6月3日に行われた今年最初の2歳A級-1組戦は、ホクショウサスケ(牡、坂本東一厩舎)がゴール前3頭の争いを制して通算成績を4戦3勝、2着1回としました。過去5年で、その年最初の2歳A級-1組戦を勝った馬は、09年レットダイヤ(ばんえい大賞典優勝)、10年オイドン(2歳二冠、ばんえいダービー優勝)をはじめ、すべてがのちに重賞で馬券に絡む活躍を見せており、このホクショウサスケにも今後に大きな期待がかかります。
※6月11日(月)は、川崎競馬場及びSPAT4で、第2~第12レースを発売します。
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6月9日(土)のメイン第11レースは、水無月特別(A2級-1組・20:00発走予定)。
6月3日のA2・B1級決勝混合で逃げ切ったアアモンドヤマトに引き続き期待します。今季は2戦目こそ10着と大敗しましたが、それ以外の7戦では5着以内の堅実行進。前走は7番人気でしたが、ここは人気を背負う立場となりそうです。
同じ前走では8着(2番人気)と敗れたユーファンタジーですが、第2障害で苦戦したのが敗因のすべて。確実な末脚を持っているだけに、立て直されれば、当然勝ち負けでしょう。
オレワスゴイは、6月4日のジュノー特別(A2・B1級決勝混合)で昨年9月以来の勝利を挙げ意気が上がります。
6月3日のA2・B1級決勝混合で5着インフィニティーの巻き返しや、勝ち味に遅いものの実績上位アオノレクサスも侮れません。
6月10日(日)メイン第11レースは、シルバーカップ(オープン・A1級混合・20:00発走予定)。オープンはオイドン1頭だけ。ほか9頭は準オープンで、うち6頭が6月2日のあじさい特別(A1級)を使われていました。
注目は、そのあじさい特別の勝ち馬ホリセンショウ。今季初戦でしたが、圧倒的な支持にこたえ、第2障害3番手から鮮やかな抜け出しを決めました。シーズンをまたいでの連続連対も9に伸ばしています。前走の再戦模様の今回も引き続き有力でしょう。
同じ前走で2着だったのがアグリミズキ。第2障害を2番手で越えると、ホリセンショウに交わされてからもしぶとく食い下がりました。こちらも好走に期待できそうです。
オイドンは、前走の4歳オープン特別が豪快な差し切り勝ち。最大60キロ差のトップハンデで、7番人気の低評価を覆す会心の勝利でした。古馬オープンでは苦戦が続きますが、格下相手のここは貫録を示す場面があるかもしれません。
2連勝中のフジカチドキ、今季初戦の前走で接戦をモノにしたキンノカミは相手強化となりますが、勢いがあるだけに侮れません。
6月11日(月)のメイン第11レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)。5月14日に行われた、とかち皐月賞(3歳オープン)から7頭がここにも参戦してきました。
そのとかち皐月賞で1番人気で2着テンカムソウに期待します。勝ったアサヒリュウセイにはちぎられましたが、しぶとく伸びて力は示しました。続く古馬B級の2戦も1、4着にまとめ好調を持続している感があります。
とかち皐月賞が圧巻の勝利だったアサヒリュウセイ、引き続きトップハンデですがイレネー記念優勝の実力馬ニシキエーカンも有力でしょう。
とかち皐月賞不出走組では、目下4連勝と勢いに乗るエイエンノココロが面白そう。初の特別参戦となりますが、3歳三冠路線へ向け賞金を加算したいところでしょう。