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今週の見どころ(4/21~4/23)

2012年4月20日(金)

 いよいよ2歳戦がスタート。4月8日に行われた第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューを迎えます。今週は、21日(土)、22日(日)、23日(月)の各日に3レースずつ、計9レースが組まれています。2歳戦初週の出走馬からは、09年ダイリンビューティ(10年バレンタインカップ)、10年オイドン(10年ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ)、11年ハイカラサン(12年黒ユリ賞)と3年連続で2歳路線重賞の勝ち馬が出ており、今年も注目といえそうです。

 4月21日(土)のメイン第11レースはミズバショウ特別(B1級-1・2組決勝混合・17:05発走予定)。4月14日第9レース(B1級-1組混合)、15日第9レース(B1級-2組)の上位馬による一戦です。
 14日第9レースの勝ち馬マルモスペシャルに期待。昨季終盤にオープンで3連勝と本格化しました。その実績馬がB1級に出走なら、前走の勝利は当然ともいえます。
 同じ前走1番人気で7着と敗れたコーネルは、昨季20勝も挙げた活躍馬。A2級-1組での勝ち星もあり、ここは立て直しに期待がかかります。
 15日第9レース組ではやはり勝ち馬のヒロノドラゴン。昨季は8月から12月にかけ21戦連続して4着以内に好走していました。終盤戦はやや苦戦しましたが、これは重い賞金ハンデが原因。年度が変わってハンデ差なしでの戦いだった前走は負けられないところでした。今回も引き続き勝ち負けでしょう。
 キョウエイボーイは同じ前走ではヒロノドラゴンに食らいついて2着。こちらも昨季は、A2級-1組特別で上位争いしていた実績があります。

 4月22日(日)のメイン第11レースは春駒特別(A2級-1・2組決勝混合・17:05発走予定)。4月14日第10レース(A2級-2組)、15日第10レース(A2級-1組混合)の上位馬による一戦です。
 15日第10レースで、みごと1番人気にこたえたアオノレクサスに注目。見習い騎手で10キロ軽かったオレワスゴイアアモンドヤマトを従えての快勝で、昨季はオープンで活躍していた実力を見せつけました。スピードならメンバー中上位。連勝を決め、準オープン(350万円未満)への昇級を決めたいところでしょう。
 同2着オレワスゴイもオープンからの降級馬。後続に早めにこられると厳しいですが、楽にハナを取れれば、展開次第では残り目もあるでしょう。
 14日第10レースでシベチャタイガーは4着。第2障害先頭から粘れませんでしたが、この馬のレースはできていました。基礎重量が増える今回は障害力を生かし、巻き返しがあるかもしれません。
 同じ前走でゴール前鮮やかな抜け出しを決めたスギノハリアー、同2着で障害が安定してきたミサキスペシャルも争覇圏です。

  4月23日(月)のメイン第11レースは牡牛座特別(B1・B2級決勝混合・17:05発走予定)。4月14日第8レース(B1級-3組混合)、15日第8レース(B2級-1組)の上位馬による一戦です。
 14日第8レースで3着ブライトダンサーの巻き返しに期待。ライズドラゴンに逃げ切りを許しましたが、4秒4差までしっかり差を詰めました。そのライズドラゴンは勝ち味に遅く、障害を先頭で越えてこそという、やや展開に左右されるタイプ。確実に終いの脚が使えるブライトダンサーに逆転の目が十分ありそうです。
 もちろんライズドラゴンも有力ですが、同じ前走では5着だったカネサローズも障害巧者で侮れません。軽量を利しての粘り込みも考えられます。
 15日第8レースからは1着キタノストロングに注目。障害・末脚のキレとも目下好調なだけに、割って入る可能性がありそうです。

今週の見どころ(4/14~4/15)

2012年4月13日(金)

 いよいよ2012年度のばんえい十勝が開幕します。今季は来年3月25日までの26開催153日間を予定。重賞は昨季同様、25レースが実施されます。
 開幕週の今週は土曜、日曜の2日間。15日(日)には、早速、オープンによるレースが組まれ、カネサブラックをはじめ豪華なメンバーが集結。来週からは2歳戦もスタートします。今季もばんえい十勝でお楽しみください。

