8月16日(日)に行われる重賞ばんえいグランプリの出走馬選定のためのファン投票が8日(土)18:00までばんえい十勝HPなどで受付中です。投票者には、JRAジョッキー直筆サイン色紙(1名)、選べる温泉ペア宿泊券(1組)ほか抽選で豪華賞品が当たります。ファン投票上位7頭と番組賞金上位3頭による夏のドリームレース。締切間近ですので、お急ぎご投票ください。
10日(月)には名古屋競馬場で、ばんえい競馬の場外発売が実施されます。当日、名古屋競馬場では矢野吉彦アナとタレントの桜井ういよさんによる場立ち予想(16:45〜19:50ころ・特設会場にて)や、北海道十勝物産展、プレゼント抽選会などが行われます。お近くの方はぜひ足をお運びください。
8月8日(土)のメイン第11レースにはとかちえぞまつ特別(270万円未満・20:00発走予定)が行われます。
6月にこの条件で2走し、ともに僅差4着だったアオノレクサスに注目します。その後、古馬一線級が相手だった白夜賞(芦毛馬選抜)が5着、3歳三冠のばんえい大賞典ではトップハンデに泣き7着でしたが、自己条件に戻れば決め手を武器に好勝負できるはず。その6月の2戦をともに制したフレイムスワローとの負担重量差が10キロから20キロにひろがるのも後押しとなりそうです。
相手は、そのフレイムスワローや、近2開催の270万円未満特別でともに2着のライデンヒーロー、前走勝利で完全復活をうかがわせる障害巧者スギノディアスらが有力でしょう。
8月9日(日)のメイン第11レースは栗毛馬選抜によるゴールデンホース賞(20:00発走予定)。
唯一のオープン馬・スーパークリントンの710キロから、450万円条件の4歳牝馬ニシキエースと350万円条件の3歳馬キタノタイショウの670キロまで、最大40キロのハンデ差がつきました。
力量的には昨年、北見記念を制したスーパークリントンがナンバー1ですが、軽量馬相手に上手く立ち回れるか心配があります。
ここは、ニシキエースに期待します。押しも押されもせぬ昨年の3歳牝馬三冠馬。今季は自己条件の450万円未満では流れに乗り切れておらず、世代限定戦では重いハンデに苦しんでいます。しかし今回はほとんどが格下馬で、最軽量ハンデと恵まれました。今季初勝利のチャンスといえるでしょう。
キタノタイショウは前走初の350万円未満特別では中位での障害クリアから差し切り勝ち。仕掛けを遅らせてうまくハマった面はありますが、最軽量670キロを生かし今回も上位をうかがいます。
マックスセンプー、キョウエイボーイら昨季準オープン混合戦で実績を残した馬たちや、もちろんスーパークリントンも地力で連争いに持ち込む可能性は十分。前走450万円未満選抜混合快勝で勢いが出てきたバンゼンも侮れません。
この日の第5レースに2歳-A1が組まれています。
今年の2歳戦線は混戦模様。前開催の2歳A-1は、第2障害を真っ先に越えたテンマデトドケが、トップハンデのホクショウバトルに一旦は先頭を譲ったもののしぶとく差し返して勝利。5キロの重量差が最後はモノをいった感じで、2頭の能力は互角といえるでしょう。今回は、この2頭に、そのレースを出走取消(感冒)したミスタートカチを加えた3頭が5キロ増。近2開催のこのクラスでともに僅差3着のレットダイヤにチャンスが廻ってきた印象です。
8月10日(月)のメイン第11レースは十勝川特別(オープン・20:00発走予定)。
ここはナリタボブサップ、フクイズミの2強にギャンブラークインが割って入れるかといった構図です。
ナリタボブサップ、フクイズミは7月19日の北斗賞以来の出走。7.4%と軽馬場でのレースで、ナリタボブサップは障害力を生かし最初に仕掛けて3着、フクイズミは離れた7番手から追い込んでナリタボブサップの1秒2差4着。ともに自分の持ち味は発揮しての敗戦だけに悲観する必要はありません。同レース1、2着馬が不在のメンバーだけに、上位争い必至でしょう。
ギャンブラークインは7月11日のオープンで、逃げ粘るナリタボブサップを離れた位置から1秒6差まで追いつめて2着。今回、当時より同馬との重量差が5キロひろがるのは好材料でしょう。パワーを全面に押し出した競馬をするため、馬場が重くなりそうな今回は逆転の可能性も十分ありそうです。
オープン特別にしてはややメンバーが薄いため、ちょい足らずのレース続きのアローファイターにもチャンスがあるかもしれません。