4月30日(土)~5月2日(月)、帯広競馬場ではご当地グルメフェアやお子様向けのふわふわ・縁日コーナーなど、イベントが盛りだくさんです。なお、この3日間は入場料無料となっています。ぜひ競馬場へお出かけください。
4月30日(土)のメイン第11レースはとかち皐月賞(3歳オープン・17:05発走予定)。
ここはニュータカラコマに期待します。2歳シーズン三冠の最終戦である3月のイレネー記念では、二冠馬オイドンとの一騎打ちを制し重賞初制覇を成し遂げています。続く若草賞(3歳牡馬オープン)でもオイドン(4着)を破り、3連勝で昨季を締めくくりました。古馬と初対戦だった今季初戦のB3・B4級-1組混合(4月24日)では、強豪牝馬エメラルドの2着に食い下がって実力をアピールしています。末脚の確かさでは定評がありましたが、気性的に成長したことが飛躍につながったようです。
相手はオイドンでしょう。二冠を制した実績に加え、デビューから一度も掲示板を外していない堅実さも魅力。先週(4月23日)のB1・B2級-1組混合特別を回避し、きっちり調整されてここに臨みます。
2歳シーズン女王のヤマトホマレは4月17日のB4級-3組で古馬勢を一蹴。同世代の牡馬相手でも一歩も引かない戦いができそうです。
イレネー記念3着レットフジ、4着ホクショウバルトらは軽ハンデを生かし上位進出を狙います。
5月1日(日)のメイン第11レースはスプリングカップ(オープン-1組混合・17:05発走予定)。
開幕週に行われた重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯組が中心。なかでも2着だったホクショウダイヤに期待します。この馬のキレ味を引き出したテン乗りの藤本匠騎手の好騎乗はありましたが、勝ったカネサブラックと同重量でわずか2秒8差は価値があります。その藤本騎手が今回も引き続き手綱をとります。得意な春先の軽めの負担重量なら快進撃が続きそうです。
ばんえい十勝オッズパーク杯で8着のキタノタイショウ(2番人気)、10着のライデンロック(3番人気)もこのままでは終われません。実績からして巻き返しが期待されます。
他路線組ではギンガリュウセイに期待。今季開幕からの2戦(5、4着)は馬場水分がやや高く流れが合わなかった印象でした。障害力を生かす強気の競馬でこちらも巻き返しを狙います。
5月2日(月)のメイン第11レースはつつじ特別(A1級-1組・17:05発走予定)。
4月16日の前走がん馬ろう日本特別(オープン-1組混合)で今回のメンバー中最先着の2着だったニシキセンプーに期待します。迫力満点の追い込みを見せ、逃げ切ったウメノタイショウに2秒1差まで迫りました。昨季、A1級-1組特別では常に上位争いしており、ここでは地力上位の存在です。
ナカゼンスピードが相手筆頭でしょう。昨季は、初戦のばんえい十勝オッズパーク杯を制し賞金を稼いだため、ハンデを背負う厳しい戦いが続きました。しかし、別定重量の加増がないここは力を存分に発揮できるでしょう。ただ、障害次第の面があり、信頼度ではニシキセンプーに劣る印象です。
開幕から1、3着と好調なオレワスゴイ、昨季オープン-1組特別で勝利があるヤマノミントも争覇圏です。