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 4月14日(土)のメイン第11レースは、オープニングカップ(A1級混合・17:05発走予定)
 4歳馬が1頭、5歳馬が4頭と若い世代が主体のメンバー構成ですが、注目は8歳馬ホッカイヒカルでしょう。昨季後半はオープン-1組に定着し、ばんえい記念でも離されたとはいえ4着に善戦。今回のメンバーでは力量上位が明白です。ここも鋭い末脚で先団をまとめて差し切る可能性が濃厚といえます。
 若い世代からは、今年1月の5歳ナンバー1決定戦・天馬賞の勝ち馬ファーストスター、同3着ミスタートカチに期待。天馬賞と同様、早めに第2障害を越える展開になれば決め手あるファーストスター、逆に同馬が障害に苦戦するようなら、登坂力で勝るミスタートカチが逃げ粘るシーンがあるかもしれません。
 ニュータカラコマも侮れません。昨年の3歳重賞戦線では堅実に上位に入っていた実力馬。4歳の10キロ減を生かせば差のない戦いが可能でしょう。

 4月15日(日)のメイン第11レースは、スプリングカップ(オープン・17:05発走予定)
 カネサブラックの中心は動きません。ばんえい記念は熱発のため無念の回避となりましたが、出ていれば1番人気が予想された実力馬。ここで負けてはいられません。次開催(4月29日)のばんえい十勝オッズパーク杯へ向けて貫録を示したいところでしょう。
 ばんえい記念では3着だったのがナリタボブサップ。昨季は11月が初戦でしたが、徐々に本来の行きっぷりが戻り、上り調子のままシーズンを終えました。。今季はカネサブラックとともに、ばんえいを背負って立つ存在といえそう。こちらもブザマな競馬はできません。
 春先の軽い負担重量は得意なホクショウダイヤ、徐々に力をつけてきた6歳馬キタノタイショウ、障害巧者ギンガリュウセイらが続きます。

今週の見どころ(3/24~3/26)

2012年3月23日(金)

 今季のばんえい十勝も、いよいよラスト3日間。3月25日(日)のメインには年度末の総決算・ばんえい記念が行われます。長年にわたり一線級で活躍してきたニシキダイジンフクイズミトモエパワーもこのレースでラストランを迎えます。
 32年間にわたり、ばんえいの実況アナウンサーとして活躍してきた井馬博さんも、26日(月)の開催を最後に勇退。数々の伝説を残してきた名実況が聴けるのも残り3日間。ぜひ競馬場へお越しください。

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 3月24日(土)のメイン第11レースは、じゃらんカップ(A2級決勝・17:05発走予定)。3月17日第10レース(A2級-2組)、19日第10レース(A1級-3組混合)の上位馬による一戦です。
 19日第10レースの上位4頭による争いとなりそう。なかでも1番人気で4着のキタノドリーマーに期待します。一旦は単独2番手に抜け出しましたが、第2障害でのロスが響いたのか、最後にやや脚を失くした格好でした。それでも勝ったハマカツから3秒1差、2着ギャンブラーキング、同タイムの3着スーパークリントンから1秒1差なら、十分、巻き返しが可能でしょう。3走前にオープン-3・4組決勝混合特別で圧勝している実績もあります。
 19日第10レースでも障害巧者ぶりを見せつけたギャンブラーキング、鈴木恵介騎手への乗替わりとなるハマカツ、実績上位のスーパークリントンらが続きます。
 17日第10レース組では2着スーパーオーサンに注目します。目下7戦連続連対と絶好調。今回は相手強化となりますが、その勢いを見せつけるかもしれません。

 3月25日(日)のメイン第11レースは重賞・第44回ばんえい記念(17:15発走予定)。定量1トン(牝馬980キロ)で争われるばんえいの古馬頂上決戦です。
 カネサブラック、ギンガリュウセイらは回避しましたが、昨年のこのレースの2~6着馬が出走してきました。
 なかでも注目は昨年の5着馬ナリタボブサップ。今季初戦が11月と使い出しが遅れましたが、減っていた馬体が戻るにつれ成績も上向き目下3連勝中です。正月の帯広記念でも見せ場たっぷりの4着に善戦しており、障害巧者が完全復活といった印象です。安部憲二騎手はこのレースでは2年連続最下位ですが、今年は一気の制覇となるでしょうか。
 現役ジョッキーとしてばんえい記念で最多の5勝を誇る藤野俊一騎手は、昨年の6着馬ホクショウダイヤで参戦。このコンビではチャンピオンカップで7番人気を覆し勝利をモノにしています。1トンは堪える重量ですが、馬場状態が軽くなるようなら一発の可能性もあるでしょう。
 ここが引退レースとなるニシキダイジンフクイズミトモエパワーの3頭ではニシキダイジンに注目。2010年の覇者で昨年は2着でした。ライバルのカネサブラックが不在だけに、順当ならこの馬が1番人気でしょうか。鈴木恵介騎手の手綱で引退レースを飾れるか注目です。

