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今週の見どころ(7/27~7/29)

 7月28日(日)のメインには、3歳と4歳の混合重賞・はまなす賞が組まれています。重賞に再格上げとなった過去3回で3着以内に入った9頭のうち8頭が4歳(11年の2着のみ3歳)。体格やキャリアで勝る4歳が優位に戦いを進めているようです。昨年の優勝馬オイドンは、その後、4歳シーズン三冠目の天馬賞も勝つなど、現在もオープン馬として活躍中。同馬に続くような活躍馬が現れるのか注目です。

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 7月27日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン混合・20:05発走予定)。ギンガリュウセイとマルモスペシャルが回避し8頭立てとなりました。
 旭川記念5着、北斗賞7着と近2走の重賞では人気に応えられなかったホクショウダイヤが巻き返しを期します。今季初戦から3走前までは特別戦に出走し1、2、1、1着と安定感抜群の走りを披露していました。3走前の大雪賞(オープン)では第2障害2番手クリアから楽に抜け出しており、同じく賞金別定5キロ増で臨める今回も崩れるシーンは想像しにくいものがあります。
 オープン混合特別、北斗賞と2走連続して2着のホッカイヒカルは多少障害で苦戦しても挽回できる末脚の持ち主。ホクショウダイヤと同型ですが、追い比べに持ち込めれば、こちらのほうが5キロ軽い利点が生きそうです。
 北斗賞でキタノタイショウは5着。とはいえ、第2障害離れた6番手クリアから末脚を伸ばすと、一旦は先頭をうかがう勢いと、見どころ十分でした。引き続き別定20キロ増のトップハンデですが、実力を考えれば侮れません。

 7月28日(日)のメイン第10レースは、重賞・第25回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:05発走予定)。オープンの4歳牡馬ニシキエーカン・720キロから、B3級の3歳牝馬コウシュハクィーン・650キロまで、最大70キロのハンデ差がつきました。
 今年の4歳は5頭中4頭が重賞・柏林賞(6月23日)を使われていました(アサヒリュウセイは出走取消)。今回は当時と同じ負担重量での争いだけに、柏林賞を逃げ切ったホクショウユウキ(690キロ)と、第2障害4番手から4秒8差まで詰め寄って2着のニシキエーカンに注目でしょう。
 ホクショウユウキは2歳12月の遅いデビューでしたが着実にクラスを上げて、同世代限定のオープン初挑戦だったクリスタル特別(今年3月24日・4歳)を勝利。初の重賞だった柏林賞も難なく突破してみせました。ニシキエーカンとの30キロ差が変わらないので、ここも主力視ができます。
 ニシキエーカンは、2歳シーズンチャンピオン決定戦・イレネー記念を制し、3歳三冠でも4、2、2着に入っている実績馬。昨年のはまなす賞では追い込んで4着と健闘しています。今季は、常にハンデを課せられている同世代限定戦や厳しい相手関係の古馬オープン戦(混合戦含む)で大崩れのない成績を残しています。早めに障害を越えることができれば、鋭い末脚で柏林賞の雪辱というシーンも十分です。
 柏林賞は出走取消だったアサヒリュウセイ(710キロ)は、ばんえいダービー馬。こちらも世代限定戦では善戦傾向があります。前走のオープン混合戦では6着と力及びませんでしたが、それでも障害のカカリは良好でした。同世代限定のここでは侮れない存在となりそうです。
 3歳では、3歳オープン特別を含め4連勝中のダイコクパワー、今年3月のイレネー記念で3着があるコウシュハウンカイ(ともに680キロ)に期待したいところです。

  7月29日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(B1級-1・2組決勝混合・20:00発走予定)。B1級-1組(22日第11レース)、B1級-2組混合(21日第9レース)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組で3着と敗れたテルシゲが巻き返しなるでしょうか。先行した2頭、テンカムソウオレワスゴイが残り30メートル付近から追い比べを繰り広げているところに、第2障害離れた6番手から鋭く伸び、両馬を2秒以内の差まで追い詰めたレース内容は、今回へとつながるものでした。勝ったテンカムソウは今回が初のB1級特別挑戦、2着オレワスゴイは特別戦では賞金別定5キロを課されることを考えれば、テルシゲの逆転が十分見込めるはず。2走前のシンザンフェスティバル杯(B1級-1組特別)で2着に入っている実績も心強いです。シンザンフェスティバル杯、B1級-1組とも4着だったスギノファントムも含め、B1級-1組予選の上位4頭にはさほど力の差は感じません。
 B1級-2組混合勢ではヒロノヤマトに注目。12年1月を最後に勝ち星から見放されていますが、3、2走前には、格上A2級を相手に2、3着に好走しています。障害巧者なので特別戦の負担重量増は歓迎でしょう。。

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