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ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(11/20~11/22)

2010年11月19日(金)

 81年4月の初騎乗以来、通算2,312勝(11月15日終了時点)をマークした名手・鈴木勝堤騎手が、11月22日(月)をもって、現役生活に別れを告げます。帯広競馬場では、21日(日)に鈴木騎手のトークショー(第5レース終了後)、22日には引退セレモニー(第11レース終了後)を実施予定です。
 また、20日(土)、21日(日)の両日は、オール十勝まんぷくフェスタ2010と題し、十勝管内のおいしいものが一堂に集う、ばんえい十勝最大規模の食の祭典が、21日(日)には、須田鷹雄さんによる場立ち予想も行われます。ぜひ帯広競馬場へお越しください。

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※11月21日には愛知県・名古屋競馬場で、22、23日(祝・火)には岐阜県・笠松競馬場で、ばん馬とのふれ合いなどのイベントが行われます。

 11月20日(土)のメイン第11レースに阿寒湖特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)が行われます。11月14日第9レース(A2級-1組)と15日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
 基礎重量で10キロ重いものの前走A2級-1組勢が上位でしょう。なかでも注目は、前走を含め2連勝中のコマクイン、前走5着からの巻き返しを期すホクショウマドンナ
 この2頭は近4走で同じレースを走り、2勝2敗と五分の対戦成績です。特に前々走のA2級-1組特別では、息が入らない厳しい流れのなか押し切ったコマクイン、追走に苦労したものの2秒0差の2着まで詰め寄ったホクショウマドンナと、両馬の強さが際立っていました。
 この一騎打ちが濃厚ですが、前走2着フクドリも障害次第では引き続き上位争いできそう。特別の荷物に慣れてきた感があるトモエエーカンも前走の3着以上が期待できるかもしれません。

 11月21日(日)のメイン第11レースにオータムカップ(オープン選抜混合・17:05発走予定)が行われます。
 ハンデは725キロから650キロまで上下で最大75キロ差がつきました。
 注目は655キロで出走の4歳牝馬カツタカラヒメ。今季前半は、B級下位が主な戦いの舞台だったとはいえ、ここまで26戦して11連対、3着8回と堅実なレースぶり。10月以降は特別、同世代限定重賞へも挑戦し、そこでもすべて掲示板を確保しています。相手は一気に強化しますが、テンの速さとバテない末脚を武器に立ち向かいます。
 相手も同じ4歳牝馬のワタシハキレイズキが有力。重賞・特別での経験はこちらのほうが上。貫録を示したいところです。
 最軽量650キロが魅力のアウルメンバーも好調をキープしており侮れません。
 ライデンロックツジノコウフクのオープン2頭もハンデは厳しいですが、ブザマな戦いはできません。

 この日の第10レースには、ばんえい甲子園予選第3弾・釧路産駒特別(2歳産地限定・16:30発走予定)が行われます。釧路、根室管内の産駒による一戦です。
 2歳-A2級で勝ち星があるハナモモハクウンコジロウスペシャルの三つどもえでしょう。なかでも1頭選ぶとすればコジロウスペシャル。この3頭は前走2歳A級-2組で対決し、ハナモモが1着、ハクウンが3着で、コジロウスペシャルは8着でした。しかし、コジロウスペシャルは9月の青雲賞(2歳牡馬オープン)では第2障害ひと腰クリアから5着に入った実績があり、荷物が重くなる今回は変わり身十分と見ます。

  11月22日(月)のメイン第11レースに釧路湿原特別(オープン-1組・16:45発走予定)が行われます。
 前開催のオープン・A1級-1組混合特別でカネサブラックをしりぞけ勝利したキタノタイショウに連勝の期待がかかります。このところカネサブラックが本調子を欠いているとはいえ、前走の勝利はみごとでした。
 前走オープン・A1級-1組混合の平場戦で快勝したナリタボブサップ、前走は敗れたとはいえ今季特別では5戦5連対のカネサブラックとの三つどもえが予想されます。

今週の見どころ(11/13~11/15)

2010年11月12日(金)

