ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 115116117118119120121122123124125

今週の見どころ(3/2~3/4)

2013年3月 1日(金)

 3月3日(日)のメインには、今季重賞優勝馬による重賞・チャンピオンカップが組まれています。カネサブラックが4度目の制覇なるのか。それともハンデが有利な若駒の台頭があるのか。興味深いメンバー構成となり、見逃せません。

帯広競馬場でのイベントはこちら
各場外発売所でのイベントはこちら

 3月2日(土)のメイン第10レースは、うお座特別(B1級-1・2組決勝・17:15発走予定)。B1級-1組(2月24日第11レース)、B1級-2組(23日第9レース)の両予選の上位馬による一戦です。
 スギノファントムはB1級-2組予選で離れた4番手から僅差2着まで押し上げてきました。2月4日の六花特別(B1級-1組)でも2着でしたが、その時は前走とは逆で最後に差されての惜敗でした。近走、勝ちきれない面はありますが、ここも崩れるシーンは考えにくいものがあります。
 スーパーオーサンは六花特別5着で、B1級-1組予選では3着。障害での腰の入りがよくなってきました。1月にB1級-1組特別を制した実績もあり、ここも侮れない存在になりそうです。
 六花特別で4着だったキタノオーロラは、B1級-1組予選では2着でした。追い込み一手なので特別のペースは歓迎ですが、障害に課題があるので、取捨は難しいところ。ここも障害次第で上位をうかがう存在です。
 B1級-1組予選では4着だったペガサスプリティーは、障害さえスムーズなら、差し切り勝ちを収めた六花特別の再現もあるでしょう。

 3月3日(日)のメイン第10レースは、重賞・第34回チャンピオンカップ(4歳以上重賞優勝馬選抜・17:10発走予定)
 トップハンデがカネサブラックの840キロで、最軽量760キロの5歳牝馬ブラックパールとは80キロ差がつきました。帯広記念など今季重賞3勝を挙げているカネサブラックの力量が抜けていますが、ここは負担重量との戦いといえそうです。
 注目は最軽量魅力のブラックパールでしょう。1月27日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では740キロで他馬を寄せ付けず逃げ切っています。そこから20キロ増の760キロは初となりますが、克服可能と見ます。
 相手筆頭も5歳馬でフジダイビクトリー。こちらも今回の780キロは初めてですが、760キロの天馬賞(5歳)で第2障害をひと腰で越えた障害力なら、問題なくこなせるはずです。
 重量経験がある古馬勢では、キタノタイショウに魅力があります。このレースでは、一昨年は810キロで3着、昨年が800キロで2着に好走しており、今年は810キロでの出走。800キロ台後半以上を課せられる高重量戦では力不足かもしれませんが、このくらいの負担重量なら障害もこなせるので、有力視できます。

  3月4日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-1組・17:05発走予定)
 メンバー中に、アルデバラン特別(1月28日・A2級-1組)の出走馬が7頭いるという組み合わせとなりました。勝ち馬はすでにA1級へ昇級しており、注目を集めそうなのは2着ニシキエースと3着アアモンドマツカゼ。ともに近走A2級では大崩れが少ない成績を残しています。
 ヒロノドラゴンはアルデバラン特別でも逃げて4着。平場でも特別でも同じようなレースぶりですが、ペースが落ち着く特別のほうが比較的粘れている感があります。
 他路線組では、ホクショウシャネルに注目。3走前の重賞・ヒロインズカップはしんがり負けでしたが、第2障害での転倒が敗因。格上A1級相手の前走も障害でヒザをついて8着に敗れていますが、A2級同士の戦いなら、巻き返せる実力はありそうです。

今週の見どころ(2/23~2/25)

2013年2月22日(金)

