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今週の見どころ(7/3~7/5)

2010年7月 2日(金)

 7月4日(日)のメインは白夜賞。夏と冬、年に2回行われる芦毛馬限定の特別戦です。先日の旭川記念で2連覇を達成したフクイズミや、昨年3歳三冠で活躍したアオノレクサスなど毛色だけではなく実力でも注目を集める8頭が集結しました。また今週より帯広競馬場に、ナイター開催恒例の「ばんえい十勝ビアガーデン」もオープンします。競馬場で、場外施設で、そしてオッズパーク投票で、今週もばんえい十勝をお楽しみください。

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 7月3日(土)のメイン第11レースはサホロ特別(オープン-1組・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、8頭すべてがオープンです。
 6月20日の旭川記念組が6頭、なかでも今回のメンバー中で最先着の2着だったカネサブラックが中心でしょう。ばんえい十勝オッズパーク杯、そして旭川記念と今季2戦はともに2着に敗れていますが、前々走はトップハンデ、前走は展開が向かなかったと敗因はハッキリしています。次開催(7月18日)の北斗賞へ向けて、ここはきっちり勝利で決めたいところでしょう。
 相手は、旭川記念では逃げてゴール寸前まで粘って3着のニシキダイジン、同7着も710キロならスピードが生かせるライデンロックが有力。旭川記念では、カネサブラックらに先に第2障害を越えられ、なすすべもなく5着に敗れたナリタボブサップも巻き返しを期します。

 7月4日(日)のメイン第11レースは白夜賞(芦毛馬選抜混合・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン1頭、320万円未満2頭、250万円未満2頭、200万円未満3頭です。8頭中、今年1月に行われた同じ芦毛馬選抜・白馬賞の出走馬が6頭を占めます。
 唯一のオープン馬フクイズミが貫録をみせつけそうです。白馬賞は3着でしたが、他馬が当時と同重量~40キロ減なのに対し、この馬だけが45キロ減と有利になりました。07年、昨年に続くこのレース3勝目が濃厚でしょう。
 白馬賞は9着だったトウリュウは今季初戦で勝利し、その後勝てないまでもすべて勝ち馬と10秒前後以内の差に健闘と好調ぶりをうかがわせます。この白夜賞では、07年2着、08年1着、09年4着と相性がよく、今年も上位が狙えそうです。
 白馬賞2着のアオノレクサスは昨季3歳三冠で活躍した実績馬。同5着のニシキユウもすんなり先手を奪えるようなら最軽量だけに侮れません。
 白馬賞不出走組では、キョウワテンリュウに注目。今季開幕から9戦して7連対、3着2回と波に乗っています。障害次第のところはありますが、675キロなら苦にしなさそうです。

  7月5日(月)のメイン第11レースはアポイ岳特別(A1・A2級決勝混合)。6月27日第9レース(A2級-1組)、同日第10レース(A1級-1組)の上位馬による一戦です。出走馬の重量区分は、400万円未満2頭、320万円未満3頭、250万円未満5頭となっています。
 注目はタケタカラニシキ。今季2連勝後の前走A2級-1組は4着でしたが、3頭による接戦の2着争いからわずかに遅れただけと、内容は悪くありませんでした。昨季8戦しかしていないように、順調に使えないのが悩みですが、08年シーズンにはオープンで勝ち星をマークし、今年のばんえい記念にも出走している実績は今回のメンバーに入れば断然といえます。
 前走A1級-1組を制したクロフネオーザンは障害力に加え、抜群の決め手も持っています。近3戦で2、1、1着の勢いに乗りたいところでしょう。
 面白そうなのが同じ前走で5着だったミノルタイソン。障害さえスムーズなら最後までしっかり歩ける脚があります。ハマれば10番人気で2着に粘った前々走のオープン・A1級混合特別の再現もありそうです。

今週の見どころ(6/26~6/28)

2010年6月25日(金)

