ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 135136137138139140141142143144145

今週の見どころ(4/16~4/17)

2011年4月15日(金)

 4月16日(土)、いよいよ2011年度のばんえい十勝がスタート。本年度も2012年3月26日までの153日間に渡って熱戦が繰り広げられます。なお、開幕週は16日(土)、17日(日)の2日間開催で、両日とも「震災復興シリーズ」として実施。馬券収益の一部が義捐金として被災地支援に充てられます。
 17日のメインには開幕週の恒例となった重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。どうぞお楽しみに。

帯広競馬場全直営場外発売所でのイベントはこちら

 4月16日(土)のメイン第11レースは震災復興支援がん馬ろう日本特別(オープン-1組混合・17:05発走予定)
 オープン格付のギンガリュウセイが中心でしょう。10月の北見記念でニシキダイジンの3秒1差2着に踏ん張ったのをはじめ、昨季は重賞やオープン-1組特別で上位争いしていた力量馬。初重賞制覇が期待される7歳シーズンのスタートを白星で飾りたいところです。
 5歳のオープン両馬、アオノレクサスホクショウバンクも地力強化中だけに楽しみな存在。ともに障害力が武器です。
 今季からばんえい十勝では、本走路の残り40mから10mまでの区間に0.5mの上り勾配をつけた砂障害を設置。非力な逃げ・先行馬では粘り込みが難しくなることが予想されます。
 昨季、オープン-1組特別で連対実績があるホッカイヒカルニシキセンプーは準オープン格付で、オープン勢に比べ負担重量で有利。ともに末脚のキレを身上とする後半勝負型で、砂障害が味方すれば一発逆転も考えられます。

 4月17日(日)のメイン第11レースは重賞・第5回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜混合・17:10発走予定)。昨季の収得賞金順に出走馬が選抜されます。
 オープン馬カネサブラックに期待します。昨年秋から年明けにかけて勝ち切れない時期もありましたが、2月のオープン-1組特別から大一番・ばんえい記念まで4連勝を飾って、完全復活をアピールしました。このレースは昨年こそ2着でしたが、第1回から3連覇を成し遂げるなど相性抜群。4度目の制覇へ突っ走ります。
 ばんえい記念でカネサブラックと一騎打ちの末2着と敗れたのがニシキダイジン。高重量戦が得意ですが、昨年のこのレースで4着や、特別戦でも意外と大崩れが少ない成績を残しています。普段戦っている相手よりも楽になるここは、地力で上位進出できるでしょう。
 昨季を3連勝で締めくくったライデンロック、5歳ナンバー1の実力馬キタノタイショウ、勝ち切れない面はあるものの末脚ではメンバー中上位のホクショウダイヤら、相手もオープン勢でしょう。

今週の見どころ(3/26~3/28)

2011年3月25日(金)

 3月27日(日)のメインには、ばんえい記念が組まれています。ばんえいの古馬ナンバー1を決する大舞台に今年も10頭が集結しました。当日、帯広競馬場では、ばんえい記念トークショー&場立ち予想ほかのイベントが行われます。
 ばんえい十勝では、帯広競馬場ならびに直営場外発売所にて、3月28日(月)までの開催日に、東北地方太平洋沖地震での被害に対する募金活動をしています。

ミントスポット北見場外でのイベント(3月27日)はこちら
直営場外発売所でのイベント(3月28日)はこちら

 3月26日(土)のメイン第11レースはじゃらんカップ(A2級-1・2組決勝・17:05発走予定)。3月20日第10レース(A2級-1組)、21日第9レース(A2級-2組)の上位馬による一戦です。
 前走20日第10レースを快勝したインフィニティーに引き続き期待します。好位追走からしぶとく末脚を伸ばす安定した取り口で、近3走が1、2、1着と好調です。同じ前走3着でここにも出走のコマクイン(2着エメラルドは出走回避)が特別ではやや割引が必要なタイプだけに、ここも首位は譲れません。
 前走21日第9レースを圧勝したキタノダイチも近9走がすべて3着以内と好調を維持。障害も前走で立て直されており、相手は強化しますが引き続き好勝負できそうです。
 この2頭をまとめて負かすとしたら、20日第10レースで4着のトウリュウでしょう。2月26日の襟裳岬特別(A2級-1・2組決勝混合)では逃げ切ってキタノダイチ以下を完封した実績があります。
 21日第9レース2着で地力強化中のミノルユウセンや、同3着で今回は藤野俊一騎手に乗替わったスーパーオーサンも侮れません。