 カネサブラック(牡11、松井浩文厩舎)、ナリタボブサップ(牡11、槻舘重人厩舎)、スーパークリントン(牡11、平田義弘厩舎)が今季限りで現役をしりぞくことが発表されました。カネサブラックとナリタボブサップは、3月24日のばんえい記念がラストランとなる予定。その走りを目に焼き付けたいところです。なお3頭とも、種牡馬として第2の馬生を送る予定となっています。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 2月23日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A1級-2組・17:15発走予定)。3戦連続連対中と好調だったミサキスペシャルが回避し、混戦模様です。
 ひとまず中心はクロフネオーザンでしょう。昇級初戦の前走A1級-1組特別では6着でしたが、最後はしっかり差を詰めていました。2組のメンバーに入れば、上位の力量がありそうです。
 コマクインは障害巧者。昨年11月から12月にかけ4戦連続で3着以内に好走していた頃の勢いはありませんが、終いさえ踏ん張れれば上位食い込みもありそう。
 昨年9月にはA1級混合特別で勝利があるトカチタカラも昇級初戦とはいえ侮れません。

 2月24日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・17:05発走予定)
 オープン勢は手薄な印象なため、7頭いるA1級馬が中心となりそう。うち6頭は、深雪特別(A1級-1組)に出走していました。
 前々走の如月特別(A1級-1組混合)、前走深雪特別と2連勝中なのがマルモスペシャル。ともに早めに障害を越えて抜け出す安定したレース内容が光りました。今回から賞金別定重量が5キロ増え、15キロとなるのは心配ですが、それでも狙ってみたくなる充実ぶりです。
 インフィニティーは、如月特別3着で、別定15キロ増となった深雪特別でも4着と大崩れがありません。ここも上位争いに加わるでしょう。
 深雪特別では2着に踏ん張ったシベチャタイガーは、前走のA1・A2級決勝混合は5着でしたが、今回は障害力の生かせる特別だけに巻き返しの期待がかかります。

 2月25日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(4歳以上選抜・17:05発走予定)。今季実施された特別(軽量戦を除く)の優勝馬による選抜戦です。
 現役生活も残り少なくなりましたが、ナリタボブサップが注目を集めそうです。今季、重賞では勝ち星こそありませんが、旭川記念、ドリームエイジカップでの2着をはじめ惜しいレースが多数あります。近走と同様、ゴール前でひと踏ん張りできるかがカギですが、力量的には断然といえます。
 フクドリも、今季重賞では岩見沢記念2着、北見記念3着などがあります。こちらはナリタボブサップとは逆で、障害で甘さを見せることもありますが、末脚は確かなタイプです。
 昨年のこのレース2着でスピードのあるアオノレクサスや、末脚切れるホクショウダイヤも障害次第では侮れないでしょう。

今週の見どころ(2/16~2/18)

2013年2月15日(金)

 2月11日(月)の帯広7重勝単勝式馬券(オッズパークLOTO)にて、717万3310円(的中3口)の高額払い戻しがありました。ばんえい史上最高払戻額である1022万2930円(2010年1月31日・5重勝単勝式)には届きませんでしたが、キャリーオーバー次第では、今後も高額の払い戻しが期待できそうです。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 2月16日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・17:15発走予定)
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン)は、1番人気に推されたカネサブラックが8着とまさかの大敗を喫しましたが、別定50キロ増のトップハンデが堪えたと見るべきでしょう。
 中心はそのレースで2着だったホッカイヒカル。第2障害離れた4番手から1秒9差まで追い込んできました。障害も切れており、目下絶好調といった感じです。前走の1着馬に加え、3着馬も不在のここは勝機十分でしょう。
 ゴール前でひと押しがきけば4着ナリタボブサップの巻き返しや、障害では詰まったもののいざ越えればさすがの末脚を見せた5着ホクショウダイヤ、7着キタノタイショウも障害次第では上位に食い込める力は十分持っています。

 2月17日(日)のメイン第10レースは、明け3歳女王決定戦・第38回黒ユリ賞(17:10発走予定)。630キロの定量で争われます。
 力量接近で混戦模様ですが、ひとまず、アグリナデシコが中心でしょう。牡馬混合の重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月30日)で、紅一点ながら2着に入った実力を誇ります。11月の北央産駒特別では牡馬を一蹴して勝利を収めています。
 同世代の牝馬の番組賞金順でトップなのはナナノチカラ。特別では実績がないので微妙な感はありますが、目下3歳(2歳)A級-1組で1、2、1着の好調さは侮れないところです。
 2歳牝馬オープン特別2、1着で、重賞・ナナカマド賞でも3着があるコウシュハクィーンも上位争いできそうです。
 とはいえ、全馬にとって初となる負担重量だけに、7番人気が勝った昨年と同様、伏兵の台頭もあるかもしれません。

