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今週の見どころ(11/17~11/19)

2012年11月16日(金)

 現在、毎週日曜の第9レースには、2歳馬の産地別特別が組まれています。12月30日に実施される2歳三冠の第2弾・ヤングチャンピオンシップの予選で、各レース上位2頭に出走権が与えられます。先週までに南北海道、北央と2地区の予選が終わり、今週18日(日)に行われるのが十勝産駒特別。過去5年では、08年キタノタイショウ、09年テンマデトドケ、10年オイドンなど、勝ち馬すべてがのちに重賞勝ちを収めており、出世レースとして知られています。今年も出走全馬が前走で2歳-A級に出走とハイレベルなメンバーが顔をそろえました。ぜひご注目ください。

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 11月17日(土)のメイン第11レースは、十勝岳特別(A2級-1組・17:05発走予定)
 10月29日に行われた端野峠特別(A2級-1組)の再戦模様ですが、1着馬フジダイビクトリーが今開催からA1級に昇級したため、2着だったコーネルに勝機到来といえそう。前走のA1・A2級決勝混合ではやや障害で手間取り8着でしたが、それまでの障害のキレを考えれば立て直しが可能でしょう。
 キタノストロングは端野峠特別でもしっかり末脚を伸ばして3着。展開次第の面はありますが、今季A2級特別では6戦して3、4着各1回、5着3回と堅実です。ここも上位をうかがいます。
 端野峠特別に出走していなかった馬では、ニシキエースに注目でしょう。ここ7戦が5勝、2、3着各1回と破竹の勢いで、今回がA2級昇級初戦です。別定15キロ増が課題となりそうですが、もともとはオープンで活躍していた実力馬だけに、いきなり勝利という場面もありそうです。

 11月18日(日)のメイン第11レースは、オータムカップ(オープン・17:05発走予定)
 北見記念(10月28日)組が主力となりそうですが、参考にしたいのは今回と負担重量が近かったカラフルカップ(10月21日・3歳以上毛色選抜)の結果。今回のメンバー中5頭がカラフルカップ、北見記念と連戦しました。
 カラフルカップ1着、北見記念3着だったフクドリが人気を集めそうですが、注目は両レースともに4着だったキタノタイショウ。カラフルカップは第2障害でのロスもありましたが、トップハンデで、フクドリとは20キロ差ありました。しかし、今回は10キロ差と条件は好転しており、自慢の切れ味がさく裂するかもしれません。
 フクドリはカラフルカップでは720キロをひと腰で上げていますが、障害に不安があるタイプだけに、今回の740キロでは思いどおりのレースができない可能性もあります。とはいえ状態は引き続き良さそうなだけに、狙いは下げられません。
 テンマデトドケはカラフルカップでは3着。古馬混合重賞では歯が立ちませんが、スピードが生かせる特別では侮れない存在でしょう。
 カラフルカップへは不出走だったカネサブラックは北見記念では離れた5着。ここは別定30キロを課せられることもあり、ドリームエイジカップ(12月16日)へのひと叩きといった感があります。

  11月19日(月)のメイン第11レースは、三国山特別(A2・B1級決勝混合・17:05発走予定)。A2級-2組混合予選(11日第10レース)、B1級-2組混合予選(11日第12レース)の上位馬による一戦です。
 B1級-2組混合予選で逃げ切ったクロフネオーザンに期待がかかります。追走で一杯になることも多いですが、格下B1級との混合だった予選では、流れに乗ってさすがの力を見せつけました。このところ軽めの馬場状態が続いていましたが、今週末は大きな天気の崩れはなさそう。時計がかかるレースになれば、連勝の確率が上がりそうです。
 ヒロノドラゴンは同じ前走2着で、3走連続3着以内と調子が上がってきました。同3着で切れ味自慢のミサキスペシャルも前走くらいの障害のキレなら重量が増える特別でも侮れません。
 A2級-2組混合予選組では差し切り勝ちを収めたリキエイが復調気配で注目です。障害には自信を持っている2着馬ワタシハキレイズキは先行してどこまで踏ん張れるでしょうか。

今週の見どころ(11/10~11/12)

2012年11月 9日(金)

