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今週の見どころ(3/16~3/18)

2013年3月15日(金)

 今シーズンのばんえい競馬も、残すところ2週となりました。ラストウイークである来週は、3月22日(金)~25日(月)の変則4日間開催となります。
 今週17日(日)のメインには、4歳・5歳混合による重賞・ポプラ賞が組まれています。2011年に重賞に再格付け。4歳も5歳も同条件の重量で争われますが、11年には4歳が1、3着と健闘を見せました。今年も熱戦が期待されます。

 3月16日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(A2級-1・2組決勝混合・17:15発走予定)。A2級-1組混合予選(9日第11レース)、A2級-2組予選(11日第9レース)の上位馬による一戦です。
 2組予選で3着だったヒロノドラゴンに注目します。2走前の弥生特別(A2級-1組)は9着(1番人気)でしたが、第2障害を先頭で越えると最後まで止まらずに歩けており、展開が合わなかったとしか言いようがありません。前走の予選でも第2障害は先頭クリアと障害巧者らしいレースぶり。ここは勝利で決めてほしいところです。
 12歳ながら元気いっぱいのレースを続けているのがトカチタカラ。A2級-2組混合、A1級-2組特別と連勝し、前走の1組混合予選でもしぶとく2着に踏ん張りました。障害も安定しており、まず大崩れは考えられません。
 A2級の上位常連で今年の帯広記念での3着もあるクロフネオーザンや、弥生特別3着、2組予選5着ですが勝ち馬との差はともにわずかだったホクショウバンクも有力でしょう。
 弥生特別、1組混合予選と連勝中のアアモンドヤワラですが、相変わらず障害が安定しません。今回の750キロは弥生特別で克服していますが、過信はできません。

 3月17日(日)のメイン第10レースには、重賞・第34回ポプラ賞(4歳・5歳混合・17:10発走予定)が行われます。クラス別定重量で、オープン馬は今季の収得賞金80万円につき10キロ増となります。
 オープンの2頭は、オイドンが賞金別定20キロ増(780キロ)、ニュータカラコマが同10キロ増(770キロ)とハンデ的に厳しそう。5歳で期待したいのは前走の重賞・チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬)で2、3着に好走したブラックパール(730キロ)、フジダイビクトリー(750キロ)。ともに今回より30キロ重い負担重量で結果を残しています。なかでもフジダイビクトリーは、第2障害を先頭でクリアと抜群の障害力を見せつけていました。
 ただ、両馬は前走、重い負担重量を課せられた反動も考えられるため、最軽量ハンデのマリンチャンス(710キロ)に期待する手もありそうです。
 4歳では、実績を重視すれば、ばんえいダービー1、2着のアサヒリュウセイ(740キロ)、ニシキエーカン(750キロ)、上昇度なら目下7連勝中のワールドピサ(740キロ)に注目といえます。

  3月18日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(A1級-1・2組決勝混合・17:05発走予定)
 A1級-1組混合予選(10日第11レース)、A1級-2組予選(11日第11レース)の上位馬による一戦です。
 4走前、1年1カ月ぶりに勝利してから調子が出てきたトレジャーハンターに注目します。前走の1組混合予選でも第2障害ひと腰クリアから逃げ切っており、昨季後半にはオープン-1組でも勝ち星がある能力を発揮できれば、ここでも十分勝機がありそうです。
 障害にはやや不安がありますが、1組混合予選で3着だったスギノハリアーや、同予選5着も障害巧者のインフィニティーらも差のないところでしょう。
 2組予選組では、しぶとい走りで9カ月ぶりの勝ち星を挙げたアアモンドヤマトが有力でしょう。

今週の見どころ(3/9~3/11)

2013年3月 8日(金)

 3月10日(日)のメインには、イレネー記念が組まれています。2歳路線三冠の最終戦で、近2年では、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも制していた単勝1番人気馬が敗れています。今年は一冠目、二冠目とも勝ち馬が違う実力拮抗のメンバー構成となりました。ぜひご注目ください。