  2月18日(月)のメイン第10レースは、スピードスター賞(4歳以上選抜・17:05発走予定)。定量500キロで争われる一戦で、昨年(馬場水分1.7%)は、オイドンが47秒6という破格のタイムで逃げ切りました。
 サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選での着上位馬に出走権がありますが、今年も中心はオイドンでしょう。稲妻賞1着馬で、若馬の10キロ減で昨年と同じ490キロで出走できるのも好材料。2連覇へ向け視界良好といえます。
 ホクショウバトルはサマーダッシュの優勝馬。昨年のこのレースでは3着でしたが、11年の地吹雪賞(馬場水分2.5%)では44秒3という勝ち時計をマークしています。近走不振でも、500キロのここでは主力視できるでしょう。
 最軽量480キロで出走できるコマクイン(稲妻賞3着)、ワタシハスゴイ(サマーダッシュ3着)の両牝馬や、疾風賞1着で490キロのニュータカラコマも上位をうかがう存在といえます。

今週の見どころ(2/9~2/11)

2013年2月 8日(金)

 2月10日(日)、11日(祝・月)のメインには4歳オープン、5歳オープンの特別がそれぞれ組まれています。3月17日に行われる重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)の前哨戦ともいえ、見逃せません。

帯広競馬場でのイベントはこちら
アプスポット網走場外、琴似駅前場外発売所などでのイベントはこちら

 2月9日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(A1級-1組・17:15発走予定)
 さまざまな路線から出走馬が集まり混戦模様ですが、前走A1・A2級決勝混合(2月4日)で8着(1番人気)だったキンノカミの巻き返しに期待します。5番手での障害クリアでしたが、決め手上位のこの馬にとっては十分挽回可能と思われたものの、いつものような伸び脚が見られませんでした。とはいえ、それまで2連勝しており、昨年8月にはA1級-1組混合特別で、現オープン馬のアオノレクサスらを破って勝利している実績もあります。2戦続けての凡走は考えにくいものがあります。
 ウメノタイショウは、オープンとの混合だった前走の如月特別(A1級-1組混合)4着を含め22戦連続して掲示板確保(12連対)の堅実さが光ります。
 如月特別で接戦を制したマルモスペシャルや、同3着で障害巧者のインフィニティー、ガーネット特別(1月13日・A1級-1組)ではウメノタイショウインフィニティーらを負かしているスギノハリアー、障害次第では重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)2着ユーファンタジーの一発も見込めそうです。

 2月10日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・17:05発走予定)
 昨年の3歳三冠の勝ち馬、ばんえい大賞典のブラックボス(720キロ)、ばんえい菊花賞のニシキウンカイ(690キロ)、ばんえいダービーのアサヒリュウセイ(720キロ)が揃い踏みしましたが、ハンデ差も考えて注目はワールドピサ(710キロ)。8月のばんえい大賞典では2着に好走し、近10戦が7勝、2着3回の快進撃を続けています。障害巧者だけに、特別の負担重量も歓迎でしょう。来季の4歳三冠へ向け賞金を加算する意味でも勝っておきたいレースといえます。
 ニシキウンカイは牝馬ながら、11月のばんえい菊花賞では2着ニシキエーカンに9秒8もの差をつけ圧勝を収めました。その後、同世代の牡馬相手では、12月のばんえいダービー(定量・牡馬より20キロ減)は7着でしたが、今回はトップハンデ馬(ニシキエーカン・730キロ)より40キロ軽く、ばんえい菊花賞と同じ重量差となります。近走不振でも侮れません。
 B3と下級ですが5戦連続連対中エビスダイチ(700キロ)は障害力で勝負するタイプ。ばんえい菊花賞9着以来の同世代限定戦で、成長した姿を見せるかもしれません。
 3歳三冠では6、4、3着だったテンカムソウ(710キロ)も大崩れは考えにくいところでしょう。