 11月10日(土)より、ばんえい十勝ではディ開催がスタート。発走予定時刻(通常時)は、第1レース=11:30、メイン第11レース=17:05となります。なお、スカパー!795chの放送時間も10:30~18:00(13:30までは有料放送)へと繰り上がりますのでご注意ください。
 11月10日(土)、11日(日)の両日、帯広競馬場では、「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」が行われます。道内における市町村ばんば大会で優秀な成績を収めている1歳馬たちが競うもので、ここから未来のばんえい競馬を背負って立つ馬が現れるかもしれません。ぜひご注目ください。

 11月10日(土)のメイン第11レースは、ピヤシリ特別(B1級-1組・17:05発走予定)
 実績では10月22日のペルセウス特別(A2級-1・2組決勝混合)で僅差3着に健闘したスーパーオーサンでしょう。続く前走B1級-1組は雨中のレースで高速決着となり8着(1番人気)でしたが、障害のキレは引き続き良好でした。使い詰めながらも馬体重は増加傾向と状態は良さそうで、ここは巻き返しの期待が高まります。
 目下の充実度では次の2頭。2連勝中のフクノカミカゼは特別に入ると勝ちきれないものの、前走の勝ちっぷりが鮮やか。勢いに乗りたいところでしょう。オーゴンプリンセスは近4走が3、2、2、2着と好調。4走ともフクノカミカゼとの対戦で、1勝3敗でしたが、唯一先着したのが3走前のヒイラギ特別(B1・B2級決勝混合)。特別戦ではこちらにアドバンテージがあるかもしれません。
 障害次第の面はあるものの末脚のキレでは上位のキタノオーロラ、ヒイラギ特別を制している4歳馬タッピイサムらも争覇圏です。

 11月11日(日)のメイン第11レースには、4歳女王決定戦・第37回クインカップ(17:10発走予定)が行われます。
 アグリコトブキブラックパールが一騎打ちを繰り広げたばんえいオークスから約1年が経ちましたが、今年9月に行われた牡馬混合の銀河賞でもこの2頭が2、3着に好走するなど、勢力図に大きな変化はなさそうです。トライアルの紅バラ賞(10月13日)もアグリコトブキが勝ちましたが、今回はA2級に昇格しており、690キロと最大20キロ差のトップハンデを課せられているためやや厳しそう。ブラックパールと、紅バラ賞2着のアアモンドマツカゼの争いでしょう。
 ブラックパールはハンデに恵まれたとはいえ、8月のオッズパーク杯ダークホース賞(3歳以上青毛馬選抜)でオープン経験馬のオレワスゴイを完封するなど力をつけています。紅バラ賞は回避し、ひと息後の前走を叩かれて、ここへ向け態勢は整ったという感があります。今回は680キロでの出走となります。
 同じく680キロのアアモンドマツカゼは4歳になっての地力強化が著しく、今季すでに7勝をマークしています。紅バラ賞では同重量のアグリコトブキを2秒2差まで追い詰めています。こちらも重賞制覇の期待が高まります。
 アグリローズは紅バラ賞では3着同着。その後の2走も好走しており、今回は藤野俊一騎手に戻ってどんなレースを見せるのか注目です。この馬も負担重量は680キロです。
 マリンチャンスも近6戦で5勝と勢いがあります。しかし、唯一負けたのが紅バラ賞(8着)だけに、重量が重くなるここでの扱いは難しいところ。とはいえ670キロは有利で、障害さえまともなら上位に食い込む力は持っていそうです。

  11月12日(月)のメイン第11レースは、暑寒別岳特別(A1級-1組・17:05発走予定)
 好調馬揃いですが、その筆頭格といえるのがアオノレクサスです。近6走が4勝、2着1回。唯一連対を外したのが2走前の能取湖特別(10月27日・A1級-1組混合)。優勝争いを繰り広げながら最後に詰めを欠いて6着でしたが、もともとそういう面がある馬です。スピード自慢であり、軽馬場が予想される今回は、最後まで踏ん張れる確率が高いでしょう。
 ウメノタイショウは能取湖特別も含め3戦連続2着。障害が安定しており、展開が向けばいつ勝利を手にしてもおかしくありません。
 能取湖特別では競走除外だったオレワスゴイは、その前にはオープン混合特別で圧勝していた戦歴があります。A1級-1組特別の上位常連ライデンロックは能取湖特別では競走中止だったものの、馬体重が戻っており、立て直されれば当然上位をうかがう存在といえます。
 ユーファンタジーは成績が安定しませんが、障害がスムーズなら、豪快に差し切った能取湖特別の再現もありそうです。

