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今週の見どころ(10/24~10/26)

2009年10月23日(金)

 今週からは昼間開催で、発走予定時刻が先週までと変更になっておりますのでご注意ください。25日(日)のメインには4歳牝馬による重賞・第34回クインカップが行われます。
 また24日(土)、25日(日)、帯広競馬場では、平成21年度全道祭典ばんば1歳馬決勝大会が開催されます。道内各地の草ばんば大会で優秀な成績を収めた1歳馬が一同に会し、牡馬、牝馬それぞれの頂点を競います。こちらもどうぞお楽しみに。

 10月24日(土)のメイン第11レースにはオパール特別(450万円未満・16:55発走予定)が行われます。
 約2カ月の休養明けですが、ホクトキングに期待します。今年3月まではバリバリのオープン馬として活躍。今季もオープン決勝混合で圧勝しているだけに、まともならここでは実力が一枚上です。休養直前は障害巧者らしからぬレースを続けていましたが、レース間隔をあけ、立て直しを図ったとみてよさそうです。
 今回は前開催の同条件戦・パシフィックマンション特別より重い馬場となりそう。3着トカチタカラ、5着トウリュウらパワータイプの馬は当然勝ち負けの期待がかかります。
 なお同4着オレワスゴイには鈴木勝堤騎手が騎乗。昨年9月以降病気療養のため騎乗を休んでいましたが、この日が復帰初日。いきなりメイン勝ちの可能性もありそうです。

 10月25日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回クインカップ(17:00発走予定)です。このレースは別掲のクインカッププレビューをご覧ください。

  10月26日(月)のメイン第11レースには秋陽特別(350万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 近2開催の同条件戦・9月28日のほうせんか特別、10月10日のくるみ特別とほぼ同じメンバーによる争いです。その両レースでは着順の入れ替わりはあったものの、キョウエイボーイマックスセンプーグレートサンデーホクショウドラゴンが僅差で1~4着を争っており、今回もこの4頭による決着が濃厚でしょう。
 なかでも注目は、ともに障害巧者のキョウエイボーイマックスセンプーです。グレートサンデーは今回から別定5キロ増、ホクショウドラゴンは力のいる馬場は不向きと、条件的にやや不利になった印象を受けます。

今週の見どころ(10/17~10/19)

2009年10月16日(金)

 今季のはくぼ開催は今週の3日間で最後となります。そのラストを飾るのが18日(日)のメイン第45回岩見沢記念です。出走全馬が800キロ以上を課せられるのは今季初。これまで鳴りを潜めていたパワー型の台頭に、そろそろ警戒が必要かもしれません。
 その当日、帯広競馬場ではチャグチャグ馬コ in 帯広(17~19日)や、岩見沢記念優勝馬当てクイズ大会などが行われます。ぜひ競馬場へお越しください。

 10月17日(土)のメイン第11レースはいちょう特別(270万円未満・17:25発走予定)
 この270万円条件で目下3連勝と絶好調の4歳馬キンセイモンに注目。好走には、障害しだいという条件がつく馬ですが、平場だったとはいえここ3走は勝ちっぷりの良さが目立ちました。重量が重くなる特別戦への出走ですが、どんなレースをみせてくれるか楽しみです。
 相手はこの条件では堅実に上位に入っている、障害巧者のスギノディアスフレイムスワローが有力でしょう。
 2開催前(9月19日)の270万円未満特別を逃げ切った3歳馬アオノレクサスは、乾いた馬場でのパワー比べになると厳しそう。同じく前開催の同条件特別を逃げ切ったニシキタカラは、前走からプラス15キロの負担重量710キロが不利な印象を受けます。

 10月18日(日)のメイン第11レースは重賞・第45回岩見沢記念(17:30発走予定)です。このレースは別掲の岩見沢記念プレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに第34回白菊賞(2歳牝馬オープン)が行われます。
 負担重量は525~520キロ。9月27日の重賞・ナナカマド賞で540キロを経験しているキンノメガミメンコイワタシホクショウシャネルによる三つどもえとなりそうです。

  10月19日(月)のメイン第11レースには神無月特別(180万円未満・17:25発走予定)が行われます。10月4日の180万円未満決勝のメンバーが5頭出走しています。
 9月20日の180万円未満決勝を勝ったコウドウフジに期待。そこで2着にしりぞけているコトブキタイガーが、10月4日の180万円未満決勝を制していることから、ここで力上位なのは明白です。今回と5キロしか負担重量が違わない前走・オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)も第2障害ひと腰から2着に健闘。このところ障害のキレは申しぶんなく、勝利で飾ってくれそうです。
 相手はコトブキタイガーを筆頭に、スーパーオーサンベニインパクトら10月4日の180万円未満決勝の上位勢が有力でしょう。

