 11月28日(土)のメイン第11レースに網走湖特別(350万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 ここは3歳馬ホクショウバンクが中心でしょう。昇級初戦の前々走で快勝すると、前走の450万円未満決勝混合(11月16日)では、現オープン馬のマルミシュンキとデッドヒートの末、僅差2着に入っています。今回は障害しだいという馬が多い組み合わせだけに、登坂力に勝るこの馬が勝利で決めてくれそうです。
 相手争いは混戦ですが、近走成績が安定しているアグリミズキ、末脚確実なホクショウドラゴンが上位。実績上位のキョウエイボーイや、マックスセンプーも展開ひとつで差のないところ。昇級初戦のスギノディアスも見劣りしません。

 11月29日(日)のメイン第11レースは第30回北見記念(16:55発走予定)です。このレースは別掲の北見記念プレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに、ばんえい甲子園第4弾・北見産駒特別(2歳産地限定)が組まれています。網走地区産駒による限定戦。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、ニシキガール(07年黒ユリ賞、ばんえいオークス)、ホクショウバンク(08年ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ)などが挙げられます。
 実績で筆頭格なのがミサイルキング。2歳A-2での勝利があり、前走初の2歳A-1でも3着に食い込んでいます。
 2歳A-2で大崩れがないアウルメンバーが相手筆頭。前走ミサイルキングと僅差の6着だったミントヒッパルゾー、相性がいい鈴木恵介騎手に手綱が戻ったスーパートップヒメも争覇圏です。

  11月30日(月)のメイン第11レースは能取湖特別(270万円未満・16:50発走予定)。前開催の同条件戦・初雪特別の1、2、5着馬以外がすべて出走してきました。
  アオノレクスは初雪特別では1番人気で6着でしたが、勝ち馬と3秒5差、今回のメンバー中最先着の3着だったコトブキライアンとはわずかコンマ9秒差でした。障害のキレは悪くなかっただけに十分に巻き返せるはずです。
  同レースでは、いい脚で追い込んで4着に食い込んだアサヒセンショウも有力でしょう。
  ライデンヒーローは初雪特別が約3カ月の休養明け初戦でしたが、マイナス19キロと馬体重を減らしており、9着に敗れました。このクラスでの実績では上位なだけに、馬体が回復すれば上位争いに加わりそうです。。
  他路線組からは、近2走で1、2着と好調なアアモンドヤマトが有力。久々の特別挑戦となるキングファラオも上のクラスでも通用する決め手があるだけに、障害次第では、先行馬たちをごぼう抜きするシーンがあるかもしれません。

今週の見どころ(11/21~11/23)

2009年11月20日(金)

  今年最後の3連休である11月21日(土)~23日(祝・月)の帯広競馬場はイベントが満載。十勝のおいしいものが勢ぞろいする「ばんえい十勝まんぷく味覚まつり」(21、22日)や、「ばんえい十勝ゆるキャラ選手権」(23日)などが行われます。
 なお今週より本走路のヒーティングシステムが稼働します。このところ軽めの馬場状態が多かったものの、これによりばんえい競馬らしいパワフルなレースに期待が持てそうです。

 11月21日(土)のメイン第11レースはサロマ湖特別(450万円未満・16:50発走予定)
 近2回の同条件特別はともにホクトキングニシキセンプーによるワンツーでした。23日(祝・月)に4歳オープンが組まれた関係で、今回は、難敵オレワスゴイ、ウメノタイショウが不在と、メンバーに恵まれました。三たび一騎打ちを繰り広げそうです。
 割って入るとすればエンジュオウカンでしょう。5月以来だった前走レディースカップ(牝馬オープン)では無難に障害をまとめ僅差4着。重賞5勝の実績はここでは群を抜いているだけに、前述両馬とのハンデ差をいかせれば差のない戦いができるでしょう。
 前走オープン混合で3着に好走したアアモンドヤワラも争覇圏です。

 11月22日(日)のメイン第11レースは知床賞(オープン・16:50発走予定)。オープンでも番組賞金順で下位のメンバーによる一戦です。
 マルミシュンキは休養明け後、450万円条件で2連勝しオープン復帰を決めました。6歳にしてまだ35戦と、レースを選んで使われています。現在オープンで五本の指に入る強豪ホクショウダイヤを、過去には世代限定戦で圧倒していた実績もあり、ここに入れば、断然の存在といえるでしょう。
 ギャンブラークインは平場、特別でのスピード勝負にはめっぽう強くここも上位をうかがう存在。ギンガリュウセイはオープン一線級相手の近2走は掲示板外も、今回とほぼ同メンバーの3走前では勝利しています。同じく相手が楽になったことでヤマノミントバンゼンが食い込むチャンスもありそうです。

 この日の第10レースに、ばんえい甲子園の予選第3弾・釧路産駒特別(2歳産地限定)が組まれています。釧路、根室地区産駒による限定戦。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、アローファイター(07年ばんえいダービー、09年天馬賞)、シベチャタイガー(07年ばんえい菊花賞、08年銀河賞)などが挙げられます。
 ここは2歳-A2で勝利があるホクショウシャネルトレジャーハンターが中心となりそう。8月に行われたいちい賞(2歳牝馬オープン)で2、3着のシルクロードヒカルワンダーも上位をうかがう存在。キタノオーロラは実績的には劣勢ですが、シベチャタイガーの全弟という血統に魅力を感じます。

 11月23日(祝・月)のメイン第11レースにイルミネーションカップ(4歳オープン・16:55発走予定)が行われます。 オープン720キロから、1格付下がるごとに10キロ減(牝馬はさらに20キロ減)という別定重量戦。ライデンロックの720キロから、270万円条件の牝馬ユーファンタジーの670キロまで50キロ差がつきました。
 中心はユーファンタジー。2走前のクインカップ(4歳牝馬限定)で重賞初制覇を飾ると、古馬牝馬オープンクラスと初対戦だった前走レディースカップでも僅差2着と飛ぶ鳥を落とす勢いです。以前は、後方から差して届かずといったレース続きでしたが、最近では、先行できるパワーがついたことで、余裕を持って差し切れるようになり、成績も上位で安定してきました。負担重量的にも断然有利なだけに、負けられないところでしょう。
 同じく決め手自慢で近走大崩れがないフレイムスワロー、7走連続3着以内と好調なキンセイモンの両馬も、このところめきめき力をつけている印象。今回の690キロは有利でしょう。
 各馬が成長し、実力差が縮まってくる4歳秋だけに、重いハンデのライデンロックオレワスゴイウメノタイショウらにとっては厳しい戦いとなりそうです。
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