ばんえい競馬情報局とは?

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今週の見どころ(1/12~1/14)

2013年1月11日(金)

 ばんえい十勝では、1月11日(金)から、「レース展望サイト」を開設しました。全国公営競馬専門紙協会の協力により、地元専門紙記者によるレース展望、コメント一覧などのコンテンツから構成されています。レース検討にお役立てください。

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 1月12日(土)のメイン第10レースは、カシオペア特別(B2級-1組・17:05発走予定)
 1月4日に行われた新雪特別(B2級-1組)のほぼ再戦ですが、勝ったビフカミツエは今開催からB1へ昇級しています。
 1番人気で3着だったマルニセンプーが巻き返しを期します。第2障害を降りて先頭に立つと、10キロ軽かったビフカミツエに交わされ、ゴール線上ではコジロウスペシャルに並ばれコンマ3秒差競り負けましたが、見せ場十分。展開次第で逆転可能でしょう。
 コジロウスペシャルは前走が古馬の特別初挑戦でしたが、決め手を発揮し健闘を見せました。特別2走目での慣れも見込めるここは引き続き上位争いに加わりそう。テン乗りの渡来心路騎手にも注目です。
 同4着だったカチナノリーも差はありません。残り20メートルで止まってしまいましたが、前々走に続き障害はひと腰で切れていました。第2障害を先頭で抜けられれば踏ん張る場面がありそうです。
 流れが落ち着けば6着アローファイターの食い込みも一考できます。

 1月13日(日)のメイン第10レースは、ガーネット特別(A1級-1組・17:05発走予定)。好調馬揃いで混戦模様です。
 注目はインフィニティーでしょう。オープンとの混合だった前走ばんえい十勝金杯で、今回のメンバー中最先着の4着。障害ではやや苦戦しましたが、しっかり伸びて混戦の2着争いに加わりました。A1級のみの戦いとなる今回は当然勝機が見込めそうです。
 11月にはA1級-1組特別で僅差3着があり、前走の5歳限定重賞・天馬賞2着のフジダイビクトリーや、帯広記念は9着も自己条件に戻ったシベチャタイガー、ばんえい十勝金杯ではインフィニティーからわずか1秒5差(6着)だったニシキエーカン、この条件の上位常連で障害巧者のオレワスゴイなど、相手争いは難解です。

  1月14日(祝・月)のメイン第10レースは、ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・17:05発走予定)
 12月2日に行われた重賞・ばんえいオークス上位4頭の再戦です。
 なかでも、この4頭中では最も遅く第2障害をクリア(10頭立ての7番手)しながら僅差3着に追い込んだマゴコロに期待します。タカラハヤヒメ(1着)、カツダイヤ(2着)が3番手以下を引き離しての一騎打ちを繰り広げていましたが、あわやというシーンを演出しました。3歳になってから特別(重賞)は、牝馬限定の定量戦のみ2度使われ、黒ユリ賞2着、前述のばんえいオークスが3着と崩れがありません。今回は、トップハンデのニシキウンカイ(ばんえいオークス4着)、タカラハヤヒメより30キロ軽い640キロだけに、チャンスがありそうです。
 ばんえいオークスでは第2障害を先頭で越えた2着カツダイヤはトップハンデの2頭より20キロ軽い650キロでの出走です。近走の成績は冴えませんが、8着だったばんえいダービーも含め、障害ではほとんど崩れていません。位置取り次第で勝機が見込めそうです。
 ばんえいオークスでは上位3頭からやや離された4着ニシキウンカイは、それまでは、ばんえい菊花賞を含め6連勝していた実力馬。その後は差のある敗戦が続いていますが、同世代の牡馬相手に互角の戦いをしてきた実力は侮れません。

年始開催の見どころ(1/1~1/6)

2012年12月31日(月)