今週の見どころ(10/10〜10/12)

2009年10月 9日(金)

 先週の開催終了後、帯広競馬場の本走路(第1障害後〜第2障害前にかけての部分)で砂の入れ替えが行われました。従来より粒子の大きな砂を使用することで、水はけが格段によくなり、ばんえい競馬らしいパワフルなレースが期待できそうです。

 10月10日(土)のメイン第11レースにはくるみ特別(350万円未満・17:25発走予定)が行われます。
 砂の入れ替えはありましたが、台風の影響により軽馬場が予想されることから、思い切って4歳馬アカダケキングに期待。馬場水分4.0%以上での連対率62.1%はメンバー中でナンバー1です。これまでに行われた4歳三冠の2戦、5月の柏林賞(馬場水分8.6%)3着、9月の銀河賞(同5.7%)では優勝しています。その両レースで2、3着とほぼ互角の戦いをしていたウメノタイショウが、その後350万円未満特別を勝ち上がり、450万円条件でも好勝負を続けていることから、アカダケキングはここで間違いなく通用するはずです。
 前開催の同条件戦・ほうせんか特別を快勝したホクショウドラゴン、同2着で障害巧者のマックスセンプーが相手として有力。
 ほうせんか特別はゴール前で競走中止のブランドボーイも実力的に巻き返してきそう。
 馬場が軽くなりすぎると困りますが、同3着のグレートサンデーも走りに集中できれば、今回も上位進出に期待が持てそうです。

 10月11日(日)のメイン第11レースはパシフィックマンション特別(450万円未満・17:30発走予定)です。
 9頭中、前開催の同条件戦・ききょう特別の出走馬が8頭を占める組み合わせ。ですが、ここはそのレースに不出走だったオレワスゴイに注目します。オープン混合に出走した近2走で1、2着と好走。特に前走は20キロ差あったとはいえスーパークリントン、アローファイターらのオープン一線級に先着しています。メンバー的には格段に楽になっており、チャンスは十分でしょう。
 ニシキセンプーはききょう特別2着で、前走450万円未満決勝混合を勝利。目下5戦連続連対と好調を持続しており、今回も大崩れは考えられません。軽馬場もプラスで決め手を生かせそうです。
 昇級初戦のききょう特別で3着だったウメノタイショウは、続く450万円未満決勝混合で2着。クラス慣れが見込めるここは勝ち負けでしょう。
 ニシキダイジンはききょう特別、450万円未満決勝混合でともに6着も、すでにこの条件の特別を勝っています。今年のばんえいグランプリ3着の実績もあり軽視はできません。

 この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
 今季最初の2歳重賞・ナナカマド賞を制したテンマデトドケは今回休場。同2着ミスタートカチ、同3着ホクショウバトルに、前走2歳A-2を快勝したレットダイヤがどこまで迫れるかという構図です。

  10月12日(祝・月)のメイン第11レースにマロニエ賞(オープン・17:25発走予定)が行われます。 ここはギャンブラークインが断然。前走のオープン特別は6着でしたが、そのレースの1〜5着はすべて来週の岩見沢記念に出走を予定している力量馬で、相手が悪かった印象です。第2障害でもたつきましたが、もともとは巧者だけに修正は可能。十分勝ち負けが期待できるでしょう。
 同じくシベチャタイガーもオープン一線級相手では苦戦続きも、この相手関係なら上位進出が望めそうです。
 先行力あるギンガリュウセイはオープン昇級初戦ですが、450万円条件でのレースぶりからは通用しそう。
 好位につけられればホッカイヒカルの末脚も侮れません。

今週の見どころ(10/3〜10/5)

2009年10月 2日(金)

 10月10日(土)よりオッズパークにて五重勝単勝式馬券のインターネット発売が開始(予定)されますが、4日(日)には、帯広競馬場で五重勝式クイズ大会が実施されます。当日の第7〜第11レースの5レースすべての1着馬を予想するもので、的中者にはサッポロビール1ケース(予定)をはじめ豪華賞品がプレゼントされます。投票は12:15〜15:00まで、スタンド1階中央特設会場にて行うことができます。なお参加には発走前の確定前馬券1000円分以上の提示が必要となります。

 10月3日(土)のメイン第11レースに野菊特別(オープン・17:25発走予定)が行われます。
 8月16日のばんえいグランプリで1、2着のフクイズミカネサブラックが秋初戦を迎えます。ともに次開催の岩見沢記念へのひと叩きという意味合いが強いものの、力量的にも凡走は考えられません。
 ナリタボブサップは前開催のポテト特別(オープン)を勝利し復活ののろしを上げました。前々走から20キロも減った馬体重は気がかりですが、こちらも岩見沢記念へ向け好レースを期待したいところです。
 ポテト特別2着のホクショウダイヤは、700キロ台前半のレースでの安定感では前述3頭を上回ります。今回、主戦の大口泰史騎手が騎乗できませんが、西弘美騎手への乗替わりなら心配なし。金曜からの降雨で馬場が軽くなるようなら、一気の差し切りもありそうです。

