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今週の見どころ(11/7~11/9)

2009年11月 6日(金)

 今年もいよいよばんえい甲子園が開幕。2歳馬を産地ごとに5つのブロックに分け予選を戦い、決勝戦である12月30日の重賞・ヤングチャンピオンシップを目指します。8日(日)の第10レースにその予選の第1弾・北央産駒特別が行われます。
 なお8日のメインは牝馬オープンによるレディースカップ。当日はレディースデーとして、女性の方は競馬場への入場が無料となりますので、ぜひお越しください。

 11月7日(土)のメイン第11レースは立冬特別(450万円未満・16:50発走予定)
 休み明けの前走オパール特別(450万円未満)を快勝したホクトキングを中心視します。相変わらず障害に甘さが残りますが、前走の勝利は決め手上位のニシキセンプーを差し切ってのものだけに価値があります。今回は前走から別定5キロ増となりますが、オープン復帰を目指し、ここで立ち止まるわけにはいきません。
 相手筆頭はニシキセンプー。前走は完全に勝ちパターンでしたが、相手が悪かったとしかいいようがありません。今回、ホクトキングとハンデ差がなくなるところに逆転の可能性を見出したいところです。
 4歳の2頭、オパール特別では1番人気で3着のオレワスゴイ、3番人気で8着のウメノタイショウも、実力的に十分巻き返しが期待できそうです。

 11月8日(日)のメイン第11レースにはレディースカップ(4歳以上牝馬オープン・16:50発走予定)が行われます。オープン710キロから1格付下がるごとに10キロ減。オープン馬は本年度の収得賞金100万円ごとに10キロ増という別定重量戦で、ギャンブラークインのみ10キロ増で720キロとなりました。
 期待したいのは690キロで出走のニシキエース。今年5月の牝馬重賞・カーネーションカップでは第2障害6番手から豪快に追い込んで、今回も出走のエンジュオウカンギャンブラークインに次ぐ3着に健闘しています。当時先着された2頭との負担重量差が今回は10~20キロひろがっており、4歳の成長度も考えれば、十分に逆転が望めるでしょう。
 相手筆頭は、同じく4歳のユーファンタジー。前走の4歳牝馬重賞・クインカップでは今回と同じ20キロ差でニシキエースを下しています。一線級の古馬牝馬とは初対戦だけに、ペース慣れが必要でしょうが、目下の勢いは侮れません。
 若い両馬の挑戦を、豊富な経験が武器のギャンブラークインエンジュオウカンニシキユウトカチプリティーらが受けて立ちます。

 この日の第10レースに北央産駒特別(2歳産地限定)が組まれています。
 空知、上川、留萌、宗谷地区産駒による限定戦。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、ウメノタイショウ(08年ばんえい大賞典2着、09年柏林賞2着)、カネサリュウ(07年ホクレン賞、イレネー記念)などが挙げられます。
 抜けた馬がいない組み合わせですが、唯一の3勝馬シンエイドリームが中心となりそう。6月の2歳受賞戦で、のちのナナカマド賞3着馬ホクショウバトルを下している実績も光ります。
 2歳A-3でシンエイドリームに先着しているベツカイローズや、相手なりに走れるバカヂカラ、カネサブラックの半妹という良血カネサアカリらが相手でしょう。

  11月9日(月)のメイン第11レースに霜柱特別(350万円未満・16:50発走予定)が行われます。 
 前開催の秋陽特別(350万円条件)では1番人気を裏切ったマックスセンプーの巻き返しに期待します。そのレースこそ第2障害で崩れ8着でしたが、それまで同条件特別では2戦連続で2着に入っていました。もともとは障害巧者だけに、今回は立て直してくるはず。再び連対圏突入をうかがいます。 
 ホクショウドラゴンも秋陽特別に出走。最後方での第2障害クリアでしたが、持ち前の決め手を見せ5着に追い込みました。前走450万円未満決勝混合でも障害でヨレてしまいましたが、良化がうかがえる4着。ここはさらなる上位進出に期待できそうです。
 休養明けで秋陽特別を差し切ったマルモスペシャルも有力。同3着のアグリミズキは、前走450万円未満決勝混合を鮮やかに逃げ切って勢いに乗っています。 
 オープン経験馬のキョウエイボーイグレートサンデーも実力どおりの走りができれば差のないところです。

