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今週の見どころ(4/24~4/26)

2010年4月23日(金)

 いよいよ2010年度のばんえい十勝が開幕します。今季は、6月19日~10月11日のナイター開催51日間を含む150日間、来年3月28日まで熱戦が繰り広げられます。
 競走馬の格付はこれまでと同様、過去3シーズン(今季は07、08、09年度が対象)の通算収得賞金により決定。収得賞金順に、5歳以上及び収得賞金100万円以上の3・4歳馬は、オープン、A1、A2、B1、B2、B3、B4に、収得賞金100万円未満の3・4歳馬は、C1、C2、C3、C4にクラス分けされます。
 なおスカパー!の中継ですが、チャンネルは795chで変わりありませんが、デー開催期間中は放送時間が12:00~18:00(第3レースから)に変更となっております。ご注意ください。

 4月24日(土)のメイン第11レースはスプリングカップ(オープン-1組・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン8頭、400万円未満1頭となっています。
 昨夏以降、オープンの平場・特別で大崩れのない成績を残してきたマルミシュンキギンガリュウセイによる一騎打ちが濃厚です。ともに強力な先行力を武器に押し切るのが身上だけに、序盤の駆け引きからも目が離せません。
 両馬がやり合うようなら、決め手上位のホクショウダイヤが割って入る可能性も。700キロ台中盤までの負担重量での安定感、実績ではメンバー中でナンバー1といっても過言ではありません。
 昨季終盤にめきめき力をつけたホッカイヒカルも、スムーズに追走できれば上位食い込みの可能性がありそうです。

 なおこの日から2歳戦もスタート。第3レースの新馬戦には、第1回能力検査で一番時計を出したトモエウンカイ(牝、松井浩文厩舎)が出走します。初陣を勝利で飾れるか注目です。

 4月25日(日)のメイン第11レースは4歳以上選抜馬による重賞・第4回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2・16:55発走予定)。オープン(重量区分)720キロを基本とする別定重量で争われます。
 焦点は、カネサブラックがこのレース4連覇なるかでしょうが、今回注目したいのはナカゼンスピード。06年のばんえいダービーを制するなど、若駒時代に活躍しましたが、その後はクラスの壁もあり頭打ちの成績でした。しかし昨年11月以降、おもにオープンクラスで、10勝を挙げるなど本格化。今回の編成替えで06年度の収得賞金がカットされたおかげで、今季は250万円未満(重量区分)からのスタートとなりました。負担重量が690キロなのは断然有利。自慢の末脚に加え、障害に不安がない近況から、ばんえいダービー以来の重賞制覇を期待します。
 相手筆頭は、当然カネサブラックでしょう。昨季は、年間9レース行われる古馬重賞(牝馬限定戦除く)のうち5つを制覇した、いわずもがな、ばんえいの目下最強馬。ここもまず連対は外さないでしょう。
 このレースで2年連続2着のナリタボブサップ、今年2月のチャンピオンカップ2着で地力強化を印象づけたライデンロックも争覇圏です。

 4月26日(月)のメイン第11レースは青葉特別(A1-1組・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、320万円未満9頭、250万円未満1頭となっています。
 オープンからの降級馬コーネルフジにとって有利なメンバー構成となりました。オープン戦では好結果が残せなかったものの、相手が下がる旧450万円条件(準オープン)との混合戦では多くのレースで上位争いしていました。スピードよりはパワーが勝るタイプだけに、現在の重い馬場も向きそうです。
 トカチタカラは、年明け以降、準オープン特別ではトップハンデを課せられることが多かったものの、すべて掲示板内をキープ。安定感ある戦いぶりを披露してきました。今回は、メンバーの半数が準オープンからの降級馬。ハンデ差なしで戦えることは有利でしょう。
 準オープン特別で上位に入った経験があるカネミセンショーアグリミズキや、10キロ軽いクロフネオーザンも差はありません。

今週の見どころ(3/27~3/29)

2010年3月26日(金)

 この3日間で今季のばんえい競馬も終了。3月28日(日)のメイン第11レースには古馬ナンバー1決定戦・ばんえい記念が行われます。史上2頭目の4連覇を目指すトモエパワーや、今季重賞5勝の実力馬カネサブラックをはじめ今年も強豪10頭が勢揃いしました。また、場内は3日間ともイベントが盛りだくさんです。ぜひ競馬場へお出かけください。