今週の見どころ(11/3~11/5)

2012年11月 2日(金)

 11月3日(祝・土)から5日(月)の3日間をもって今季のナイターは終了となります。4日(日)のメインには3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。ブラックボスがばんえい大賞典に続き二冠を達成するのか。2歳シーズン・チャンピオンに輝いたニシキエーカンの復活はあるのか。はたまたこの2頭に割って入る馬が現れるのか、など見どころの多い一戦となりそうです。
 5日には川崎競馬場で、ダート競馬の祭典・JBCが行われますが、帯広競馬場及び各直営場外発売所でも発売があります。なお当日、ばんえい競馬の発走予定時刻が、第1レース=13:10、メイン第11レース=18:20と、通常より繰り上がっていますのでご注意ください。

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 11月3日(祝・土)のメイン第11レースは、霜月特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)。B1級-1組予選(10月28日第12レース)、B1級-2組予選(27日第10レース)の上位馬による一戦です。
 10月6日に行われた同条件戦・桔梗特別を制しているニシキエースに期待します。10月20日のヒイラギ特別(B1・B2級決勝混合)は3着でしたが、格下B2級の軽量馬にペースを乱された印象。それでもしっかり末脚を伸ばしてきたあたりは底力を感じさせました。B1級限定に戻った予選は本来の先行策から2着に踏ん張っており、引き続き同じクラス同士の今回は巻き返し必至といえます。
 B1級-2組予選組も、2着馬のヒロノドラゴンに注目。前走はキタノオーロラの決め手に屈しましたが、コンマ2秒差の惜敗だけに悲観する必要はありません。キタノオーロラは障害次第の面があるだけに、ここではヒロノドラゴン上位と見ます。打倒ニシキエースの筆頭格でしょう。
 B1級-2組予選3着で障害巧者のホンベツイチバン、B1級-1組予選1着でこちらも障害力あるアアモンドマツカゼ、ヒイラギ特別でニシキエースを破っているタッピイサムらも争覇圏でしょう。

 11月4日(日)のメイン第11レースには、第37回ばんえい菊花賞(20:05発走予定)が行われます。クラス別定重量戦で、A2級のニシキエーカンブラックボスがトップハンデの710キロ、その他の牡馬が690キロ、牝馬が670キロで出走します。
 2歳時から世代のトップを走り続けてきたニシキエーカンブラックボスが実力では抜けていますが、ばんえい大賞典3着ニシキウンカイにチャンスありと見ます。その後自己条件で3連勝のあと、ばんえい大賞典のほぼ再戦となったオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)での圧勝劇にも驚かされました。前走のB3級-1組も制し5連勝と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでここに臨みます。ばんえい大賞典では、勝ったブラックボスとは40キロ差で今回と同じ。充実度で逆転を狙います。
 ばんえい大賞典は6着と敗れたテンカムソウですが、その後6戦して秋桜賞2着を含めすべて3着以内と立て直されています。復調なったとあれば、2歳シーズンチャンピオン決定戦・イレネー記念で2着に入った実績もあり、警戒が必要でしょう。
 面白そうなのがエビスダイチ。夏場は出走取消、大幅な馬体減など調子を落としていましたが、ここにきてレース内容がよくなっています。春の3歳オープン特別で上位争いしていたころのデキであれば、ここでも侮れない存在になりそうです。
 同じく復調がうかがえるアサヒリュウセイも争覇圏でしょう。
 これらを相手に、ニシキエーカンブラックボスがどんなレースを見せるのでしょうか。