 年始のばんえい十勝は、1月1日(祝・火)~6日(日)までの連続6日間開催。2日(水)に、全国発売が実施される帯広記念、3日(木)には、4歳シーズン頂上決戦・天馬賞が行われます。また、1日(祝・火)、4日(金)には、川崎競馬場(ジョイホース横浜場外)、SPAT4で帯広全レースの発売を行います。
 なお、年始開催は発走予定時刻が通常と異なっていますのでご注意ください。

帯広競馬場でのイベント(1/1~1/6)はこちら
各直営場外発売所でのイベント(1/1)はこちら
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 1月1日(祝・火)のメイン第10レースは、ニューイヤーカップ(A2級-1組・16:40発走予定)
 12月10日に行われたターコイズ特別(A2級-1組)のほぼ再戦ですが、1、2着馬はすでにA1級に昇級しているため、3着だったコーネルに期待がかかります。続く2戦ではニシキエース(ターコイズ特別6着)に先着されていますが、6戦連続して3着以内の安定感は魅力です。
 もちろんニシキエースも好調だけに侮れませんが、両馬ともやや障害に課題があるタイプ。A2昇級初戦の前走でも僅差5着にまとめたヒロノドラゴンや、ターコイズ特別4着のキョウエイボーイら障害巧者の台頭があるかもしれません。

 1月2日(水)のメイン第9レースには、重賞・第35回帯広記念(16:10発走予定)が行われます。年度末の大一番・ばんえい記念に次ぐ負担重量を課せられる一戦に10頭の精鋭が集結しました。
 旭川記念、岩見沢記念と今季重賞を2勝しているカネサブラックが920キロでトップハンデ、紅一点のエンジュオウカンが最軽量の870キロで、最大50キロ差がつきました。
 注目は、4月にばんえい十勝オッズパーク杯を制しているホッカイヒカル。今季の勝ち星はそのひとつだけですが、早い時期に賞金を稼いだため、旭川記念(3着)、北斗賞(4着)の重賞2戦を含む10月までのすべてのレースでトップハンデを課せられていたこともあるでしょう。近走も軽馬場でのスピード勝負に苦労しているだけで、調子が悪いという感はありません。テンにおかれるタイプだけに、高重量戦の流れは間違いなく合うはず。今回はカネサブラックから20キロ軽い900キロなのも有利で、チャンスといえそうです。
 このレース連覇を目指すのがカネサブラック。明け11歳となり全盛期の力は見込めないかもしれませんが、今回の負担重量は初めてか実績がない馬が多いメンバー構成でもあり、トップハンデでも評価は下げられないところです。
 ナリタボブサップホッカイヒカルと同様、900キロでの出走。軽めの馬場となればゴール前での踏ん張りもききそうで、現役屈指の障害力を生かし、08年以来のこのレース2勝目も見込めます。
 ばんえいグランプリ、北見記念と今年夏以降に重賞を2勝しているギンガリュウセイ(910キロ)、格下ながら重賞で好走を続けるシベチャタイガー(900キロ)も楽しみです。

  1月3日(木)のメイン第10レースには、重賞・第6回天馬賞(5歳・16:45発走予定)が行われます。定量760キロ(牝馬740キロ)で争われる4歳シーズン三冠の最終戦です。
 前日から雪の予報も出ており、当日は軽めの馬場が予想されます。普段より負担重量は課せられていますが、スピードのある馬が上位とみてニュータカラコマに期待します。定量の重賞では、ここまで3歳3月のイレネー記念1着、3歳12月のばんえいダービー3着など安定した成績を残しています。障害に難があるタイプで、離れた障害5番手から差し切り勝ちを収めた二冠目・銀河賞時のようなレースになるかもしれませんが、二冠制覇を期待します。
 オイドンは障害巧者でここまで重賞4勝の実績馬。同世代限定戦では厳しいハンデを曳くことが多いですが、一冠目・柏林賞2着、3歳・4歳混合重賞のはまなす賞を制するなど大崩れの少ない成績を残しています。ハンデ差のつかないここは待ち望んだ舞台でしょう。
 前哨戦のイルミネーションカップ(4歳オープン)を制したのがアアモンドマツカゼ。今季10勝を挙げている快速牝馬です。馬体重が減少傾向にあるのは心配ですが、軽馬場を生かして上位進出を狙います。
 柏林賞4着で障害力自慢のフジダイビクトリーも争覇圏。前走で約1年ぶりの勝利を挙げたフナノコーネルには復活気配が漂います。

