今年で6回目となる「JRAジョッキーDAY」(協賛:オッズパーク株式会社)が、8月20日(月)に行われます。今回もJRAから安藤勝己、藤田伸二、松岡正海ら10名のトップジョッキーが帯広競馬場に来場。エキシビションレースへの騎乗や、レース協賛、場立ち予想などを行います。現在、特設サイトにて、来場予定騎手のインタビュー動画を公開しています。ぜひご覧ください。
8月4日(土)のメイン第11レースは、とかちえぞまつ特別(オープン混合・20:00発走予定)。オープン2頭、A1級7頭により争われます。
注目はA1級の牝馬ユーファンタジー。2連勝でA1級昇級を決めたあとの近2走も、北海道競馬記者クラブ特別(A1級-1組混合)3着、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・A1級-1組混合)2着と好走を続けています。特に、カネサブラックの2着に追い込んだ前走の内容は価値のあるもの。同レースから引き続き出走する6頭中では、この馬が最先着だっただけに、チャンス十分でしょう。
オープン馬では、4歳のオイドンに期待。前走の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)をトップハンデながら押し切って勝利した力量馬。ファン投票で5位の票を集めたばんえいグランプリ(8月12日)を回避してこちらに出走します。古馬混合戦(超軽量のオープン戦を除く)での勝利はA2級-1組が最高ですが、どんなレースを見せてくれるのでしょうか。
北海道競馬記者クラブ特別で、ユーファンタジーに先着しているのがアグリミズキとホリセンショウ。ここも早めに障害を越え、ユーファンタジーにプレッシャーを与えられれば、勝機があるかもしれません。
8月5日(日)のメイン第11レースは、十勝川モール温泉杯(A2級-1組・20:00発走予定)。
前開催のデネブ特別(A2・B1級-1組混合)の勝ち馬キタノストロングに注目します。35キロ軽いブラックパールが逃げ残りをはかるところ、離れた2番手から猛然と末脚を伸ばし、とらえたところがゴールでした。今回はA2級同士の対戦ですが、逆に他馬とのハンデ差が詰まるぶん戦いやすくなったといえます。
ベニインパクトは、デネブ特別でもしっかり追い込んで3着。昇級の壁を感じさせないレースぶりで、引き続き期待ができるでしょう。
このクラスで実績上位なのがシベチャタイガー。A1・A2級-2組混合特別、A2級-1組特別と連勝し、前走のビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)でもオープン馬に割って入る2着と好走しています。
8月6日(月)のメイン第11レースは、ベガ特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)。
A1級が8頭、A2級が1頭というメンバー構成ですが、唯一のA2級馬ジャングルソングに注目。A2級昇級初戦となった5月12日のA1級-1組混合特別でいきなり僅差の3着に入ると、続くA2級-1組特別(8着)のあとは、A1級との混合戦も含め4戦続けて5着以内と、ここに入っても力量では劣りません。勝ち切れない面はありますが、今回のA1級馬もすべて今季未勝利か1勝と近況にさほど違いはなく、基礎重量10キロ減が生きそうです。
A1級馬では、6戦続けて5着以内でスピード自慢のアオノレクサス、4戦続けて4着以内で決め手のあるキンノカミが有力。
今季開幕から低迷が続いていたワタシハスゴイですが、前々走の500キロの定量戦(3着)が刺激になったのか、前走のオープン・A1級-2組混合では、猛烈な末脚を繰り出し僅差3着に健闘。状態面がアップしている印象だけに、一発があるかもしれません。