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今週の見どころ(7/11〜7/13)

2009年7月10日(金)

 7月12日(日)のライラック賞へ向け調整されていたカネヅル(牝4、岡田定一厩舎)が3日早朝、心不全のため死亡しました。昨年は、3歳三冠レースのばんえい菊花賞を制覇。豪快な末脚を武器に活躍した名牝だけに残念でなりません。
 先週から帯広競馬場には、ナイトレース恒例のビアガーデンがオープンしています。ジンギスカンを食べながら、ビール片手にレース観戦するのも、普段とは違った楽しみがありそうです。

 7月11日(土)のメイン第11レースは北海道競馬記者クラブ特別(オープン・20:00発走予定)
 前開催の重賞・旭川記念はフクイズミが第2障害先頭からそのまま押し切って圧勝。6番手のホクショウダイヤナリタボブサップ(3着)、カネサブラック(4着)らを差し切って2着に入りました。
 ホクショウダイヤは前走が古馬による世代混合重賞で初連対となりました。負担重量は軽いほうが持ち味を生かせるだけに、今回はさらに有利にレースを運べるでしょう。
 ホクショウダイヤが第2障害で苦戦するようなら、登坂力に勝るナリタボブサッに逆転のチャンスが生まれそう。
 地力強化が目覚ましいアローファイターや、旭川記念は第2障害で競走中止したツジノコウフクの巻き返しの可能性も。
 このところ精彩を欠いているトカチプリティーは今季絶好調のサウスポー・船山蔵人騎手への乗替りできっかけをつかみたいところでしょう。

 7月12日(日)のメイン第11レースにライラック賞(4歳オープン・20:00発走予定)が行われます。
 5月31日に行われた4歳三冠の初戦・柏林賞は1〜5着が2秒5差のなかにひしめく大接戦でした。うち1〜3着のライデンロックウメノタイショウアカダケキングがここにも出走。3頭のハンデ差は変わっておらず、今回も激戦必至です。
 柏林賞は第2障害でもたついて8着のオレワスゴイは、前走のオープン混合では逃げ粘るライデンロックをコンマ4秒差まで追い詰め2着と復調をアピール。まともなら前述3頭をまとめて負かせる実力を秘めています。
 前走紅バラ賞(4歳牝馬オープン)を制した紅一点のユーファンタジーも、決め手勝負になれば上位食い込みがありそうです。

 この日の第5レースに2歳A-1が組まれています。
 世代で唯一の3勝馬ミスタートカチが出走を回避。ホクショウバトルにチャンスが廻ってきました。デビュー2戦目の未受賞戦では2位入線馬に15秒近い差をつけ1位入線しましたが、第2障害手前で外側によじれたため5着に降着。続く受賞戦で初勝利を飾ると、その後2、1着と完全に軌道に乗りました。前開催の2歳A-1での上位馬、レットダイヤ(1着)、テンマデトドケ(3着)が相手です。

  7月13日(月)のメイン第11レースは深緑特別(270万円未満・20:00発走予定)
 マックスセンプーは前開催の米処おいしい旭川米杯(270万円未満)2着で3戦連続連対。ゴール前でのひと押しがきくようになり、成績が安定してきました。ここも引き続き好勝負が期待できそうです。
 逆に障害を越えてから粘れないレース続きなのがライデンヒーロー。同じ前走では10着でしたが、このクラスの特別戦をすでに勝利した実績があります。展開が向けば、一気に逃げ切る可能性もありそうです。
 同じくこの条件の特別勝ちがあるトマランサーや、障害巧者ぶりが復活気配のスギノディアス、昨季は旧500万円未満(準オープン)混合戦で勝ち星マークのタカラテンクウらも争覇圏でしょう。

今週の見どころ(7/4〜7/6)

2009年7月 3日(金)

 7月4日(土)に北見場外発売所(ミントスポット北見)がオープン。これにあわせ4日、5日(日)の2日間、北見場外発売所では、ばん馬ミルキーとの記念撮影会(4日のみ)、ばんえい十勝物産展、ばんえい十勝オリジナルグッズや十勝の特産品などが当たる抽選会ほか様々なイベントが予定されています。