 3月9日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・17:15発走予定)
 前開催のウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬)で惜敗続きを脱したナリタボブサップに引き続き期待します。第2障害を先頭で越えると、後続に影をも踏ませぬ一人旅。相手関係に恵まれたという面は否めませんが、圧巻の勝ちっぷりでした。今回はオープン戦ですが、勢いに乗って連勝を狙います。
 キタノタイショウも勝ちきれないレースが続きますが、終いはしっかり差を詰めてきます。同じようなレースぶりのホクショウダイヤとともに障害のタイミングひとつで突き抜ける力はありそうです。
 重賞・チャンピオンカップを制し目下2連勝中のホッカイヒカルは賞金別定重量が一気に30キロ増となるのは心配。同じくカネサブラックも別定55キロ増では厳しそう。両馬とも底力で克服なるでしょうか。

 3月10日(日)のメイン第10レースは、重賞・第44回イレネー記念(3歳・17:10発走予定)。牡馬670キロ(牝馬650キロ)の定量で、2歳路線のチャンピオンを争います。
 ここまでに行われたこの世代の重賞では、10月14日のナナカマド賞はショウチシマシタ、12月30日のヤングチャンピオンシップはソウクンボーイ、年明け2月17日の黒ユリ賞(牝馬限定)はナナノチカラ(今回は不出走)がそれぞれ制しています。
 混戦模様ですが、コウシュハウンカイに注目します。重賞では、ナナカマド賞で2着。勝ったショウチシマシタと馬体を併せてのゴールで、コンマ9秒差の接戦でした。ヤングチャンピオンシップには、予選(十勝産駒特別)で4着に敗れたため出走が叶わず、久々の重賞出走となりますが、障害には不安がない馬だけに、一気の負担重量増でもこなしてくれるでしょう。
 ダイコクパワーはナナカマド賞で走行妨害をとられ5着降着も、1位入線を果たしており実力は確か。ヤングチャンピオンシップ(1番人気)では4着でしたが、馬場水分6.8%の極端な軽馬場で、ほんとんどの馬が第2障害で溜めずに仕掛けるというレースだっただけに、力を発揮できたとは思えません。
 十勝産駒特別とヤングチャンピオンシップを制したソウクンボーイは、近走重い賞金ハンデを課せられても崩れがありません。ここも当然有力といえるでしょう。

  3月11日(月)のメイン第10レースは、ユキヤナギ特別(B1級-1組・17:05発走予定)。メンバー中、うお座特別(3月2日・B1級-1・2組決勝)の出走馬が6頭を占めています。
 中心は、B1級-1組(2月24日)、うお座特別と2連勝中のフクノカミカゼでしょう。ともに第2障害先頭から押し切っています。近2走で、今回のほとんどのメンバーを破っており、しかも前走と負担重量が変わらないので、3連勝が濃厚といえます。
 相手探しが難解。障害次第の面はあるものの、うお座特別では3着に食い込んだライトアームや、2月にはB1級-1組特別で連対しており、うお座特別では4着だったスギノファントムが候補になりそう。
 2月24日のB1級-1組では9着大敗も、それまでは14戦連続で連対していたテルシゲの巻き返しにも注目です。

今週の見どころ(3/2~3/4)

2013年3月 1日(金)

 3月3日(日)のメインには、今季重賞優勝馬による重賞・チャンピオンカップが組まれています。カネサブラックが4度目の制覇なるのか。それともハンデが有利な若駒の台頭があるのか。興味深いメンバー構成となり、見逃せません。

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 3月2日(土)のメイン第10レースは、うお座特別(B1級-1・2組決勝・17:15発走予定)。B1級-1組(2月24日第11レース)、B1級-2組(23日第9レース)の両予選の上位馬による一戦です。
 スギノファントムはB1級-2組予選で離れた4番手から僅差2着まで押し上げてきました。2月4日の六花特別(B1級-1組)でも2着でしたが、その時は前走とは逆で最後に差されての惜敗でした。近走、勝ちきれない面はありますが、ここも崩れるシーンは考えにくいものがあります。
 スーパーオーサンは六花特別5着で、B1級-1組予選では3着。障害での腰の入りがよくなってきました。1月にB1級-1組特別を制した実績もあり、ここも侮れない存在になりそうです。
 六花特別で4着だったキタノオーロラは、B1級-1組予選では2着でした。追い込み一手なので特別のペースは歓迎ですが、障害に課題があるので、取捨は難しいところ。ここも障害次第で上位をうかがう存在です。
 B1級-1組予選では4着だったペガサスプリティーは、障害さえスムーズなら、差し切り勝ちを収めた六花特別の再現もあるでしょう。

