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今週の見どころ(1/9~1/11)

 オッズパークにて、新サービス「OddsPark LOTO(オッズパークロト)」が始まり、ばんえい競馬の五重勝式勝馬投票券の発売が1月9日(土)開催分よりスタートします。1日のレースの中で、指定する5レースの1着を当てるもので、的中者がいなかった場合には払戻金がキャリーオーバーされ、100円の購入に対し、最高2億円の高配当が期待できます。
 「OddsPark LOTO」の五重勝式勝馬投票券には、セレクト(投票者が買い目を選択)、ランダム(コンピュータが無作為に買い目を選択)の2つの方式があり、ばんえいでは、ランダム方式を採用。ばんえい初心者の方でも気軽に参加できます。なお開催前日の18:00~23:30にも発売が行われます。

 1月9日(土)のメイン第11レースは霧氷特別(350万円未満・16:50発走予定)。前開催の同条件戦・ばんえい十勝金杯を勝ったメダマに、負担重量が有利な5歳馬3頭が挑むという構図です。
 メダマは前走も第2障害で手間取りましたが、決め手にモノをいわせて差し切り勝ち。近走の忙しい競馬にも対応していますが、この馬にとってはマイペースで行ける重馬場が理想でしょう。その点、今回は、このところ晴天続きで、前日の馬場ハロー掛け効果も見込めるだけに、存分に実力を発揮できそうです。
 5歳馬3頭はいずれも前走で天馬賞を使われ、うち最先着だったのがキンセイモン(2着)。持ち前の切れ味に加え障害力も身についてきており、目下12戦連続3着以内と絶好調をアピールしています。
 天馬賞5着のフレイムスワローは勝利にはもうひと踏ん張りが必要ですが、ほかの5歳馬よりさらに5キロ軽いのが魅力。天馬賞では3番人気で8着のアカダケキングは、すでにこの条件の特別で勝利した実績があります。

 なお1月1日付で免許を取得した渡来心路(わたらい・こころ)騎手(20歳・今井茂雅厩舎)はこの日の第5レースがデビュー戦となります。ご注目ください。

 1月10日(日)のメイン第11レースに睦月特別(オープン・16:50発走予定)が行われます。帯広記念の2着馬ナリタボブサップ、3着馬カネサブラックが出走していますが、900キロ前後の高重量を課せられての激闘後、中7日ではやや疲れが気になるところ。
 ここは、帯広記念を回避したホクショウダイヤに期待します。10月の岩見沢記念大敗後は、特別・平場に専念し2、2、1着と安定感を見せつけていました。近2走はともに1番人気に推されながら7、6着ですが、前々走は障害で遅れをとった、前走は降雪による乱ペースと敗因ははっきり。実力的にも巻き返しを期待したいところです。
 オープン復帰後3、1、2着と絶好調の障害巧者ホクトキングも有力。前走で5歳重賞・天馬賞を使われた2頭オレワスゴイライデンロックも負担重量的に有利なだけに侮れません。

  1月11日(祝・月)のメイン第11レースに白馬賞(芦毛馬選抜戦・16:50発走予定)が行われます。
 オープンのフクイズミ(トップハンデ740キロ)、ニシキユウから、180万円条件の2頭までの10頭立て。上下60キロのハンデ差がつきました。
 芦毛馬選抜戦は、夏と冬に1レースずつ組まれています。昨年夏の白夜賞を制したフクイズミが格・実績からしてここも中心となりそう。たしかに重量差はありますが、740キロなら相手関係からして底力の違いをみせつけるでしょう。
 昨年のこのレースの覇者ロングトップ(700キロ)、明け4歳で地力強化中のアオノレクサス(710キロ)、710キロなら先行力が生かせるニシキユウ、障害巧者のトウリュウ(720キロ)らによる2着争いが激しくなりそうです。

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