  11月5日(月)のメイン第11レースは、アンタレス特別(A1・A2級決勝混合・18:20発走予定)。A1級-2組混合予選(10月29日第10レース)、A2級-2組混合予選(28日第10レース)の上位馬による一戦です。
 A1級-2組混合予選を制したニシキセンプーに期待します。予選ではオープン馬トレジャーハンター(今回は出走回避)に競り勝ちました。夏場は崩れていた障害もだいぶ良化してきました。ここも早めに障害をクリアできれば、末脚はしっかりしているだけに大崩れはなさそうです。
 A2級-2組混合予選組では、2着で障害巧者のスギノハリアーに注目。勝てないまでも安定したレースを続けており、今回と同条件での好走実績もあります。
 同3着キタノサクラヒメも安定したレースを続けており、相手強化となりますが、侮れないところです。

今週の見どころ(10/27~10/29)

2012年10月26日(金)

 10月28日(日)のメインには重賞・北見記念が組まれています。また同日の第2レース(15:00発走予定)が国内現役最年長馬ゴールデンバージのラストランとなります。第4レース終了後には引退セレモニーも実施されます。"中高年の星"最後の雄姿をお見逃しなく。
 29日(月)18:00からは、東京・新橋Gate-Jにて、イベント『ばんえい競馬超集中講座』が実施されます。出演は、当情報局の重賞予想などでおなじみの矢野吉彦氏、斎藤修氏と、テレビ東京の須黒清華アナウンサーです。来場者には抽選でプレゼントが当たります。ぜひお越しください。

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 10月27日(土)のメイン第11レースは、能取湖特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)
 10月15日の狩勝賞(オープン混合)のほぼ再戦といえますが、そこに唯一不出走だったアオノレクサスに期待します。先週(10月21日)のカラフルカップ(3歳以上毛色選抜)は回避しましたが、ひと息入ったあとの前走で大きく馬体を減らしていたことを考えれば、1週間、調整期間が長くなったことはプラス。近4走が1、1、1、2着と好調で、ハンデ的にも有利なだけに、負けられないところでしょう。
 前走狩勝賞で1番人気にこたえ快勝したオレワスゴイは、今回は別定10キロ増となりますが、障害巧者だけに苦にしないでしょう。前走の再戦模様だけに、ここも大崩れは考えられません。
 狩勝賞で2着だったインフィニティーは、A1級昇級戦でしたが、クラスの壁を感じさせない走りを披露。こちらも障害力が武器です。
 同3着で同じく障害巧者のウメノタイショウや、やや障害に不安が残る近況ですが同4着ライデンロックも侮れないところです。

 10月28日(日)のメイン第11レースは、第33回北見記念(20:05発走予定)。今季の収得賞金60万円につき10キロ増となる別定重量戦で、カネサブラックが30キロ増の880キロ、キタノタイショウが20キロ増の870キロで、ナリタボブサップホクショウダイヤギンガリュウセイが10キロ増の860キロとなります。
 岩見沢記念2着フクドリに期待します。障害次第という面がありますが、前走カラフルカップ(3歳以上毛色選抜)でもスムーズな登坂から、逃げ粘るギンガリュウセイを差し切り突き放す好レースを披露。夏場のスランプは脱した感があります。重賞での好走は、軽めの馬場のときが多いですが、力をつけている今なら昨年の3着以上はもちろん、勝利まで望めそうです。
 ギンガリュウセイは、今季はばんえいグランプリを制しています。成績に安定感がなく、岩見沢記念は回避するなどやや順調さを欠く面も見られますが、この北見記念は、10年2着、11年優勝と得意な舞台。侮れないところです。
 北斗賞の勝ち馬キタノタイショウ、旭川記念、岩見沢記念と今季重賞2勝のカネサブラックはハンデが厳しいですが、底力に期待したいところです。

  10月29日(月)のメイン第11レースは、端野峠特別(A2級-1組・20:00発走予定)
 9月29日の秋陽特別(A2級-1組)で3着だったトカチタカラに期待します。9月1日のA1級混合特別で勝利している実力馬ですが、気性的な問題なのか、絶好の手ごたえで伸びていたのに、ぱったり止まってしまうこともあり、全幅の信頼は置きにくいタイプ。ですが、近走は走りに集中できているようです。前走は8着でしたが、流れに乗れなかっただけで、ペースが緩くなる特別のここは巻き返し必至。別定重量の加増がないのも有利でしょう。
 秋陽特別で7着だったクロフネオーザンですが、相性がいい藤島隆雅騎手に戻った近2走は、2、2着と巻き返しています。前走ペルセウス特別(A2級-1・2組決勝混合)の勝ち馬コーネルが今回は別定5キロ増となるだけに、チャンスといえそうです。
 秋陽特別5着、ペルセウス特別6着のキタノストロングは、着順ほど負けていない印象。障害さえこなせれば先行勢をまとめて差し切る場面もありそうです。