 3月27日(土)のメイン第11レースにはじゃらんカップ(270万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催のとかち白鳥特別で2着惜敗のホリセンショウに引き続き期待。最後はワタシハキレイズキの決め手に屈しましたが、第2障害先頭から着実に末脚を伸ばすこの馬らしい戦いぶりで、調子落ちは感じません。今回はさらに別定5キロ増となりますが、障害も安定しているだけに問題ないでしょう。
 目下2連勝と充実しているのがキタノメイゲツ。この条件の特別は初で、690キロも初ですが、障害巧者だけにこなせそうです。
 ほかにも前々回の同条件特別(3月1日)を制したキタノダイチや、ホクトタイガースマイルダンスなど有力どころは障害巧者ばかり。登坂での小さなロスが結果に大きく響きそうです。

 3月28日(日)のメイン第11レースは第42回ばんえい記念(17:15発走予定)。このレースは別掲のばんえい記念プレビューをご覧ください。

 この日の第10レースはオッズパーク杯スターライト特別(5歳オープン決勝・16:30発走予定)
 トップハンデでもライデンロックの中心は動きません。3月21日の4・5歳オープンでは3着でしたが、5歳馬では最先着。しかも、勝ち馬より50キロ、2着馬より20キロも重いハンデを課せられての結果でした。
 その3月21日の4・5歳オープンは馬場水分5.2%と軽い馬場で行われましたが、今回は重くなりそう。5着キンセイモン、9着ウメノタイショウの巻き返しもありそうです。

  3月29日(月)のメイン第11レースは大平原特別(450万円未満混合・16:50発走予定)。オープン5頭、450万円条件4頭で争われます。
 オープンの筆頭格はシベチャタイガーです。今季前半はオープン1組で戦っていた力量馬。この450万円未満混合戦では大崩れがありません。今季最終出走でシーズン初勝利といきたいところです。
 ニシキガールも侮れません。前走の牝馬オープン特別は力負けし6着でしたが、3、2走前はこの450万円未満混合で1、2着と健闘していました。障害さえまともなら最後までしっかり歩ける脚がある馬。一線級との戦いから解放された今回、巻き返しがありそうです。
 10キロ軽い450万円条件からはタカラオーシャンに注目。前走のオープン決勝混合(3月14日)では450万円条件勢で最先着の5着。最後の最後までマルミシュンキらオープンの強豪に食い下がる好内容で、シベチャタイガー(7着)にも先着しています。今回はオープン馬のレベルが大幅に下がっており、粘り込みがあるかもしれません。

 今年度の最終レースとなる、この日の第12レースは螢の光賞(350万円未満・17:25発走予定)です。
 前開催の春風特別は6着と敗れたメダマの巻き返しに期待します。もともと障害が課題の馬ですが、アオノレクサス、フレイムスワローら減量がある4、5歳の快速馬のペースにハマったことがいちばんの敗因かもしれません。今回4、5歳馬はおらず、マイペースで進められそう。自慢の末脚がさく裂しそうです。
 ハマカツは春風特別で今回のメンバー中最先着の3着。軽い馬場が得意ですが、馬場水分2.4~3.4%の近4走でも3着3回とパワーアップしています。今回は春風特別の1、2着馬が不在だけに、久々勝利の場面がありそうです。
 目下2連勝と勢いがあるクロフネオーザン、安定した先行力が武器のブランドボーイらも侮れません。

 開催終了後、帯広競馬場は走路改修に入り、4月11日(日)に第1回能力検査を実施。新年度のばんえい十勝は、4月24日(土)に開幕となります。

今週の見どころ(3/20~3/22)

2010年3月19日(金)

 3月21日(祝・日)、22日(振・月)には帯広競馬場で、当情報局の重賞予想でおなじみの矢野吉彦アナウンサーが、スタジオ生出演(21日)、場立ち予想(22日)、メインレースの勝利騎手へのインタビューを行います。今季のばんえい競馬も今週、来週の6日間で終了となります。ぜひライブでご観戦ください。