 3月27日(日)のメイン第11レースには第43回ばんえい記念(17:15発走予定)が行われます。定量1トン(牝馬980キロ)にて争われる年度末の頂上決戦。昨年のこのレースの上位3頭による争いが予想されます。
 なかでも連覇を目指すニシキダイジンに注目。800キロ以上を曳くレースでは、09年1月の帯広記念(2着)以降、すべて掲示板を確保。今季の2勝は、10月の北見記念(850キロ)、1月の帯広記念(900キロ)と高重量では抜群の安定感を見せます。現役ジョッキーでばんえい記念では最多の5勝を誇る藤野俊一騎手が引き続き騎乗するのも心強いです。
 ばんえいきっての障害巧者といえば昨年の3着馬ナリタボブサップ。今年の帯広記念では、ニシキダイジンより20キロ重い920キロながらわずか1秒7差の2着でした。先頭で第2障害を越えられれば粘り込みのチャンスがありそう。先週(3月20日)に2年連続での年間200勝を達成した鈴木恵介騎手の腕にも注目でしょう。
 カネサブラックは昨年の2着馬。7月に北斗賞を制して以降、重賞では勝ちきれませんでしたが、2月のチャンピオンカップ快勝で復活。今季ここまでの19戦すべてで1番人気に推されている力量馬です。

  3月28日(月)のメイン第12レースは蛍の光賞(A1・A2級決勝混合・17:35発走予定)。3月19日第10レース(A2級-3組混合)、21日第10レース(A1級-2組混合)の上位馬による一戦です。
 今シーズン最後のレースは、前走21日第10レースの3着馬オレワスゴイが主役でしょう。今季、オープン-2組で連対と実績上位です。前走はユーファンタジーの決め手に屈しましたが、基礎重量が増える今回は違った結果になりそうです。
 同じ前走で5着だったスーパークリントンは、近3年はばんえい記念に出走していた実力馬。今年は出走がかないませんでしたが、その無念を晴らしたいところです。
 同2着で障害巧者のアアモンドヤワラや、来季は牝馬戦線で飛躍が期待されるユーファンタジーなど、相手も21日第10レース組でしょう。

 2011年度のばんえい十勝は、4月16日(土)に開幕(第1回能力検査は4月10日)予定となっています。

今週の見どころ(3/19~3/21)

2011年3月18日(金)

 3月19日(土)~21日(祝・月)の3日間は、帯広競馬場および、とかちむらで様々なイベントが行われます。20日(日)のメインには4歳と5歳による世代混合重賞・ポプラ賞が組まれています。3連休もぜひ競馬場へお越しください。
 ばんえい十勝では、3月28日(月)までの開催日に、東北地方太平洋沖地震での被害に対する募金活動をしています。なお、ばんえい十勝騎手会でも25日(金)10:00~12:00の間、帯広駅、藤丸百貨店・ふれあい広場にて募金活動を実施します。

 3月19日(土)のメイン第11レースはプラタナス特別(A1級-1組・17:05発走予定)
 3月5日の前走・とかちえぞまつ特別(A1級-1組)を制したヒロノドラゴンに引き続き注目。前々走まで2、2、3、3着と、4走連続してゴール前で競り負け惜敗していたうっ憤を晴らしました。今回は前走で接戦を繰り広げたシベチャタイガーが不在と、相手関係が有利です。
 とかちえぞまつ特別3着のミサキスペシャルが相手筆頭。前走のA1級決勝混合できっちり巻き返しました。このところ障害でやや安定味を欠きますが、末脚でカバーできており、ここも大崩れはないでしょう。
 アアモンドヤマトはとかちえぞまつ特別では8着に敗れたものの、それまではA1級-1組の上位常連でした。巻き返しが期待されます。
 前走はオープンとの混合戦で惨敗したアオノレクサスも、自己条件に戻るここはチャンスがありそうです。

