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今週の見どころ(1/28~1/30)

2012年1月27日(金)

 1月29日(日)のメインには、ばんえい古馬女王決定戦・ヒロインズカップが組まれています。連覇を目指すフクイズミを筆頭に10頭の精鋭が顔を揃えました。また、翌30日(月)のメインには、ファン投票で選出された騎手によるジョッキーグランプリも行われます。どちらもお楽しみに。
 27日(金)~29日(日)の3日間、帯広市緑ヶ丘公園一帯を会場に第49回おびひろ氷まつりが実施されますが、帯広競馬場でも、28日(土)、29日(日)には、巨大滑り台などのアトラクションが予定されています。なお、この両日は競馬場への入場が無料となっています。

※その他、帯広競馬場でのイベントはこちら

 1月28日(土)のメイン第11レースは帯広氷まつり特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)。1月21日第9レース(B1級-1組)、22日第9レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
 一時の不振から完全に立ち直ったヒロノドラゴンに期待します。22日第9レースではペガサスプリティーのゴール前急襲に遭い2着でしたが、同馬は特別ではやや評価を下げたいタイプ。今回は逆転も十分で、今年初勝利の期待が高まります。
 ニシキユウは同じ前走で7着でしたが、馬場水分5.4%の軽馬場での速い流れは厳しいものがありました。しかし、今回は基礎重量が増える特別で、馬場も落ち着きそうなだけに、マイペースに持ち込んで押し切るシーンも見込めそうです。
 21日第9レースは、コーネルがホクショウシャネル(今回は回避)との残り30メートル付近から続いた一騎打ちを制しました。そのコーネルや、同4着で障害巧者のヒロノヤマト、1番人気で5着フェイなども有力でしょう。

 1月29日(日)のメイン第11レースは4歳以上牝馬による重賞・第22回ヒロインズカップ(17:10発走予定)です。
 オープン5頭、準オープン(360万円未満)5頭により争われ、トップハンデのフクイズミアグリミズキ(790キロ)と最軽量のダイリンビューティ(760キロ)とは30キロ差しかつきませんでした。それならフクイズミが中心といえそうです。昨年のこのレースでは40キロ差のトップハンデもなんのその。第2障害先頭から押し切ってみせました。前走帯広記念2着など、明け11歳でも衰えは感じさせず、連覇濃厚といえます。
 相手筆頭は準オープン馬ですがユーファンタジー(770キロ)でしょう。昨年のこのレースでは差して3着で、11月のレディースカップ(4歳以上牝馬オープン)でも2着に好走。今年もすでに2勝を挙げるなど本格化した印象です。相変わらず障害次第という面はありますが、牝馬限定戦なら勝ち負けできるでしょう。
 09年5月以来の重賞出走も牝馬オープンで上位実績があるアグリミズキフクイズミと同様に牡馬と伍しているエンジュオウカン(780キロ)などオープン勢が続きます。

  1月30日(月)のメイン第11レースはジョッキーグランプリ(4才以上騎手指定選抜混合・17:05発走予定)。ファン投票によって選ばれた騎手10名による争い。150万円以上220万円未満という下級条件の混合で、特別は久々という馬が多く、波乱含みといえます。
 近走の好調度を重視すればスギノファントム。前走こそ6着と崩れましたが、それまで6戦連続連対していました。今回は初の710キロの克服が課題でしょう。ファン投票3位・工藤篤騎手が手綱をとります。
 実績でいえば、ホクトタイガーでしょう。昨年3月のオープン・A1級決勝混合特別では740キロで3着に好走し、今回の710キロでは連対経験もあります。ファン投票6位・尾ヶ瀬馨騎手の騎乗です。
 出走馬中で唯一、乗替わりではないニシキオージャ(ファン投票10位・大口泰史騎手)や、新鋭・島津新騎手(ファン投票4位)のキタノストロング、近走は着順ほど負けていないツバキダイヤ(ファン投票9位・大河原和雄騎手)らも侮れません。

今週の見どころ(1/21~1/23)

2012年1月20日(金)

 鈴木恵介騎手が1月15日第5レースで勝利し、3年連続での年間200勝を達成しました。2009年度は3月28日に、2010年度は3月19日にそれぞれ200勝をマークしていますが、今年は過去2年を大幅に上回るペースでの大台到達となりました。昨年度に自身がマークしたばんえいの年間最多勝206勝の更新はほぼ確実。どこまで勝ち星を積み重ねられるかに注目が集まります。