  3月26日(月)の最終第12レースは蛍の光賞(A1・A2級決勝混合・17:40発走予定)。3月18日第10レース(A1級-2組)、18日第12レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
 今季を締めくくるこのレースの主役はコーネルでしょう。18日第12レースを含め9連勝中と破竹の進撃。近2戦では、ともに逃げ粘るエメラルドをゴール前で捕まえています。今回は特別に舞台を移して両馬が争いますが、三たび、ゴール前は激戦となりそうです。
 相手筆頭はもちろんエメラルド。大崩れの少ない近走の成績が、ゴール前でも踏ん張りが利くようになったことを物語ります。ここも逃げの一手でしょう。
 割って入るとすれば18日第10レースの勝ち馬キンノカミ。年が明けてから2走前まで10走連続して惜敗続きでしたが、前走でそのうっ憤を晴らしました。連勝を決め今季を終えることができるでしょうか。

 2012年度のばんえい十勝は、4月14日(土)に開幕となります。

今週の見どころ(3/17~3/19)

2012年3月16日(金)

 3月18日(日)のメインは、4歳・5歳混合重賞・ポプラ賞。4歳トライアル・白雪賞、5歳トライアル・ダイヤモンドダスト賞の上位馬を含む8頭が争います。
 さて、2007~09年のばんえい記念を3連覇したトモエパワーの引退が発表されました。ラストランは、来週25日(日)のばんえい記念の予定。同レースには、すでに同じく今季限りでの引退を表明しているニシキダイジンフクイズミも参戦を予定しています。今季残り2週となったばんえい十勝ですが、最後まで目が離せません。

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 3月17日(土)のメイン第11レースはアクアマリン特別(A1級-1組・17:05発走予定)。目下絶好調といえるホリセンショウマルモスペシャルの対決に注目です。
 ホリセンショウは、3月10日のとかちえぞまつ特別(オープン-1・2組決勝混合)で逃げ切って勝利。連続連対を7へと伸ばしました。障害の安定感も文句なしの近況だけに、ここも好走は間違いのないところです。
 対するマルモスペシャルは、とかちえぞまつ特別の予選である3月3日のオープン-1組混合で2番手から差し切り勝ち。障害巧者ぶりを見せつけ3連勝中です。とかちえぞまつ特別は回避し、余裕のあるローテーションでここに参戦してきました。
 一角を崩すとしたら、とかちえぞまつ特別3着ユーファンタジー、同4着フジカチドキでしょう。ともに障害次第の面はありますが、前走もしっかり追い込んで2着争いに加わってきました。
 末脚勝負といって忘れてならないのがミサキスペシャル。とかちえぞまつ特別は2番人気で7着でしたが、さすがに道中の位置取りがうしろ過ぎました。追走がスムーズなら2強をまとめて負かす力量がありそうです。

 3月18日(日)のメイン第11レースは4歳・5歳混合による重賞・第33回ポプラ賞(17:10発走予定)。4歳馬3頭、5歳馬5頭による争い。5歳馬トレジャーハンター、4歳馬オイドンがトップハンデで770キロ、5歳牝馬タケノビジンが720キロで最軽量ハンデとなりました。
 ここは740キロの5歳馬リキエイに期待。昨年9月以降勝ち星から見放されていますが、世代限定戦では、銀河賞、天馬賞、トライアルのダイヤンドダスト賞といずれも2着など堅実な成績を収めています。トライアルで先着されたタケノビジンと、斤量差が5キロ縮まるのは好材料といえます。
 タケノビジンは、今回と同じ720キロで前走のA2級-1組特別を快勝。障害力と軽量を生かして、ここも押し切りを狙います。
 昨年のこのレースの覇者トレジャーハンターも侮れません。ハンデに恵まれた昨年と違い、今年はトップハンデですが、オープン-1組でも勝ち負けしている実力は確かです。