  2月11日(祝・月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・17:10発走予定)。前日の4歳に続き、この日は5歳オープン特別がメインです。
 昨年末あたりから走りが安定してきた牝馬アグリコトブキ(710キロ)に注目します。1月3日の重賞・天馬賞(5歳・定量)ではしぶとく3着(9番人気)に差してきました。ここは、当時の1着馬オイドン(750キロ)、2着馬フジダイビクトリー(740キロ)とハンデ差がひらくのに加えて、負担重量が軽くなるので、スピード勝負のこの馬には願ってもない条件といえます。
 同じく牝馬のアアモンドマツカゼ(710キロ)も天馬賞では差し脚を伸ばして4着。この馬も堅実な走りが持ち味です。近走、アグリコトブキにはなかなか先着できませんが、先に障害を降りれば勝機が訪れるかもしれません。
 牡馬では、マルニセンプー(720キロ)に魅力があります。同世代限定のオープン戦は昨年4月のすずらん賞以来ですが、その時には今回出走のほとんどの馬をしりぞけ勝利しています。前走のB1級-1組特別では8着と久々に大敗を喫しましたが、障害で崩れていたわけではないので、さほど心配はいらないでしょう。

今週の見どころ(2/2~2/4)

2013年2月 1日(金)

 2月4日(月)、船橋競馬場(及び南関東各場外発売所)にて、帯広第8レースと、メイン第9レース・六花特別発売されます。当日、船橋競馬場では、当情報局の重賞予想でもおなじみの山崎エリカさんによる場立ち予想や、抽選会などが行われます、お近くの方はお越しください。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 2月2日(土)のメイン第10レースは、如月特別(A1級-1組混合・17:05発走予定)。オープン勢がこのところやや精彩を欠く顔ぶれだけに、A1級馬にもチャンスがありそうです。
 A1級の5頭はいずれも1月13日のガーネット特別(A1級-1組)を使われており、メンバー中の最先着が2着だったウメノタイショウ。スギノハリアーとの第2障害を降りてからゴールまで続いた追い比べの末、わずかコンマ4秒先着されました。障害巧者らしい安定した走りが光る近況で、ここも優勝争いの先頭を走りそうです。
 3着だったインフィニティーは障害での腰の入りもよく、末脚もしっかり伸ばしていました。ウメノタイショウとの5秒9差は位置取りの差だけという感があります。引き続き上位争いに期待がかかります。
 フジダイビクトリーも6着とはいえ障害は切れており、展開次第で巻き返し可能でしょう。

 2月3日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・17:10発走予定)
 1月20日に行われた睦月特別(オープン)のほぼ再戦といえます。勝ったのはホッカイヒカルでしたが、現役屈指の決め手を誇る同馬に2番手で障害を越えられては、他馬に出番はありませんでした。とはいえ、流れが向いたという面は否定できず、連続して好走できるかは疑問です。
 注目は2着だったキタノタイショウ。トップハンデながら、課題の障害も問題なくクリアすると、しっかり追い込んできました。近走の安定感は目立ち、勝ち切る場面がありそうです。
 第2障害先頭クリアのナリタボブサップは、またしてもゴール前で失速して4着でした。勝利するためには、馬場や展開など注文がつきそうですが、底力で馬券圏内には入れるでしょう。
 障害には自信を持っている5着ホリセンショウや、ゴール前が混戦になれば3着だったホクショウダイヤが再度の好走を果たすかもしれません。

 2月4日(月)のメイン第9レースは、六花特別(B1級-1組・16:25発走予定)
 前走ベテルギウス特別(1月19日・B1級-1組)が圧巻の勝ちっぷりだったスーパーオーサンに期待します。第2障害をひと腰先頭で越えると、後続に影をも踏ませぬ逃げ切りでした。前走と同じ負担重量で出走できるここは、連勝のチャンス。テン乗り・竹ケ原茉耶騎手の騎乗ぶりにも注目です。
 相手筆頭は目下2連勝と勢いに乗るスギノファントム。前々走が1秒9差、前走がコンマ1秒差での勝利ですが、レース内容的にはともに危なげのないもの。5走前のB1級-1・2組決勝特別でも3着に善戦しており、ここも上位をうかがいます。
 ベテルギウス特別が1番人気で5着だったペガサスプリティーは障害への不安が出た格好。とはいえ、息の入る流れになれば巻き返してきそうです。

<<前へ 115116117118119120121122123124125
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.