ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(1/1~1/5)

2009年12月31日(木)

 明けましておめでとうございます。本年もばんえい十勝、並びにばんえい競馬情報局をよろしくお願いいたします。
 さて年始は、1日(祝・金)~5日(火)の連続5日間開催で、2日(土)に4歳以上による第32回帯広記念、翌3日(日)には明け5歳馬による第3回天馬賞が行われます。なお帯広記念は川崎競馬場園田競馬場ほか全国各地の地方競馬場、場外で発売があります。お近くの施設や、オッズパーク投票などでお楽しみください。

 1月1日(祝・金)のメイン第11レースはニューイヤーカップ(450万円未満・16:50発走予定)
 前開催の同条件戦・サホロ特別の上位馬に前走ばんえいダービー2着のホクショウバンクが挑む構図です。
 サホロ特別は1~4着までが2秒3差以内の大接戦で、今回もその上位4頭いずれもが出走してきました。早め先頭から押し切った1着トカチタカラか、きっちり末脚を伸ばした2着アアモンドヤワラ、3着イッスンボウシか、ゴール前交わされたものの4着に踏ん張ったエンジュオウカンか。ここも激戦必至です。
 ホクショウバンクはばんえいダービーで番組賞金を加算したことと、今開催から180万円条件以上に格付けされている明け4歳馬の負担重量減が20キロから10キロとなったことで、昇級初戦からいきなり730キロを課せられました。しかし、この重量は前走で克服済み。歴戦の古馬たち相手にどこまでやれるか楽しみです。

 1月2日(土)のメイン第10レースは第32回帯広記念(16:20発走予定)。このレースは別掲の帯広記念プレビューをご覧ください。

  1月3日(日)のメイン第11レースは第3回天馬賞(16:55発走予定)
。このレースは別掲の天馬賞プレビューをご覧ください。

  1月4日(月)のメイン第11レースは迎春特別(270万円未満・16:50発走予定)です。近2回の同条件戦・アンタレス特別、十勝おおぞら特別はともに降雪のため軽馬場で行われ、特にアンタレス特別は馬連単で5万円台の波乱となりました。
 ここはアサヒセンショウに期待します。近2走の特別では高速決着に対応できませんでしたが、今回はそこそ馬場が重くなりそう。今季この条件の特別で2勝の実力を発揮できるはずで、相手関係的にも有利になった印象です。
 ここが昇級初戦となるホリセンショウが相手筆頭。近2走の180万円未満特別はともに僅差での勝利ですが、内容的には完勝といえるもの。いきなり好勝負が望めるでしょう。
 十勝おおぞら特別では3番人気で7着に敗れたアアモンドゴールドは2度目の720キロだけに、巻き返しが期待できそう。
 アンタレス特別では最低人気で2着に突っ込み波乱の立役者となったニシキタカラは、本来重馬場のほうが力を発揮できるタイプ。体調は引き続きよさそうなだけに、西謙一騎手に手綱が戻った今回は再度の一発を警戒したいところです。

  1月5日(火)のメイン第11レースはばんえい十勝金杯(350万円未満・16:50発走予定)
 前開催の同条件戦・ターコイズ特別で3着のアグリミズキに期待します。そのレースは降雪のなか行われ、馬場水分は7.9%の超軽馬場。スピードあるアカダケキング、決め手自慢のホクショウドラゴンに先に第2障害を越えられては、なすすべもありませんでした。この条件の特別では勝利こそないものの、障害力を生かし安定したレースを続けており、近走より相手が楽になった今回は勝利のチャンスといえそうです。
 メダマも巻き返しを期す1頭です。3戦連続連対で臨んだ前走350万円未満決勝は1番人気に推されましたが、第2障害での苦戦が響き6着。それでも絶望的な位置から勝ち馬と10秒7差まで詰めたのは力のある証でしょう。もっと上のクラスでも通用する決め手があるだけに、2戦続けて凡走は考えられません。
 ターコイズ特別2着のホクショウドラゴン、同6着で障害巧者のキョウエイボーイも有力。同9着マックスセンプーもそろそろ復活への手ごたえをつかみたいところでしょう。
 ターコイズ特別では第2障害で競走中止したスギノディアスはもともと障害巧者だけに立て直しが期待されます。