今週の見どころ(10/20~10/22)

2012年10月19日(金)

 10月21日(日)のメインには、今年で2回目となるカラフルカップが組まれています。芦毛、青毛、栗毛、鹿毛の各毛色の通算収得賞金上位馬に出走権が与えられるという珍しい条件の一戦です。昨年は、青毛→鹿毛→鹿毛という決着でした。ばんえい競馬には、鹿駁(ぶち)毛のエンジェルガガ、白毛のハクバビューティーといった馬も在籍しており、珍しい毛色の馬を追いかけるというのも、楽しみといえそうです。

 10月20日(土)のメイン第11レースは、ヒイラギ特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。B1級-1組予選(13日第12レース)、B2級-1組予選(14日第8レース)の上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選を含め目下4連勝ニシキエースの軸不動といえます。この連勝には、今回と同じ別定10キロ増で制した桔梗特別(B1級-1・2組決勝)も含まれます。桔梗特別や前走より相手が楽になる今回は勝って当然でしょう。
 桔梗特別5着で、B1級-1組予選3着のカネサエイショーは目下9戦連続して掲示板確保の安定感が魅力。桔梗特別時より、ニシキエースとのハンデ差が広がるのは不利ですが、ニシキエースが障害次第というタイプだけに、逆転の可能性は秘めています。
 B2級-1組予選組では、2着タッピイサムに注目。古馬混合特別は今回が初挑戦ですが、ハンデ差からいっても通用しておかしくありません。
 同じ前走1着で近走障害のキレも申し分ないフクノカミカゼにも引き続き期待できそうです。

 10月21日(日)のメイン第11レースは、カラフルカップ(3歳以上毛色選抜(20:00発走予定)
 オープンが7頭、条件馬がB2級のプロンガー1頭というメンバー構成。キタノタイショウ(栗毛)とギンガリュウセイ(鹿毛)が740キロのトップハンデで、最軽量690キロのプロンガー(芦毛)とは最大50キロ差がつきました。
 オープンの7頭は、すべて9月17日のポテト特別(オープン)に出走。1~5着までは5秒4差以内の接戦でした。当時より負担重量が増えるか変わらない馬が多いなか、唯一減量となる5着馬ホクショウダイヤ(鹿毛・730キロ)を中心視します。前走の重賞・岩見沢記念は8着と大敗しましたが、今季8戦して4勝を含めすべて掲示板確保の特別に戻る今回は巻き返し必至でしょう。
 3着だったポテト特別と同じく720キロのフクドリ(鹿毛)も有力。夏場はやや苦戦していましたが、近3走はポテト特別3着のほか、岩見沢記念でも2着など復調を感じさせます。
 格下のプロンガーですが、すんなり先行できれぱ、最軽量ハンデを生かしての一発があるかもしれません。

  10月22日(月)のメイン第11レースは、ペルセウス特別(A2級-1・2組決勝混合・20:00発走予定)。A2級-1組予選(14日第10レース)、A2級-2組混合予選(13日第10レース)の上位馬による一戦です。
 期待したいのはA2級-1組予選4着のシベチャタイガーです。今季A2級(混合戦含む)では、3勝、3着4回など実力上位。予選では馬券圏を外しましたが、第2障害先頭クリアと悪くない内容でした。2走前の重賞・岩見沢記念では3着に好走した実績もあり、7月以来の勝利が望めそうです。
 A2級-2組混合予選組では、しっかり差を詰めて2着だったクロフネオーザンに注目。A2級-2組混合予選で逃げ切り勝ちを収めたスーパーオーサンはさらに相手強化となりますが、目下の好調さを生かしたいところです。

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