 3月20日(日)のメイン第11レースは4歳・5歳による第32回ポプラ賞(17:10発走予定)。重賞としては07年以来の実施となります。1重量格により10キロ加減、オープン馬は本年度の収得賞金120万円につき10キロ加増となり、5歳のオープン馬キタノタイショウが別定20キロ増でトップハンデとなります。
 同条件の特別だった近3年を含む過去5回を見てみると、連対したのはすべて牡馬(セン馬は出走なし)で、5歳が9頭、4歳が1頭という結果。トップハンデは昨年の3着(キタノタイショウ)が最高でした。
 過去の結果から中心は、トップハンデではない5歳の牡馬ホクショウバンクでしょう。今季は春から夏にかけてやや精彩を欠き8月に休養入り。11月の復帰後は16戦5勝、2着3回、3着5回の堅実行進です。オープン戦で2連勝中と好調持続で、今回は別定重量の加増もなく、目下障害のキレも文句なし。2歳12月のヤングチャンピオンシップ以来となる重賞制覇のチャンスといえます。
 相手は5歳のセン馬フクドリでしょう。1月の5歳重賞・天馬賞では、ホクショウバンク(3着)と同重量で2着に入った実績があります。障害次第では、初重賞制覇のシーンも一考できます。
 キタノタイショウは昨年3着の雪辱を期したいところですが、今年もトップハンデを課せられました。ここは5歳二冠(銀河賞、天馬賞)を制した底力に期待でしょう。

  3月21日(祝・月)のメイン第11レースは白樺賞(オープン-1組・17:05発走予定)。次週(3月27日)に大一番・ばんえい記念を控えており、やや手薄なメンバーとなりました。
 ライデンロックが負けられません。前回の然別賞(3月6日・オープン-1組)は感冒のため出走取消しましたが、それまではオープン-2組特別、選抜混合特別と2連勝していました。今回は、オープン-2組程度の相手関係だけに、連勝を3に伸ばす公算が大といえます。
 強敵はギンガリュウセイただ1頭。10月の北見記念で2着など、古馬重賞でも上位争いできる力を身につけてきました。障害力を生かした積極策でライデンロックに迫ります。
 末脚切れるニシキセンプー、古豪ヤマノミントらは一角崩しが目標です。

今週の見どころ(3/12~3/14)

2011年3月11日(金)

 3月12日(土)の開催は、東北地方太平洋沖地震の影響により、取りやめとなりました。なお代替開催は、15日(火)に出走投票をやり直さずに実施します。
 メインに重賞・イレネー記念が組まれている13日(日)には、鈴木勝堤元騎手によるトークショーや、当情報局の重賞予想でもおなじみの斎藤修さんによる場立ち予想なども行われます。ぜひ競馬場へお越しください。

  3月13日(日)のメイン第11レースには第42回イレネー記念(17:10発走予定)が行われます。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップから続く2歳シーズン(明け3歳)三冠の最終戦で、牡馬670キロ(牝馬650キロ)と定量での争いです。
 三冠達成をめざすオイドンの独壇場でしょう。別定30キロ増でヤングチャンピオンシップを楽勝し、別定40キロ増となった近2走の3歳A級-1組でも危なげなく連勝を飾っています。2歳シーズン路線が確立した近2年は、ホクショウバンク、テンマデトドケがそれぞれ二冠を制していますが、今年は初の三冠馬誕生が濃厚といえます。
 焦点は2着争い。フナノコーネルは一冠目、二冠目ともオイドンには離されましたが3、2着と上位にきています。障害巧者で、デビュー以来一度も掲示板を外していない堅実さが武器です。
 二冠目で3着のレットフジ、同5着ホクショウバルト、前走2月27日の3歳A級-1組で復活の白星を挙げたニュータカラコマも争覇圏でしょう。

  3月14日(月)のメイン第11レースはホワイトデー特別(オープン・A1級決勝混合・16:45発走予定)。3月6日第10レース(A1級-2組混合)、7日第10レース(オープン-2組混合)の上位馬による一戦です。
 オープン(負担重量区分)から320万円未満までによる混合戦ですが、ハンデ差が最大25キロしかなく、格付上位馬が有利でしょう。なかでも前走7日第10レースを制したオープン馬ホクショウバンクが中心。その前走では離れた2番手から猛烈な脚を繰り出し、逃げ切り濃厚かと思われたオレワスゴイをきっちり差し切って勝利をものにしています。
 相手もオープン馬オレワスゴイで順当でしょう。近2走は、ホクショウバンクと一進一退の競馬を繰り広げています。ホクショウバンクが障害で苦戦するようなら、逆転も考えられます。
 同じ前走でそれほど差のない4着ウメノタイショウは一角崩しが目標です。

