15日(日)のメインレースには、3歳牝馬重賞・黒ユリ賞が行われます。当日はばんえいレディースデーとして、帯広競馬場にご来場の女性(またはカップル)に、バックヤードツアーや、黒ユリ賞優勝馬との記念撮影、カフェ・ド・ペルシュロンのスイーツプレゼントなどさまざまな特典があります。参加希望の方は、当日16:10までにインフォメーションカウンターにお申し込みください。
また、13日(金)・14日(土)には15日の父の日にちなみ、当日配布のイベントチラシと、確定前の馬券500円以上を持参の方を対象に、ばんえいグッズが当たる父の日抽選会(19:00から総合案内所横特設コーナー)も行われます。
6月13日(金)のメイン第11レースは士幌高原特別(400万円未満)。
注目は、前々走の混合400万円未満、前走の勝入混合500万円未満でともに2着に好走したシンザンウィーク。前々走は早め障害クリアからコトノカツマとマッチレースを演じコンマ1秒差、格上馬との対戦だった前走は先行できず中団からの競馬になりましたが、終いはきっちり末脚を伸ばしてきました。今回は自己条件に戻っての一戦だけに、昨季は準オープンで勝ち負けしていた実力を示したいところです。
相手筆頭はコトノカツマ。今回は鈴木勝堤騎手への乗替わりで10キロ減の恩恵がありませんが、すんなり先行できれば好勝負に持ち込めるはずです。
前開催のサクラ草特別(400万円未満)出走馬が多数を占める組み合わせとなりましたが、そのなかでは、今回のメンバー中で最先着の2着だったタケノホウシュウに期待。今季開幕から300万円条件を3連勝し臨んだ昇級初戦の前走も積極的なレースから僅差の2着に粘り込みました。
牝馬の20キロ減+4歳馬の10キロ減で最軽量660キロが魅力のプリンセスモモ、サクラ草特別6着からの巻き返しを期すキングファラオも争覇圏でしょう。
6月14日(土)のメイン第11レースは涼風特別(オープン)。
ここはツジノコウフクに注目です。オープン一線級との対戦だった重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯、じゃらんカップ(オープン)はともに6着に敗れましたが、相手が楽になった前開催のつつじ特別(オープン)では障害先頭から僅差3着に粘りました。メンバー的にそれほど強化した感がない今回も引き続き好走の期待がもてるでしょう。
一発を秘めているのがホクショウダイヤ。ばんえい十勝オッズパーク杯では鋭く追い込んで4着を確保。今回は、ニシキセンプー、エメラルド、ギャンブラークインはじめ前に行きたい馬が揃ったため、道中は息が入らないハイペースになる可能性があります。そうなれば決め手のあるこの馬が突き抜けるシーンも一考です。
先行して粘れればニシキセンプー、障害さえスムーズならホクショウファイト、実績上位のシンエイキンカイもそれほど差はありません。
6月15日(日)のメイン第11レースは、重賞・第34回黒ユリ賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。