  1月4日(金)のメイン第10レースは、新雪特別(B2級-1組・16:40発走予定)
 12月28日に行われたオリオン特別(B2級-1・2組決勝)上位3頭の再戦です。第2障害を先頭で越えたのはアローファイターでしたが、2番手で続いたマルニセンプーが豪快に差し切って勝利。3番手クリアのカチナノリーが差を詰めましたが、そのまま3着に入りました。なかでも注目は2着アローファイター。3頭とも前走より10キロ増ですが、今回の705キロは明け5歳のマルニセンプーカチナノリーにとっては初なのに対して、715キロはアローファイターには慣れた重量です。経験値の差で勝利を目指します。
 別路線組では、明け4歳のテンカムソウに注目。前走のばんえいダービーでは730キロであわやの3着に好走しています。今回は20キロ軽い710キロだけに、見せ場以上もあるかもしれません。

  1月5日(土)のメイン第10レースは、ばんえい十勝金杯(A1級-1組混合・17:05発走予定)。オープン6頭とA1級4頭が争います。
 12月22日のポインセチア特別(A1級-1組混合)組が7頭を占めています。そのレースでの勝利を含め3戦連続連対中インフィニティーに引き続き注目。前走は賞金別定10キロ増が懸念されましたが意に介さず。あっさり逃げ切って見せました。今回も強敵になりそうなのは同2着で障害巧者のホリセンショウでしょうが、負担重量差は変わらないだけに、好走の期待が高まります。
 アオノレクサスは、ポインセチア特別では1番人気で3着。A1級特別は何度も好走している条件だけに、ここでは力上位といえます。障害力と先行力を生かし、上位進出を狙います。
 メンバー中、格付的には最上位のフクドリは、今季賞金別定10キロ増になってから、自己条件のオープンでは未勝利です。前走の定量500キロ戦(B4級以上のクラス混合)では勝利を収めていますが、引き続き相手有利なA1級混合戦とはいえ、やや障害に難があるだけに、この重量では信頼しにくい面はあります。

  1月6日(日)のメイン第10レースは、プロキオン特別(B1級-1・2組決勝・17:05発走予定)。B1級-1組予選(2日第10レース)、B1級-2組予選(1日第9レース)の上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選3着スーパーオーサンに期待します。勝ち切れない面はありますが、10月には格上相手のA2級-1・2組決勝混合特別でシベチャタイガー、クロフネオーザンらと好勝負していた実績が光ります。予選から35~40キロ増の馬が多い中、この馬は30キロ増なのも好感が持てます。
 レインボーライデンは、2組予選2着を含め4戦連続して3着以内に好走と好調です。古馬になってから特別へは今回が初挑戦となりますが、障害力が武器だけに不安はありません。この馬も前走から30キロ増です。
 B1級-1組予選で3着のキタノオーロラにも注目。前走は、前が止まらない流れの中、離れた障害4番手から僅差3着に差してきました。12月17日のB1級-1・2組決勝特別では豪快に差し切った実績もあり、ここも障害のタイミングひとつで勝利のチャンスがありそうです。

今週の見どころ(12/28~12/30)

2012年12月27日(木)

 今週のばんえい十勝は、12月28日(金)~30日(日)の変則開催。30日(日)のメイン第10レースには、2歳馬による重賞・ヤングチャンピオンシップが組まれています。年末年始開催の発走予定時刻は、通常と異なっていますのでご注意ください。
 29日(土)、30日(日)には大井競馬場にて、毎年の恒例となった「ばんえい十勝 in 大井」が行われます。競馬著名人による場立ち予想会(場所:正門2階ふるさとコーナー)、抽選会(30日のみ)などが実施されます。お近くの方はぜひお立寄りください。

