開幕2週目からスタートした2歳戦で、目下注目の存在が5勝4勝(3着1回)のハクタイホウ(牡・久田守厩舎)。番組賞金順で2位のホクショウマックスが2勝なので、ハクタイホウの凄さが分かります。同馬は7月7日(日)の第5レース・2歳A級-1組に出走予定。今回から賞金別定5キロが課されますが、どんなレースを見せてくれるのか、ご注目ください。
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7月6日(土)のメイン第10レースは、わし座特別(B2級-1組・20:05発走予定)。
注目はジャングルソング。障害では甘さを見せますが、自慢の決め手をフルに発揮し目下3連勝と勢いに乗っています。昨季最終出走ではA2級-2組混合戦を圧勝していることも考えれば、ここは4連勝が濃厚といえます。
唯一の3歳コウシュハウンカイは、古馬相手での特別初挑戦となった3走前の黒岳特別(B2級-1組)で4着に追い込んで、通用のメドを立てました。前走のB2級-1組でもジャングルソングに差し切られ、バトルドラゴンにも競り負けましたが3着に踏ん張っています。
5走前の黒岳特別で5着だったニシキトモエは、3走前、2走前のB2級で逃げ切り連勝を収めています。重量が増える特別では詰めを欠く面は否めませんが、このクラスでは力上位の存在といえます。4月にはB2級-1組特別で2着があるタイソンキングも侮れません。
7月7日(日)のメイン第10レースは、信州の会記念(A2級-1組・20:05発走予定)。
好調馬が揃いましたが、注目は、6月29日の前走「銀の匙」アニメ放送記念(A1・A2級決勝混合)で1秒1差の接戦の末1、2着を分けたアオノレクサスとウメノタイショウでしょう。末の甘さも見せずに第2障害先頭から押し切り2連勝を決めたアオノレクサス、賞金別定5キロ増もものともせず勝ち馬に肉薄したウメノタイショウ。両馬ともオープンからの降級馬で、このクラスに留まっている器ではありません。
一角崩しを狙うのが障害巧者のクロフネオーザンでしょう。6月8日のムーンストーン特別(A2級)では差し切って前述両馬を下しています。
ムーンストーン特別、「銀の匙」アニメ放送記念とも3着と安定感あるアアモンドヤマトや、今季3勝を挙げており、負けたレースでもすべて勝ち馬と10秒以内というグランドペガサスも上位争いに加わってきそうです。
7月8日(月)のメイン第10レースは、こと座特別(オープン混合・20:00発走予定)。オープン2頭とA1級6頭が争います。
前走ミントスポット杯(オープン混合)は1番人気で4着だったホリセンショウが巻き返しを期します。ゴール前では4頭がほぼ横一線となり、勝ったインフィニティーからこの馬までが1秒8差という接戦でした。今開催からインフィニティーがオープンに昇級したのに対して、ホリセンショウはA1級のままなので負担重量的に有利。2、3着馬が不出走なこともあり、逆転勝利の可能性が十分でしょう。
オープン昇級初戦のインフィニティーも、ミントスポット杯と同条件とはいえ相手関係が楽になった感がある今回も勝ち負けの期待がかかります。
近3走が4、2、4着と勝ち切れていないホクショウバトルですが、馬場が軽くなるようであれば、追い込みに警戒が必要かもしれません。ミントスポット杯6着で障害巧者のシベチャタイガーも、相手関係的には上位に食い込んで不思議ないでしょう。