重賞・岩見沢記念の当日(30日)、帯広競馬場では、「岩見沢特産品フェア」や、岩見沢開催の恒例行事だった「ファン感謝餅まき」など様々なイベントが行われます。
また岩見沢記念の場外発売が実施されるトゥインクルレース開催中の大井競馬場でも、元騎手でタレントの赤見千尋さんと、地方競馬情報誌『Furlong』編集長・斎藤修氏によるトークショーや、ばんえいグッズの当たる抽選会が予定されておりますので、お近くの方はぜひお出かけください(詳細はこちら)。
9月29日(土)のメイン第11レースは野菊特別(430万円未満)です。
障害に苦戦して10着だった3走前以外は、今季掲示板を外していないミスターセンプー。ここ2走の混合500万円未満、初秋特別(430万円未満)も1、2着にまとめており、ここでは力上位の存在。今回も好走の期待がかかります。
ブランドボーイは初秋特別は6着だったとはいえ、それまでは3戦連続で連対するなど堅実な走りをしています。前々走の勝入混合600万円未満ではハンデはあったものの、格上馬を相手に2着に好走。障害巧者ですが、第2障害を越えた順位のままでレースを終えることも多いだけに、今回も積極的な競馬が望まれます。
初秋特別でミスターセンプーに最後まで食い下がって4着のヒロノドラゴン、同レース7着でこのクラスですでに勝利を挙げているメジロショウリキと、同9着テンカの4歳勢3頭も10キロ減量を生かし上位進出を狙います。
9月30日(日)のメイン第11レースは3歳以上による重賞・第43回岩見沢記念(16:40発走予定)です。このレースは別掲の岩見沢記念プレビューをご覧ください。
この日の第7レースに2歳A1戦が組まれています。
コトブキタイガー、ホクショウジャパンの2強時代到来かと思わせた青雲賞(8月19日)後に2回行われた2歳A1は、それぞれウメノタイショウ、リードムサシが制しています。
7番人気のリードムサシを勝利に導いたのは松田道明騎手。9月8日の復帰後すでに8勝を挙げるなど好調だけに、今回も騎乗するようなら狙ってみる価値はあるでしょう。
10月1日(月)のメイン第11レースは神無月特別(500万円未満)です。
キョクシンオーは、前々開催(8月25日)の混合500万円未満ではスタートでの出遅れ、遅仕掛け、そして残り25メートル付近で一杯になり5着。しかしこれだけ負の要素が重なっても5着なのは、やはりオープン経験馬の底力でしょう。近4走の500万円条件ではこのレース以外はいずれも勝利しており、また連勝街道に乗るか注目です。
前開催の混合600万円未満でコトノカツマと大接戦の3着争いを制したライジングサン。こちらもオープン経験馬で、登坂力を生かすため早めの競馬に持ち込めれば久々勝利のチャンスでしょう。
このクラスで堅実駆けのフクノカミカゼ、昇級戦でも前々走で重賞・銀河賞を制し勢いに乗る4歳馬ツジノコウフク、同じく昇級戦のストロングペガサスらも有力です。
4歳牝馬ニシキユウは前開催の混合600万円未満で2着、銀河賞(3着)を除けば4戦連続連対中と好調です。しかし、なぜか10月の声を聞くとパタリと好走を止めてしまう傾向のある馬だけに、今回は疑問符がつきます。