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今週の見どころ(2/19~2/21)

 2月20日(日)のメインには明け3歳女王決定戦・黒ユリ賞が組まれています。この日、帯広競馬場では、活躍馬ホクトキング、バンゼンの引退セレモニーや、定政紀宏さん(競馬ブック)による場立ち予想などのイベントが行われます
 翌21日(月)には千葉県・船橋競馬場で「ばんえい十勝 in 船橋競馬」が行われます。ばんえいの第9、第10レースが場外発売されることにあわせてのもの。当情報局の重賞予想でもおなじみの須田鷹雄さん、競馬キャスター荘司典子さんによるトークショー&特観席場立ち予想会などが実施されます。お近くの方はぜひお越しください。

 2月19日(土)のメイン第11レースはオーロラ特別(A1級-1組・17:05発走予定)です。
 前開催のプロキオン特別(A1・A2級決勝混合)で3着のシベチャタイガーに期待します。昨年11月13日にA1級-1組特別で勝利して以降、勝ち星から見放されていますが、すべて5着以内の堅実行進。プロキオン特別も第2障害先頭クリアと、この馬のレースはしていました。ここも差し馬勢を気にしながらになりそうですが、そろそろなんとかしたいところでしょう。
 ヒロノドラゴンが完全復活をうかがわせています。前々走A1級-1組に続きプロキオン特別でも2着を確保。障害巧者で慣らした馬なので、いまの状態なら勝利も望めるかもしれません
 アオノレクサストモエエーカンの5歳両馬はスピードが身上。特にアオノレクサスは、昨年夏にA1級-1・2組決勝特別、A1級-1組特別と連勝した実績があります。最軽量の750キロで出走できるのも有利です。

 2月20日(日)のメイン第11レースには3歳牝馬による重賞・第36回黒ユリ賞(17:10発走予定)が行われます。07~09年度は3歳牝馬三冠の初戦として6月に行われていましたが、今回は、それ以前と同じ2歳シーズンのこの時期に戻っての実施です。
 定量戦だけに、やはり通算収得賞金順で上位にくる馬が有力でょう。
 目下、同世代牝馬の通算収得賞金順で1位なのがヘイセイオトメ。11月の釧路産駒特別を制し、12月30日の重賞・ヤングチャンピオンシップでも牝馬最先着の4着に入った実力を誇ります。ただ、前哨戦のかぐや姫賞(1月30日・3歳牝馬オープン)8着など、障害に不安が残る近況です。
 逆に、同2位ヤマトホマレは2歳末ころからぐんぐん上昇中の感があります。しぶとい末脚が武器で、かぐや姫賞では迫力の追い込みを見せ2着に入っています。
 同4位ブラックパールは流れが合えば、逃げ切り勝ちを収めたかぐや姫賞の再現もありそうです。
 同3位トモエウンカイは2歳時には牡馬と伍していた力量馬。3歳になって未勝利でしたが、前走の3歳A級-2・3組選抜で久々の勝利を挙げ、上げ潮ムードです。1歳違いの半兄が活躍馬テンマデトドケという血統も魅力といえます。

  2月21日(月)のメイン第10レースはチャレンジカップ(16:10発走予定)。27日(日)に行われるチャンピオンカップ出走予定馬を除く、本年度の重賞2着馬および指定特別競走優勝馬による選抜戦です。
 ハンデ差はありますが、オープン勢が有力。なかでも1頭選ぶならライデンロックでしょう。オープン-1組ではなかなか勝てませんが、昨年2月のチャンピオンカップで2着など力量的には断然の存在。障害力を生かして押し切り濃厚です。
 相手筆頭もオープンクラスのギンガリュウセイ。今季出走した重賞4戦すべてで掲示板確保と、このところ地力強化が目覚ましい1頭です。1月16日のオープン-1組特別大敗から、2開催あけて調整されてきました。相手関係的に上位争いは譲れません。
 条件クラスでは、ヒロインズカップ2着馬で先行力あるニシキユウ、オープン一線級とは初対戦ですが最軽量ハンデ魅力のキクスイナイトらに注目します。

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