5月26日(日)のメインには、大雪賞が組まれています。次開催・6月16日に行われる重賞・旭川記念を見据えるオープン馬たちの争い。前開催のオープン戦・エメラルド特別の再戦ムードですが、今開催より基礎重量が10キロ重くなっていることに加え、勝ち馬が賞金別定5キロ増に。さらに他路線から牝馬も参戦するなど、予想のしがいがある一戦といえます。ご注目ください。
5月25日(土)のメイン第10レースは、黒岳特別(B2級-1組・20:05発走予定)。
前走のB1・B2級決勝混合(5月18日)で惜敗続きを脱したベニインパクトに期待。差して届かずというこれまでのレースぶりから一変。逃げ切って、昨年7月以来の勝ち星を挙げました。昨季A2級(混合戦含む)で何度も連対している実力は上位で、B2級同士のここは連勝のチャンスといえます。
逆にアローファイターは5月20日の前走B1・B2級決勝混合(4着)で連勝が3で止まりました。連勝中のように、第2障害先頭クリアとはいかず、追い込むかたちとなりましたが、ここにも出走の2着マルゼンチカラと2秒6差、3着キタノドリーマーともコンマ7秒差なら挽回の可能性十分。久々の特別戦ですが、障害力を生かせるので、むしろ歓迎といえます。
4月27日のB2級-1組特別でメンバー中最先着の2着だったタイソンキングや、前走とかち皐月賞を快勝し古馬の特別に初挑戦となる3歳馬コウシュハウンカイにも注目です。
5月26日(日)のメイン第10レースは、大雪賞(オープン・20:05発走予定)。
9頭中7頭が前開催はエメラルド特別(オープン)に出走していました。その勝ち馬ホクショウダイヤに引き続き注目できそう。第2障害先頭ほぼ同時に降りたホッカイヒカルとの末脚比べをコンマ4秒差で制し、今季3戦2勝、2着1回と絶好調です。今回から賞金別定5キロ増となりますが、さほど心配はないでしょう。
相手もエメラルド特別組で、僅差2着に好走したホッカイヒカルや、同7着だけでは見限れないキタノタイショウ、障害に不安を残すも4着に差してきたフクドリが有力。後半勝負に出ると思われた1、2着馬に出し抜かれた格好で5着のギンガリュウセイも巻き返しを期します。
5月27日(月)のメイン第10レースは、旭岳特別(A1級混合・20:00発走予定)。
A2昇級初戦のウメノタイショウを狙います。今季開幕から1、1、2、2、1着と絶好調。特に前走の五月雨特別(A1・A2級決勝混合)はハンデに恵まれたとはいえ、オープンからの降級馬ホリセンショウを7秒近くも突き放す完勝でした。ここも相手は楽ではありませんが、4走前には同じく元オープンの馬テンマデトドケを下している実績と近走の勢いを考えれば、突破して不思議ありません。
インフィニティーは五月雨特別では3着でしたが、ウメノタイショウとのハンデ差が20キロから5キロに縮まっており、当然巻き返しが視野に入ります。
4月にはA1級混合特別を制しているスピード馬ホクショウバトルや、前走(A2級)では人気を裏切ったアオノレクサスのレース間隔を空けての立て直しにも期待できそうです。