 3月3日(日)のメイン第10レースは、重賞・第34回チャンピオンカップ(4歳以上重賞優勝馬選抜・17:10発走予定)
 トップハンデがカネサブラックの840キロで、最軽量760キロの5歳牝馬ブラックパールとは80キロ差がつきました。帯広記念など今季重賞3勝を挙げているカネサブラックの力量が抜けていますが、ここは負担重量との戦いといえそうです。
 注目は最軽量魅力のブラックパールでしょう。1月27日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では740キロで他馬を寄せ付けず逃げ切っています。そこから20キロ増の760キロは初となりますが、克服可能と見ます。
 相手筆頭も5歳馬でフジダイビクトリー。こちらも今回の780キロは初めてですが、760キロの天馬賞(5歳)で第2障害をひと腰で越えた障害力なら、問題なくこなせるはずです。
 重量経験がある古馬勢では、キタノタイショウに魅力があります。このレースでは、一昨年は810キロで3着、昨年が800キロで2着に好走しており、今年は810キロでの出走。800キロ台後半以上を課せられる高重量戦では力不足かもしれませんが、このくらいの負担重量なら障害もこなせるので、有力視できます。

  3月4日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-1組・17:05発走予定)
 メンバー中に、アルデバラン特別(1月28日・A2級-1組)の出走馬が7頭いるという組み合わせとなりました。勝ち馬はすでにA1級へ昇級しており、注目を集めそうなのは2着ニシキエースと3着アアモンドマツカゼ。ともに近走A2級では大崩れが少ない成績を残しています。
 ヒロノドラゴンはアルデバラン特別でも逃げて4着。平場でも特別でも同じようなレースぶりですが、ペースが落ち着く特別のほうが比較的粘れている感があります。
 他路線組では、ホクショウシャネルに注目。3走前の重賞・ヒロインズカップはしんがり負けでしたが、第2障害での転倒が敗因。格上A1級相手の前走も障害でヒザをついて8着に敗れていますが、A2級同士の戦いなら、巻き返せる実力はありそうです。

今週の見どころ(2/23~2/25)

2013年2月22日(金)

 カネサブラック(牡11、松井浩文厩舎)、ナリタボブサップ(牡11、槻舘重人厩舎)、スーパークリントン(牡11、平田義弘厩舎)が今季限りで現役をしりぞくことが発表されました。カネサブラックとナリタボブサップは、3月24日のばんえい記念がラストランとなる予定。その走りを目に焼き付けたいところです。なお3頭とも、種牡馬として第2の馬生を送る予定となっています。

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 2月23日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A1級-2組・17:15発走予定)。3戦連続連対中と好調だったミサキスペシャルが回避し、混戦模様です。
 ひとまず中心はクロフネオーザンでしょう。昇級初戦の前走A1級-1組特別では6着でしたが、最後はしっかり差を詰めていました。2組のメンバーに入れば、上位の力量がありそうです。
 コマクインは障害巧者。昨年11月から12月にかけ4戦連続で3着以内に好走していた頃の勢いはありませんが、終いさえ踏ん張れれば上位食い込みもありそう。
 昨年9月にはA1級混合特別で勝利があるトカチタカラも昇級初戦とはいえ侮れません。

 2月24日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・17:05発走予定)
 オープン勢は手薄な印象なため、7頭いるA1級馬が中心となりそう。うち6頭は、深雪特別(A1級-1組)に出走していました。
 前々走の如月特別(A1級-1組混合)、前走深雪特別と2連勝中なのがマルモスペシャル。ともに早めに障害を越えて抜け出す安定したレース内容が光りました。今回から賞金別定重量が5キロ増え、15キロとなるのは心配ですが、それでも狙ってみたくなる充実ぶりです。
 インフィニティーは、如月特別3着で、別定15キロ増となった深雪特別でも4着と大崩れがありません。ここも上位争いに加わるでしょう。
 深雪特別では2着に踏ん張ったシベチャタイガーは、前走のA1・A2級決勝混合は5着でしたが、今回は障害力の生かせる特別だけに巻き返しの期待がかかります。

