ばんえい競馬情報局とは?

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今週の見どころ(9/11~9/13)

2010年9月10日(金)

 9月12日(日)の第9レース終了後(19:05ころから)には、現役調教師による模擬レース・トレーナーズカップが行われます。8月には現役調教師(元騎手)によるばんえい十勝マスターズカップが実施されましたが、今回は厩務員出身など騎乗経験のない調教師も参加します。また、この日は、ばんえいYOSAKOIナイトとして、十勝管内で活躍するよさこいチームによる演舞も披露されます。ぜひ帯広競馬場へお越しください。

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 9月11日(土)のメイン第11レースは秋風特別(オープン・A1級決勝混合・20:00発走予定)。9月5日第10レース(オープン-2組)と6日第10レース(A1級-1組)の上位馬による一戦です。
 注目は、前走A1級-1組の勝ち馬ニシキユウ。もともと暑い季節に良績がありますが、持ち前の先行力をフルに生かしたレースで近3走1、2、1着と絶好調です。加えて、今回は別定重量の加増がない最軽量700キロだけに中心は動きません。
 前走オープン-2組勢はやや精彩を欠いている近況の馬が多いですが、格下相手のここはブザマなレースはできないところ。
 ホクトキングは、決め手上位の勝ち馬ホッカイヒカルを、離れた位置からコンマ3秒差まで追い詰めての惜しい2着。6月の旭川記念で4着など実績上位は明らかだけに、相手関係的に好勝負必至でしょう。
 もちろんホッカイヒカルも、前走のようにスムーズなレースができれば引き続き上位が狙えそうです。

 9月12日(日)のメイン第11レースはポテト特別(オープン-1組・20:05発走予定)。アオノレクサスが回避し、9頭立てとなりました。
 前走の道新十勝川花火大会特別(オープン-1組)で5着に敗れたフクイズミに再度期待します。この馬が第2障害をクリアしたとき、勝ったカネサブラック、2着に入ったナリタボブサップは残り20メートルに達しようかという位置関係で、なすすべもありませんでした。障害次第の面はありますが、決め手ではオープンでも随一。引き続き負担重量では有利だけに、今度こそ差し切りを期待します。
 相手は、もちろんカネサブラックナリタボブサップ。特にナリタボブサップは一時の不振から完全に脱却しました。
 地力強化著しいホクショウダイヤ、ひと開催空けリフレッシュしたニシキダイジンも怖いところです。

 
 9月13日(月)のメイン第11レースは初秋特別(A2級決勝混合・20:00発走予定)。9月4日第9レース(B1級-2組)と6日第9レース(A2級-2組)の上位馬による一戦です。
 前走B1級-2組を含め2連勝中の4歳牝馬ヒマワリカツヒメに期待します。牝馬らしい切れ味が武器で、前々走はオープン経験馬ハヤテショウリキをしりぞけて、前走では2番手から抜け出し突き放す圧巻の勝利を収めています。古馬混合の特別は初挑戦ですが、馬体重1120キロ前後の巨漢だけに、負担重量増も苦にしないでしょう。
 相手も4歳勢が有力。前走A2級-2組勝ちのフクドリは、4歳の通算収得賞金順で10番目(前開催終了時点)。来週日曜日(9月19日)の4歳重賞・銀河賞への出走を確実なものとするために、ここで賞金を加算したいところです。
 前走B1級-2組では逃げ粘れず4着だったギャンブラーキングや、前走A2級-2組で僅差3着スギノハリアーらも展開次第では首位をうかがいます。

今週の見どころ(9/4~9/6)

2010年9月 3日(金)

 9月5日(日)のメインには、ゴールデンホース賞が行われます。ばんえいでは芦毛馬限定戦として、夏に白夜賞、冬に白馬賞が行われていますが、このゴールデンホース賞は栗毛馬による限定戦です。過去2回とも優勝しているバンゼンが今年も出走で、3連覇なるかに注目が集まりそうです。