 14日(日)のメイン第11レースにはレディースカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から2頭ずつ選抜された牝馬による秋のばんえい古馬女王決定戦です。
 またその前の第10レースには、12月30日のヤングチャンピオンシップをめざす2歳馬たちの戦い、ばんえい甲子園の予選第2弾・南北海道産駒特別も行われます。
 当日、帯広競馬場では、両レースの勝ち馬を予想するダブル勝馬予想大会などのイベントが実施されます。

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※東京・新宿高島屋にて開催中の「第14回大北海道展 十勝・帯広特集」において、13、14日の両日、ばんえい十勝の魅力を伝えるイベントを実施します。

 11月13日(土)のメイン第11レースに糠平湖特別(A1級-1組・17:05発走予定)が行われます。
 6月以来ですがエンジュオウカンに期待します。昨季は古馬牝馬重賞で2勝を挙げ、チャンピオンカップでも5着。今季も開幕週の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で5着など、オープン一線級相手に好勝負してきた実績は、今回のメンバーでは頭ひとつ抜けています。しかも最軽量715キロと恵まれただけに負けられないところでしょう。
 相手筆頭はニシキセンプー。このクラスの上位常連で、今回のメンバー中ほとんどの馬に近走で先着と、ほぼ勝負づけが済んだ相手関係です。格はエンジュオウカンに劣りますが、好調度ではこちらのほうが上です。
 前走オープン・A1級-2組混合特別を制し意気上がるシベチャタイガーも差はありません。

 11月14日(日)のメイン第11レースはレディースカップ(4歳以上牝馬選抜混合・17:05発走予定)
 ここはフクイズミの相手探しでしょう。今季、牡馬相手の重賞で2勝など、実績で他馬を圧倒しています。古馬牝馬オープン戦線でライバル関係にあるエンジュオウカンが不在だけに、どんな勝ち方をするかに注目です。
 近年、メンバーが比較的固定されていたこの路線ですが、古馬牝馬オープン戦線には初挑戦となった今年1月の重賞・ヒロインズカップでいきなり2着に入り新星誕生を予感させたのがワタシハスゴイ。ここは障害力を生かした積極策でフクイズミのペースを乱したいところでしょう。
 トカチプリティーニシキユウは牡馬相手のオープン戦ではやや苦しくなってきたものの、牝馬同士なら上位争いの資格十分です。

 この日の第10レースには南北海道産駒特別(2歳産地限定・16:30発走予定)が行われます。石狩、後志、渡島、檜山、胆振、日高管内及び道外の産駒による一戦です。
 先週の北央産駒特別は、特別出走歴があった2頭のワンツーだっただけに、今回も経験を重視したいところ。となれば、イワキが筆頭格でしょう。9月の青雲賞(牡馬オープン)では6着に敗れましたが、レットフジ、ニュータカラコマなどの一線級と一緒に走れたことが収穫でした。
 相手も出走メンバー中、収得賞金順でイワキに次ぐハヤノリュージンホクショウバルトらでしょう。

  11月15日(月)のメイン第11レースはオンネトー特別(オープン-2組混合・16:45発走予定)
 やや混戦模様ですが、ひとまず中心はツジノコウフクでしょう。前々走までオープン戦などで4戦連続3着以内。前走のオープン・A1級決勝混合こそ、ナリタボブサップ、ホクショウダイヤら一線級の壁にはね返され最下位でしたが、今回はかなり相手が下がった印象で、巻き返しが期待できそうです。
 ホクトキングは6月の旭川記念で4着に入った実績があります。夏の間は崩れていた障害も徐々に立て直されてきたようです。
 流れに乗れれば決め手鋭いホッカイヒカルに出番も。大崩れがない近況のオレワスゴイも争覇圏でしょう。

今週の見どころ(11/6~11/8)

2010年11月 5日(金)

 今年デビューの2歳馬が、決勝戦である12月30日の重賞・ヤングチャンピオンシップを目指し、産地別に分かれて予選を戦うばんえい甲子園。今年も、7日(日)第10レースの北央産駒特別を皮切りに、南北海道、釧路、北見、十勝の各地区別予選が5週にわたって行われます。ばんえいの未来を背負って立つ若駒たちの激闘にぜひご注目ください。