今週の見どころ(12/26~12/28、12/30)

2009年12月25日(金)

 年末年始のばんえい競馬は、12月26日(土)~28日(月)、30日(水)、1月1日(祝・金)~5日(火)と変則日程で行われますのでご注意ください。
 27日(日)は1Dayプチナイターとして実施され、発走予定時刻が第1レース12:00、メイン第11レース・ばんえいダービーが17:30となっています。
 なお28日(月)と、2歳重賞・ヤングチャンピオンシップが行われる30日(水)には、ふるさとコーナー(大井競馬場正門2階)にて、毎年恒例の競馬著名人による場立ち予想会も実施されます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

 12月26日(土)のメイン第11レースに十勝おおぞら特別(270万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・アンタレス特別で断然人気を裏切り3着だったキンセイモンの巻き返しに期待します。そのレースは降雪のなか行われました。馬場水分は9.0%と高めで、軽馬場得意のこの馬が鉄板かと思われましたが、走路に積もった雪に脚をとられたのか、いつものゴール前一気の加速が見られませんでした。それでも勝ったコトブキライアンとは2秒6差。当時ほど極端な馬場にはならないであろう今回は豪快な差し切りを決めてくれるでしょう。
 相手筆頭はアサヒセンショウキンセイモンと同じく末脚が武器ですが、こちらはじわじわ確実に伸びてくるタイプ。アンタレス特別4着など、この条件では近走堅実に上位争いしています。
 アンタレス特別では2番人気で7着だったフレイムスワローも、障害さえ無難なら上位争いに加わってくること必至。今回がこの条件の特別初挑戦のアアモンドゴールドも近5走で4勝、3着1回と勢いがあり侮れません。

 12月27日(日)のメイン第11レースは第38回ばんえいダービー(17:30発走予定)です。このレースは別掲のばんえいダービープレビューをご覧ください。

  12月28日(月)のメイン第11レースはターコイズ特別(350万円未満・16:50発走予定)
 すでに350万円未満特別勝ちがあるマルモスペシャルに期待します。近2走は第2障害で腰が入らず9、10着でしたが、今回は11月23日以来と、1開催空け立て直されてきました。1カ月以上の休養明け初戦では、08年シーズンまで遡っても1、3、1、1着と好成績を残しており、ここは好走の確率が高いといえそうです。
 キョウエイボーイは近走、この条件の特別では人気薄ながら常に好走と、昨季まで準オープンで活躍していた力を示しています。
 障害しだいのところはあるものの、ハマるとホクショウドラゴンの決め手も脅威。障害巧者のアグリミズキホシタロウや、詰めの甘さは課題もマックスセンプーも争覇圏でしょう。

 12月30日(水)のメイン第11レースは第11回ヤングチャンピオンシップ(16:55発走予定)です。このレースは別掲のヤングチャンピオンシッププレビューをご覧ください。

今週の見どころ(12/19~12/21)

2009年12月18日(金)

 先週日曜はばんえいオークスが行われワタシハスゴイが勝利しました。来週日曜(12月27日)はばんえいダービー、30日(水)にはヤングチャンピオンシップ、年が明けて1月2日(土)は帯広記念、3日(日)には天馬賞が予定されています。ビッグレースの狭間の今週の開催ですが、20日(日)のメインには帯広記念前最後のオープン1組特別が組まれており、本番を占ううえで目が離せません。

 12月19日(土)のメイン第11レースはサホロ特別(450万円未満・16:50発走予定)
 混戦模様ですが、いちおうの中心はエンジュオウカン。前走11月29日のオープン決勝混合こそ第2障害で崩れ、離された9着でしたが、もともとは障害巧者だけに立て直しは可能。自己条件に戻るここは巻き返しが期待できそうです。ただこのところ、重賞のカーネーションカップを制した今年上半期のような勢いが感じられないのは気になります。
 イッスンボウシは450万円条件昇級後5、3、1着と調子を上げています。特に2走前(11月29日・オープン決勝混合)は、オープン格付のギャンブラークイン、マルミシュンキとの競り合いからゴール前わずかに遅れただけの大健闘。前走は450万円条件のシリウス特別で逃げ切っています。
 シリウス特別4着のウメノタイショウは、続く前走12月13日のオープン決勝混合でギャンブラークイン(4着)らを相手に差し切り勝ちを決めており、この条件なら力上位の存在です。
 ほか、ムラな面はあるものの実力ではヒケをとらないグレートサンデー、シリウス特別5着で障害巧者のトカチタカラ、この条件の特別では着順ほど負けていないオレワスゴイも争覇圏です。

