ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 126127128129130131132133134135136

今週の見どころ(12/28~12/30)

2012年12月27日(木)

 今週のばんえい十勝は、12月28日(金)~30日(日)の変則開催。30日(日)のメイン第10レースには、2歳馬による重賞・ヤングチャンピオンシップが組まれています。年末年始開催の発走予定時刻は、通常と異なっていますのでご注意ください。
 29日(土)、30日(日)には大井競馬場にて、毎年の恒例となった「ばんえい十勝 in 大井」が行われます。競馬著名人による場立ち予想会(場所:正門2階ふるさとコーナー)、抽選会(30日のみ)などが実施されます。お近くの方はぜひお立寄りください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
各直営場外発売所でのイベントはこちら

 12月28日(金)のメイン第10レースは、オリオン特別(B2級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B2級-2組予選(24日第7レース)の上位2頭に、B2級-1組予選(22日第11レース)の勝ち馬も回避したため混戦模様です。
 ひとまずは、B2級-1組予選5着カチナノリーが中心でしょう。予選では3秒4差と着順ほど負けていません。一時のスランプは脱しており、3走前のB2級-1組特別でも2着の実績なら巻き返しは必至でしょう。
 B2級-1組予選2着アローファイターは、近走の早い時計での決着にも対応できていますが、特別の落ち着いたペースのほうが力を発揮できるはず。ここはオープン経験馬の底力に期待です。

 12月29日(土)のメイン第10レースは、定量500キロでのスピード決戦・地吹雪賞(3歳以上選抜・17:20発走予定)
 4歳牝馬の30キロ減で470キロと最軽量のアアモンドマツカゼに期待します。今季はすでに10勝と好調。前々走の4歳オープン特別では、課題の障害もきっちりこなして特別初勝利を挙げると、前走の自己条件戦でもスピードの違いを見せつけています。さらに負担重量が軽くなるのは歓迎で、3連勝の期待が高まります。
 フクドリ(500キロ)は昨年のこのレースの2着馬。こちらもやや障害に難があるタイプで、スピード勝負を得意としています。唯一のオープン馬の貫録を示したいところでしょう。
 賞金別定10キロ増になってから連敗中の牝馬ユーファンタジー(480キロ)も定量戦の今回は巻き返しのチャンスといえます。

  12月30日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠の第2弾・第14回ヤングチャンピオンシップ(17:20発走予定)。11月から12月にかけて実施された産地別特別(南北海道、北央、北見、釧路、十勝)の上位馬により争われます。
 収得賞金40万円につき10キロ増となる別定重量戦で、一冠目・ナナカマド賞を制し釧路産駒特別では2着のショウチシマシタが20キロ増の600キロでトップハンデ、北央産駒特別を制した牝馬アグリナデシコが10キロ増ながら570キロで最軽量となりました。
 重賞に格付けされた過去4回で、3勝、2着2回の好成績を残している十勝産駒特別組ですが、今年の1、2着はソウクンボーイダイコクパワー。両馬は一冠目・ナナカマド賞でも対戦しており、その時はダイコクパワーが1位入線を果たしましたが、ゴール前で隣枠のソウクンボーイの進路を妨害したとして5着へ降着。ソウクンボーイも悔いの残る内容で4着でした。十勝産駒特別はゴール前が4頭による激戦となりましたが、ソウクンボーイが勝利し、ダイコクパワーも2着に差しています。ソウクンボーイは障害巧者で安定した先行力が武器。レースを見ていても安心感があります。一方のダイコクパワーは豪快な差し脚が魅力。若さを見せることもありますが、走ることに集中できれば能力は相当のものがありそうです。ともに負担重量は賞金別定10キロ増の590キロ。ここはどちらが先着するでしょうか。
 北見産駒特別組も過去4回では、1勝、2着2回と十勝産駒に次ぐ成績を残しています。今年の北見産駒特別は、唯一、賞金別定重量(5キロ)を課せられていたキズナが、マルゲンリュウタロとの熾烈な追い比べを制しました。ただ、出走10頭中で前走が2歳-A級だったのはキズナだけと、例年よりレースレベルが低かった面は否めません。

今週の見どころ(12/22~12/24)

2012年12月21日(金)