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 9月4日(土)のメイン第11レースは日本一寒い町!陸別町杯(A2級-1組・20:00発走予定)。ライデンヒーローが回避して9頭立てとなりました。
 前走の樹海特別(B1・B2級決勝混合)で6着(1番人気)だったトモエエーカンに再度期待します。第2障害でのロスが響いたかたちですが、末脚はしっかり伸ばしていました。それまでの7戦中6戦で勝ち星を挙げていた勢いからすれば、巻き返して当然。初のA級でもまったく格負けしません。
 相手は、同じ前走で逃げ切ったトウリュウ、僅差4着だったキョウエイボーイが有力。前走はトモエエーカンより、それぞれより5キロ、10キロずつ重かったのが、今回はそれぞれ5キロ軽い、同重量と恵まれました。前走同様、障害力を生かした早め勝負でトモエエーカンをけん制したいところです。
 コマクインは勝ち切れないレース続きですが、スピードを生かせる軽馬場は願ってもない舞台でしょう。
 近2走で1、2着と復活してきた感があるハヤテショウリキは、逆に軽馬場では狙いを下げたいところ。追走で一杯になってしまう危険性があります。

 9月5日(日)のメイン第11レースはゴールデンホース賞(20:00発走予定)。3歳以上栗毛馬選抜による一戦。重量区分では、オープンから320万円未満まで。カイセテンザンが回避し9頭立てとなりました。
 中心は4歳馬キタノタイショウ。開幕からオープン(重量区分)に格付けされ苦戦が続いていましたが、前走のオープン-2組特別で今季初勝利を挙げました。多くが格下の今回は連勝の期待ができそうです。
 馬場がどれだけ乾くかにもよりますが、軽めの馬場になれば、相手は、このレース3連覇を目指すバンゼン。逆の馬場状態なら実績上位スーパークリントンが浮上してきそうです。
 ただ、負担重量差が最大50キロもあることから、3歳のテンマデトドケや、4歳牝馬ワタシハキレイズキワタシハスゴイらが食い込む可能性もありそうです。

  9月6日(月)のメイン第11レースは銀河の森特別(B1級-1組・20:00発走予定)。メンバー10頭中、減量がある3・4歳が7頭もおり、ハイペース必至です。
 中心視したいのはホクショウバトル。前走のばんえい大賞典は8着でしたが、それまでB2級-3組、B1・B2級決勝混合と2連勝していました。古馬混合の特別は今回が初挑戦ですが、前走で680キロを経験しており、675キロは苦にしないでしょう。
 前開催の樹海特別(B1・B2級決勝混合)で、今回のメンバー中最先着の3着に追い込んだヤマトチカラや、この条件の特別で上位入着の実績がある障害巧者のインフィニティー、ばんえい大賞典で5着とホクショウバトルに先着しているトレジャーハンターらが相手でしょう。

今週の見どころ(8/28~8/30)

2010年8月27日(金)

 8月29日(日)のメインには3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が行われます。今季から4~12月に実施される3歳牝馬限定重賞は、ばんえいオークス(11月28日)のみとなりました。そのため、このレースは牡馬だけでなく牝馬にとっても、大きな目標といえます。今年は、牡馬8頭、牝馬2頭による争いですが、ハンデ差も大きく波乱も考えられます。どうぞお楽しみに。

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※29日は、Aiba札幌中央場外にて須田鷹雄さん、古谷剛彦さんによる場立ち予想が行われます。

 8月28日(土)のメイン第11レースに道新十勝川花火大会特別(オープン-1組・20:00発走予定)が行われます。ニシキダイジン、ギンガリュウセイが回避して8頭立て。ばんえいグランプリからの転戦組が上位でしょう。
 そのばんえいグランプリを快勝したナリタボブサップが735キロ(別定15キロ増)、同2着カネサブラックが730キロ(別定10キロ増)だけに、705キロ(別定5キロ増)のフクイズミが断然有利でしょう。ばんえいグランプリは6着でしたが、流れが合わなかったのがすべて。それでもナリタボブサップと10秒8差は地力上位の証でしょう。巻き返しが期待されます。
 同3着ホクショウダイヤは、基礎重量が軽くなる今回はさらにスピードが生かせそうです。このところ地力強化が著しく、一発があるかもしれません。

