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今週の見どころ(6/9~6/11)

2012年6月 8日(金)

 6月3日に行われた今年最初の2歳A級-1組戦は、ホクショウサスケ(牡、坂本東一厩舎)がゴール前3頭の争いを制して通算成績を4戦3勝、2着1回としました。過去5年で、その年最初の2歳A級-1組戦を勝った馬は、09年レットダイヤ(ばんえい大賞典優勝)、10年オイドン(2歳二冠、ばんえいダービー優勝)をはじめ、すべてがのちに重賞で馬券に絡む活躍を見せており、このホクショウサスケにも今後に大きな期待がかかります。

※6月11日(月)は、川崎競馬場及びSPAT4で、第2~第12レースを発売します。
帯広競馬場でのイベントはこちら

 6月9日(土)のメイン第11レースは、水無月特別(A2級-1組・20:00発走予定)
 6月3日のA2・B1級決勝混合で逃げ切ったアアモンドヤマトに引き続き期待します。今季は2戦目こそ10着と大敗しましたが、それ以外の7戦では5着以内の堅実行進。前走は7番人気でしたが、ここは人気を背負う立場となりそうです。
 同じ前走では8着(2番人気)と敗れたユーファンタジーですが、第2障害で苦戦したのが敗因のすべて。確実な末脚を持っているだけに、立て直されれば、当然勝ち負けでしょう。
 オレワスゴイは、6月4日のジュノー特別(A2・B1級決勝混合)で昨年9月以来の勝利を挙げ意気が上がります。
 6月3日のA2・B1級決勝混合で5着インフィニティーの巻き返しや、勝ち味に遅いものの実績上位アオノレクサスも侮れません。

 6月10日(日)メイン第11レースは、シルバーカップ(オープン・A1級混合・20:00発走予定)。オープンはオイドン1頭だけ。ほか9頭は準オープンで、うち6頭が6月2日のあじさい特別(A1級)を使われていました。
 注目は、そのあじさい特別の勝ち馬ホリセンショウ。今季初戦でしたが、圧倒的な支持にこたえ、第2障害3番手から鮮やかな抜け出しを決めました。シーズンをまたいでの連続連対も9に伸ばしています。前走の再戦模様の今回も引き続き有力でしょう。
 同じ前走で2着だったのがアグリミズキ。第2障害を2番手で越えると、ホリセンショウに交わされてからもしぶとく食い下がりました。こちらも好走に期待できそうです。
 オイドンは、前走の4歳オープン特別が豪快な差し切り勝ち。最大60キロ差のトップハンデで、7番人気の低評価を覆す会心の勝利でした。古馬オープンでは苦戦が続きますが、格下相手のここは貫録を示す場面があるかもしれません。
 2連勝中のフジカチドキ、今季初戦の前走で接戦をモノにしたキンノカミは相手強化となりますが、勢いがあるだけに侮れません。

  6月11日(月)のメイン第11レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)。5月14日に行われた、とかち皐月賞(3歳オープン)から7頭がここにも参戦してきました。
 そのとかち皐月賞で1番人気で2着テンカムソウに期待します。勝ったアサヒリュウセイにはちぎられましたが、しぶとく伸びて力は示しました。続く古馬B級の2戦も1、4着にまとめ好調を持続している感があります。
 とかち皐月賞が圧巻の勝利だったアサヒリュウセイ、引き続きトップハンデですがイレネー記念優勝の実力馬ニシキエーカンも有力でしょう。
 とかち皐月賞不出走組では、目下4連勝と勢いに乗るエイエンノココロが面白そう。初の特別参戦となりますが、3歳三冠路線へ向け賞金を加算したいところでしょう。

今週の見どころ(6/2~6/4)

2012年6月 1日(金)

 ばんえいで初の白毛馬として話題のハクバビューティー(牝2)が、6月3日(日)第1レースでデビュー2戦目を迎えます。また、こちらも珍しい駁毛(ぶちげ)のエンジェルガガ(牝2)は、2日(土)第2レースに出走予定。どちらも初勝利を目指します。早い時間帯のレースにもご注目ください。