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 1月21日(土)のメイン第11レースは大寒特別(A1級-1組・17:05発走予定)
 主力は6頭が出走していた屈斜路湖特別(オープン-2組)組でしょう。なかでも注目は3着マルモスペシャル。逃げ切り勝ちを収めたキタノダイチ、2着に食い下がったミサキスペシャルの両馬からはやや離されましたが、第2障害ひと腰からしっかりと末脚を伸ばしてきました。勝ち切れない面はありますが、この上位2頭がともに今回はさらに5キロ増(別定10キロ)となるのに対し、マルモスペシャルは据え置き(別定5キロ)の負担重量。もう少し前の位置取りでレースを進められれば、今年初勝利が見込めます。
 同じ前走で1番人気を裏切り6着のシベチャタイガーも巻き返しを期します。キタノダイチとほぼ同時に障害をクリアしたものの伸び切れませんでしたが、この馬も今回、負担重量は据え置き(別定10キロ)です。
 他路線組では、前走アルデバラン特別(A2・B1級決勝混合)で好位抜け出しを決め快勝したフジカチドキが楽しみです。

 1月22日(日)のメイン第11レースは柏林馬事公苑特別(オープン-1組・17:05発走予定)。出走9頭中、前開催の睦月特別(オープン-1組)のメンバーが8頭を占める組み合わせです。
 同レース2着のニシキダイジンが雪辱を期します。第2障害を先頭で越え、35キロ軽いトレジャーハンターに残り30メートル付近で交わされたものの、ゴール前では差し返そうかという勢い。負けて強しの内容でした。引き続きトップハンデですが、今回こそ負けられません。
 僅差3着に追い込んだニシキセンプーはオープン-1組で好走したことで自信をつけているはず。同じく5着に差してきたホッカイヒカル、4着に踏ん張ったギンガリュウセイらも負担重量差を生かしてニシキダイジンに迫ります。

  1月23日(月)のメイン第11レースは白雪賞(4歳オープン・17:05発走予定)。3月18日に行われる重賞・ポプラ賞(4歳・5歳)の4歳トライアルです。
 360万円未満から120万円未満までの10頭立て。トップハンデがオイドンニュータカラコマの720キロ、最軽量が牝馬のブラックパールの670キロとなりました。
 注目は牡馬としては最軽量690キロのタッピイサム。別定重量で争われた10月のばんえい菊花賞(馬場水分7.9%)では逃げて、ゴール寸前まで辛抱し2着に好走しています。定量戦のばんえいダービー7着は力負けといえますが、再び別定重量の今回は再浮上が期待できます。十勝地方は好天が続いていましたが、前日から雪予報が出ているのは、この馬にプラスに働きそうです。
 ばんえいダービー2着レットフジ、同5着フナノコーネル、同6着フジダイビクトリーらが相手候補といえそう。ともに重賞で連対実績があり、700キロは恵まれた印象です。
 逆に雪の影響が少なければ、トップハンデの2頭が力を見せつける場面もありそうです。

今週の見どころ(1/14~1/16)

2012年1月13日(金)

 NARグランプリ2011の表彰馬・表彰者が発表され、優秀新人騎手賞に島津新騎手が選ばれました。デビューした昨年は86勝を挙げ、10月のクインカップでは重賞初制覇も成し遂げています。
 そして先週日曜日(8日)には、新人の舘澤直央(たてさわ・なおひさ)騎手がデビュー。初騎乗となった第3レースは7着でした。その週はほかに2レースに騎乗し、初勝利とはなりませんでしたが、島津騎手に続く活躍を期待したいところです。

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 1月14日(土)のメイン第11レースは屈斜路湖特別(オープン-2組・17:05発走予定)です。
 出走9頭中8頭が1月5日のばんえい十勝金杯(A1級-1組)のメンバーという一戦。その勝ち馬クロフネオーザンの連勝に期待します。2番手で第2障害を降りすぐに先頭に立つと、みるみる後続を突き放す圧勝劇でした。今回は前走から別定5キロ増となりますが、勝ちっぷりには余裕があり、しかも障害巧者だけに苦にしないでしょう。
 焦点は相手探しで、その筆頭は同じ前走で2着のシベチャタイガー。第2障害を先頭で越え、クロフネオーザンに交わされ10秒近く離されたものの、2着に踏ん張りました。同重量で臨む今回はどこまで迫れるでしょうか。
 自慢の決め手を披露し3着まで押し上げたミサキスペシャルや、前走4着など近走大崩れのない走りが魅力のマルモスペシャルらが続きます。