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 11月6日(土)のメイン第11レースはクラブツーリズムカップ(B1・B2級決勝混合・17:05発走予定)。10月30日第9レース(B2級-1組)と31日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
 前走B2級-1組で2着のカネサテンリュウは堅実な末脚を武器に目下15戦連続して3着以内をキープしています。その間、勝ち星は2つだけで、ここも勝ち切るまではいかないかもしれませんが、連軸には最適でしょう。
 前走B1級-1組で3着のヒマワリカツヒメも近9戦中8戦が3着以内の堅実派。差して届かずというレースが続きますが、障害のキレもよく、展開次第で勝利もありそうです。
 B2級-1組で3着で障害巧者のカツタカラヒメはこのところ、同世代限定戦でヒマワリカツヒメと同重量で好勝負しています。今回はカツタカラヒメのほうが5キロ軽く、俄然有利になった印象を受けます。
 B1級-1組を7番人気で勝ったキョウワテンリュウ、B2級-1組を9番人気で制したキタノギンガの両馬は、ここでも上位争いできれば本物といえそうです。

 11月7日(日)のメイン第11レースは狩勝賞(オープン・A1級混合・17:05発走予定)
 カネサブラックが中心でしょう。このところ重賞ではやや精彩を欠いていますが、今季、重賞以外では4戦4勝と抜群の安定感を誇ります。トップハンデ750キロですが、半数以上が準オープン馬のここは負けられません。
 相手はニシキセンプーが有力。2走前のダークホース賞ではゴール寸前で差し切られたとはいえカネサブラックと1秒9差。前走はこの馬らしい会心の差し切り勝ちと状態も良好で、再び強豪に挑みます。
 キタノタイショウも準オープンクラスが多数のここなら上位争いできそうです。

 この日の第10レースは北央産駒特別(2歳産地限定・16:30発走予定)。ばんえい甲子園の第1戦で、空知、上川、留萌、宗谷管内の産駒による一戦です。
 今回のメンバー中で、特別戦を経験しているアグリローズアグリコトブキが一枚上といえそうです。なかでもアグリローズは、前々走2歳A級-2組で圧勝し、前走2歳A級-1組ではナナカマド賞の勝ち馬オイドンに先着と格上の実績を誇ります。

  11月8日(月)のメイン第11レースはとかちクラツー賞(B3・B4級決勝混合・16:45発走予定)。10月30日第8レース(B3級-1組)と31日第6レース(B4級-1組)の上位馬による一戦。各馬の能力が接近しており混戦模様です。
 とりあえずは、前走B3級-1組で1着のキタノカイザー、2着のドオーダッシュが上位でしょう。キタノカイザーは障害巧者。追走さえスムーズならここも勝ち負け必至です。ドオーダッシュは2走前には格上B2級との混合特別でも僅差2着に入っています。
 前走B4級-1組を制し3連勝中ファーストスターの勢いも侮れません。B級に上がってからやや苦戦気味のコサカコブラも行き切れば面白い存在です。

今週の見どころ(10/30~11/1)

2010年10月29日(金)

 10月31日(日)のメインには3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。一冠目・ばんえい大賞典から約2カ月経ちますが、そのレースの上位3頭が順調にここへ駒を進めてきました。発走は17時10分。どうぞお楽しみに。

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 10月30日(土)のメイン第11レースはおびひろ菊まつり特別(オープン・A1級-2組混合・17:05発走予定)
 格下ですが、キタノダイチに注目します。この馬も含め、ニシキユウシベチャタイガーら前に行きたい馬が揃った今回は障害での小さな失敗が命取りになりかねません。その点この馬は障害巧者で、近3走がすべて僅差2着と調子も良好。しかも牡馬ではもっとも軽い負担重量と恵まれました。相手は強化されますが、好勝負が期待できるでしょう。
 近3走連続で3着と好調度ではヒケをとらないツジノコウフク、前々走でA1級-2組を制したシベチャタイガーも障害力には自信があるタイプです。
 ニシキユウも近走は障害が安定しており、相手が楽になったここは一気の逃げ切りがあるかもしれません。