  代替開催となる3月15日(火)のメイン第11レースは十勝川温泉特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)。3月5日第10レース(A2級-1組)、6日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
 前走5日第10レースで7着だったトウリュウに注目します。今回よりも骨っぽい相手関係だった前々走のA2級-1・2組決勝混合特別で快勝と、このメンバーなら実績上位です。平場の前走は敗れましたが、今回は障害力がいかせる特別戦だけに、巻き返し十分でしょう。トップハンデでも750キロなら心配ありません。
 同じ前走の勝ち馬ミスタートカチも障害巧者。745キロは微妙なハンデですが、半数が格下の今回も大崩れはないでしょう。同4着で決め手上位のホクショウマドンナも障害次第では楽しみです。
 前走6日第9レース組は実力拮抗ですが、1着で障害巧者のインフィニティーがややリード。同5着のフクノカミカゼはもともと登坂力勝負のタイプだけに、立て直してくれば侮れないところ。同2着ギャンブラーキングもしっかり歩けるタイプだけに、位置取りしだいでは勝利までありそうです。

今週の見どころ(3/5~3/7)

2011年3月 4日(金)

 先週の開催を終えて(2月28日現在)のジョッキー・リーディングでは、鈴木恵介騎手が190勝を挙げトップに立っています。鈴木騎手は昨シーズンに、ばんえい史上初となる年間200勝をマーク。今シーズンも、早ければ今週の3日間で大台到達という可能性も出てきました。名手の騎乗ぶりに注目したいところです。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 3月5日(土)のメイン第11レースにはとかちえぞまつ特別(A1級-1組・17:05発走予定)が行われます。
 A2級で目下3戦連続連対と勢いが出てきたキンノカミに注目。2月20日のA2級-1組で悠々逃げ切り勝ちを収め、先週のA2級-1・2組混合特別は回避。レース間隔をあけて今回を迎えました。相手強化となりますが、最軽量750キロを利して押し切りを期待します。
 相手は2月19日のオーロラ特別(A1級-1組)での上位3頭、ミサキスペシャルシベチャタイガーヒロノドラゴン。4番手以下を引き離してゴール前、激しい追い比べを繰り広げました。3頭には今回もハンデ差がありません。上がり馬キンノカミを迎え撃ちます。

 3月6日(日)のメイン第11レースは然別賞(オープン-1組・17:05発走予定)。ナリタボブサップ、ニシキセンプーが回避して8頭立てとなりました。
 2月21日のチャレンジカップ(4歳以上選抜混合)で2着ホクショウダイヤを13秒3もちぎって勝ったライデンロックに期待。前々走のオープン-2組特別から2連勝中です。オープン-1組に入ると勝ち切れませんが、カネサブラックより30キロも軽い最軽量770キロなら逃げ切れる公算大でしょう。
 キタノタイショウは、前走のチャンピオンカップでは、1着カネサブラック、2着ナリタボブサップと10キロ差で3着に健闘。このところ地力強化が感じられます。
 カネサブラックは実績断然ですが、別定40キロ増の800キロが気になります。
 強力な先行馬が不在で、差し馬ホクショウダイヤホッカイヒカルらが流れに乗れれば食い込む余地もありそうです。

  3月7日(月)のメイン第11レースはたちばな賞(4歳以上牝馬オープン・16:55発走予定)
 最大40キロ差なら、トップハンデでもフクイズミの2連覇濃厚といえます。昨年のこのレースでも同じ最大40キロ差トップハンデで勝利しています。
 ただ、フクイズミは常に障害への不安がつきまとうタイプ。安定した先行力と障害力がウリのトカチプリティーの逆転も考えられます。
 エンジュオウカンはこのところやや精彩を欠いている感もありますが、牝馬限定戦なら食い込む可能性がありそうです。
 減量がある5歳の2頭、ワタシハスゴイワタシハキレイズキは、このメンバーと渡り合うには、もう少しパワーアツプが必要でしょう。

<<前へ 135136137138139140141142143144145
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.