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 12月28日(金)のメイン第10レースは、オリオン特別(B2級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B2級-2組予選(24日第7レース)の上位2頭に、B2級-1組予選(22日第11レース)の勝ち馬も回避したため混戦模様です。
 ひとまずは、B2級-1組予選5着カチナノリーが中心でしょう。予選では3秒4差と着順ほど負けていません。一時のスランプは脱しており、3走前のB2級-1組特別でも2着の実績なら巻き返しは必至でしょう。
 B2級-1組予選2着アローファイターは、近走の早い時計での決着にも対応できていますが、特別の落ち着いたペースのほうが力を発揮できるはず。ここはオープン経験馬の底力に期待です。

 12月29日(土)のメイン第10レースは、定量500キロでのスピード決戦・地吹雪賞(3歳以上選抜・17:20発走予定)
 4歳牝馬の30キロ減で470キロと最軽量のアアモンドマツカゼに期待します。今季はすでに10勝と好調。前々走の4歳オープン特別では、課題の障害もきっちりこなして特別初勝利を挙げると、前走の自己条件戦でもスピードの違いを見せつけています。さらに負担重量が軽くなるのは歓迎で、3連勝の期待が高まります。
 フクドリ(500キロ)は昨年のこのレースの2着馬。こちらもやや障害に難があるタイプで、スピード勝負を得意としています。唯一のオープン馬の貫録を示したいところでしょう。
 賞金別定10キロ増になってから連敗中の牝馬ユーファンタジー(480キロ)も定量戦の今回は巻き返しのチャンスといえます。

  12月30日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠の第2弾・第14回ヤングチャンピオンシップ(17:20発走予定)。11月から12月にかけて実施された産地別特別(南北海道、北央、北見、釧路、十勝)の上位馬により争われます。
 収得賞金40万円につき10キロ増となる別定重量戦で、一冠目・ナナカマド賞を制し釧路産駒特別では2着のショウチシマシタが20キロ増の600キロでトップハンデ、北央産駒特別を制した牝馬アグリナデシコが10キロ増ながら570キロで最軽量となりました。
 重賞に格付けされた過去4回で、3勝、2着2回の好成績を残している十勝産駒特別組ですが、今年の1、2着はソウクンボーイダイコクパワー。両馬は一冠目・ナナカマド賞でも対戦しており、その時はダイコクパワーが1位入線を果たしましたが、ゴール前で隣枠のソウクンボーイの進路を妨害したとして5着へ降着。ソウクンボーイも悔いの残る内容で4着でした。十勝産駒特別はゴール前が4頭による激戦となりましたが、ソウクンボーイが勝利し、ダイコクパワーも2着に差しています。ソウクンボーイは障害巧者で安定した先行力が武器。レースを見ていても安心感があります。一方のダイコクパワーは豪快な差し脚が魅力。若さを見せることもありますが、走ることに集中できれば能力は相当のものがありそうです。ともに負担重量は賞金別定10キロ増の590キロ。ここはどちらが先着するでしょうか。
 北見産駒特別組も過去4回では、1勝、2着2回と十勝産駒に次ぐ成績を残しています。今年の北見産駒特別は、唯一、賞金別定重量(5キロ)を課せられていたキズナが、マルゲンリュウタロとの熾烈な追い比べを制しました。ただ、出走10頭中で前走が2歳-A級だったのはキズナだけと、例年よりレースレベルが低かった面は否めません。

今週の見どころ(12/22~12/24)

2012年12月21日(金)

 12月23日(祝・日)のメイン第10レースには、ばんえいダービーが組まれています。3歳チャンピオン決定戦にふさわしく、この世代のここまでの重賞を制した5頭すべてが集結しました。第41代ダービー馬の称号を手にするのはどの馬なのか。お楽しみに。

