1月28日(金)~30日(日)には、「第48回おびひろ氷まつり」(会場:帯広市緑ヶ丘公園一帯)が開催されています。これと連動し帯広競馬場でも、29日(土)、30日(日)には、「競馬場冬まつり」(入場無料)としてさまざまなイベントが行われます。この2日間は、氷まつり会場と競馬場を結ぶ無料のシャトルバスが運行されます。
30日のメインには4歳以上牝馬による唯一の重賞・ヒロインズカップが組まれています。ぜひ競馬場にもお出かけください。
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1月29日(土)のメイン第11レースは帯広氷まつり特別(A2・B1組決勝混合・17:05発走予定)。1月22日第10レース(A2級-1組)と23日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦ですが、22日第10レースの1~3着馬と、23日第9レースの勝ち馬が不在で、混戦模様です。
23日第9レースは、上位5頭が10、5、7、2、8番人気と人気薄が上位を賑わしました。ここは、2番人気で4着だったカネサテンリュウに注目します。持ち前の決め手は発揮できており、近走大崩れが少ないのも魅力です。
1~3着馬が不在の22日第10レース組からは、4着キョウワテンリュウに期待。4走前のB1級-1組特別でカネサテンリュウに競り勝った実績があります。
23日第9レースで2着のインフィニティーは、今回、見習い騎手の減量がなくなるのは痛いですが、近走しぶとい走りを披露しています。
22日第10レースでは掲示板に載れなかったキョウエイボーイ、トウリュウらも、半数が格下のここなら上位進出を狙える力がありそうです。
1月30日(日)のメイン第11レースには第21回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・17:10発走予定)が行われます。クラス別定重量で、オープン馬は本年度の収得賞金80万円につきさらに10キロ増、トップハンデは800キロのフクイズミ、最軽量は760キロのワタシハキレイズキで、最大40キロ差つきました。
11月14日に行われたレディースカップ(4歳以上牝馬オープン)のメンバー中、7着馬を除く9頭がここにも出走してきました。
注目は、唯一そこに不出走だったエンジュオウカン(790キロ)。06、10年のこのレースや、09、10年とカーネーションカップを連覇するなど牝馬限定戦では安定した成績を残しています。今季はなかなか順調に使えませんが、1月2日の帯広記念から中2日で臨んだオープン特別で2着、1月15日のオープン-2組戦で勝利するなど近況は元気いっぱいです。連覇が濃厚といえるでしょう。
相手は、牝馬戦線の常連でレディースカップでも1、2着のトカチプリティー(790キロ)、ニシキユウ(780キロ)が有力。
ワタシハキレイズキは、レディースカップでは逃げの手に出て4着に粘りました。ここも最軽量を生かしたいところでしょう。
同5着フクイズミは前走の白馬賞(芦毛馬選抜)で豪快に差し切って久々の勝利を挙げています。今季重賞で2勝しているように実力上位は明らかですが、障害に不安がつきまとう近況で、しかもトップハンデでは強く推せません。
1月31日(月)のメイン第11レースはアリス賞(5歳牝馬選抜混合・16:55発走予定)。
10月に行われた4歳牝馬重賞・クインカップの勝ち馬ホクショウマドンナに期待します。同世代の収得賞金順で上位のワタシハスゴイ、ワタシハキレイズキが前日のヒロインズカップにまわったため、今回はトップハンデを課せられましたが、1月3日の重賞・天馬賞(5歳定量)で牝馬最先着を果たすなど、地力アップが見てとれます。ここはトップハンデとはいえ最大20キロ差なら克服可能でしょう。
相手もクインカップ上位組が有力。2着ヒマワリカツヒメは堅実な末脚が武器で、3着カツタカラヒメは障害巧者。ともに当時は、ホクショウマドンナと同重量でしたが、今回は10キロ差つくことで逆転まで視野に入ります。
テンに速いコマクインもこのメンバーなら逃げ残りを警戒したいところです。