 12月23日(祝・日)のメイン第10レースには、ばんえいダービーが組まれています。3歳チャンピオン決定戦にふさわしく、この世代のここまでの重賞を制した5頭すべてが集結しました。第41代ダービー馬の称号を手にするのはどの馬なのか。お楽しみに。

帯広競馬場でのイベントはこちら
レラスポット北彩都場外でのイベントはこちら
※オッズパークでは、「ばんえい競馬・7重勝単勝式発売開始キャンペーン」を実施中

 12月22日(土)のメイン第10レースは、ポインセチア特別(A1級-1組混合・17:05発走予定)
 A1級の5頭はいずれも好調で、賞金別定重量10~15キロを課せられていますが、オープン勢がやや精彩を欠くメンバー構成だけに中心視できそう。なかでも12月9日の師走特別(オープン混合)の1、2着馬、インフィニティーアオノレクサスが有力でしょう。第2障害を越えてアオノレクサスに先頭を譲ったインフィニティーですが、ゴール前で差し返しました。ともに障害巧者ですが、同じタイミングでの障害クリアなら、インフィニティーのほうがキレ味で分があります。アオノレクサスが勝つには、どれだけ第2障害で差をつけられるかでしょう。
 マルモスペシャルはここがA1昇級初戦ですが、近4戦が1、2、1、1着。その3勝すべてがA2級特別(B1級混合含む)と上げ潮ムードです。勢いで突破を狙います。
 オープン馬ではホリセンショウが好調。オープン昇級初戦の前々走では、カネサブラックと僅差の3着と力のあるところを示しています。A1級時代はアオノレクサスと互角の戦いぶりでしたが、今回10キロ重いのは不利な感があります。

 12月23日(祝・日)のメイン第10レースは、3歳三冠の最終戦・第41回ばんえいダービー(17:25発走予定)
 この世代の牡馬・牝馬混合重賞としては、3月のイレネー記念以来となる定量戦。過去5回では、09、11年がイレネー記念の上位3頭が着順の入れ替わりはありますが、このレースでも1~3着に。10年がイレネー記念2、1着馬のワンツー、07年はイレネー記念3、2着馬が1、3着と、同じ定量戦ゆえか、イレネー記念の結果がこのレースに結びつく傾向があります。
 今年のイレネー記念を圧勝したのがニシキエーカン。ここまでの3歳二冠ではともにトップハンデだったこともあり、ばんえい大賞典4着、ばんえい菊花賞2着とタイトルを逃していますが、定量のここで巻き返しなるでしょうか。
 イレネー記念2着馬がテンカムソウ。障害次第の面はありますが、ばんえい菊花賞では、第2障害僅差の2番手クリアから4着に踏ん張っています。その後の古馬混合戦では不本意なレース続きですが、同世代限定の今回は侮れません。
 イレネー記念3着アサヒリュウセイは、ばんえい菊花賞でも3着。テンカムソウとは対照的に、その後、古馬混合戦で4連勝しました。11月に通算100勝を達成したばかりの西将太騎手にとっても重賞初制覇のチャンスといえます。
 ばんえい大賞典を制したブラックボスは、近走が古馬A2級との対戦とはいえ負け過ぎの感があります。立て直しに期待でしょう。
 ばんえい菊花賞の勝ち馬ニシキウンカイにとって、過去5回のこのレースで牝馬が【0-1-1-9】というデータは気になるところです。

  12月24日(振・月)のメイン第10レースは、ホワイトクリスマス賞(オープン・17:05発走予定)。12月19日に行われた重賞・ドリームエイジカップのほぼ再戦となりました。
 注目は同レースで2着だったナリタボブサップ。第2障害先頭クリアから逃げ込みを図りましたが、テンマデトドケに差されて、コンマ1秒差の惜敗でした。前走はテンマデトドケのほうが10キロ軽かったですが、今回は同重量。十分に逆転が狙えそうです。
 同4着キタノタイショウは、第2障害で苦戦しましたが、いざ越えればさすがの末脚を見せました。前走より重量が軽くなるここは、さらに上位が狙えそうです。
 フクドリキタノタイショウと同型で、ドリームエイジカップでも同じようなレースをして5着。こちらも特別の負担重量は歓迎といえます。

今週の見どころ(12/15~12/17)

2012年12月14日(金)

 ばんえい十勝の年末年始は、12月28日(金)~30日(日)、1月1日(祝・火)~6日(日)の変則開催。今週16日(日)のドリームエイジカップを皮切りに、1月6日までの間に5つの重賞が組まれています。
 17日(月)は川崎競馬場(ジョイホース横浜場外・SPAT4)で帯広第6~12レースの発売を行います。それに伴い、当日の発走時刻が繰り下がっておりますのでご注意ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
Odds Park LOTOにて7重勝単式馬券発売開始!

