5月14日第2レース・2歳受賞-6組でサダエリコ(重賞13勝)の初仔サクセスクィーンが、16日第1レース・2歳受賞-7組ではアンローズ(重賞10勝)の初仔キタノキセキがそれぞれ初勝利を挙げるなど、先週は名牝の2世の活躍に沸いたばんえい十勝。
21日(土)の第5レースには、勝ち上がり馬による2歳受賞-1組が組まれています。1日の前半に組まれることが多い2歳戦ですが、ぜひご注目ください。
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5月21日(土)のメイン第11レースには摩周湖特別(A1・A2級決勝混合・17:10発走予定)が組まれています。15日第10レース(A1級-2組混合)、16日第10レース(A2級-2組)の上位馬による一戦。オープンのホクショウバンクが回避して、360万円未満、280万円未満による混合となりました。
ここは、負担重量で有利な280万円未満勢からマルモスペシャルに期待します。今季は初戦こそ8着でしたが、その後3、2着ときて前走16日第10レースも3着と状態面が上向いています。目下障害も安定。勝ち切るまでは微妙かもしれませんが、連軸としては信頼がおけそうです。
同じ前走で2着のアローファイターにも注目。昨季はオープン-2組で勝ち負けしていた力量馬が、賞金カットにより今季280万円未満からスタートなら、相手関係有利は間違いのないところでしょう。
15日第10レースの勝ち馬ヤマノミントも昨季はオープン-1組で上位争いしていました。基礎重量で10キロ重い360万円未満格付ですが、これくらいならさほど不利には映りません。
同馬に前走きわどく迫ったカイセテンザン、同じく僅差4着に差を詰めたトモエエーカンも侮れません。
5月22日(日)のメイン第11レースはスーパージョッキー賞(B1・B2級決勝混合・17:10発走予定)。昨季のリーディング上位騎手による選抜戦で、14日第10レース(B1級-2組混合)と15日第12レース(B2級-2組)の上位馬が出走します。
15日第12レースで4着に敗れたヒロノドラゴン(大口泰史騎手)が巻き返しを期します。今季5戦して2、2、4、3、4着と勝ち切れませんが、軽めの馬場で流れが合わなかっただけで、実力ではまったく劣りません。今回は中間晴天続きで馬場が重くなりそう。今季初勝利の期待がかかります。
ヒグマキング(入澤和也騎手)も15日第12レース2着を含め、今季5戦中4戦が3着以内の堅実行進です。障害巧者だけに、特別戦で基礎重量が増えるのは歓迎材料でしょう。
14日第10レース組では、やはり勝ち馬ペガサスプリティー(大河原和雄騎手)に注目。すんなり好位に取りつくと自慢の決め手を爆発させました。今回は相手が楽になっています。流れが向けば、差し切る場面があるかもしれません。
同じ前走3着でリーディングの鈴木恵介騎手に乗替わったヒマワリカツヒメも侮れません。
5月23日(月)のメイン第11レースは厚岸湾特別(B1・B2級決勝混合・17:05発走予定)。15日第9レース(B1級-1組)と16日第9レース(B2級-1組)の上位馬による一戦です。
16日第9レースを制したカネサテンリュウに期待します。前走を含め2連勝中。今季5戦すべて連対と安定感ではメンバー中上位です。長く使える末脚を生かし、3連勝へ挑みます。
相手筆頭は15日第9レースの2着馬シベチャタイガー。障害巧者で、こちらも3戦連続2着と好調です。天敵コーネルフジが回避しただけに一気の押し切りも考えられます。
切れ味自慢のキタノドリーマーや、前走カネサテンリュウと僅差の2着ブライトダンサーなども争覇圏です。