 6月2日(土)のメイン第11レースは、あじさい特別(A1級・20:00発走予定)
 中心はアグリミズキ。今季は未勝利ですが、4月14日、21日の自己条件戦で、今回出走のほとんどの馬に先着と相手関係で有利です。前走カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では、コマクインの3着に敗れていますが、ここはハンデ差のつかない戦い。順当に勝機到来といえます。
 相手候補は、ともに障害巧者のホリセンショウウメノタイショウでしょう。特にホリセンショウは今季初出走ですが、昨季終盤にはオープンでナリタボブサップと好勝負していた実力馬。障害を早めに越えられれば押し切る可能性もあります。
 ファーストスターミスタートカチダイリンビューティら成長著しい5歳世代も侮れません。

 6月3日(日)のメイン第11レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:00発走予定)。6月24日に行われる4歳世代三冠の初戦・柏林賞の前哨戦といえます。
 4月30日に行われた同条件戦・すずらん賞のメンバーが7頭を占めますが、なかでも注目はニュータカラコマ。着順こそ4着でしたが、第2障害離れた8番手から追い込んで、勝ったマルニセンプーに3秒7差というのは並の馬にできる芸当ではありません。2走前のA1級特別では逃げ切っており、出脚もつきます。世代限定戦ではハンデを背負う立場ですが、柏林賞へ向けぜひとも勝利がほしいところでしょう。
 アアモンドマツカゼは、すずらん賞では7着でしたが、こちらも位置取りがうしろ過ぎたのが敗因でしょう。その後の2戦では、逃げ切って連勝を収めています。軽ハンデを生かし上位をうかがいます。
 同じくすずらん賞6着後に2連勝を飾っているヘイセイオトメ、ばんえい菊花賞馬ですずらん賞2着のフジダイビクトリーも侮れないところです。

  6月4日(月)のメイン第11レースは、ジュノー特別(A2・B1級決勝混合・20:00発走予定)。5月27日第9レース(B1級-2組)、同日第10レース(A2級-2組混合)の上位馬による一戦です。
 27日第9レースの勝ち馬ベニインパクトに期待します。差して届かずというレース続きでしたが、久々に騎乗した松田道明騎手が持ち味を引き出し、一気の追い込みを決めました。今回も引き続き同騎手が騎乗。昨季終盤はオープン-3~4組あたりでも好勝負しており、軌道修正された今なら、格上馬が相手でも期待できそうです。
 格上の27日第10レース組は、勝ち馬キンノカミが回避。残り20メートル付近から同馬との激しい追い比べを繰り広げた2着馬クロフネオーザン、3着馬リキエイに注目です。

今週の見どころ(5/26~5/28)

2012年5月25日(金)

 ばんえい史上初の白毛馬・ハクバビューティー(牝2、西弘美厩舎)が、先週、5月21日の第5レースでデビュー。9着と敗れましたが、ゴール後は観客から拍手が沸き起こり、注目度の高さがうかがえました。次走は、6月3日第1レースの模様。白毛馬の初勝利となるか、ご期待ください。

 5月26日(土)のメイン第11レースは旭岳特別(A2級-1組・20:00発走予定)
 好調馬が揃い混戦模様ですが、なかでもフジカチドキに期待します。前走楽天競馬杯(A1級-1組混合)では、残り30メートルで先頭に立つとそのまま押し切って勝利。末脚自慢のこの馬に2番手で障害を越えられては、他馬はなす術もありませんでした。このところ障害のキレも申し分なく連勝が濃厚といえます。
 そのフジカチドキを2走前つつじ特別(A2級-1・2組決勝混合)で破っているのがユーファンタジー。障害のタイミング次第という面がありますが、末脚のキレでは互角以上。先に第2障害をクリアできるようなら面白いでしょう。
 今季5戦1勝、2着3回と安定感抜群なのがスギノハリアー。楽天競馬杯では、フジカチドキに交わされてからも懸命に食い下がり2着に好走しています。
 ほか、前走A1級-1・2組決勝混合で惜敗続きを脱したマルモスペシャルや、当日馬場状態に影響を与えるほどの降雨があれば快足インフィニティーにも出番がありそうです。

 5月27日(日)のメイン第11レースは大雪賞(オープン・20:00発走予定)。6月17日に行われる重賞・旭川記念を睨む10頭が集まりました。
 エンジュオウカン以外が、前開催のサッポロばんえい缶発売記念(オープン)を使われました。1~4着が1秒7差以内の激戦でしたが、注目は、豪快な差し切り勝ちを収めたホクショウダイヤ。上位4頭のなかで唯一の別定5キロ増と不利な立場でしたが、それを意に介さない堂々たる勝ちっぷりでした。
 相手も、サッポロばんえい缶発売記念の上位馬で、勝ち馬以上の末脚で2着に追い込んだキタノタイショウ、着実に良化をたどる3着カネサブラックが続きます。
 4着ナリタボブサップは、またしても詰めの甘さが出ましたが、展開次第では粘り込みもありそうです。