 10月31日(日)のメイン第11レースには、3歳三冠の2戦目・第35回ばんえい菊花賞(17:10発走予定)が行われます。
 昨年までは定量戦で、過去3回の3着以内馬9頭中8頭を牡馬が占めているように、パワーが要求される一戦でした。しかし今年はクラス別定重量に変更され、しかも当日は軽めの馬場が予想されることから、負担重量が軽い下級条件の牝馬が食い込める可能性が出てきました。
 そこで期待したいのが、牝馬2頭ツジノコウフクヒメタケノビジン。メンバー中最軽量で、トップハンデのテンマデトドケから50キロ差あります。
 ツジノコウフクヒメは、一冠目・ばんえい大賞典で牝馬最先着の2着と健闘。その後、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン)2着、前哨戦のオッズパーク杯秋桜賞でも4着と、世代限定戦では上位の力を示しています。抜群の先行力&障害力を生かしここも逃げ切りを狙います。
 ばんえいプリンセス賞で単勝最低人気ながら3着に食い込んだのがタケノビジン。主戦の安部憲二騎手が休養中は精彩を欠いていましたが、同騎手に手綱が戻った9月以降は、ばんえいプリンセス賞を含め6戦して3着以内5回と調子を上げてきました。安部騎手に復帰後初重賞Vをもたらすのはこの馬かもしれません。
 2月の3歳牝馬重賞・バレンタインカップを制すなどの実績があるのがダイリンビューティ。ばんえいプリンセス賞でも勝利を収めています。負担重量も前述両馬より10キロ重いだけなら、まったく不利は感じませんが、軽馬場で前が止まらない可能性もあり、決め手が不発に終わる可能性もあります。
 対する牡馬では、ばんえい大賞典馬レットダイヤが最右翼。秋桜賞で復活の勝利を挙げたホクショウバトルも楽しみです。

 この日の第10レースは赤兎馬賞(16:30発走予定)。初めての実施となる3歳以上鹿毛馬による選抜戦です。
 出走9頭中8頭がオープン(重量区分)馬という豪華メンバーが揃いました。前走で北見記念を使われた3頭ナリタボブサップニシキダイジンホクショウダイヤが有力。なかでもナリタボブサップが軽めの馬場を利して逃げ切る可能性大でしょう。

  11月1日(月)のメイン第11レースにとかち駒場特別(A2級-1組・16:45発走予定)が行われます。
 好調馬揃いの4歳勢が中心となりそう。なかでも筆頭格はトモエエーカンでしょう。このA2級-1組では、9月4日の特別、前々走の平場ともに第2障害3番手から豪快に差し切って勝利とすでに上位実績があります。今回は別定15キロ増で実質トップハンデですが、相手関係的にも上位争いできそうです。
 同じく4歳のフクドリも有力。夏の間は減った馬体が戻りきらず、やや精彩を欠いていましたが、1090キロ以上に増えた近5戦では3勝、3着1回と春の勢いを取り戻しています。先行力とスピードでどこまで対抗できるでしょうか。
 5歳以上では、トウリュウキョウエイボーイの両障害巧者が侮れません。

今週の見どころ(10/23~10/25)

2010年10月22日(金)

 10月24日(日)のメイン第11レースには北見記念が行われます。800キロ台後半の負担重量での力と力のぶつかり合い。カネサブラック、フクイズミ、ナリタボブサップをはじめ現在のばんえい古馬のベストメンバーともいえる、豪華な顔ぶれが揃いました。また、ひとつ前の第10レースには、500キロの定量で争われるスピードスター賞が組まれています。8月以来2度目の実施で、前回は勝ち時計56秒6(馬場水分3.3%)という高速決着でした。パワーとスピード、異なる適性が要求される両レースにぜひご注目ください。
 なお、23日(土)、24日の両日、帯広競馬場では、北見物産展や、斎藤修さん、浅野靖典さんによる場立ち予想(23日)ほか様々なイベントが予定されています。