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 12月22日(土)のメイン第10レースは、ポインセチア特別(A1級-1組混合・17:05発走予定)
 A1級の5頭はいずれも好調で、賞金別定重量10~15キロを課せられていますが、オープン勢がやや精彩を欠くメンバー構成だけに中心視できそう。なかでも12月9日の師走特別(オープン混合)の1、2着馬、インフィニティーアオノレクサスが有力でしょう。第2障害を越えてアオノレクサスに先頭を譲ったインフィニティーですが、ゴール前で差し返しました。ともに障害巧者ですが、同じタイミングでの障害クリアなら、インフィニティーのほうがキレ味で分があります。アオノレクサスが勝つには、どれだけ第2障害で差をつけられるかでしょう。
 マルモスペシャルはここがA1昇級初戦ですが、近4戦が1、2、1、1着。その3勝すべてがA2級特別(B1級混合含む)と上げ潮ムードです。勢いで突破を狙います。
 オープン馬ではホリセンショウが好調。オープン昇級初戦の前々走では、カネサブラックと僅差の3着と力のあるところを示しています。A1級時代はアオノレクサスと互角の戦いぶりでしたが、今回10キロ重いのは不利な感があります。

 12月23日(祝・日)のメイン第10レースは、3歳三冠の最終戦・第41回ばんえいダービー(17:25発走予定)
 この世代の牡馬・牝馬混合重賞としては、3月のイレネー記念以来となる定量戦。過去5回では、09、11年がイレネー記念の上位3頭が着順の入れ替わりはありますが、このレースでも1~3着に。10年がイレネー記念2、1着馬のワンツー、07年はイレネー記念3、2着馬が1、3着と、同じ定量戦ゆえか、イレネー記念の結果がこのレースに結びつく傾向があります。
 今年のイレネー記念を圧勝したのがニシキエーカン。ここまでの3歳二冠ではともにトップハンデだったこともあり、ばんえい大賞典4着、ばんえい菊花賞2着とタイトルを逃していますが、定量のここで巻き返しなるでしょうか。
 イレネー記念2着馬がテンカムソウ。障害次第の面はありますが、ばんえい菊花賞では、第2障害僅差の2番手クリアから4着に踏ん張っています。その後の古馬混合戦では不本意なレース続きですが、同世代限定の今回は侮れません。
 イレネー記念3着アサヒリュウセイは、ばんえい菊花賞でも3着。テンカムソウとは対照的に、その後、古馬混合戦で4連勝しました。11月に通算100勝を達成したばかりの西将太騎手にとっても重賞初制覇のチャンスといえます。
 ばんえい大賞典を制したブラックボスは、近走が古馬A2級との対戦とはいえ負け過ぎの感があります。立て直しに期待でしょう。
 ばんえい菊花賞の勝ち馬ニシキウンカイにとって、過去5回のこのレースで牝馬が【0-1-1-9】というデータは気になるところです。

  12月24日(振・月)のメイン第10レースは、ホワイトクリスマス賞(オープン・17:05発走予定)。12月19日に行われた重賞・ドリームエイジカップのほぼ再戦となりました。
 注目は同レースで2着だったナリタボブサップ。第2障害先頭クリアから逃げ込みを図りましたが、テンマデトドケに差されて、コンマ1秒差の惜敗でした。前走はテンマデトドケのほうが10キロ軽かったですが、今回は同重量。十分に逆転が狙えそうです。
 同4着キタノタイショウは、第2障害で苦戦しましたが、いざ越えればさすがの末脚を見せました。前走より重量が軽くなるここは、さらに上位が狙えそうです。
 フクドリキタノタイショウと同型で、ドリームエイジカップでも同じようなレースをして5着。こちらも特別の負担重量は歓迎といえます。

今週の見どころ(12/15~12/17)

2012年12月14日(金)