今週の見どころ(10/31~11/2)

2009年10月30日(金)

 11月1日(日)より、とかち帯広空港と帯広市内を結ぶ連絡バスが帯広競馬場前を通る運行ルートに変更となります。これまで、空港から競馬場へバスで向かう場合は、JR帯広駅で路線バスに乗換えが必要でしたが、これがなくなり、アクセスが飛躍的に向上することになります。
 ところで10月31日(土)と11月1日(日)に、帯広競馬場ではこの時期恒例のとかちばん馬まつりが行われます。十勝地方のグルメが一度に味わえるとかち食べ歩きや、2009ワールド人間ばん馬チャンピオンシップなどをはじめ、様々なアトラクションで盛り上がる2日間。なお両日とも競馬への入場は無料となっていますので、ぜひお越しください。

 10月31日(土)のメイン第11レースはばんばまつり特別(オープン・16:55発走予定)。今週はオープン特別が2レース組まれていますが、こちらは収得賞金順下位馬による一戦です。
 力量的に上位なのが前開催は岩見沢記念を使われたトモエパワースーパークリントンアローファイターの3頭でしょう。
 なかでも注目はトモエパワー。前々走の450万円未満混合で第2障害4番手から鋭伸して今季初勝利を挙げると、岩見沢記念でも5着。今回の重量は向いているとはいえませんが、最近の状態のよさから中心視します。
 先週に引き続き重めの馬場が予想されることから、力どおりの決着が見込めそう。安定感魅力のトカチプリティー、登坂力に勝るシベチャタイガーまでが圏内でしょう。

 11月1日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回ばんえい菊花賞(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえい菊花賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
 前開催の2歳-A1で接戦の優勝争いを繰り広げたミスタートカチレットダイヤホクショウバトルが再び相対します。負担重量的にはレットダイヤがやや有利になった印象があります。

 11月2日(月)のメイン第11レースには狩勝賞(オープン・16:50発走予定)が行われます。 岩見沢記念の上位馬も出走していますが、ここは基礎重量が110キロも軽い一戦。同レース下位馬の巻き返しや別路線組の台頭に警戒が必要でしょう。 
 岩見沢記念下位組からは、まず10着のホクショウダイヤ。得意の700キロ台の負担重量に戻る今回はスピードが生きるはず。岩見沢記念は第2障害で崩れ見せ場なしでしたが、それを度外視して狙ってみる価値十分でしょう。同9着ニシキユウは成績にムラがありますが、軽い重量でのパワー戦を得意にしています。
 別路線組からは、ギャンブラークイン。連続連対の近2走より相手は強化されるものの、今季の好調ぶりにかけてみる手はあるでしょう。ライデンロックは近走ゴール前で粘れないのが気になりますが、障害はまずまず安定しており、大崩れは考えられません。  
 これらの馬たちを相手に、岩見沢記念2着で復活をアピールしたナリタボブサップがどのような戦いをみせるのか楽しみです。

今週の見どころ(10/24~10/26)

2009年10月23日(金)

 今週からは昼間開催で、発走予定時刻が先週までと変更になっておりますのでご注意ください。25日(日)のメインには4歳牝馬による重賞・第34回クインカップが行われます。
 また24日(土)、25日(日)、帯広競馬場では、平成21年度全道祭典ばんば1歳馬決勝大会が開催されます。道内各地の草ばんば大会で優秀な成績を収めた1歳馬が一同に会し、牡馬、牝馬それぞれの頂点を競います。こちらもどうぞお楽しみに。