 12月15日(土)のメイン第11レースは、イルミネーションカップ(4歳オープン・17:05発走予定)。1月3日に行われる4歳シーズン三冠の最終戦・天馬賞の前哨戦です。
 二冠目・銀河賞を制しているオープン馬ニュータカラコマが730キロのトップハンデ、4歳牝馬限定重賞・クインカップの勝ち馬マリンチャンスアアモンドマツカゼのB1級両牝馬が670キロで最軽量となりました。
 注目はA2級で680キロの牝馬ブラックパール。10月の休み明け初戦こそ9着でしたが、続くクインカップでは今回と同じ680キロで2着、前走レディースカップ(4歳以上牝馬オープン)でも680キロでしたが、障害ひと腰から7秒1差の圧勝を収めています。休養前の銀河賞でも680キロで3着の実績。この重量も4度目なら反動もなさそうで、勝機が十分ありそうです。
 クインカップでは690キロで3着だったアグリコトブキは、今回は10キロ軽い680キロでの出走と恵まれました。
 クインカップでは1番人気で6着と敗れたアアモンドマツカゼは、前走A2・B1級決勝混合特別では、685キロでしっかり末脚を伸ばし4着と善戦。670キロは有利な材料でしょう。
 牡馬では、踏ん張り切れないレース続きでも障害は巧者のフナノコーネル(690キロ)に注目です。

 12月16日(日)のメイン第11レースは、重賞・第3回ドリームエイジカップ(17:10発走予定)。4歳から11歳までの各世代での通算収得賞金上位1頭ずつと、選出馬を除く通算収得賞金上位2頭に出走資格があります。
 790キロとトップハンデですが、カネサブラックが中心といえそうです。10歳も暮れとなり全盛期の力は望めそうもありませんが、近2走のオープン特別では別定30キロを課せられながらも連勝と貫録を示しています。今回は重賞といえども700キロ台での争いだけに近走と条件的にはさほど変わりません。今季重賞3勝目の期待が高まります。
 同じく10歳のナリタボブサップ(770キロ)が相手筆頭でしょう。前走のオープン特別ではカネサブラックに差されたものの、第2障害先頭から2着に踏ん張りました。ここもマイペースで行ければ侮れないところ。この重量なら粘りを発揮できるでしょう。
 780キロのキタノタイショウは障害に不安があるだけに、これくらいの重量なら差のない戦いができるはず。決め手比べになれば一気に突き抜ける場面もありそうです。

  12月17日(月)のメイン第11レースは、シリウス特別(B1級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B1級-1組予選(10日第12レース)、B1級-2組予選(9日第10レース)の上位馬による一戦です。
 注目は、B1級-1組予選2着のスーパーオーサン。相変わらず障害は安定しており4戦連続して3着以内と充実しています。4走前のピヤシリ特別(B1級-1組)でも第2障害先頭クリアから僅差3着に粘っている実績もあります。
 B1級-1組予選の勝ち馬キタノオーロラは障害がスムーズなら、豪快に差し切った前走の再現もありそうです。ピヤシリ特別では4着でした。
 B1級-2組予選組は、予選ではなかった賞金別定重量の加増がある馬(今季の収得賞金30万円以上40万円未満)が多く条件的に微妙な感がありますが、1着スギノファントムに魅力があります。予選では第2障害先頭から2着カントリートレインを11秒1も突き放す圧勝劇。これで2連勝と勢いが出てきました。もともと末脚自慢なだけに、多少障害で苦戦してもリカバーできるはず。特別には出走が少なく未知数な面はありますが、どんなレースを見せるでしょうか。

今週の見どころ(12/8~12/10)

2012年12月 7日(金)

