6月5日(日)のメインには、スーパートレーナー賞が組まれています。ばんえい十勝では、5月22日にスーパージョッキー賞(昨年度のリーディング上位騎手選抜)が行われましたが、今回は、昨季のリーディング上位の調教師が管理するA2級、B1級、B2級、B3級格付馬による選抜戦です。
当日、帯広競馬場では、スーパートレーナー賞にちなんださまざまなイベントが実施されます。ぜひ競馬場へお越しください。
6月4日(土)のメイン第11レースは十勝岳特別(A2・B1級決勝混合・17:10発走予定)。5月28日第9レース(B1級-1組)と、29日第10レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
28日第9レースを含め4連勝中と波に乗るカネサテンリュウに引き続き注目。前走は3番手で第2障害をクリアすると、もったままで抜け出す会心の勝利でした。今回は相手強化で、別定5キロが課されることで試金石といえそうですが、前走の勝ちっぷりからは好走の期待が高まります。
同じ前走で2着だったスターオブドリームは特別では末脚不発に終わる可能性も。それなら同3着ヒロノドラゴン、同4着シベチャタイガーの障害巧者両馬のほうが上がり目が見込めそうです。
迎え撃つ格上29日第10レース組の大将格は勝ち馬アグリミズキ。今季6戦すべて馬券圏内確保と好調を持続しており、最軽量ハンデも魅力といえます。
6月5日(日)のメイン第11レースはスーパートレーナー賞(3歳以上選抜・17:10発走予定)。
各馬の前走はまちまちですが、軽ハンデ魅力のライズドラゴン(岡田定一厩舎)に注目します。前走のB3級-1組を含め今季7戦すべて3着以内の堅実行進です。ハイペースは向かない印象なだけに、特別のここはこの馬に有利な流れが見込めます。
格でいえばペガサスプリティー(久田守厩舎)が上位。昨季はオープン-2組でも連対した戦歴の持ち主です。障害しだいの面はありますが、決め手勝負なら右に出る馬はいません。
昨年に続くこのレース連覇を狙っているのがブランドボーイ(大友栄人厩舎)。半年の間、勝ち星から見放されていますが、9歳になっても先行力は健在。流れ次第では首位まで望めるでしょう。
障害巧者のトモエブラック(松井浩文厩舎)も基礎重量が増えるここは侮れないところです。
6月6日(月)のメイン第11レースは神威岳特別(A1・A2級決勝混合・17:05発走予定)。5月28日第10レース(A1級-2組)、30日第10レース(A2級-2組)の上位馬による一戦です。
28日第10レース組を上位とみます。その前走は1~5着までが3秒6差以内にひしめく大激戦。なかでも注目はやはり勝ち馬のトモエエーカンでしょう。前々走で崩れた障害が前走で立て直されました。2月のウィナーズカップでは、オープン-1組で上位常連のエンジュオウカンを完封するなど実績上位は明らかです。
同じ前走で5着のヒマワリカツヒメ(1番人気)は差しタイプ。開幕戦は10着でしたが、徐々に調子を上げてきた感があり、そろそろ今季初勝利も期待できそうです。
同4着ワタシハキレイズキも最後のひと踏ん張りができれば巻き返してきそうです。
30日第10レース組では安定した障害力がある2着キョウエイボーイ、3着アローファイターに注目します。