  5月28日(月)のメイン第11レースは黒岳特別(B1級-1組・20:00発走予定)
 前開催のスーパートレーナー賞(3歳以上選抜)の上位3頭がここにも出走してきました。ここは、そのレースも含め目下4連勝と波に乗るニシキエースが軸不動といえそうです。2着キタノドリーマーとは3秒3差ですが、レースぶりには余裕がありました。今回から別定5キロ増となりますが、さほど影響はないでしょう。ここも逃げ切って連勝を伸ばすか注目です。
 相手は同じ前走で2、3着のキタノドリーマーキタノストロングが有力。堅実さではキタノドリーマーですが、一発逆転の魅力なら末脚切れるキタノストロングでしょう。
 今季3勝、2着1回、3着2回とオール馬券圏内のカネミセンショーも侮れません。テンに置かれる傾向があるだけに特別の流れは向くはず。前走のあやめ特別(B1・B2級決勝混合)では圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。

今週の見どころ(5/19~5/21)

2012年5月18日(金)

 先週からナイター開催となったばんえい十勝。5月20日(日)のメインには、昨季のリーディング上位調教師10名の管理馬によるスーパートレーナー賞が組まれています。B1、B2、B3級の混合戦ですが、選抜戦だけに、好調馬が多く激戦模様です。どうぞお楽しみに。

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 5月19日(土)のメイン第11レースは、サッポロばんえい缶発売記念(オープン・20:00発走予定)。前開催に行われた重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で逃げ切り圧勝したホッカイヒカルが別定10キロ増、同2着ホクショウダイヤが5キロ増となりました。
 カネサブラックの巻き返しに期待します。今季初戦が6着、そして前走ばんえい十勝オッズパーク杯が3着と、なかなか勝てませんが、状態は上向きの印象を受けます。馬体重も戻りつつあり、そろそろ勝利というシーンも望めそうです。
 同じ前走で4着フクドリも差はありません。ホッカイヒカルにはちぎられましたが、2~4着まではコンマ6秒差以内の大接戦。第2障害を先頭で越えられれば粘り込む可能性もあるでしょう。
 ホクショウダイヤは、ばんえい十勝オッズパーク杯では、昨季終盤からの好調をそのままに連対を確保しました。もともと春先は好成績を挙げている時期でもあり、引き続き期待が持てそうです。
 ばんえい十勝オッズパーク杯組以外では、前走オープン・A1級混合特別で圧勝したナリタボブサップに注目します。

 5月20日(日)のメイン第11レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上選抜・20:00発走予定)
 好調馬が揃いましたが、3連勝中ニシキエース(村上慎一厩舎)には逆らえません。前走B2級-1組では、第2障害先頭クリアから、差なく続いたライトアームとゴールまでほぼ並走での追い比べとなりましたが、最後まで抜かせず押し切って勝利と、しぶとさも見せました。今回はやや相手が上がりますが、昨季、オープンで勝ち負けしていた地力が違います。ここでは負けられません。
 相手はキタノドリーマー(服部義幸厩舎)とキタノストロング(皆川公二厩舎)。4月23日のB1・B2級決勝混合特別では1、2着でした。ともに前走B1級-1組では障害で苦戦し敗れていますが、相手が楽になるここは巻き返しの期待が持てそうです。
 ここ2走のB3級-1組では1番人気を裏切り7、4着のペガサスプリティー(久田守厩舎)ですが、昨季はA2級で勝ち負けしていました。障害次第の面はありますが、決め手ではメンバー中上位だけに侮れないものがあります。

  5月21日(月)のメイン第11レースは、あやめ特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。5月13日第9レース(B1級-1組)と14日第12レース(B2級-1組)の上位馬による一戦です。
 14日第12レースの勝ち馬ニシキエースが不在。同2着馬ライトアームに期待がかかります。今年3月以降、シーズンをまたいで9戦連続3着以内の安定感。近2走はともに2着ですが、相手がオープン経験馬ニシキエースでは仕方がありませんでした。ここは巻き返しを期します。
 14日第12レースでしっかり伸びて3着カネミセンショーですが、今回見習い騎手起用の10キロ減がなくなるのは痛いところ。それなら、同4着カントリートレインのほうに妙味がありそうです。
 格上の13日第9レース組は近走成績に安定感を欠く馬が多い印象ですが、4月28日のB1級-1組特別で2着だったキョウエイボーイ、同3着ライズドラゴンの両障害巧者に注目したいところです。