 10月4日(日)のメイン第11レースはオッズパーク杯・第3回秋桜賞(3歳オープン・17:25発走予定)ホクショウバンクアオノレクサスの680キロから、タワノアヤカの640キロまで上下40キロ差がつきました。
 注目したいのは660キロで出走のコウドウフジ。7月26日の3歳重賞・ばんえい大賞典は第2障害での遅れが響き8着でしたが、勝ったワタシハスゴイから9秒4差と大きくは負けていません。近4走は連闘で使われましたが馬体重が減ってないのが好調の証。障害力を生かして勝利を狙います。
 ばんえい大賞典2着のアアモンドヤマト(670キロ)も負担重量的に有利で上位進出が期待できそう。トップハンデの2頭アオノレクサスホクショウバンクも最大40キロ差なら、実力的に十分勝ち負けになりそうです。

  10月5日(月)のメイン第11レースはもみじ特別(270万円未満・17:25発走予定)です。 
 スギノディアスは障害力を武器に270万円特別への出走となった近6走で3、1、4、3、3、2着と堅実な成績を収めています。前走の勝ち馬が抜けたここは勝利で飾りたいところです。
 ただ、オープン経験があるキングファラオカネタマルという新たな強敵が現れました。
 キングファラオは今季180万円条件で10勝(ほかオールカマーで1勝)を挙げ、270万円条件に昇級。その初戦も勝利で飾っています。近走障害も安定しており、自慢の決め手がさく裂しそうです。
 カネタマルは昇級初戦。パワーで押すタイプで、時計勝負になると弱いですが、馬場がまずまず落ち着きそうなここは堅実に差し脚を伸ばしてくるでしょう。
 スギノディアスが勝つためには、キングファラオカネタマルに第2障害でどれだけ差をつけられるかが重要といえそうです。

今週の見どころ(9/26〜9/28)

2009年9月25日(金)

 今週より薄暮開催がスタート。発走予定時刻が、第1レース・12:00メイン第11レース・17:25(重賞時は変更あり)に繰り上がっておりますのでご注意ください。
 27日(日)のメインには2歳馬による重賞・第32回ナナカマド賞が行われます。今年の2歳世代は抜けた馬がおらず混戦模様。ここも白熱した戦いが期待できそうです。

 9月26日(土)のメイン第11レースはききょう特別(450万円未満・17:25発走予定)
 近2開催の450万円未満特別・らわんぶき特別、初秋特別でともにワンツーを決めたニシキダイジンニシキセンプーが、三たび、一騎打ちを演じそうです。逃げきりを狙うニシキダイジンと好位から脚を伸ばすニシキセンプー。ゴール前の攻防は激しくなることが予想されます。
 トカチタカラは昇級後、らわんぶき特別、初秋特別を含め僅差の4、5、5着。前走の450万円未満決勝混合こそ骨っぽいメンバーが相手で10着でしたが、ここに入れば能力上位の存在です。末脚が生きる流れになれば勝ちきっても不思議ありません。
 ウメノタイショウは今年の4歳二冠で僅差の2、3着と好走。昇級初戦ですがその障害力はここでも通用しそう。
 8月のオープン混合で4着があるキングシャープも好調を維持しており侮れません。

 9月27日(日)のメイン第11レースは重賞・第32回ナナカマド賞(17:30発走予定)です。このレースは別掲のナナカマド賞プレビューをご覧ください。

  9月28日(月)のメイン第11レースはほうせんか特別(350万円未満・17:25発走予定)です。
 350万円条件への昇級初戦・秋天特別で4着と健闘したマックスセンプーに注目。徐々に障害巧者ぶりが復活してきました。勝ちきれない面はありますが、重馬場で道中息が入るこの馬向きの流れが予想される今回は、逃げきりの期待が持てそうです。
 秋天特別5着のブランドボーイは先行して粘れるようになり、成績が安定してきました。ここも大崩れはないでしょう。
 そろそろ激走に警戒したいのがグレートサンデー。秋天特別9着など不本意なレース続きですが、今季、450万円未満選抜混合勝ちの実績はここに入れば上位のもの。走りに集中できれば間違いなく勝ち負けできるはずです。
 アグリミズキは秋天特別3着など、近走この条件で好走を続けていますが、馬場が重くなったときにやや不安があります。

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