 6月26日(土)のメインには、オッズパーク杯・ヤングジョッキー賞が行われます。騎手免許取得年が新しい順(同じ取得年の場合は、年齢の若い騎手優先)9名(1頭出走取消)による選抜戦。フレッシュな顔ぶれによる好レースが期待されます。なお、このレースに騎乗する騎手のインタビュー動画がオッズパークサイトにて公開中です。また、翌27日(日)メインは4歳馬による重賞・柏林賞。3歳重賞での実績馬、4歳になって頭角を現してきた上がり馬が勢ぞろいし、混戦ムードが漂います。どちらもお見逃しなく。

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 6月26日(土)のメイン第11レースはオッズパーク杯・ヤングジョッキー賞(騎手指定選抜・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、320万円未満から100万円未満までとなっています。
 浅田達矢騎手がこのレース連覇の可能性十分といえます。今回騎乗するインフイニティーは今季9戦して8戦が3着以内と堅実さが光るタイプ。ただ、決め手を欠く面があり勝ち星はひとつだけです。早めに第2障害を越え、どこまで粘らせることができるでしょうか。
 長澤幸太騎手のコーネル貝羽智生騎手のブランドボーイは、A2級-1組での戦いとなった近走は勝ち星こそありませんが、大崩れの少ない成績を残しています。相手関係が楽になった今回はチャンスといえそうです。
 トップハンデはキツそうですが、林義直騎手のアアモンドヤワラが昨季、オープン混合戦で連対した地力をみせつける場面もありそうです。

 6月27日(日)のメイン第11レースに重賞・第4回柏林賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。銀河賞(9月19日)、天馬賞(1月3日)へと続く4歳シーズン三冠の初戦。出走馬の重量区分は、オープン2頭、400万円未満1頭、320万円未満2頭、250万円未満5頭です。
 アアモンドヤマト(690キロ)は3歳三冠にすべて出走して、一冠目のばんえい大賞典で2着。今季2度行われた4歳オープン特別でも僅差の2、3着があります。障害しだいというのは以前と変わりませんが、4歳になって最後まで歩き切れるパワーが身についたようです。今回、重賞勝ちがある実績馬はハンデを課せられており、前述の4歳オープン特別2戦それぞれの勝ち馬ジャングルソングフクドリは今回が重賞初挑戦と経験不足が心配。重賞経験、近走の勢いともあるのに、ハンデが有利なアアモンドヤマトに重賞初制覇のチャンスといえそうです。
 3歳二冠目のばんえい菊花賞、三冠目のばんえいダービーを制したのがキタノタイショウ(720キロ)。ダービー後は、同世代相手では重いハンデが課せられていることもあり勝利がありません。しかし、毎回しっかり末脚を披露し存在感は示しています。
 菊花賞、ダービーでキタノタイショウと僅差の戦いを繰り広げた2頭。アオノレクサス(700キロ)は4歳になって、終いにもうひと脚使えるようになったことに成長を感じます。前走で久々の勝利を挙げ、3開催あけて調整されてきた臨戦過程は魅力です。もう1頭のホクショウバンク(710キロ)は昨季終盤、障害巧者らしからぬレースを繰り返していましたが、近2走連続2着で復活の兆しがうかがえます。
 近走の充実度では、ジャングルソングフクドリ(ともに690キロ)に分がありそう。なかでもフクドリは、近6走で5連対、3着1回と好調を持続しています。

  6月28日(月)のメイン第11レースはトマム特別(オープン-2組・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、すべてオープンとなっています。
 オープン-1組のメンバーから解放されたギンガリュウセイに勝機到来といえます。有力馬がばんえい十勝オッズパーク杯にまわった今季最初のオープン-1組特別と、続く平場のオープン・A1級決勝混合こそ馬券圏内を確保しましたが、その後2戦は一線級の壁に阻まれました。休養を挟んで、今回は3開催ぶりの登場となりますが、このメンバーに入れば総合力で上位です。
 相手はとりあえずウメノタイショウオレワスゴイの両障害巧者が有力。実績では断然のトモエパワーがばんえい記念以来の実戦をどう戦うかにも注目です。