 3月20日(土)のメイン第11レースはコーラル特別(450万円未満・16:50発走予定)。10頭中7頭が前開催のとかちえぞまつ特別のメンバーですが、一騎打ちを繰り広げた1、2着馬は不在。混戦模様となりました。
 ここはとかちえぞまつ特別不出走組からコブラダイオーに注目。昨年は未勝利でしたが、好天に恵まれるなど、馬場が重くなった今年になって3勝を挙げています。オープン混合戦にも3度参戦。さすがにマルミシュンキらが相手では分が悪く8、10、8着でしたが、今回は自己条件戦です。しかも抜けた馬がいない組み合わせで、別定重量の加増もなし。今季4勝目のチャンスといえるでしょう。
 カネミセンショーは前走のオープン決勝混合(3月14日)で6着とコブラダイオー(8着)に先着。2月13日の450万円未満特別で2着の実績もあります。馬場は軽いほうが向きますが、こちらも相手が軽くなった今回は好勝負できそうです。
 とかちえぞまつ特別組では、4着で近走大崩れがないトカチタカラ、3着で障害巧者のアグリミズキが有力。イッスンボウシは同9着ですが、それまでの安定度からして巻き返しがあって驚けません。

 3月21日(祝・日)のメイン第11レースには白樺賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。
 来季は重賞戦線での活躍が期待される素質馬ギンガリュウセイに注目します。2、3歳時にはそれほど目立つ存在ではありませんでした。しかし、4歳9月から11月にかけ8連勝、5歳1月から3月にかけても5連勝と古馬になって急激に力をつけています。昨年4月のばんえい十勝オッズパーク杯が重賞初挑戦(6着)。10月にオープンで初勝利を挙げ、その後、大崩れのない成績を残しています。同型馬エンジュオウカンとの兼ね合いしだいですが、逃げ切りの可能性十分といえそうです。
 近走より相手関係が楽になったホクトキング、今季牝馬重賞勝ちもある実績馬エンジュオウカン、オープンで3戦連続連対中のホッカイヒカルも差はありません。

  3月22日(振・月)のメイン第11レースは夢見月特別(350万円未満・16:50発走予定)。別定重量の加増がなく、全馬730キロでの争いとなりました。
 3走前に450万円未満決勝混合(3月1日)を制したキタノカイザーが一番手でしょう。昨年12月、約9カ月ぶりに戦線復帰。今季は10戦しかしておらず、この格付に甘んじていますが、08年シーズンにはオープン混合で連対があるように、順調に使えていればもっと上のクラスで活躍していたであろう力量馬です。
 イケダガッツは安定して好成績を残せませんが、流れに乗れれば実力的には差のないところ。
 マイペース逃げがかなえばニシキコブラ、障害が立て直されてくればエナジークンシ、前走350万円未満選抜混合で快勝したキンサマも侮れません。

今週の見どころ(3/13~3/15)

2010年3月12日(金)

 3月14日(日)のメインには明け3歳世代のナンバー1決定戦・イレネー記念が行われます。昨年度はこのレースの上位3頭が、のちに、同じ定量戦のばんえい菊花賞、ばんえいダービーでも1~3着を独占。3歳三冠戦線を展望する意味でも見逃せないレースといえそうです。

 3月13日(土)のメイン第11レースはたちばな賞(4歳以上牝馬オープン・16:50発走予定)。10頭中9頭が1月31日に行われた重賞・ヒロインズカップの出走馬です。
 注目したいのは最軽量710キロで出走できるワタシハスゴイ。ヒロインズカップでは、障害巧者ぶりを発揮し初の760キロを克服。勝ったエンジュオウカンには離されたものの、しぶとく2着に粘り込みました。
 同5着トカチプリティーは、780キロが重かったかもしれません。今回730キロと軽くなることで上がり目が見込めそうな1頭です。
 エンジュオウカン(740キロ)は、ヒロインズカップで、ワタシハスゴイと10キロ差だったのが、今回30キロ差に広がるのは不利。底力に期待です。
 同4着フクイズミはトップハンデ750キロは問題ないものの、牝馬限定戦で結果が出ていないのが気になります。

