3月14日(日)のメインには明け3歳世代のナンバー1決定戦・イレネー記念が行われます。昨年度はこのレースの上位3頭が、のちに、同じ定量戦のばんえい菊花賞、ばんえいダービーでも1~3着を独占。3歳三冠戦線を展望する意味でも見逃せないレースといえそうです。
3月13日(土)のメイン第11レースはたちばな賞(4歳以上牝馬オープン・16:50発走予定)。10頭中9頭が1月31日に行われた重賞・ヒロインズカップの出走馬です。
注目したいのは最軽量710キロで出走できるワタシハスゴイ。ヒロインズカップでは、障害巧者ぶりを発揮し初の760キロを克服。勝ったエンジュオウカンには離されたものの、しぶとく2着に粘り込みました。
同5着トカチプリティーは、780キロが重かったかもしれません。今回730キロと軽くなることで上がり目が見込めそうな1頭です。
エンジュオウカン(740キロ)は、ヒロインズカップで、ワタシハスゴイと10キロ差だったのが、今回30キロ差に広がるのは不利。底力に期待です。
同4着フクイズミはトップハンデ750キロは問題ないものの、牝馬限定戦で結果が出ていないのが気になります。
3月14日(日)のメイン第11レースは第41回イレネー記念(16:55発走予定)です。このレースは別掲のイレネー記念プレビューをご覧ください。
3月15日(月)のメイン第11レースはとかち白鳥特別(270万円未満・16:55発走予定)です。
スマイルダンスは前走ひな祭り特別が270万円未満特別への初挑戦でしたが、2着に健闘しました。慣れない負担重量を課せられた反動が気になりますが、前走の勝ち馬が不在の今回は勝利で飾りたいところです。
ホリセンショウは同じ前走でスマイルダンスに続く3着。持ち味である持続力ある末脚を駆使し、コンマ9秒差まで詰め寄りました。すでにこのクラスの特別勝ちもあり、展開次第で逆転も十分でしょう。
目下6戦連続連対と地力強化中のキタノドリーマーや、久々の特別挑戦でも安定感魅力のコトブキライアンも有力でしょう。