今週の見どころ(6/19~6/21)

2010年6月18日(金)

 今週からナイター開催が始まります。発走予定時刻は、第1レース14:20、メイン第11レース20:00(重賞などのときは変更あり)へと繰り下がります。なお、スカパー!での中継も795chで、第1レースから行います。
 6月20日(日)のメインには、ナイター第1弾の重賞・旭川記念が組まれています。また19日(土)第4レースの2歳新馬戦で、ばんえい初のクラブ馬シルクタロー(牡、松井浩文厩舎)がデビューを迎えます。どちらもご注目ください。

 6月19日(土)のメイン第11レースはとかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)。上位3頭には7月25日に行われる重賞・はまなす賞(3・4歳混合)への優先出走権が与えられます。
 9頭中8頭が5月16日のとかち皐月賞のメンバーだけに、その1着馬トレジャーハンターに期待が集まります。ほぼ同時に先頭で第2障害を越えたミスタートカチを12秒1もちぎっての快勝でした。2歳時は釧路産駒特別を制したものの、それほど目立つ存在ではありませんでした。しかし、3月の若草特別(3歳牡馬オープン)で強力な十勝産駒勢を一蹴してからリズムが上がってきました。今回、ほかの出走馬がとかち皐月賞から10~20キロ増なのに対し、この馬だけ25キロ増ですが、勢いには逆らえません。
 とかち皐月賞2着のミスタートカチは障害巧者。基礎重量が上がることはこの馬に有利なはずで、どこまで差を詰められるでしょうか。
 一発を秘めているのが唯一とかち皐月賞に不出走だったフェイ。3歳オープン決勝混合(5月23日)では、とかち皐月賞2~5着馬(トレジャーハンターは不出走)をしりぞけて勝利を収めています。ハンデは微妙ですが、叩き合いになれば強さを発揮するかもしれません。

 6月20日(日)のメイン第11レースは重賞・第41回旭川記念(20:05発走予定)。開幕週のばんえい十勝オッズパーク杯以来、約2カ月ぶりとなる古馬重賞。負担重量は、牡馬770キロ、牝馬750キロです。
 昨季はばんえいの重賞で年間最多勝タイとなる8勝を挙げた松井浩文厩舎から、カネサブラックフクイズミホクショウダイヤの3頭が参戦してきました。
 なかでも昨年のこのレース2着馬ホクショウダイヤに注目します。カネサブラックフクイズミは重量に対して柔軟性があり、秋冬の高重量戦でも好勝負が期待できますが、この馬は800キロ台になると急に走りに安定感がなくなるタイプ。勝負をかけてくるとすればこのレースでしょう。今季開幕からオープン-1組を中心に出走し6戦3勝、負けてもすべて4着以内と相変わらずの堅実ぶりを披露しています。
 昨季、松井厩舎が制した8重賞のうち5勝がカネサブラックによるもの。4歳限定戦だった06年のこのレースの覇者ですが、以後3回が7、5、4着となぜか好走できません。しかしハンデ差がつかないだけに、実力どおりなら「今年こそ」があっても不思議ありません。
 昨年の旭川記念を制したフクイズミも、ふた腰くらいで障害をまとめられれば自慢の決め手で、突き抜けるかもしれません。
 一昨年のこのレースの覇者ナリタボブサップは目標になるのは承知で早め早めに動いて、松井厩舎3頭の一角崩しを狙います。
 5歳馬ライデンロックは古馬一線級と高重量戦で渡り合うにはさらなるパワーアップが必要。しかし、今回の770キロならスピードで通用する余地がありそうです。