 8月29日(日)のメイン第11レースは、第35回ばんえい大賞典(3歳・20:05発走予定)。クラス別定重量戦で、トップハンデが700キロのテンマデトドケ、最軽量が650キロのツジノコウフクヒメと、最大50キロ差がつきました。
 過去5年で3着以内に入った15頭中、牡馬は9頭(出走36頭)、牝馬は6頭(出走12頭)と、出走頭数を考えれば牝馬が健闘しているレースといえます。
 そこで注目はダイリンビューティ(660キロ)。2歳時の白菊賞、3歳2月の重賞・バレンタインカップと牝馬オープンで2勝の実績馬ですが、牡馬一線級相手では力負けが続きました。しかし、6月19日のとかちダービー(3歳オープン)では、紅一点ながらしぶとく押し切っています。しかも、馬場水分0.8%と力のいる馬場だっただけに、価値の高い勝利といえます。
 5月16日のとかち皐月賞(3歳オープン)を制し、とかちダービーでも僅差2着のトレジャーハンター(680キロ)は古馬B1・B2級混合戦でも勝利と、こちらも力をつけている1頭。
 レットダイヤ(670キロ)は、とかち皐月賞7着、とかちダービーで4着。とはいえ、両レースとも単勝1番人気に推されたことから分かるように、高い素質は誰もが認めるところでしょう。
 重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)で3歳馬最先着の4着だったフェイ(670キロ)や、2歳戦線を引っ張ったホクショウバトル(680キロ)、ミスタートカチ(680キロ)らも上位を狙っています。

  8月30日(月)のメイン第11レースは樹海特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。8月22日第8レース(B2級-1組)と23日第10レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
 前走B1級-1組勢のほうが、B2級-1組勢より基礎重量で10キロ重いですが、力量上位といえます。
 なかでも勝ち馬トモエエーカンが中心。近7走のB1級、4歳オープン戦で6勝と飛ぶ鳥を落とす勢いです。先行力に加え障害も安定している今の状態なら、ここも好勝負必至でしょう。
 ブランドボーイは前走、トモエエーカンに突き放されましたが2着に粘りました。軽めの馬場に助けられた面はありますが、復調気配が感じられます。今回もペースを握れば侮れないところでしょう。
 実績上位の同3着トウリュウ、同4着キョウエイボーイも半数が格下の今回は大崩れは考えにくいところです。
 前走B2級-1組勢では、単勝1番人気を裏切り5着だったライズドラゴンの巻き返しに期待します。

今週の見どころ(8/21~8/23)

2010年8月20日(金)

 8月23日(月)には、帯広競馬場で「JRAジョッキーDay」が行われます。武豊藤田伸二安藤勝己らJRAの人気ジョッキー10名が来場。エキシビションレースへの騎乗や、レース協賛、トークショーなどで1日ばんえい競馬を盛り上げます。
 また当日、ばんえいの場外発売が行われる川崎競馬場(スパーキングナイター開催日)でも、「ばんえい十勝in スパーキングナイター2010」として、ばん馬と綱引き、競馬著名人によるトークショーなどさまざまなイベントが行われます。お近くの方はぜひお越しください。

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※8月の毎週日曜日には、Aiba場外で競馬著名人による場立ち予想が行われます。今週(22日)はAiba札幌駅前に矢野吉彦さん、須田鷹雄さんが登場します。

 8月21日(土)のメイン第11レースは本別きらめきタウンフェスタ杯(A2級-1組・20:00発走予定)。各馬の能力が接近しており、激戦が予想されます。
 7月17日のアイスラガー特別(A2-1・2組決勝)では、30キロ差でほぼ互角の戦いを繰り広げた1、2着馬コマクインタケタカラニシキがひとまず中心となりそう。今回は、両馬の重量差が25キロに縮まることで着順が入れ替わることも考えられます。
 ホリセンショウは8月9日の第60回勝毎花火大会特別(A2級-1組)で逃げ切って、同重量だったタケタカラニシキ(2着)を完封しています。
 アイスラガー特別、第60回勝毎花火大会特別ともに僅差3着に追い込んだヒロノドラゴンも侮れないところ。アイスラガー特別では10着惨敗のアアモンドヤマトも、その後復調しており巻き返しが期待できそうです。