 12月20日(日)のメイン第11レースにはホワイトクリスマス賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・師走特別のほぼ再戦です。ニシキダイジンはそのレースで2着。第2障害先頭クリアから、ホクショウダイヤ(1着)の決め手に屈したものの、ホクトキング(3着)の追い込みはしりぞけました。馬場水分(6.5%)のわりに時計がかかったことが幸いしたようですが、今回は得意の重馬場が予想されることで勝利への期待が高まります。
 ホクトキングは師走特別がオープン復帰初戦でした。過去、重賞は苦戦傾向も、オープンの特別・平場では崩れの少ないタイプだっただけに、ここも侮れません。オープンの特別・平場では展開を作れるホクショウダイヤも引き続き注目でしょう。
 またまた追い込み届かずで4着のフクイズミは障害次第で浮上してくるはず。1番人気を裏切り5着のナリタボブサップは連戦の疲れが気になるところ。当日の気配に注目です。

 この日の第2レースに2歳A-1が組まれています。
 十勝産駒特別1~3着馬、南北海道産駒特別1、2着馬、釧路産駒特別1、3着馬、北見産駒特別1着馬が参戦と、12月30日に行われるヤングチャンピオンシップの前哨戦の様相です。
 実力・実績では重賞のナナカマド賞を制し、前走十勝産駒特別も勝利したテンマデトドケが断然ですが、別定25キロ増の克服が課題となりそう。同じ前走で僅差3着のハクバオウジが重量差を生かして逆転もあるでしょう。
 釧路産駒特別3着のホクショウシャネル、南北海道産駒特別2着のダイリンビューティは、その後2歳A-1(A-2との混合戦含む)で勝利と力をつけており、上位進出へ期待が持てそうです。

  12月21日(月)のメイン第11レースはサンタクロース特別(180万円未満・16:50発走予定)
 ここは目下2連勝と波に乗る2頭による争いが濃厚です。
 カイセフジは180万円条件昇級後2連勝中。長くいい脚を使えるタイプで、ここも一気に突き抜ける圧巻のレースが期待できそうです。
 一方のオーゴンプリンセスは安定した障害力が持ち味。早めに第2障害を越え、カイセフジの末脚に対抗したいところです。
 実力どおりに走れば、前走アルデバラン特別(180万円未満決勝)1着のホリセンショウ、12月13日の180万円未満決勝でカイセフジと接戦を演じたハマクリシンザンも侮れないところ。しかし今回、ホリセンショウは前走から15キロ増、ハマクリシンザンは見習騎手起用の減量がないなど、負担重量面で不利になっており、一角崩しまでは難しそうです。

今週の見どころ(12/12~12/14)

2009年12月11日(金)

 12月13日(日)のメインには、ばんえい3歳牝馬三冠の最終戦・第34回ばんえいオークスが行われます。昨年はニシキエースが圧巻の逃げ切りでこのレースを制し、牝馬三冠に輝きましたが、今年は打って変わって混戦模様です。
 なお当日帯広競馬場では、ばんえいオークス記念抽選会などのイベントが予定されています。

 12月12日(土)のメイン第11レースはアンタレス特別(270万円未満・16:50発走予定)。前開催の同条件戦・能取湖特別1着のアサヒセンショウと同レースに不出走だった4歳勢という争いです。
 アサヒセンショウは能取湖特別ではゴール前4頭の叩き合いを制しています。今回はその2~4着馬が不在。負担重量も変わらないだけに、引き続き好勝負の期待が高まります。
 4歳勢のなかではキンセイモンが筆頭格。前開催に行われた4歳オープンの2戦、イルミネーションカップで2着、オープン決勝では1着とともに好成績を収めました。もともと決め手には定評がありましたが、近走、障害のキレも申しぶんなく、ここも上位争い必至でしょう。
 前開催はキンセイモンと同じ2レースを使われ3、4着だったフレイムスワローも有力です。
 障害巧者のプリンセスミントは能取湖特別では5着だったとはいえ、アサヒセンショウからわずか2秒3差。能力的に差はありません。