  6月21日(月)のメイン第11レースは流星特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)。13日第12レース(B1級-1組)、14日第9レース(B1級-2組)の上位馬による一戦で、出走馬の重量区分はすべて250万円未満です。
 13日第12レースの勝ち馬キョウエイボーイに期待します。前回のB1級-1・2組決勝特別1着を含め、今季自己条件では6戦2勝、2、3着各2回と抜群の安定感を誇ります。しかもその6戦すべてが第2障害をひと腰でクリアと、持ち前の障害力にさらに磨きがかかっている近況です。
 しかし同馬は詰めを欠く面があり、障害次第では、13日第12レースで僅差2着のヤマトジャイナー、同4着ハヤテショウリキ、同5着ライデンヒーローらにも出番がありそうです。
 14日第9レース組では、2着ハマカツに期待。今季A2級で連対と、格上相手に健闘した実績があります。

今週の見どころ(6/12~6/14)

2010年6月11日(金)

 今週の3日間でデー開催は一旦終了。6月19日(土)から10月11日(月)までの51日間はナイターで競馬が行われます。
 なお今週より、第2障害の高さがこれまでより5センチ高い160センチに変更となります。ばんえいの見どころである第2障害での攻防がさらに楽しみになりそうです。

 6月12日(土)のメイン第11レースは層雲峡特別(オープン・A1級混合-2組・17:15発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン5頭、400万円未満3頭、320万円未満2頭です。
 オープン(重量区分)組が有利でしょう。なかでも前々走のオープン-2組特別で2着に好走したウメノタイショウが中心。フクイズミの決め手に屈しましたが、この馬も最後までしっかり伸びており、状態のよさを感じさせました。オープン-1組との混合だった前走は7着でしたが、再び相手関係が楽になる今回、巻き返し必至でしょう。
 これに続くのが障害巧者の2頭。ホクトキングは今季未勝利ですが、今年3月にはオープン特別で優勝とここに入れば実績上位の存在。アローファイターもやや精彩を欠いている近況ですが、相手関係的には一変があっても不思議ではありません。
 10キロ軽い400万円未満(重量区分)勢では、ハマナカキングに期待。このところ特別戦で結果が出ていないのは気になりますが、オープン馬相手でも通用するスピードを持っています。

 6月13日(日)のメイン第11レースはシルバーカップ(オープン・A1級混合-1組・17:15発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン2頭、400万円未満3頭、320万円未満5頭です。
 好調馬が揃い混戦模様ですが、マルミシュンキに期待します。前走のオープン-1組特別は6着。第2障害でのロスが響き、末脚を伸ばしたものの3着争いに加わるのがやっとでした。しかし、生涯56戦で前走を含め掲示板を外したのが3回だけという安定感からすれば2戦続けての凡走は考えられません。しかも今回はほとんどが格下だけに主役の座は譲れないところでしょう。
 ナカゼンスピードは前走A1級-1・2組決勝での10着大敗が気になります。しかし、地力がついた今なら、昔のようにズルズルと悪いサイクルにハマることはなさそう。ばんえい十勝オッズパーク杯を制した実力を示しそうです。
 別定5キロ増になってから踏ん張れませんが、ヤマノミントも相手関係的に勝ち負けが期待できます。
 ナカゼンスピードと同じ前走の勝ち馬トカチタカラや、A1級で2連勝中のホシマツリらもハンデ差を生かして、上位食い込みが期待できそうです。

  6月14日(月)のメイン第11レースは天人峡特別(A2級-1組・17:15発走予定)。出走馬の重量区分は、320万円未満1頭、250万円未満9頭です。
 前開催のA2級-1・2組決勝特別で2着惜敗のクロフネオーザンに、軽ハンデの4歳馬2頭フクドリジャングルソングが挑みます。
 クロフネオーザンの前走は、障害巧者らしい安心して見ていられる内容でしたが、10キロ軽いベニインパクトにゴール前で差し切られました。しかし、今回はハンデ差が5キロに縮まることから逆転Vが当然視野に入ります。
 4歳両馬は前走で同じ4歳オープン特別を使われ、フクドリは早めに先頭に立ち押し切って1着。目下4戦連続連対の勢いに乗りたいところです。一方のジャングルソングは前走では1番人気に推されましたが10着と惨敗。近2走崩れている障害が立て直されてくれば能力的に十分勝ち負けになるはずです。
 クロフネオーザンと同じ前走で3着のコーネルも、気分良くレースに臨めれば差のないところでしょう。

