年末・年始のばんえい競馬は、12月26日(土)~28日(月)、30日(水)、1月1日(祝・金)~5日(火)と変則日程で行われますのでご注意ください。
27日(日)は1Dayプチナイターとして実施され、発走予定時刻が第1レース12:00、メイン第11レース・ばんえいダービーが17:30となっています。
なお28日(月)と、2歳重賞・ヤングチャンピオンシップが行われる30日(水)には、ふるさとコーナー(大井競馬場正門2階)にて、毎年恒例の競馬著名人による場立ち予想会も実施されます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
12月26日(土)のメイン第11レースに十勝おおぞら特別(270万円未満・16:50発走予定)が行われます。
前開催の同条件戦・アンタレス特別で断然人気を裏切り3着だったキンセイモンの巻き返しに期待します。そのレースは降雪のなか行われました。馬場水分は9.0%と高めで、軽馬場得意のこの馬が鉄板かと思われましたが、走路に積もった雪に脚をとられたのか、いつものゴール前一気の加速が見られませんでした。それでも勝ったコトブキライアンとは2秒6差。当時ほど極端な馬場にはならないであろう今回は豪快な差し切りを決めてくれるでしょう。
相手筆頭はアサヒセンショウ。キンセイモンと同じく末脚が武器ですが、こちらはじわじわ確実に伸びてくるタイプ。アンタレス特別4着など、この条件では近走堅実に上位争いしています。
アンタレス特別では2番人気で7着だったフレイムスワローも、障害さえ無難なら上位争いに加わってくること必至。今回がこの条件の特別初挑戦のアアモンドゴールドも近5走で4勝、3着1回と勢いがあり侮れません。
12月27日(日)のメイン第11レースは第38回ばんえいダービー(17:30発走予定)です。このレースは別掲のばんえいダービープレビューをご覧ください。
12月28日(月)のメイン第11レースはターコイズ特別(350万円未満・16:50発走予定)。
すでに350万円未満特別勝ちがあるマルモスペシャルに期待します。近2走は第2障害で腰が入らず9、10着でしたが、今回は11月23日以来と、1開催空け立て直されてきました。1カ月以上の休養明け初戦では、08年シーズンまで遡っても1、3、1、1着と好成績を残しており、ここは好走の確率が高いといえそうです。
キョウエイボーイは近走、この条件の特別では人気薄ながら常に好走と、昨季まで準オープンで活躍していた力を示しています。
障害しだいのところはあるものの、ハマるとホクショウドラゴンの決め手も脅威。障害巧者のアグリミズキ、ホシタロウや、詰めの甘さは課題もマックスセンプーも争覇圏でしょう。
12月30日(水)のメイン第11レースは第11回ヤングチャンピオンシップ(16:55発走予定)です。このレースは別掲のヤングチャンピオンシッププレビューをご覧ください。