 7月4日(土)のメイン第11レースに北見新場外開設記念(450万円未満・20:00発走予定)が行われます。
 重賞のばんえい十勝オッズパーク杯(4月26日・6着)を除けば目下20戦連続3着以内のギンガリュウセイに注目。5月9日の若葉特別(450万円未満)では第2障害を先頭でクリア。10キロ軽いオレワスゴイに交わされたものの差し返す根性をみせました。今回はそれ以来の登場。相手はグンと強化しましたが、まだ底をみせていないだけに楽しみが広がります。
 障害巧者のホクトキング、決め手自慢のニシキセンプー、玉砕逃げがハマると怖いニシキダイジン、スピードなら負けないヤマノミントら、昨季はオープン戦線を沸かせていた実力馬たちが迎え撃ちます。

 7月5日(日)のメイン第11レースは第3回白夜賞(20:00発走予定)。芦毛馬による選抜戦は冬にも白馬賞が行われており、ばんえいの名物レースとしてすっかり定着した感があります。
 この白夜賞で過去2回ともに3着以内に入っているのが、フクイズミ(07年1着、08年3着)とトウリュウ(同2、1着)。ここ2回より相手関係がそれほど強化した感もなく、負担重量も変わらないため、今回も上位争い必至でしょう。
 今回は初めて3歳馬が挑戦。アオノレクサスは最軽量650キロを生かし先行できれば、障害巧者だけにそのまま粘り込む可能性も。ニシキユウも昨年のこのレース2着をはじめ芦毛馬選抜戦では堅実に上位争いしており侮れないところです。

  7月6日(月)のメイン第11レースは遊びに行こう!さらべつへ特別(350万円未満・20:00発走予定)
 前開催旭川のお米JAたいせつ米杯(350万円未満)のメンバー中6頭がここにも参戦してきました。そのレースで離れた第2障害クリアから僅差2着に突っ込んできたのがグレートサンデーです。課題の障害も安定。このときの勝ち馬トウリュウが不在(5日の白夜賞に出走)のここは勝利のチャンスといえます。
 旭川のお米JAたいせつ米杯4着のクロフネオーザンは障害巧者。トウリュウが不在のここはペースを握れそうなだけに、粘り込みには注意が必要でしょう。同3着のライジングサンはしぶとい脚が身上。展開がハマると、メダマホクショウドラゴンの末脚も脅威です。

今週の見どころ(6/27〜6/29)

2009年6月26日(金)

 6月28日(日)のメインには3歳以上による重賞・第40回旭川記念が組まれています。ばんえいの重賞でも権威がある四大記念競走(ほかに、岩見沢記念、北見記念、帯広記念)の初戦で、今年も好メンバー10頭が揃いました。このところ悪天候に悩まされ軽めの馬場状態が続いていましたが、今週に入ってから天気が安定。久々に、ばんえいの醍醐味であるパワフルなレースが期待できそうです。

 6月27日(土)のメイン第11レースに旭川のお米JAたいせつ米杯(350万円未満・20:00発走予定)が行われます。
 ここ2開催の十勝川西長いも特別、十勝岳特別(ともに350万円未満)と連勝したニシキセンプーが今開催から450万円条件に昇級。強敵がいなくなったことで、今回は十勝川西長いも特別で僅差2着のメダマの巻き返しが濃厚です。十勝岳特別は無念の出走取消でしたが、ここはきっちり差し切ってくれるでしょう。
 相手は十勝岳特別4着で障害巧者のトウリュウが有力。昨季は準オープンクラスで勝ち星をマークしている格上馬グレートサンデーヨコハマイサム、昇級2戦目でペース慣れが見込める4歳馬ウメノタイショウも争覇圏です。

