2月27日(日)のメインにはチャンピオンカップが組まれています。本年度の重賞勝ち馬による一戦で、豪華メンバーが揃いました。
翌28日(月)のばんえい十勝は、全国65箇所で広域発売されます。そのうちのひとつ川崎競馬場(第9~第11レースを発売)ではイベントを実施。須田鷹雄さん、目黒貴子さん、赤見千尋さんによるトークショー、JRAジョッキーのサイン入りグッズやばんえいグッズなどが当たる抽選会などが行われます。お近くの方はぜひお越しください。
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2月26日(土)のメイン第11レースは襟裳岬特別(A2級-1・2組決勝混合・17:05発走予定)。2月20日第10レース(A2級-1組)、21日第11レース(A2級-2組)の上位馬による一戦です。
前走21日第11レースで1番人気にこたえ圧勝したキタノダイチに引き続き期待。近5走がすべて3着以内の成績が示すように、このところ障害が安定しています。着実に歩ける脚もあるだけに、ここも大崩れは考えられません。
相手も同じ前走で2着のマルモスペシャル、3着のアアモンドヤワラでしょう。ともにこのあたりのクラスの上位常連です。
一発を秘めるのがベニインパクト。20日第10レースで今回のメンバー中最先着の3着でした。強烈な決め手があり、1月24日のA2級-2組、1月30日のA2・B1級決勝混合と、キタノダイチに連勝しています。
同じく決め手といえば、21日第11レースで5着のユーファンタジーも忘れてはなりません。今回は最軽量ハンデだけに、巻き返しがあるかもしれません。
2月27日(日)のメイン第11レースには、第32回チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬・17:10発走予定)が行われます。1格付につき10キロ加減、オープン馬は本年度の収得賞金120万円につき10キロ加算され、別定20キロ増のうちカネサブラック、ナリタボブサップ、ニシキダイジンが820キロでトップハンデ。最軽量750キロの5歳牝馬ホクショウマドンナとは、最大70キロ差がつきました。
この時期の古馬重賞としては軽めの負担重量で争われるため、重戦車よりはスピードのあるタイプが有利。器用に立ちまわれるカネサブラックの3連覇濃厚といえます。
相手はフクイズミでしょう。前々走の芦毛馬選抜戦、前走のヒロインズカップと連勝した内容を見る限り、完全に立ち直った様子。ここも重賞とはいえ800キロなら、障害をふた腰くらいでまとめられれば豪脚で突き抜けるシーンもありそうです。
正月の帯広記念で、カネサブラック(3着)より10キロ重い負担重量で2着と先着したのがナリタボブサップ。今回は同重量だけに、再度先着を果たすかもしれません。
5歳ナンバー1のキタノタイショウにとって、カネサブラックとの10キロ差は決して有利とはいえません。しかし、目下3連勝の勢いは侮れないところです。
2月28日(月)のメイン第11レースはウィナーズカップ(4歳以上指定特別競走優勝馬・17:00発走予定)。
ベテラン牝馬エメラルドに期待します。今季は、B1からA2級あたりが主ですがすでに9勝を挙げる活躍を見せています。昨年夏にはオープン戦で掲示板に載っていた実力馬が目下320万円未満格付で、今回720キロの軽ハンデなら、負けるわけにはいきません。近2走の惨敗をはねのける一気の逃走劇を演じそうです。
前走のオープン-1組特別でカネサブラックの2着に入ったニシキセンプーは、状態のよさを感じさせます。トップハンデ770キロですが決め手を見せつける場面があるかもしれません。
減量がある5歳馬トモエエーカンも楽しみな存在。流れ次第ではホッカイヒカルにも出番がありそうです。