 1月15日(日)のメイン第11レースは白馬賞(4歳以上芦毛馬選抜・17:05発走予定)。夏の白夜賞とともに、年に2回行われている芦毛馬選抜特別です。
 オープンから120万円未満までクラス差が大きく、負担重量もトップハンデ740キロのアオノレクサスから、最軽量670キロのワタシハアグネスまで最大70キロ差がつきました。
 昨年の白馬賞と白夜賞をともに制したフクイズミが回避して混戦模様ですが、両レースとも2着に入ったトウリュウ(730キロ)に期待。近況は冴えませんが、芦毛馬限定戦では変わり身を見せるタイプだけに心配ないでしょう。十勝地方は好天続きで、重馬場での力勝負になりそうなのも好都合といえます。
 目下4連勝中と勢いに乗るキョウエイトップ(700キロ)や、障害巧者のベテラン牝馬ニシキユウ(700キロ)も有力。740キロとハンデは厳しいですが地力強化中のアオノレクサスも侮れないところです。

  1月16日(月)のメイン第11レースはアルデバラン特別(A2・B1級決勝混合・17:10発走予定)。1月7日第9レース(B1級-1組)、8日第10レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
 8日第10レースの勝ち馬ニュータカラコマに期待します。ばんえいダービー3着を挟んで、年長馬に混じって4戦連続連対と絶好調。特に元日の前々走は、明け4歳となり若馬の減量特典が20キロから10キロに減らされたなかでのA2級-1組特別勝ちだけに価値があります。今回は当時より別定5キロを課せられますが、まだまだ勢いは止まりそうにありません。
 相手も8日第10レース組が有力。なかでも2戦続けてニュータカラコマの僅差2着に入っているフジカチドキが筆頭格でしょう。障害巧者ぶりを見せつけ、走りに安定感があります。
 7日第9レース組は勝ち馬が不在。1番人気を裏切り4着も勝ち馬とはわずか1秒0差だったホクショウシャネル、逃げ切りならず惜しくも5着だったカネサローズら軽量馬の前残りには警戒が必要かもしれません。

今週の見どころ(1/7~1/9)

2012年1月 6日(金)

 年始の連続開催を終え、今回からばんえい十勝は、通常通り、土曜・日曜・月曜の週3日間開催となります。1月7日(土)には、川崎競馬場(ジョイホース横浜・SPAT4)にて全レースの場外発売が行われます。当日、川崎競馬場では、赤見千尋さん、山崎エリカさんによる場立ち予想、十勝物産展(いずれもパドック前旧A1投票所にて)などのイベントが実施されます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

帯広競馬場ハロンズ釧路・ハロンズ苫小牧場外でのイベントはこちら

 1月7日(土)のメイン第11レースは雌阿寒岳特別(B2級-1組・16:50発走予定)。1月1日のB2級-1組平場戦の再戦です。
 前走で楽勝した5歳馬フェイが中心でしょう。障害を2番手で降りてすぐに先頭のヒロノヤマトをとらえると、あとは一人旅でした。
 前走2着を含め3戦連続連対中の5歳馬ヒロノヤマトが相手筆頭。近走、障害のキレも申し分なく、今回も大崩れは考えられません。この2頭が3着以下を引き離しており、一騎打ちといえそうです。
 今回の出走10頭中8頭が4歳または5歳馬。歴戦の6歳以上古馬の筆頭はハヤテショウリキでしょう。前走は大きく離された6着でしたが、最後方で障害を越えてからの末脚は見どころがありました。展開が緩くなりそうな今回は一発の可能性も見込めそうです。
 前走4着など安定した走りが続く障害巧者ホンベツイチバン、前々走のばんえいダービー2着で前走は5着のレットフジなども争覇圏といえます。

