帯広競馬場では、いよいよ7月9日(土)から毎年好評を得ているビアガーデンがオープンします。営業期間は8月29日(月)まで及び9月17日(土)~25日(日)のばんえい十勝開催日となります。ビールを片手にナイター観戦はいかがでしょうか?
※帯広競馬場、ミントスポット北見場外でのイベントはこちら
7月9日(土)のメイン第11レースはオホーツク特別(B1級-1組・20:05発走予定)。
前走オニオン特別(B1・B2級決勝混合)で最下位9着と敗れたシベチャタイガーの巻き返しに期待します。雨の影響が残る馬場水分4.1%の軽い馬場が災いしたのか、しんがり追走とまったく流れに乗れませんでした。今季、A2・B1級決勝混合での3戦すべて3着以内と、B1級では力上位が明らか。馬場が回復しそうな今回は勝機十分でしょう。
ブライトダンサーも前走オニオン特別7着(2番人気)は実力ではありません。よどみのない流れながら積極策に出た結果で、今回は上位進出を狙います。
オニオン特別を制したカネサローズにとっては、オープン経験馬タケタカラニシキを下したことは自信につながるはず。相手関係的にはさほど強化した感もなく、引き続き好走が期待できそうです。
7月10日(日)のメイン第11レースは北海道競馬記者クラブ特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)。実績あるオープン馬に、勢いある準オープン(360万円未満)馬が挑む構図です。
準オープンクラスの大将格はアグリミズキ。今季開幕からすべて3着以内に好走しており、別定5キロ増となった前走サホロ特別(A1級-1組)でも逃げ残りをはかるコマクインをゴール前で差し切って快勝しています。
そのコマクインは、以前は特別では第2障害を越え早々に一杯になるレースが多かったですが、このところは交わされても最後まで歩き通せる地力が身についてきました。尾ヶ瀬馨騎手への乗替わりもマイナス材料ではありません。
サホロ特別3着など堅実なレースぶりが光るオレワスゴイ、4歳の強豪でA1級-1組勝ちがあるトレジャーハンター、前走A1・A2級決勝混合戦快勝で勢いに乗るキタノダイチも侮れません。
迎え撃つオープンの2頭、ウメノタイショウ、ホッカイヒカルはなかなか成績が上向きませんが、格下相手のここは地力を見せつける場面があるかもしれません。
7月11日(月)のメイン第11レースは能取湖特別(B2級-1組・20:00発走予定)。好調馬が揃い激戦が予想されます。
なかでも注目はコーネル。昨季までは障害次第という面があり、勝利した次走で大敗を喫するなど、なかな成績が安定しませんでしたが、今季はそれも解消。開幕から11戦9勝、2着1回(4着1回)と快進撃を続けています。今回は、別定5キロ増に加え相手強化で、試金石といえますが、現在の充実ぶりなら十分勝ち負けになりそうです。
先行力が自慢のエメラルドも今季開幕から6戦4勝、2着1回(4着1回)と好成績を残しています。特別の負担重量増は割引きですが、相手関係的には有利な印象を受けます。
ライズドラゴンも今季12戦してすべて3着以内ですが、勝ち星は3つだけと勝ち切れない面があります。差しタイプで展開に左右されますが、前走オニオン特別(B1・B2級決勝混合)では速い流れながら3着に入ったのは収穫でした。
前走の4歳重賞・柏林賞で2着に好走したファーストスター、決め手あるヒグマキングも差はありません。