6月8日(月)のメインには新設の特別・オッズパーク杯ヤングジョッキー賞が行われます。1日(月)のメインレースでは、今年1月デビューの長澤幸太、菊池一樹両騎手がワンツーを決めました。ベテランに混じって奮闘を続ける若手騎手たちの競演にご期待ください。
なおその前日7日(日)には、ヤングジョッキー賞に出場予定の騎手によるトークショー(帯広競馬場1階中央特設会場にて、時間は未定)も予定されています。こちらもお楽しみに。
6月6日(土)のメイン第11レースに士幌高原特別(450万円未満)が行われます。前開催クラブツーリズムカップ(5月23日・450万円未満)の上位3頭が揃って出走。
なかでも近走充実しているのが2着だったホクトキングです。続く前走のオープン決勝混合(5月30日)では第2障害先頭から押し切って勝利。2番手から追ってきた30キロ軽いエンジュオウカンを逆に突き放しての完勝でした。今回は前々走より5キロ増なのに加え、3連闘で馬体が維持できるかも心配ですが、それらを差し引いても連軸は外せないでしょう。
ギャンブラークインはクラブツーリズムカップでホクトキングを破っており、ここも好勝負できそう。同3着で前記オープン決勝混合でも3着に健闘したハマナカキングは軽馬場巧者。ここ2走よりもホクトキングとの差を詰めてくるでしょう。同じく軽馬場なら快足馬ホシマツリの上位食い込みも一考です。
6月7日(日)のメイン第11レースはとかちダービー(3歳オープン)。3月15日に行われた重賞イレネー記念以来となる同世代によるオープン特別です。
キタノタイショウはそのイレネー記念を圧勝し2歳世代チャンピオンとなりました。今季開幕からの2戦は270万円未満で、ヨコハマイサム、イケダガッツら古馬の中堅クラスと20キロ差で互角のレースぶり。ここは軽馬場となりそうなだけに、40キロ差のトップハンデの影響は少なそうです。
年明けから急上昇中なのがアオノレクサスです。イレネー記念ではキタノタイショウ、ホクショウバンク(今回は不出走)の二強に割って入り2着を確保。その後3歳A1、3歳勝入A1・A2、今季初戦の180万円未満と3連勝しました。
軽馬場得意のコウドウフジや、格下ですが伸び盛りのスターオブドリームにも警戒したいところです。
6月8日(月)のメイン第11レースはオッズパーク杯ヤングジョッキー賞(オールカマー)。若手騎手10名による選抜戦です。
270万円条件、180万円条件からそれぞれ5頭ずつ。様々な路線から出走馬が集まり混戦模様ですが、前走180万円未満決勝(5月30日)で1着のキングファラオ(菊池一樹騎手)に期待します。昨季は準オープンで活躍した力量馬。今季は格付編成替えにより180万円条件からのスタートで、ここまで5戦4勝と実力をみせつけています。多少障害で苦戦してもリカバーできる決め手の持ち主。強敵となりそうなのは同型のカネタマル(林義直騎手)ですがキングファラオのほうが柔軟性があるだけに有利でしょう。
前走、重賞柏林賞で6着のフレイムスワロー(浅田達矢騎手)、4歳180万円未満で1、2着のミノルユウセン(貝羽智生騎手)、キタノドリーマー(長澤幸太騎手)の4歳馬3頭が続く存在。目下2連勝と勢いに乗るコマヨシニセイ(入澤和也騎手)も侮れません。