 1月8日(日)のメイン第11レースは睦月特別(オープン-1組・17:05発走予定)
 5頭いる帯広記念組(上位では1、2、4着馬が不在)が優勢でしょう。なかでも5着エンジュオウカンに注目。明け11歳ですが、オープン-1組で大崩れの少ない成績を残しています。前走は880キロを課せられましたが、船山蔵人騎手が第2障害をひと腰で上げました。5回コンビを組んで4回が掲示板と、この馬と相性のいい同騎手が引き続き手綱をとるここも期待が持てそうです。
 ホッカイヒカルも900キロの前走は6着でしたが、それまでオープン特別(混合戦含む)で3連勝していた実績が光ります。得意の条件に戻るここは巻き返し濃厚といえます。
 7着と敗れたギンガリュウセイも巻き返しを期す1頭。トップハンデで3着のニシキダイジンも引き続きハンデは厳しいですが力量上位だけに侮れません。

  1月9日(祝・月)のメイン第11レースはベテルギウス特別(オープン-3組混合・17:05発走予定)。オープン2頭、準オープン(360万円未満)8頭により争われます。
 絶好調キンノカミに注目します。前走のA1級-2組は、切れ味自慢ユーファンタジーとの末脚勝負に敗れて2着でしたが、連続連対は7へと伸ばしました。今回はそのユーファンタジーもいますが、特別での実績ならこちらの方が上だけに、勝利で決めてくれるでしょう。
 前走の新雪特別(オープン混合)が圧巻の逃げ切りだったアオノレクサスが差なく続きます。近5戦では、前走を除く4戦でキンノカミと対戦し、いずれも先着を許していますが、僅差がほとんど。展開が向けばこちらが上の着順という可能性も十分といえます。
 前述のユーファンタジーや、前走の5歳重賞・天馬賞3着で障害巧者のミスタートカチらにもチャンスがありそうです。

今週の見どころ(1/1~1/5)

2011年12月31日(土)

 年始のばんえい十勝は、1月1日(祝・日)から9日(祝・月)までの期間、6日(金)を除く毎日開催します。2日(振・月)に帯広記念、3日(火)には天馬賞と、ビッグレースが目白押しです。
 なお、1日から5日までと7日は、川崎競馬場で全レース場外発売(5日以外はジョイホース横浜・SPAT4でも全レース発売)。2日の帯広記念は、南関東地区をはじめ全国各地の地方競馬場、場外で発売があります。お近くの施設で年明け最初のBG1競走をお楽しみください。

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 1月1日(祝・日)のメイン第11レースはニューイヤーカップ(A2級-1組・16:50発走予定)
 ヒロノドラゴンの巻き返しに期待します。前走オリオン特別はB1級との混合で、最大40キロ差のトップハンデを課せられ6着。とはいえ、障害はふた腰でまとめており崩れたわけではありません。今回はA2級-1組同士で、ハンデ差も最大20キロに縮んでいます。前々走までの14戦連続3着以内の成績も考えれば、2戦続けての凡走は考えられません。
 前走ばんえいダービーで3着のニュータカラコマは、前々走のA2級-1組で2着。明け4歳となり、若馬の減量が10キロに減りますが、今回の730キロは前走と同じ負担重量。しぶとい末脚で上位争いに持ち込みます。
 最軽量ハンデの牝馬ニシキユウ、A2級-1組の上位常連コーネルフジタケタカラニシキらも争覇圏です。
 前走を勝って昇級したエメラルドブランドボーイは格上げによる負担重量増に加え、賞金別定重量も課せられており、試金石といえそうです。