今週の見どころ(6/5~6/7)

2010年6月 4日(金)

 5月29日(土)の第9レースで船山蔵人騎手(26歳・鈴木邦哉厩舎)が勝利し、通算100勝を達成しました。07年1月の初騎乗以来、通算50勝までは約1年半(08年6月)で到達。それ以降は減量がなくなりましたが、着実に勝ち星を積み重ね、デビューから約3年5カ月、1274戦目で区切りの勝利となりました。ばんえいの現役騎手では2人だけの左利き(もうひとりは大口泰史騎手)という個性を生かし、さらなる活躍を期待したいところです。

 6月5日(土)のメイン第11レースは幌尻岳特別(A2級-1・2組決勝・17:15発走予定)。5月29日第10レース(A2級-2組)、5月30日第9レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。出走馬の重量区分は、320万円未満1頭、250万円未満9頭となっています。
 30日第9レースは、エメラルド(今回は不出走)が逃げ切って圧勝しましたが、3頭による2着争いは大接戦でした。3着ブランドボーイは今季すでに3勝と絶好調、今回は強烈な先行馬が不在で、この馬がハナを奪えそうなのが好材料。同2着コーネルも前々走でオープン選抜混合勝ちがあり、好調度では負けていません。同4着クロフネオーザンは障害巧者で、前述2頭との負担重量差が前走より有利になっています。
 29日第10レース組では、勝ち馬マタキテネに注目。前回のA2級-1・2組決勝特別(5月22日)では僅差3着に入っており、決め手では上位の存在です。同じ前走で3着のハマカツも争覇圏でしょう。

 6月6日(日)のメイン第11レースはライラック賞(4歳オープン・17:15発走予定)。5月29日に行われた4歳オープンの再戦ですが、今回は基礎重量が重くなっています。
 ジャングルソングは前走4歳オープンで6着。昨季終盤から世代限定戦では4戦3勝、2着1回と好調だっただけに、断然人気に推されましたが、第2障害でのロスが響いた格好。しかし勝ったコマクインとは4秒1差で、実績的に十分巻き返しが可能でしょう。
 前走もトップハンデながら3着に追い込んだのがキタノタイショウ。ためて第2障害をひと腰でクリアと、世代上位の障害力をみせつけました。基礎重量が増える今回は勝利まで望めそうです。
 前走最軽量で逃げ切ったコマクインは今回も負担重量に恵まれました。しかし、5月2日の4歳オープン特別では、ジャングルソング(1着)、アアモンドヤマト(2着)らと激しい先手争いを演じて6着。スムーズに行けないとモロさを見せるため、基礎重量が増えるここでは全幅の信頼は置けません。
 前走を含め3戦連続2着のフクドリも勢いからは侮れない存在です。

  6月7日(月)のメイン第11レースは神威岳特別(B1級-1・2組決勝・17:15発走予定)。5月29日第12レース(B1級-2組)、5月30日第12レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。出走馬の重量区分はすべて250万円未満です。
 実績で勝る30日第12レース組が中心でしょう。なかでも2着トウリュウが筆頭格。キングファラオとの決め手勝負に負けましたが、障害力を生かすこの馬らしいレースぶりでした。
 逆に、勝ったキングファラオは見習い騎手起用の10キロ減に恵まれた感じ。障害には不安を抱えているだけに、前走からの負担重量増はどうかといったところです。
 前回のB1級-1・2組決勝特別(5月24日)1、2着のカップオー(30日第12レース6着)、キョウエイボーイ(同3着)も差はありません。
 

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