 8月22日(日)のメイン第11レースはJA士幌町青年部50周年記念(オープン-2組・20:00発走予定)です。トモエパワー、マルミシュンキが回避して8頭立てとなりました。
 スーパークリントンはオープン復帰後3、2着とわずかのところで勝ち星を逃しています。今回はオープン馬同士の戦いですが、それほど相手強化した感もなく、大崩れはなさそうです。
 トカチプリティーは牡馬との重賞ではさすがに厳しくなりましたが、オープン-2組に入れば先行力が生かせるはず。
 前走で今季初勝利を挙げた障害巧者のツジノコウフク、流れに乗れればホッカイヒカルも侮れません。

  8月23日(月)のメイン第11レースはJRAジョッキーDay特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)です。ホシマツリが回避して9頭立て。
 イッスンボウシは前々走のサマーカップ3着、前走オープン・A1級決勝混合1着とオープンとの混合戦で好走。特に前走は単勝1.9倍の支持にこたえ圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。今回は自己条件のA1級同士の争いだけに、引き続き好勝負が期待できそうです。
 トカチタカラはサマーカップで勝利。ほぼ同時に先頭で第2障害を越えたイッスンボウシ(3着)を突き放し、迫ってきた決め手上位のニシキセンプー(2着)を凌ぎ切る堂々たる勝ちっぷりでした。今回も互角の勝負が可能でしょう。
 スピード上位のバンゼンも侮れない存在です。

今週の見どころ(8/14~16)

2010年8月13日(金)

 8月15日(日)のメインに実施される重賞・ばんえいグランプリは、南関東地区(浦和、大井、川崎、船橋の各競馬場と関連場外)などでも発売が行われます。そのうちのひとつ大井競馬場(トゥインクルレース開催日)では、当日、『ばんえい十勝 in TCK 2010』として「ばん馬と綱引き!」や「ばん馬デモ走行」をはじめ様々なイベントが行われます。また、競馬著名人による「ばんえい十勝トークショー!」(場所:トゥインクルステージ)、「ばんえい場立ち予想会!」(場所:正門2階ふるさとコーナー)も実施されます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

帯広競馬場では、マスターズカップほかのイベントが行われます。
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※8月の毎週日曜日には、Aiba場外で競馬著名人による場立ち予想が行われます。今週(15日)はAiba石狩に須田鷹雄さん、古谷剛彦さん、古林英一さんが登場します。

 8月14日(土)のメイン第11レースには、とかちマッシュカップ(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)が行われます。8月7日第10レース(B1級-2組)、8日第7レース(B1級-1組)の上位馬による一戦。
 注目はキョウワテンリュウ。4走前にはフクイズミを下し、前走ではB1級-1組を勝利と波に乗っています。今回は別定10キロ増のトップハンデの克服が課題でしょう。
 同じ前走で3着だったのがキョウエイボーイ。障害巧者だけに、基礎重量が増えるのは有利といえます。
 前走B1級-2組勢では、勝ち馬トウリュウが筆頭格。僅差の負けが続いていましたが、前走は第2障害先頭から押し切るこの馬らしい勝ち方で、復調気配がうかがえます。