 1月2日(振・月)のメイン第10レースは重賞・第34回帯広記念(16:15発走予定)ニシキダイジンが別定30キロ、カネサブラックが同20キロ、フクイズミギンガリュウセイホクショウダイヤエンジュオウカンホッカイヒカルが同10キロを課せられています。
 08年のこのレースの覇者で10、11年は2着に敗れているナリタボブサップに注目。昨年3月のばんえい記念(5着)のあと休養入り。11月の戦線復帰後は、700キロ台前半のレースのみ6戦して1勝、3着1回、4着3回と堅実な走りをみせています。とはいえ、この馬の障害力が生かせるのはやはり高重量の舞台。体重が戻りきらないのは不安ですが、別定重量の加増がないのは有利。さらに、当日雪予報が出ているのも好材料だけに、ゴール前での踏ん張りもきくはずです。
 こちらも障害巧者のギンガリュウセイは目下6戦連続連対と絶好調。10月30日の北見記念で逃げ切り勝ちを収めて以来の出走ですが、もともとレースを選んで使われているタイプなので心配ないでしょう。4着だった昨年を上回る着順が期待できそうです。
 オープン特別(混合戦含む)で3連勝の勢いを駆るのがホッカイヒカル。850キロの北見記念では、第2障害でやや体勢を崩しながらもひと腰でクリアし、5着に好走しました。900キロは昨年のこのレースで経験し9着でしたが、充実度では今年のほうが断然上。軽馬場なら障害もスムーズにこなせそうで、バテない強みを生かして上位争いに加わりそうです。
 昨年のこのレースの勝ち馬ニシキダイジン、4年連続3着以内のカネサブラックの両馬はハンデを課せられましたが、地力上位だけに、当然マークしておきたいところです。

 1月3日(火)のメイン第11レースは、明け5歳馬による重賞・第5回天馬賞(16:50発走予定)。4歳路線三冠の最終戦で、定量760キロ(牝馬740キロ)で争われます。
 ホクショウバトルを除く9頭が、トライアル・イルミネーションカップ(12月17日・別定重量)に出走。各馬、同レースから負担重量を40~70キロ積まれています。
 中心に期待は、イルミネーションカップ3着のミスタートカチ。先頭で第2障害を越え、差されるレースが続いていますが、その抜群の登坂力は高重量戦では、なによりの武器。イルミネーションカップ1、2着のタケノビジンホクショウシャネルがともに当時から70キロ増なのに対し、ミスタートカチは50キロ増と負担重量面で有利です。3歳時には同じく定量戦のばんえいダービーを制覇。過去3回のこのレースでは、ダービー馬が2勝、3着1回と好成績を残していることも心強いです。
 相手筆頭は、同じくイルミネーションカップから50キロ増のトレジャーハンター。障害4番手から2番手争いに加わる勢いでしたが、最後に息切れし7着でした。しかし、今回は定量戦だけに巻き返しが見込めます。昨年3月には、ポプラ賞(4歳・5歳混合)で重賞制覇を果たした実績もあります。
 イルミネーションカップ(5着)を含む近4走すべてで掲示板内を確保のファーストスターも侮れないところ。9月に行われた二冠目・銀河賞では2位入線寸前で転倒し無念の競走中止。三冠目で雪辱を期します。
 銀河賞2着でイルミネーションカップ4着の新鋭リキエイや、軽馬場なら銀河賞の勝ち馬ホクショウバトルも侮れません。

  1月4日(水)のメイン第11レースは新雪特別(オープン混合・16:50発走予定)。オープン8頭、準オープン(360万円未満)2頭による一戦です。
 近2戦、僅差の3、4着と好走しているニシキセンプーに期待。障害にやや不安を残しますが、いざ越えてからは、しぶとい末脚で差を詰めています。近走より相手関係はさほど強化した感もなく、実績的には上位なので、久々騎乗の鈴木恵介騎手が障害をうまく上げれば、差し切る場面があるかもしれません。
 格で最上位なのがフクドリ。2日の帯広記念に出走しても上位争いに食い込めたであろう力量があります。トップハンデですが、実力どおりなら連は外さないでしょう。
 最軽量ハンデ魅力の牝馬ニシキエースや、障害巧者のウメノタイショウ、近走充実しているアオノレクサスホクショウバンクらも争覇圏です。

  1月5日(木)のメイン第10レースは、ばんえい十勝金杯(A1級-1組・16:35発走予定)。好調馬が揃い、どの馬にも勝機ありといえます。
 なかでもシベチャタイガーに期待します。近5戦が1、1、1、5、1着。唯一敗れた2走前は、ホッカイヒカル、ニシキダイジン、フクイズミらオープンの強豪が相手。しかし第2障害はひと腰先頭クリアと見せ場は十分ありました。今回のメンバーの半数は前走のオープン・A1級決勝混合で破っており、連勝が期待されます。
 相手筆頭は馬場状態で変わりそう。重くなるようならマルモスペシャル、逆に軽くなるようならオレワスゴイが有力です。
 先行力のあるインフィニティー、流れに乗れれば末脚切れるミサキスペシャル、障害巧者クロフネオーザンらも差はありません。

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