 ばんえい十勝の年末年始は、12月28日(金)~30日(日)、1月1日(祝・火)~6日(日)の変則開催。今週16日(日)のドリームエイジカップを皮切りに、1月6日までの間に5つの重賞が組まれています。
 17日(月)は川崎競馬場(ジョイホース横浜場外・SPAT4)で帯広第6~12レースの発売を行います。それに伴い、当日の発走時刻が繰り下がっておりますのでご注意ください。

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 12月15日(土)のメイン第11レースは、イルミネーションカップ(4歳オープン・17:05発走予定)。1月3日に行われる4歳シーズン三冠の最終戦・天馬賞の前哨戦です。
 二冠目・銀河賞を制しているオープン馬ニュータカラコマが730キロのトップハンデ、4歳牝馬限定重賞・クインカップの勝ち馬マリンチャンスアアモンドマツカゼのB1級両牝馬が670キロで最軽量となりました。
 注目はA2級で680キロの牝馬ブラックパール。10月の休み明け初戦こそ9着でしたが、続くクインカップでは今回と同じ680キロで2着、前走レディースカップ(4歳以上牝馬オープン)でも680キロでしたが、障害ひと腰から7秒1差の圧勝を収めています。休養前の銀河賞でも680キロで3着の実績。この重量も4度目なら反動もなさそうで、勝機が十分ありそうです。
 クインカップでは690キロで3着だったアグリコトブキは、今回は10キロ軽い680キロでの出走と恵まれました。
 クインカップでは1番人気で6着と敗れたアアモンドマツカゼは、前走A2・B1級決勝混合特別では、685キロでしっかり末脚を伸ばし4着と善戦。670キロは有利な材料でしょう。
 牡馬では、踏ん張り切れないレース続きでも障害は巧者のフナノコーネル(690キロ)に注目です。

 12月16日(日)のメイン第11レースは、重賞・第3回ドリームエイジカップ(17:10発走予定)。4歳から11歳までの各世代での通算収得賞金上位1頭ずつと、選出馬を除く通算収得賞金上位2頭に出走資格があります。
 790キロとトップハンデですが、カネサブラックが中心といえそうです。10歳も暮れとなり全盛期の力は望めそうもありませんが、近2走のオープン特別では別定30キロを課せられながらも連勝と貫録を示しています。今回は重賞といえども700キロ台での争いだけに近走と条件的にはさほど変わりません。今季重賞3勝目の期待が高まります。
 同じく10歳のナリタボブサップ(770キロ)が相手筆頭でしょう。前走のオープン特別ではカネサブラックに差されたものの、第2障害先頭から2着に踏ん張りました。ここもマイペースで行ければ侮れないところ。この重量なら粘りを発揮できるでしょう。
 780キロのキタノタイショウは障害に不安があるだけに、これくらいの重量なら差のない戦いができるはず。決め手比べになれば一気に突き抜ける場面もありそうです。

  12月17日(月)のメイン第11レースは、シリウス特別(B1級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B1級-1組予選(10日第12レース)、B1級-2組予選(9日第10レース)の上位馬による一戦です。
 注目は、B1級-1組予選2着のスーパーオーサン。相変わらず障害は安定しており4戦連続して3着以内と充実しています。4走前のピヤシリ特別(B1級-1組)でも第2障害先頭クリアから僅差3着に粘っている実績もあります。
 B1級-1組予選の勝ち馬キタノオーロラは障害がスムーズなら、豪快に差し切った前走の再現もありそうです。ピヤシリ特別では4着でした。
 B1級-2組予選組は、予選ではなかった賞金別定重量の加増がある馬(今季の収得賞金30万円以上40万円未満)が多く条件的に微妙な感がありますが、1着スギノファントムに魅力があります。予選では第2障害先頭から2着カントリートレインを11秒1も突き放す圧勝劇。これで2連勝と勢いが出てきました。もともと末脚自慢なだけに、多少障害で苦戦してもリカバーできるはず。特別には出走が少なく未知数な面はありますが、どんなレースを見せるでしょうか。

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