 6月28日(日)のメイン第11レースは第40回旭川記念(20:05発走予定)です。このレースは別掲の旭川記念プレビューをご覧ください。

 この日の第7レースには3・4歳牝馬オープン決勝が組まれています。6月20日の紅バラ賞(4歳牝馬オープン・馬場水分6.9%)と21日の黒ユリ賞(3歳牝馬オープン・同7.5%)の1着を除く上位馬による一戦です。
 4歳馬では、紅バラ賞2着のスマイルダンスに注目。不向きな忙しい流れのなか主導権を奪って粘り込んだレースぶりには好感が持てました。格、実績ともナンバー1なのはニシキエース(5着)ですが、さすがに最大70キロ差のトップハンデは厳しそうです。
 一方の3歳勢。黒ユリ賞は2〜5着までがわずか3秒6差の大混戦でした。追い込んで届かなかったスーパーコマチ(3着)に今回は流れが向きそうです。叩き合いになれば4着ワタシハキレイズキがしぶとさを発揮する場面も一考です。

  6月29日(月)のメイン第11レースは米処おいしい旭川米杯(270万円未満・20:00発走予定)
 ここは、若さあふれる快速馬2頭、4歳のアカダケキング、5歳のライデンヒーローの対決に注目です。
 アカダケキングは前々走の4歳重賞・柏林賞では押っつけて行き先頭で第2障害を越えると、見せ場たっぷりの3着に健闘。前走平場の270万円未満でも先行し先団3頭の争いから抜け出し勝利しています。
 ライデンヒーローは5月16日の270万円未満特別を勝利。続くシャクナゲ特別(270万円未満)では負担重量が5キロ加増、前走からは15キロ加増となりましたが、逃げ粘ってコンマ8秒差の3着と底力を示しました。
 2頭の前回の対戦は昨年9月15日で、その時はライデンヒーローが勝利。2度目となる今回はどちらに軍配が上がるでしょうか。
 ほかにも、目下2連勝のマックスセンプー、シャクナゲ特別を差し切ったトマランサーら好調馬が揃いました。近2走のオールカマーは惨敗だったコマヨシニセイが自己条件で巻き返す可能性もありそうです。

今週の見どころ(6/20〜6/22)

2009年6月19日(金)

 今週からいよいよナイター開催がスタート。21日(日)のメインには3歳牝馬三冠の初戦・黒ユリ賞が行われます。
 その黒ユリ賞の場外発売が行われる大井競馬場では、当日、「ばんえい十勝 in TCK 2009」と題したイベントが実施されます。当情報局でもおなじみの矢野吉彦アナと競馬キャスター目黒貴子さんによるトークショー(18:00と19:10ころから、トゥインクルステージにて)、競馬著名人による場立ち予想(16:30ころから、正門2階ふるさとコーナーにて)などが行われます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
 また、オッズパークでは、お気に入りの騎手からもれなくサイン入りポストカードが届く「ばんえいナイター開始キャンペーン」を行います。6月20〜22日の3日間、オッズパークにてばんえい競馬の勝ち馬投票券3000円以上を購入された方が対象となります。なお、このプレゼントには応募が必要となりますのでご注意ください。

 6月20日(土)のメイン第11レースは紅バラ賞(4歳牝馬オープン・20:00発走予定)。同世代牝馬限定のオープン戦は昨年12月14日のばんえいオークス以来、約半年ぶり。同レースの上位4頭中、2着ウィナーナナを除く3頭がここにも出走してきました。
 注目はニシキエースでしょう。昨季は、そのばんえいオークスを圧勝して3歳牝馬三冠を達成。その後、同世代の牝馬には一度も先着を許していません。障害にやや不安がありますが、実績的にここに入れば中心は不動。最大40キロ差のトップハンデも力量的に心配ないでしょう。
 ばんえいオークス4着のユーファンタジーが相手筆頭。ニシキエースとは30キロ差あるだけに、早めに障害を越え、持ち前の決め手を生かす展開に持ち込みたいところでしょう。
 同3着のキタノメイゲツは3歳牝馬三冠では、4、3、3着。古馬相手のレースでは凡走が続きますが、同世代の牝馬相手なら実力上位。巻き返しが期待できます。