 12月15日(土)の開催より、ばんえい競馬において「七重勝単勝式」馬券のインターネット発売が開始されます。一日のレースのなかで指定する7レースの1着馬を当てるもの。オッズ・パークの提供するサービス「オッズパークLOTO」を通じての販売となります。なお、投票にはオッズ・パークへの登録(無料)が必要となります(詳細はこちら)。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 12月8日(土)のメイン第11レースは、射手座特別(B2級-1組・17:05発走予定)。出走10頭中3歳が2頭、4歳が5頭と若い世代が中心のメンバー構成です。
 3歳馬アサヒリュウセイが中心でしょう。夏場は不振でしたが、体重が回復するにつれ調子を上げ、ばんえい菊花賞3着のあと目下4連勝中と完全復調を感じさせます。近走、最後まで踏ん張れたのは軽めの馬場だったことも大きそうですが、初の古馬混合特別のここでも好走できれば、先々が楽しみになりそうです。
 5歳以上の古馬の筆頭格はアローファイターでしょう。オープン経験がある実績は断然。今季は今回が初の特別となりますが、近走の軽馬場での早い流れにも対応しています。アサヒリュウセイとの対戦では分が悪いですが、特別となるここはキャリアで逆転も一考できそうです。
 10歳のマルゼンチカラは8走連続5着以内と近走大崩れがありません。障害に課題があるので、特別の重量増は歓迎とはいえませんが、好調さを生かしたいところでしょう。
 ばんえい菊花賞4着のテンカムソウは近走では追走に苦労している印象。流れが落ち着く特別になって変わり身に期待です。

 12月9日(日)のメイン第11レースは、師走特別(オープン混合・17:05発走予定)
 オープン馬が4頭いますが、一線級はほとんど次週の重賞・ドリームエイジカップにまわっているためA1級馬にも勝機がありそう。その筆頭はアオノレクサスでしょう。末の甘さも見せずに4戦連続連対中と好調を持続しています。その4戦で、今回出走のA1級馬のほとんどに先着。昨季後半は、オープン混合戦で勝利がある実績も魅力です。
 オープン昇級初戦のニシキセンプーにも注目。こちらも昨季後半はオープン-1組で好勝負していました。アオノレクサスとは同重量の争いだけに、障害次第では差し切るシーンもありそうです。
 シベチャタイガーはA1級から重賞に挑戦し、9月の岩見沢記念3着、10月の北見記念2着の実績があり、格負けしていません。

  12月10日(月)のメイン第11レースは、ターコイズ特別(A2級-1組・17:05発走予定)。前開催のトドワラ特別(A2・B1級決勝混合)の上位3頭が有力でしょう。
 そのトドワラ特別は、マルモスペシャルクロフネオーザンとの追い比べを制し勝利しました。
 マルモスペシャルは8月から10月にかけ、ひと息入れられましたが、その後5走が5、3、1、2、1着の好内容。安定した障害力が武器でここも上位争い必至でしょう。
 2着クロフネオーザンはテンに置かれる面もありますが、前々走(4着)が第2障害2番手、前走が障害先頭クリアと先行策が取れ、好結果に結びついています。障害巧者だけにここも前半の位置取り次第といえそうです。
 1番人気で3着だったコーネルですが、障害の甘さが出た格好。しかし、末脚を伸ばしきっちり3着にまとめたあたりは底力を感じさせました。
 トドワラ特別組以外ではスギノハリアーに注目。前走はやや相手が楽だったA2級-2組特別でしたが、第2障害先頭から押し切って貫録を示しました。2走前のA2級-1組特別では、マルモスペシャルの4着。再び相手強化のここでどんな戦いを見せるでしょうか。

今週の見どころ(12/1~12/3)

2012年11月30日(金)

 12月2日(日)のメインには、3歳牝馬による重賞・ばんえいオークスが組まれています。定量で争われるためか、過去5年で、勝ち馬は1番人気か2番人気、2着もすべて4番人気以内と、比較的、上位人気馬の信頼度が高いレースです。今年は目下6連勝中のニシキウンカイが人気を集めそうですが、どのような結果となるのか楽しみです。

