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今週の見どころ(8/25~8/27)

 藤本匠騎手が、金山明彦元騎手(現調教師)が持つ、ばんえい通算最多勝利記録(3299勝)まで、あと6勝と迫りました。もし記録が更新されれば13年ぶりとなります。藤本騎手の今後の騎乗ぶりにご注目ください。
 8月26日(日)のメインには、3歳重賞・ばんえい大賞典が組まれています。2歳時から活躍している馬に、上がり馬が挑む構図となりそうで、今年も好レースが期待できます。

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 8月25日(土)のメイン第11レースは、朱雀賞(5歳オープン・20:00発走予定)
 7頭と少頭数になりましたが、リキエイに期待します。同世代限定の重賞では、昨年9月の銀河賞、今年1月の天馬賞、3月のポプラ賞(4歳・5歳混合)といずれも2着と安定した成績を残しています。トップハンデのテンマデトドケホクショウバトルと20キロ差なのも有利で、逃げ切りが濃厚といえます。
 ファーストスターは、定量戦の天馬賞で大勝した実績の持ち主。流れに乗れないことも多いだけに、重賞のペースは向くはず。その天馬賞以来となる勝利を目指します。
 オープン馬2頭では、前走のオープン特別で5着に踏ん張ったホクショウバトルのほうが状態面で上とみます、世代限定戦では、銀河賞や、3月のオッズパーク賞スターライト特別などを勝った実績があります。

 8月26日(日)のメイン第11レースは、重賞・第37回ばんえい大賞典(20:05発走予定)。3歳三冠の第1弾で、クラス別定重量で争われます。
 今季ここまでに、3歳オープン特別は、とかち皐月賞(5月14日)、とかちダービー(6月11日)の2戦が行われ、アサヒリュウセイテンカムソウが着順を入れ替えてワンツーを果たしています。両馬はともに、3月の重賞・イレネー記念で馬券圏内に入り名を上げましたが、近況はやや精彩を欠いています。
 有力なのは2歳時から重賞・特別で活躍していたブラックボスニシキエーカンでしょう。昨年10月のナナカマド賞、12月のヤングチャンピオンシップともに、1着がブラックボス、2着がニシキエーカンでした。その後、ニシキエーカンは定量戦のイレネー記念を制し明け3歳ナンバー1に輝いています。2頭ともに前走を快勝しての参戦で状態面もよさそうです。
 メンバー中で最多となる今季5勝を挙げているのがニシキトモエ。今回が重賞初挑戦ですが、軽量ハンデを利して上位進出を狙います。

  8月27日(月)のメイン第11レースは、オッズパーク杯ダークホース賞(青毛馬選抜・20:00発走予定)。毛色別選抜戦の第1弾で、B4級以上の青毛馬から通算収得賞金順に出走馬が選定されます。
 今年で3回目となりますが、第1回はカネサブラック、第2回はエンジュオウカンと、ともにオープン馬が勝利していますが、今年は不在となっています。
 ミサキスペシャルは、第2回のこのレースでは4着でした。2戦連続競走除外と順調さを欠き、約1カ月半ぶりとなった前走は6着でしたが、6秒1差で、障害もこなしており、内容は悪くありませんでした。叩かれて上昇が見込めます。
 4歳牝馬ブラックパールは最軽量ハンデが魅力。競走除外明けとなりますが、それまでは3戦連続連対と好走を続けていました。
 メンバー中で最上位のA1級馬オレワスゴイは、トップハンデですが、この馬だけ前走より負担重量が減っています。力どおりの決着なら当然有力といえます。

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