3月12日(土)の開催は、東北地方太平洋沖地震の影響により、取りやめとなりました。なお代替開催は、15日(火)に出走投票をやり直さずに実施します。
メインに重賞・イレネー記念が組まれている13日(日)には、鈴木勝堤元騎手によるトークショーや、当情報局の重賞予想でもおなじみの斎藤修さんによる場立ち予想なども行われます。ぜひ競馬場へお越しください。
3月13日(日)のメイン第11レースには第42回イレネー記念(17:10発走予定)が行われます。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップから続く2歳シーズン(明け3歳)三冠の最終戦で、牡馬670キロ(牝馬650キロ)と定量での争いです。
三冠達成をめざすオイドンの独壇場でしょう。別定30キロ増でヤングチャンピオンシップを楽勝し、別定40キロ増となった近2走の3歳A級-1組でも危なげなく連勝を飾っています。2歳シーズン路線が確立した近2年は、ホクショウバンク、テンマデトドケがそれぞれ二冠を制していますが、今年は初の三冠馬誕生が濃厚といえます。
焦点は2着争い。フナノコーネルは一冠目、二冠目ともオイドンには離されましたが3、2着と上位にきています。障害巧者で、デビュー以来一度も掲示板を外していない堅実さが武器です。
二冠目で3着のレットフジ、同5着ホクショウバルト、前走2月27日の3歳A級-1組で復活の白星を挙げたニュータカラコマも争覇圏でしょう。
3月14日(月)のメイン第11レースはホワイトデー特別(オープン・A1級決勝混合・16:45発走予定)。3月6日第10レース(A1級-2組混合)、7日第10レース(オープン-2組混合)の上位馬による一戦です。
オープン(負担重量区分)から320万円未満までによる混合戦ですが、ハンデ差が最大25キロしかなく、格付上位馬が有利でしょう。なかでも前走7日第10レースを制したオープン馬ホクショウバンクが中心。その前走では離れた2番手から猛烈な脚を繰り出し、逃げ切り濃厚かと思われたオレワスゴイをきっちり差し切って勝利をものにしています。
相手もオープン馬オレワスゴイで順当でしょう。近2走は、ホクショウバンクと一進一退の競馬を繰り広げています。ホクショウバンクが障害で苦戦するようなら、逆転も考えられます。
同じ前走でそれほど差のない4着ウメノタイショウは一角崩しが目標です。
代替開催となる3月15日(火)のメイン第11レースは十勝川温泉特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)。3月5日第10レース(A2級-1組)、6日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
前走5日第10レースで7着だったトウリュウに注目します。今回よりも骨っぽい相手関係だった前々走のA2級-1・2組決勝混合特別で快勝と、このメンバーなら実績上位です。平場の前走は敗れましたが、今回は障害力がいかせる特別戦だけに、巻き返し十分でしょう。トップハンデでも750キロなら心配ありません。
同じ前走の勝ち馬ミスタートカチも障害巧者。745キロは微妙なハンデですが、半数が格下の今回も大崩れはないでしょう。同4着で決め手上位のホクショウマドンナも障害次第では楽しみです。
前走6日第9レース組は実力拮抗ですが、1着で障害巧者のインフィニティーがややリード。同5着のフクノカミカゼはもともと登坂力勝負のタイプだけに、立て直してくれば侮れないところ。同2着ギャンブラーキングもしっかり歩けるタイプだけに、位置取りしだいでは勝利までありそうです。