 10月24日(土)のメイン第11レースにはオパール特別(450万円未満・16:55発走予定)が行われます。
 約2カ月の休養明けですが、ホクトキングに期待します。今年3月まではバリバリのオープン馬として活躍。今季もオープン決勝混合で圧勝しているだけに、まともならここでは実力が一枚上です。休養直前は障害巧者らしからぬレースを続けていましたが、レース間隔をあけ、立て直しを図ったとみてよさそうです。
 今回は前開催の同条件戦・パシフィックマンション特別より重い馬場となりそう。3着トカチタカラ、5着トウリュウらパワータイプの馬は当然勝ち負けの期待がかかります。
 なお同4着オレワスゴイには鈴木勝堤騎手が騎乗。昨年9月以降病気療養のため騎乗を休んでいましたが、この日が復帰初日。いきなりメイン勝ちの可能性もありそうです。

 10月25日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回クインカップ(17:00発走予定)です。このレースは別掲のクインカッププレビューをご覧ください。

  10月26日(月)のメイン第11レースには秋陽特別(350万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 近2開催の同条件戦・9月28日のほうせんか特別、10月10日のくるみ特別とほぼ同じメンバーによる争いです。その両レースでは着順の入れ替わりはあったものの、キョウエイボーイマックスセンプーグレートサンデーホクショウドラゴンが僅差で1~4着を争っており、今回もこの4頭による決着が濃厚でしょう。
 なかでも注目は、ともに障害巧者のキョウエイボーイマックスセンプーです。グレートサンデーは今回から別定5キロ増、ホクショウドラゴンは力のいる馬場は不向きと、条件的にやや不利になった印象を受けます。

今週の見どころ(10/17~10/19)

2009年10月16日(金)

 今季のはくぼ開催は今週の3日間で最後となります。そのラストを飾るのが18日(日)のメイン第45回岩見沢記念です。出走全馬が800キロ以上を課せられるのは今季初。これまで鳴りを潜めていたパワー型の台頭に、そろそろ警戒が必要かもしれません。
 その当日、帯広競馬場ではチャグチャグ馬コ in 帯広(17~19日)や、岩見沢記念優勝馬当てクイズ大会などが行われます。ぜひ競馬場へお越しください。

 10月17日(土)のメイン第11レースはいちょう特別(270万円未満・17:25発走予定)
 この270万円条件で目下3連勝と絶好調の4歳馬キンセイモンに注目。好走には、障害しだいという条件がつく馬ですが、平場だったとはいえここ3走は勝ちっぷりの良さが目立ちました。重量が重くなる特別戦への出走ですが、どんなレースをみせてくれるか楽しみです。
 相手はこの条件では堅実に上位に入っている、障害巧者のスギノディアスフレイムスワローが有力でしょう。
 2開催前(9月19日)の270万円未満特別を逃げ切った3歳馬アオノレクサスは、乾いた馬場でのパワー比べになると厳しそう。同じく前開催の同条件特別を逃げ切ったニシキタカラは、前走からプラス15キロの負担重量710キロが不利な印象を受けます。

 10月18日(日)のメイン第11レースは重賞・第45回岩見沢記念(17:30発走予定)です。このレースは別掲の岩見沢記念プレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに第34回白菊賞(2歳牝馬オープン)が行われます。
 負担重量は525~520キロ。9月27日の重賞・ナナカマド賞で540キロを経験しているキンノメガミメンコイワタシホクショウシャネルによる三つどもえとなりそうです。

  10月19日(月)のメイン第11レースには神無月特別(180万円未満・17:25発走予定)が行われます。10月4日の180万円未満決勝のメンバーが5頭出走しています。
 9月20日の180万円未満決勝を勝ったコウドウフジに期待。そこで2着にしりぞけているコトブキタイガーが、10月4日の180万円未満決勝を制していることから、ここで力上位なのは明白です。今回と5キロしか負担重量が違わない前走・オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)も第2障害ひと腰から2着に健闘。このところ障害のキレは申しぶんなく、勝利で飾ってくれそうです。
 相手はコトブキタイガーを筆頭に、スーパーオーサンベニインパクトら10月4日の180万円未満決勝の上位勢が有力でしょう。