 2月25日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(4歳以上選抜・17:05発走予定)。今季実施された特別(軽量戦を除く)の優勝馬による選抜戦です。
 現役生活も残り少なくなりましたが、ナリタボブサップが注目を集めそうです。今季、重賞では勝ち星こそありませんが、旭川記念、ドリームエイジカップでの2着をはじめ惜しいレースが多数あります。近走と同様、ゴール前でひと踏ん張りできるかがカギですが、力量的には断然といえます。
 フクドリも、今季重賞では岩見沢記念2着、北見記念3着などがあります。こちらはナリタボブサップとは逆で、障害で甘さを見せることもありますが、末脚は確かなタイプです。
 昨年のこのレース2着でスピードのあるアオノレクサスや、末脚切れるホクショウダイヤも障害次第では侮れないでしょう。

今週の見どころ(2/16~2/18)

2013年2月15日(金)

 2月11日(月)の帯広7重勝単勝式馬券(オッズパークLOTO)にて、717万3310円(的中3口)の高額払い戻しがありました。ばんえい史上最高払戻額である1022万2930円(2010年1月31日・5重勝単勝式)には届きませんでしたが、キャリーオーバー次第では、今後も高額の払い戻しが期待できそうです。

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 2月16日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・17:15発走予定)
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン)は、1番人気に推されたカネサブラックが8着とまさかの大敗を喫しましたが、別定50キロ増のトップハンデが堪えたと見るべきでしょう。
 中心はそのレースで2着だったホッカイヒカル。第2障害離れた4番手から1秒9差まで追い込んできました。障害も切れており、目下絶好調といった感じです。前走の1着馬に加え、3着馬も不在のここは勝機十分でしょう。
 ゴール前でひと押しがきけば4着ナリタボブサップの巻き返しや、障害では詰まったもののいざ越えればさすがの末脚を見せた5着ホクショウダイヤ、7着キタノタイショウも障害次第では上位に食い込める力は十分持っています。

 2月17日(日)のメイン第10レースは、明け3歳女王決定戦・第38回黒ユリ賞(17:10発走予定)。630キロの定量で争われます。
 力量接近で混戦模様ですが、ひとまず、アグリナデシコが中心でしょう。牡馬混合の重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月30日)で、紅一点ながら2着に入った実力を誇ります。11月の北央産駒特別では牡馬を一蹴して勝利を収めています。
 同世代の牝馬の番組賞金順でトップなのはナナノチカラ。特別では実績がないので微妙な感はありますが、目下3歳(2歳)A級-1組で1、2、1着の好調さは侮れないところです。
 2歳牝馬オープン特別2、1着で、重賞・ナナカマド賞でも3着があるコウシュハクィーンも上位争いできそうです。
 とはいえ、全馬にとって初となる負担重量だけに、7番人気が勝った昨年と同様、伏兵の台頭もあるかもしれません。

  2月18日(月)のメイン第10レースは、スピードスター賞(4歳以上選抜・17:05発走予定)。定量500キロで争われる一戦で、昨年(馬場水分1.7%)は、オイドンが47秒6という破格のタイムで逃げ切りました。
 サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選での着上位馬に出走権がありますが、今年も中心はオイドンでしょう。稲妻賞1着馬で、若馬の10キロ減で昨年と同じ490キロで出走できるのも好材料。2連覇へ向け視界良好といえます。
 ホクショウバトルはサマーダッシュの優勝馬。昨年のこのレースでは3着でしたが、11年の地吹雪賞(馬場水分2.5%)では44秒3という勝ち時計をマークしています。近走不振でも、500キロのここでは主力視できるでしょう。
 最軽量480キロで出走できるコマクイン(稲妻賞3着)、ワタシハスゴイ(サマーダッシュ3着)の両牝馬や、疾風賞1着で490キロのニュータカラコマも上位をうかがう存在といえます。

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