 3月14日(日)のメイン第11レースは第41回イレネー記念(16:55発走予定)です。このレースは別掲のイレネー記念プレビューをご覧ください。

 3月15日(月)のメイン第11レースはとかち白鳥特別(270万円未満・16:55発走予定)です。
 スマイルダンスは前走ひな祭り特別が270万円未満特別への初挑戦でしたが、2着に健闘しました。慣れない負担重量を課せられた反動が気になりますが、前走の勝ち馬が不在の今回は勝利で飾りたいところです。
 ホリセンショウは同じ前走でスマイルダンスに続く3着。持ち味である持続力ある末脚を駆使し、コンマ9秒差まで詰め寄りました。すでにこのクラスの特別勝ちもあり、展開次第で逆転も十分でしょう。
 目下6戦連続連対と地力強化中のキタノドリーマーや、久々の特別挑戦でも安定感魅力のコトブキライアンも有力でしょう。

今週の見どころ(3/6~3/8)

2010年3月 5日(金)

 3月8日(月)の第10レースとメイン第11レース・春風特別は、船橋競馬場ほか全国の地方競馬場・場外施設でも発売があります。当日、デー開催中の船橋競馬場では、「ばんえい十勝 in 船橋ケイバII」として、須田鷹雄さんと荘司典子さんによるトークショーや、プレゼント抽選会などのイベントが予定されています。お近くの方はぜひお越しください。

 3月6日(土)のメイン第11レースにとかちえぞまつ特別(450万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の楽天競馬3周年記念を快勝したウメノタイショウに連勝の期待がかかります。そのレースでは第2障害を先頭で抜けると、そのまま悠々ゴールを駆け抜けました。今回はさらに別定プラス5キロとなりますが、障害巧者だけにこなせるでしょう。
 相手筆頭はキンセイモン。楽天競馬3周年記念が昇級初戦でしたが、ウメノタイショウを3秒1差まで追い込んで2着。目下安定して末脚が使えており、例え障害がひと腰で切れなくても、大崩れは考えられません。
 この条件の上位安定勢力イッスンボウシトカチタカラや、展開しだいでは障害巧者トウリュウの前残りにも警戒が必要でしょう。

 3月7日(日)のメイン第11レースは然別賞(オープン・16:50発走予定)。3月27日のばんえい記念前に行われる最後のオープン1組特別です。
 ここはナリタボブサップが中心でしょう。前開催のウィナーズカップ(本年度指定特別競走優勝馬限定)で逃げ切って圧勝。今季重賞で6戦して、2着4回、3着2回の貫録を示しています。目の上のたんこぶカネサブラックが不在だけに、是が非でも勝ちたいところです。
 ナカゼンスピードは前走ウィナーズカップが6着。とはいえ、3走前はカネサブラックと同重量で、前々走ではナリタボブサップと10キロ差で互角に渡り合った実績があり、前走の結果だけでは見限れません。今回、ナリタボブサップと15キロ差がついたことも好材料でしょう。
 チャンピオンカップで2着好走のライデンロックや、ウィナーズカップ2着などこのところパワーアップが目覚ましいギンガリュウセイも争覇圏です。

  3月8日(月)のメイン第11レースに春風特別(350万円未満・16:40発走予定)が行われます。
 出走10頭中、減量がある4、5歳馬が半数を占めますが、いずれも素質馬揃い。なかでも期待したいのがフレイムスワローです。前開催のアメジスト特別では、主導権を奪うと第2障害先頭クリアから2着キョウエイボーイ(今開催から450万円条件へ昇級)を11秒1もちぎる圧巻の勝利を収めていています。
 マルモスペシャルは、アメジスト特別ではフレイムスワローの作り出す早いペースに乗り切れず6着。断然人気を裏切りました。今回もユーファンタジーアオノレクサスなど前に行きたい馬が多く、道中うまく折り合いをつけられるかが巻き返しへのカギでしょう。
 ユーファンタジーは前走チャンピオンカップは大敗しましたが、自己条件なら差はないはずです。
 4、5歳馬以外ではメダマに注目。アメジスト特別3着は、展開がハマった感はありますが、障害でのロスを少なくすれば連争いに加われる実力があります。

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