  3月19日(月)のメイン第11レースは白樺賞(オープン-1組・17:05発走予定)
 キタノタイショウが主役を譲れません。オープン-1組では苦戦が続いていましたが、2月26日の重賞・チャンピオンカップでのコンマ8秒差2着は見事でした。前走ウィナーズカップはやや障害で崩れ6着でしたが、一枚落ちのこのメンバーなら巻き返しが濃厚でしょう。
 そのウィナーズカップで2着だったのがアオノレクサス。逃げ切り勝ちを収めたギンガリュウセイに最後は突き放されましたが、第2障害2番手クリアから、8番人気を覆す激走でした。前走で自身の最高馬体重を更新と状態もよさそうです。
 成績に波がありますが、フクドリはチャンピオンカップ3着馬。スピードの生かせる軽馬場が向いていますが、この相手関係なら力量上位の存在といえます。
 ニシキセンプーは、1月にはオープン-1組で2、3着に好走しています。近走不振ですが、前走500キロの超軽量戦を使われたことで、行きっぷりが変わってくれば、侮れない存在になりそうです。

今週の見どころ(3/10~3/12)

2012年3月 9日(金)

 今週から今季最終週の再来週まで3週連続で重賞が組まれています。今週は11日(日)のメインに明け3歳ナンバー1決定戦・イレネー記念が行われます。
 12日(月)には、船橋競馬場、新橋場外、SPAT4などでメインを含む2レースの発売が行われます。それに合わせて、船橋競馬場、新橋場外では様々なイベントが予定されています。お近くの方はぜひお越しください。

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 3月10日(土)のメイン第11レースは、とかちえぞまつ特別(オープン-1・2組決勝混合・17:05発走予定)。3月3日第10レース(オープン-1組混合)、4日第10レース(オープン-2組混合)の上位馬による一戦ですが、両予選の勝ち馬が回避しました。
 4日第10レースの2着馬ホリセンショウに期待します。3連勝後の近3戦はいずれも2着に敗れていますが、その3戦とも勝ち馬はナリタボブサップ。同馬が不在のここは巻き返し必至といえます。
 ホリセンショウと同じ近5走を使われ5秒差前後の勝負をしているキンノカミも有力でしょう。
 4日第10レース4着フジカチドキ、3日第10レース4着ミサキスペシャルの両馬も決め手が生きる展開になれば侮れません。
 カネサブラックは3日第10レースでは1番人気を裏切り5着でした。当時別定30キロだったのが、今回は35キロに増えており、力量上位とはいえ厳しい戦いが予想されます。

 3月11日(日)のメイン第11レースは重賞・第43回イレネー記念(3歳・17:10発走予定)。2歳世代三冠の最終戦で、定量670キロ(牝馬650キロ)で争われます。
 一冠目・ナナカマド賞(10月9日)、二冠目・ヤングチャンピオンシップ(12月30日)とも、1着ブラックボス、2着ニシキエーカンという結果。一冠目はハンデ差のつかない戦いでしたが、二冠目ではともにトップハンデを課せられながら、再びワンツーを決めています。はたして三冠最終戦もブラックボスが勝ち、史上初の2歳三冠を達成するのか、はたまたニシキエーカンがそれを阻むのか。注目の対決といえそうです。
 3番手も、一冠、二冠目とも3着のオメガグレートが有力。障害巧者で、デビューから24戦して掲示板外1回という堅実さが魅力です。
 目下6戦連続連対と勢いに乗るアサヒリュウセイも侮れません。手綱を取るのは昨年1月初騎乗の西将太騎手。人馬ともに重賞初挑戦での制覇を目指します。
 牝馬重賞・黒ユリ賞で3着と敗れたニシキウンカイの巻き返しにも期待したいところです。

 3月12日(月)のメイン第10レースはスピードスター賞(4歳以上選抜・16:30発走予定)。サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選の上位馬が集結。予選同様、500キロの定量(牝馬20キロ減、4歳・5歳10キロ減)で争われる、ばんえいのスピード王決定戦です。
 昨年2月に行われた同条件のスピードスターファイナルを制しているフクドリ、同2着トレジャーハンターに注目が集まります。今回は、昨年と同じ490キロで出走できるトレジャーハンターのほうが上位と見ます。
 地吹雪賞でフクドリを破っているホクショウバトルや、稲妻賞の勝ち馬で決め手鋭いニシキセンプー、疾風賞2着で最軽量470キロが魅力のダイリンビューティ、疾風賞1着で障害巧者のオイドンなど多くの馬にチャンスがありそうです。

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