今週の見どころ(10/10〜10/12)

2009年10月 9日(金)

 先週の開催終了後、帯広競馬場の本走路(第1障害後〜第2障害前にかけての部分)で砂の入れ替えが行われました。従来より粒子の大きな砂を使用することで、水はけが格段によくなり、ばんえい競馬らしいパワフルなレースが期待できそうです。

 10月10日(土)のメイン第11レースにはくるみ特別(350万円未満・17:25発走予定)が行われます。
 砂の入れ替えはありましたが、台風の影響により軽馬場が予想されることから、思い切って4歳馬アカダケキングに期待。馬場水分4.0%以上での連対率62.1%はメンバー中でナンバー1です。これまでに行われた4歳三冠の2戦、5月の柏林賞(馬場水分8.6%)3着、9月の銀河賞(同5.7%)では優勝しています。その両レースで2、3着とほぼ互角の戦いをしていたウメノタイショウが、その後350万円未満特別を勝ち上がり、450万円条件でも好勝負を続けていることから、アカダケキングはここで間違いなく通用するはずです。
 前開催の同条件戦・ほうせんか特別を快勝したホクショウドラゴン、同2着で障害巧者のマックスセンプーが相手として有力。
 ほうせんか特別はゴール前で競走中止のブランドボーイも実力的に巻き返してきそう。
 馬場が軽くなりすぎると困りますが、同3着のグレートサンデーも走りに集中できれば、今回も上位進出に期待が持てそうです。

 10月11日(日)のメイン第11レースはパシフィックマンション特別(450万円未満・17:30発走予定)です。
 9頭中、前開催の同条件戦・ききょう特別の出走馬が8頭を占める組み合わせ。ですが、ここはそのレースに不出走だったオレワスゴイに注目します。オープン混合に出走した近2走で1、2着と好走。特に前走は20キロ差あったとはいえスーパークリントン、アローファイターらのオープン一線級に先着しています。メンバー的には格段に楽になっており、チャンスは十分でしょう。
 ニシキセンプーはききょう特別2着で、前走450万円未満決勝混合を勝利。目下5戦連続連対と好調を持続しており、今回も大崩れは考えられません。軽馬場もプラスで決め手を生かせそうです。
 昇級初戦のききょう特別で3着だったウメノタイショウは、続く450万円未満決勝混合で2着。クラス慣れが見込めるここは勝ち負けでしょう。
 ニシキダイジンはききょう特別、450万円未満決勝混合でともに6着も、すでにこの条件の特別を勝っています。今年のばんえいグランプリ3着の実績もあり軽視はできません。

 この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
 今季最初の2歳重賞・ナナカマド賞を制したテンマデトドケは今回休場。同2着ミスタートカチ、同3着ホクショウバトルに、前走2歳A-2を快勝したレットダイヤがどこまで迫れるかという構図です。

  10月12日(祝・月)のメイン第11レースにマロニエ賞(オープン・17:25発走予定)が行われます。 ここはギャンブラークインが断然。前走のオープン特別は6着でしたが、そのレースの1〜5着はすべて来週の岩見沢記念に出走を予定している力量馬で、相手が悪かった印象です。第2障害でもたつきましたが、もともとは巧者だけに修正は可能。十分勝ち負けが期待できるでしょう。
 同じくシベチャタイガーもオープン一線級相手では苦戦続きも、この相手関係なら上位進出が望めそうです。
 先行力あるギンガリュウセイはオープン昇級初戦ですが、450万円条件でのレースぶりからは通用しそう。
 好位につけられればホッカイヒカルの末脚も侮れません。

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