 この日の第10レースは白菊賞(19:25発走予定)。今季最初の2歳オープン特別で、牝馬限定戦です。今年の2歳世代は、オイドン、ニュータカラコマらがいる牡馬と違い、牝馬には傑出馬が不在です。
 ひとまず中心はアアモンドマツカゼ。2歳A級-1組に編入されてからの近4戦は未勝利ですが、すべて掲示板に載り、牝馬には先着を許していません。ゴール前で一杯になるレース続きで、牡馬一線級と渡り合うには力不足でしょうが、牝馬同士なら勝機が見込めそうです。
 4月の第1回能力検査で一番時計を叩き出したトモエウンカイは牡馬に伍しても負けないパワーの持ち主。ここも障害次第ですが、逆転候補筆頭といえるでしょう。
 同2番時計のプリンセスヤヨイは一頓挫あってデビューが遅れました。しかし、7月の新馬戦では、相手に恵まれたとはいえ2着を26秒8もちぎって勝利を収めており、将来性を感じさせます。相手強化の今回が試金石となりそうです。

 8月15日(日)のメイン第11レースには、重賞・第22回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)が行われます。
 ファン投票での上位馬と、主催者選抜(賞金上位)馬による夏のばんえいナンバー1決定戦。基礎重量は牡馬820キロ、牝馬800キロで、カネサブラックのみ別定10キロ増の830キロでの出走です。
 北斗賞馬カネサブラック(ファン投票2位)、旭川記念馬フクイズミ(同1位)、両重賞で惜敗を喫したニシキダイジン(同4位)の三つどもえでしょう。
 カネサブラックはナイター期間の重賞ではなぜか勝てませんでしたが、昨年の北斗賞で初優勝。先日の同レースで連覇を成し遂げました。現在行われている古馬重賞(牝馬限定戦除く)のうち、勝っていないのは、このばんえいグランプリと帯広記念、ばんえい記念だけとなりました。今季中の全制覇も見込めそうですが、ハンデが不利なここは底力に期待でしょう。
 フクイズミはたまに障害でモロさが出ますが、毎回しっかり末脚を伸ばしてくるのは見事。昨年のこのレースでは、今回と同じ30キロ差でカネサブラックを完封しています。連覇の可能性十分といえるでしょう。
 ニシキダイジンは今でこそオープンで五指に入る強豪ですが、ブレイクのきっかけとなったのが08年のこのレース。ファン投票24位からの出走で、8番人気(10頭立て)の伏兵でしたが、先行策からしぶとく末脚を伸ばして勝利。今年3月にはばんえい記念を勝つなど、その後の活躍は語るまでもありません。ここも思い切りのいいレースでファンを沸かせてくれそうです。

 この日の第9レースにはスピードスター賞(3歳以上選抜・18:45発走予定)が行われます。2歳平場戦並みの500キロの定量で争われる一戦。ばんえいのスピード自慢たちが集結しました。
 注目したいのは4歳牝馬コマクイン。世代限定重賞2戦、オープン混合の2戦を含め、10戦連続で3着以内と充実一途の近況です。4歳の10キロ減+牝馬の20キロ減で他馬より30キロも軽く、ここも一気の逃げ切りが期待できそうです。翌16日の4歳オープン特別ではなく、こちらを選んだことにも意欲を感じます。
 ヤマノミントカミナリコトブキライアンらも前に行きたいタイプでハイペース必至。ハマれば、追い込みにかけるキングファラオハマナカキングらにもチャンスがありそうです。

  8月16日(月)のメイン第11レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:00発走予定)
 6月27日に行われた4歳重賞・柏林賞のほぼ再戦。そのレースで1番人気を裏切り9着だったアオノレクサスに再度期待します。その後は、3、3、1、1着と復調。前走3・4歳オープン-2組選抜は4着でしたが、第2障害でのロスを末脚でカバーし、勝ったワタシハキレイズキを6秒5差まで追い込みました。
 柏林賞で重賞初制覇を遂げたジャングルソングは続く前走の重賞・はまなす賞(3・4歳混合)でも3着に入り、一気に世代のトップクラスの仲間入りを果たしています。
 ワタシハキレイズキは柏林賞で6着。前走3・4歳オープン-2組選抜での勝利は、第2障害を越え、軽量の3歳馬2頭に一旦は交わされ3番手に後退したものの、ゴール前で差し返す価値ある内容でした。負担重量が増える特別戦では苦戦傾向がありますが、勢いに乗りたいところです。

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