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※12月実施予定の新設重賞のレース名称を募集しています(10月24日18:00まで)。詳しくはこちら

 10月23日(土)のメイン第11レースに晩秋特別(B2・B3級決勝混合・17:05発走予定)が行われます。10月17日第7レース(B2級-1組)と18日第7レース(B3級-1組)の上位馬に、追加出走1頭を含む9頭立て。
 今回のメンバー中、前走B2級-1組で最先着の3着だったカネサテンリュウに期待します。父コーネルトップ、母カネサウイン、24日(日)の北見記念でも人気が予想されるカネサブラック(父カネサスピード)の弟。偉大な兄と比べては可哀そうですが、こちらも下級条件ながら13戦連続3着以内の充実ぶりです。ここはトップハンデを背負いますが、スピードを生かして勝利を狙います。
 逆転候補筆頭は同じ前走で5着のダイエイヒーロー。追走に手間取らなければ勝利も見込めます。
 前走B3級-1組勢では、唯一、重賞・特別への出走経験があるアウルメンバーが上位でしょう。障害次第のところがありますが、前走(2着)なみにこなせれば、末脚がさく裂するかもしれません。
 同じ前走3着で障害巧者のグランドペガサスも争覇圏です。

 10月24日(日)のメイン第11レースは第31回北見記念(17:10発走予定)。トカチプリティー、オレワスゴイが回避して8頭立て。基礎重量850キロ(牝馬830キロ)から、本年度の収得賞金100万円ごとに10キロ増となる別定重量戦で、カネサブラックが20キロ増、ナリタボブサップフクイズミホクショウダイヤが10キロ増での出走となります。
 9月の岩見沢記念で3着と今季初めて連対を外したカネサブラックの巻き返しに期待します。6月の旭川記念(2着)、7月の北斗賞(1着)、8月のばんえいグランプリ(2着)は、ニシキダイジンを目標にレースを運べましたが、同馬が回避した岩見沢記念では、逆にこの馬が他馬の標的になってしまったのが3着敗退の原因でしょう。今回はニシキダイジンが出走しており、マイペースで進められるはず。昨年のこのレースでは最大40キロ差のトップハンデで勝利しており、不安はありません。
 このレースに旧四市冠競走全制覇がかかるのがフクイズミ。岩見沢記念では第2障害でヒザをついたものの、きっちり差し切りました。今季、唯一の古馬重賞2勝馬で、障害で大幅なロスでもなければ、ここも上位争いできるはずです。
 800キロ台後半でもひと腰で切れる障害力を持つナリタボブサップ、今季重賞では常に善戦しているニシキダイジンも争覇圏でしょう。

 この日の第10レースにスピードスター賞(3歳以上100万円以上選抜混合・16:30発走予定)が行われます。
 定量500キロの軽量で争われるレースで2回目の実施。8月の第1回は、最軽量の2頭が1、3着とともに上位に入ったことから、今回も最軽量480キロのトレジャーハンターミスタートカチ(ともに3歳20キロ減)、ユーファンタジー(牝馬20キロ減)らが注目を集めそうです。

  10月25日(月)のメイン第11レースは落葉特別(A2・B1級決勝混合・16:45発走予定)。10月16日第10レース(B1級-1組)と17日第9レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
 前走A2級-1組で1着のトモエエーカンに期待します。9月4日のA2級-1組特別では豪快な差し切り勝ちを収めるなど、A2級では上位安定勢力です。半数が格下のここは負けられないところでしょう。
 前走B1級-1組を制し2連勝中なのがスギノハリアー。近2走は持ち前のスピードが生きる馬場だったこともありますが、この勢いは侮れません。
 A2級-1組で3着のキョウエイボーイ、同6着ヒロノドラゴンらは、トモエエーカンが障害でもたつくようなら、チャンス到来。障害力を生かして逆転を狙います。
 B1級-1組3着のコーネルは障害さえまともならA2級-1組特別でも勝ち負けになる力量馬。一発があるとしたらこの馬でしょう。

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