 12月13日(日)のメイン第11レースは第34回ばんえいオークス(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえいオークスプレビューをご覧ください。

 12月14日(月)のメイン第11レースにアルデバラン特別(180万円未満決勝・16:50発走予定) が行われます。12月5日第7レースと6日第6レースの上位馬による一戦です。
 ここは重量的に有利な3歳馬2頭による争いが予想されます。
 前走6日第6レースで2着だったのがキンノカミ。ツメが甘いところはありますが、同じ前走の勝ち馬スギノハリアーが出走取消したことで俄然有利になった印象です。
 トモエエーカンは5日第7レースの1着馬。初の670キロがやや心配ですが、キンノカミより5キロ軽いのが魅力。連勝の可能性も十分でしょう。
 

今週の見どころ(12/5~12/7)

2009年12月 4日(金)

 5週にわたって熱戦を繰り広げてきた「ばんえい甲子園」も、12月6日(日)第10レースに行われる十勝産駒特別が最終戦です。今年の同産駒は、世代最初の重賞・ナナカマド賞で掲示板を独占するなど、例年以上にハイレベル。ここを勝った馬が、2歳チャンピオンにもっとも近いとみてよさそうです。

 12月5日(土)のメイン第11レースにシリウス特別(450万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・サロマ湖特別で2着のトカチタカラに期待します。その前走は、第2障害3番手から、圧倒的1番人気のエンジュオウカンを猛追しゴール線上でとらえ、逃げ切った現オープン馬ホクトキングからもわずか4秒4差という好内容でした。障害力が武器で、このクラスの特別では7戦してすべて掲示板確保の安定感も魅力。ホクトキングもエンジュオウカンもいないここは勝利で決めたいところでしょう。
 障害のキレで負けていないのがトウリュウ。サロマ湖特別4着をはじめ、このところ大崩れがありません。ただこちらはやや決め脚を欠く面があり、勝ち切るまでは微妙なところです。
 この条件の上位安定勢力ニシキセンプーや、前開催は4歳オープンに出走したウメノタイショウオレワスゴイの両馬、前走オープン決勝混合で3着と健闘したイッスンボウシも差はありません。

 12月6日(日)のメイン第11レースは師走特別(オープン・16:50発走予定)
 ナリタボブサップは前走北見記念でコンマ2秒差の2着。第2障害先頭から粘り込みをはかりましたが、最後はカネサブラックの決め脚に屈しました。今年の9月以降、そのカネサブラック以外には負けておらず、同馬不在のここは勝利が期待できます。
 ホクショウダイヤはオープン特別で2走続けてナリタボブサップの僅差2着に敗れています。道中流れに乗って得意の決め手勝負に持ち込み、逆転といきたいところです。
 フクイズミはこのところオープン1組戦では、差し届かずのレースが続いています。しかし、障害と流れ次第では決め手がさく裂するシーンも十分期待できそうです。

 この日の第10レースに、ばんえい甲子園第5戦・十勝産駒特別(2歳産地限定)が行われます。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、キタノタイショウ(09年イレネー記念、ばんえい菊花賞)、オレワスゴイ(08年イレネー記念)などが挙げられます。
 9月27日のナナカマド賞の上位再戦です。テンマデトドケはそのレースを制し、ひと息入ったあとの前走2歳A-1もトップハンデをものともせず豪快に差し切って勝利。混戦といわれる今年の2歳世代でアタマひとつ抜け出した感があります。
 ナナカマド賞でゴール前激戦を繰り広げたミスタートカチホクショウバトルハクバオウジも展開次第で逆転が狙えそうです。

 12月7日(月)のメイン第11レースはオリオン特別(350万円未満・16:50発走予定)
 ここは障害巧者のホクショウバンクに期待します。前開催の同条件戦・網走湖特別を早め先頭から押し切って勝利。今回はその前走のメンバー9頭中8頭が参戦(2着馬のみ不出走)と再戦模様なだけに、中心は動きそうにありません 。
 この条件の特別では大崩れが少ないキョウエイボーイマックスセンプーホクショウドラゴンも押さえが必要です。
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