12月13日(日)のメインには、ばんえい3歳牝馬三冠の最終戦・第34回ばんえいオークスが行われます。昨年はニシキエースが圧巻の逃げ切りでこのレースを制し、牝馬三冠に輝きましたが、今年は打って変わって混戦模様です。
なお当日帯広競馬場では、ばんえいオークス記念抽選会などのイベントが予定されています。
12月12日(土)のメイン第11レースはアンタレス特別(270万円未満・16:50発走予定)。前開催の同条件戦・能取湖特別1着のアサヒセンショウと同レースに不出走だった4歳勢という争いです。
アサヒセンショウは能取湖特別ではゴール前4頭の叩き合いを制しています。今回はその2~4着馬が不在。負担重量も変わらないだけに、引き続き好勝負の期待が高まります。
4歳勢のなかではキンセイモンが筆頭格。前開催に行われた4歳オープンの2戦、イルミネーションカップで2着、オープン決勝では1着とともに好成績を収めました。もともと決め手には定評がありましたが、近走、障害のキレも申しぶんなく、ここも上位争い必至でしょう。
前開催はキンセイモンと同じ2レースを使われ3、4着だったフレイムスワローも有力です。
障害巧者のプリンセスミントは能取湖特別では5着だったとはいえ、アサヒセンショウからわずか2秒3差。能力的に差はありません。
12月13日(日)のメイン第11レースは第34回ばんえいオークス(16:55発走予定)。このレースは別掲のばんえいオークスプレビューをご覧ください。
12月14日(月)のメイン第11レースにアルデバラン特別(180万円未満決勝・16:50発走予定)
が行われます。12月5日第7レースと6日第6レースの上位馬による一戦です。
ここは重量的に有利な3歳馬2頭による争いが予想されます。
前走6日第6レースで2着だったのがキンノカミ。ツメが甘いところはありますが、同じ前走の勝ち馬スギノハリアーが出走取消したことで俄然有利になった印象です。
トモエエーカンは5日第7レースの1着馬。初の670キロがやや心配ですが、キンノカミより5キロ軽いのが魅力。連勝の可能性も十分でしょう。