帯広競馬場でのイベントはこちら
琴似駅前場外発売所でのイベントはこちら

 12月1日(土)のメイン第11レースは、琴似駅前場外発売記念(A1級-1組・17:05発走予定)
 アオノレクサスの相手探しでしょう。今季A1級特別では、すでに勝利を挙げており、別定10キロ増となった11月12日の暑寒別岳特別(A1級-1組)でも僅差2着に好走。馬場水分9.2%の軽馬場で、詰めの甘さが出なかったことが大きいですが、勝ち馬ホリセンショウはオープン昇級初戦となった先週のレースでカネサブラック、ナリタボブサップと僅差の戦いをしています。相手関係からいってもここは負けられません。スピードと障害力で押し切りを狙います。
 暑寒別岳特別では1番人気で4着と敗れたウメノタイショウですが、勝ち馬との差はわずか1秒1。勝ちきれないまでも障害力を生かし、安定したレースを続けており、ここも上位をうかがいます。
 ライデンロックは、第2障害で競走中止後の前走暑寒別岳特別でも障害で精彩を欠いて9着でした。しかし3走前にはオープンとの混合戦を制したのをはじめA1級では力上位で、立て直しに期待したいところです。
 オレワスゴイも今季A1級特別勝ちがあり侮れないところ。A1級昇級初戦だった暑寒別岳特別でいきなり3着に好走した4歳馬フジダイビクトリーにも引き続き注目です。

 12月2日(日)のメイン第11レースは、3歳女王決定戦・第37回ばんえいオークス(17:10発走予定)。660キロの定量で争われ、今年は10頭が出走します。
 断然人気が予想されるのがニシキウンカイ。目下6連勝中で、なかでも同世代限定の2戦、秋桜賞、重賞・ばんえい菊花賞ではともに2着を10秒近くちぎっています。今回の660キロは、前走ばんえい菊花賞より10キロ軽く、しかも相手が楽になる牝馬限定だけに、負けるシーンは想像しにくいものがあります。
 相手はマゴコロ。2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞(2月5日)で2着の実績があります。まだB4級格付ですが、黒ユリ賞後、半年近い休養があり、今季初戦は7月と使い出しが遅れたため。順調に使えていればもっと上のクラスで活躍していてもおかしくない実力があります。2歳時は末脚が印象的で、長期休養後は、逆に詰めを欠く傾向がありますが、障害の巧さは折り紙付き。2度目の重賞でどんなレースをするか注目です。
 タカラハヤヒメは、ばんえい菊花賞では ニシキウンカイ15秒6離された5着でしたが、2~4着の牡馬とは5秒前後以内の差でした。秋桜賞でも、牝馬ではニシキウンカイに次ぐ4着と、目下実績では3歳牝馬ナンバー2といえそう。逆転までは厳しそうですが、牝馬限定のここで大崩れは考えられません。
 黒ユリ賞4着で、それ以来の重賞となるカツダイヤも侮れないところ。B4級に上がってからは勝利がありませんが、3・4歳限定のC級では、5勝を挙げていました。ニシキウンカイとは差がありそうですが、8頭いるB4級、C1級馬のなかでは能力上位といえます。

  12月3日(月)のメイン第11レースは、トドワラ特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)。A2級-1組混合予選(11月24日第10レース)、B1級-1組予選(11月25日第10レース)の上位馬による一戦です。
 2走前の十勝岳特別(11月17日・A2級-1組)、前走A2級-1組混合予選と着順を入れ替え1、2着となったコーネルマルモスペシャルに注目します。コーネルは予選1着馬。末脚はしっかりしていますが、障害次第の面もあります。マルモスペシャルは十勝岳特別の1着馬。障害への不安は少ないですが、テンに遅いところがあるので、第2障害での位置取りがポイント。なるべく前につけたいところです。今回はどちらが先着するでしょうか。
 両馬はどちらかといえば後半勝負型。先行力では、キョウエイボーイでしょう。A2級-1組混合予選は5着でしたが、特別のほうが流れが合いそうなタイプ。先行粘り込みを狙います。同予選4着のクロフネオーザンも前走では先行力を見せていました。
 B1級-1組予選組では、2着キタノオーロラ、4着キタノドリーマーの決め手ある両馬に注目します。

<<前へ 126127128129130131132133134135136
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.