 6月21日(日)のメイン第11レースは第35回黒ユリ賞(20:05発走予定)です。このレースは別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに足寄町産駒記念(2歳足寄町産駒選抜)が行われます。
 注目はビジン。勝ち星こそないもののここまで3、6、2、2着と堅実に上位争い。デビュー戦の3着は同世代牝馬ナンバー1との呼び声高いアオノラブチャンを相手に、残り10メートルまで先頭で粘ってのものでした。
 同じく目下2戦連続2着のアサギリセンショーが相手筆頭でしょう。

  6月22日(月)のメイン第11レースは薫風特別(450万円未満・20:00発走予定)。出走10頭中、前開催の士幌高原特別(450万円未満)のメンバーが7頭を占めています。
 その前走を逃げ切ったのがギャンブラークイン。前々走から5キロ加増をものともせず、残り20メートル付近から後続をちぎって同条件特別3連勝としました。特にここ2戦は苦手の軽馬場でペースを握っての勝利だけに、やはりこのクラスでは格が違う印象です。
 同2着ハマナカキングも好調を持続。ホクトキングは同レースで4着でしたが、ギャンブラークインとはわずか5秒7差。実績上位だけにこの敗戦のみでは見限れません。前走ビッグウエイトカップ(高馬体重馬選抜)でナリタボブサップを退けたヤマノミントも加わって、次位争いはし烈となりそうです。

今週の見どころ(6/14〜6/16)

2009年6月13日(土)

 6月13日(土)の開催は悪天候による走路冠水のため中止となりました。代替開催は6月16日(火)に行われます。なお16日の開催の詳細及び発売箇所はこちらをご覧ください。

 6月14日(日)のメイン第11レースはレーシングカップ(オープン)
 次開催(6月28日)の旭川記念を見据え、カネサブラックが始動します。4月26日の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯では第2障害先頭から馬なりのまま、ナリタボブサップ以下をちぎって快勝。その後2開催空けてじっくり調整されてきました。このところ軽めの馬場状態が続いていますが、安定感上位だけに、紛れても連は外さないでしょう。ばんえい十勝オッズパーク杯2着のナリタボブサップが翌日のビッグウエイトカップ出走で不在なのも好材料です。
 相手筆頭はフクイズミ。今季初戦の前走450万円未満混合6着は、押っつけて行ったため末脚が不発に終わったのが敗因。しかし馬場水分8.4%の高速馬場だっただけに積極策はやむを得えなかったところでしょう。今回、前走ほど極端な軽馬場にならなければ実力的に巻き返し必至です。
 めきめき力をつけている5歳世代のエース格アローファイターや、軽馬場巧者のホクショウダイヤも争覇圏でしょう。

 6月15日(月)のメイン第11レースにビッグウエイトカップが行われます。オープン、450万円、350万円条件格付の本年度前走出走時の高馬体重馬10頭で編成される名物レース。上下20キロのハンデ差しかなく、格付上位馬が優勢です。
 注目はやはりナリタボブサップ。今季は初戦のばんえい十勝オッズパーク杯2着を含めオープン3戦すべて連対と安定感抜群です。格下相手のここは負けらないところで、連覇が濃厚でしょう。
 オープン戦で堅実な成績を残している障害巧者の2頭、シベチャタイガーヤマノミントが続く存在。昨年の2着馬ヨコハマイサムは第2障害を越えてからの踏ん張りが課題。昨年よりナリタボブサップとの負担重量差が大きくなっているだけに、軽馬場での前進に期待したいところです。

 6月16日(火)のメイン第11レースは十勝岳特別(350万円未満)。前開催の十勝川西長いも特別(350万円未満)のほぼ再戦です。
 そのレースを2番手から差し切ったニシキセンプーは切れ味で勝負するタイプ。開幕から3、2、3、1、1着と堅実な成績を残しています。相手はほぼ同じ、負担重量も変わらないので、勝ち残りのここは負けられないところでしょう。
 相手は、同じ前走で2、3着、決め手のメダマ、障害力のトウリュウが有力ですが、十勝川西長いも特別には不出走だった4歳馬2頭、ウメノタイショウマルモスペシャルに注目する手も。なかでもウメノタイショウ前走の4歳重賞柏林賞では、20キロのハンデ差はあったといえ、勝ったオープンクラスのライデンロックと互角の勝負を演じました。

 

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