今週の見どころ(5/12~5/14)

2012年5月11日(金)

 今週から、ばんえい十勝はナイター開催へ。10月29日(月)まで75日間のロングランとなります。今週は、第1レース発走予定時刻が、5月12日(土)、13日(日)→14:30、14日(月)→14:40となっています。
 また、スカパー!(795ch)の生中継の放送時間も、13:30~20:55(16:00までは有料)へ変更になっていますのでご注意ください。

 5月12日(土)のメイン第11レースは、楽天競馬杯(A1級-1組混合・20:00発走予定)
 ミサキスペシャルの巻き返しに期待します。前走つつじ特別(A2級-1・2組決勝混合)は1番人気で9着。先行争いが激しくなったとはいえ案外の結果でした。とはいえ、それまでの今季3戦が2、1、2着の安定感を考えれば、2戦続けての凡走は考えにくいものがあります。決め手勝負型ですが、先行できる脚もあるのが魅力です。
 同じ前走で2着ウメノタイショウも当然有力。ユーファンタジーの決め手に屈しましたが、障害のキレもよくこの馬の力は出し切った印象です。その勝ち馬が不在のここは引き続き上位進出濃厚といえます。
 前走B1級-2・3組決勝混合を勝ち2連勝を決めたグランドペガサスも侮れません。前走はスピードが生きる軽めの馬場(馬場水分4.0%)だったとはいえ、2着を7秒8もちぎる圧巻の逃げ切りでした。
 ほか、つつじ特別8着アオノレクサス、同3着フジカチドキらにも警戒が必要でしょう。

 5月13日(日)のメイン第11レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:00発走予定)。古馬牝馬オープンの上位常連だったフクイズミ、ニシキユウ、トカチプリティーらが昨季で引退。若返った印象のメンバー構成となりました。
 とはいえ、主役を務めるのは11歳馬エンジュオウカンでしょう。今年1月のヒロインズカップでは、第2障害離れた3番手から差し切り勝ちを収め古馬牝馬ナンバー1に輝いています。唯一のオープン格付でトップハンデですが、実績からいっても中心は譲れません。
 ヒロインズカップ4着ユーファンタジーも有力。今季開幕から3、1着と好調。特に前走(9番人気)は決勝混合特別で、相手強化の一戦でしたが、豪快に差し切って3連単33万馬券の波乱の立役者となりました。ヒロインズカップ当時より、エンジュオウカンとのハンデ差が広がるのは有利といえます。
 ほか昨年のこのレースの覇者で先行力あるコマクインや、牝馬オープン特別では大崩れの少ない障害巧者アグリミズキなども有力でしょう。

  5月14日(月)のメイン第11レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:00発走予定)
 2歳世代三冠路線では、二冠馬ブラックボスが3月に行われた三冠目・イレネー記念(定量戦)で5着に敗退。それまでの二冠でともに2着と苦杯を嘗めたニシキエーカンが逃げ切り勝ちを収めました。今回はブラックボスが不在で、ニシキエーカンはトップハンデ。イレネー記念で2、3着のテンカムソウアサヒリュウセイに注目します。
 経験値でリードしているのがテンカムソウ。イレネー記念に続く若草賞(3歳牡馬オープン)では第2障害を越え早めに先頭に立つと、そのまま押し切り、すかさず巻き返しました。今季はアサヒリュウセイより格上のB4級で、前々走がアローファイターの2着、前走がスーパークリントンの3着と、オープン経験馬を相手に健闘しています。
 一方のアサヒリュウセイは好調度で一歩リードしています。イレネー記念を含めシーズンをまたいで13戦連続して3着以内に好走。今季3戦もC1級からC2級(3・4歳限定)で3、1、2着と堅実な走りが目立ちます。
 2頭に続くのがヤマノウンカイ。イレネー記念は9着でしたが、11月の十勝産駒特別では、1着ニシキエーカン、2着ブラックボスから僅差の3着という実績がありました。若草賞ではテンカムソウと5キロ差でコンマ9秒差3着。今回は前述両馬と同重量ですが、どこまで食い下がれるでしょうか。

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