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10/2岩見沢記念予想 矢野吉彦

2005年10月 1日(土)

ペガサス、アンローズを中心に相手を絞る

 いやいや、たとえ人気サイドの決着とはいえ、ばんえいグランプリ、クインカップ、ばんえい大賞典と、当コラムの予想が3連勝を飾りました。いったいどうしちゃったんでしょうね? 自分でも驚いています。さて、今回は秋の大一番、伝統の岩見沢記念。4連勝目指して予想しましょう!

 ここも、フツウに考えれば、スーパーペガサスが中心。相手は、最近の成績からすると、アンローズ、サダエリコ、シンエイキンカイ、それにミサイルテンリュウといったところでしょう。もう結論が出ちゃいました。スーパーペガサスを頭にした馬単流し。チャンピオンホースを信用するなら、これでいいと思います。ただここは、各馬が800キロ以上のソリを引く高重量戦。スーパーペガサスはいいとして、その他の馬は大丈夫でしょうか。
 まずはアンローズ。この馬は、去年の岩見沢記念で800キロ、北見記念で840キロを引いて、いずれも優勝しています。去年の岩見沢記念の前3走は、5、2、5着という成績。今年は2、2、1着。ローテーションは違いますが、着順からすれば去年よりも順調です。去年の実績もありますから、ここは打倒スーパーペガサスの筆頭と言ってもいいくらいです。この馬から馬単を買う手もありますね。
 ところがサダエリコは、800キロ以上のソリを引いたレースを3回経験しているものの、6、7、3着とまだ勝ち星がありません。さらにシンエイキンカイは、今回のばんえい重量が820キロ。この目方以上のソリを引いたレースは、22戦1勝、2着2回、3着7回という成績です。健闘しているようには見えますが、勝ったのは02年の帯広・然別賞(850キロ)だけで、それ以降の14戦では連対していません。2年半以上、1、2着に絡んでいないわけです。そしてミサイルテンリュウも、800キロ以上のばんえい重量では2戦未勝利(6、4着)。ということは、今回はスーパーペガサスとアンローズの一騎打ちになるかもしれません。
 一方、高重量戦だからこその復活があるとすれば、やっぱりミサキスーパーでしょう。岩見沢記念には過去2回出走していて、一昨年が4着。去年はアンローズ、スーパーペガサスに次いで3着に粘っています。ここ数戦の成績からは去年ほどの順調さを感じませんが、サダエリコやシンエイキンカイ、ミサイルテンリュウが重いソリに苦戦すれば、この馬の巻き返しがあってもおかしくないところです。
 では結論。スーパーペガサスとアンローズの馬単折り返し。それに、この2頭を頭に、サダエリコとミサキスーパーへの馬単。とにかく、この4頭に絞ります。シンエイキンカイとミサイルテンリュウまで手を広げると買いすぎになっちゃいますから。買い目は6点ですので、あとはオッズとの相談です。
 当日は中央競馬でもGⅠのスプリンターズSが行われますが、あっという間に終わる電撃の6ハロン戦とはまるで違う岩見沢記念も、大いに楽しんでください。では、今回はこのへんで。

10/2岩見沢記念予想 斎藤修

アンローズから勝負!

 前回のばんえい大賞典は○◎でようやく的中。しかし3、2番人気の決着で馬連複420円と堅かった。
 ホントに今年の岩見沢は堅かった。北斗賞こそスーパーペガサスが6着に沈んで馬連複7,410円と荒れたものの、ばんえいグランプリはペガサスが雪辱し1番人気のサダエリコが2着。クインカップも2、1番人気の決着で馬連複は310円だった。

 さて、岩見沢記念。スーパーペガサスとサダエリコがそれぞれプラス10キロではあまり荒れる要素は見当たらない。人気になるであろうペガサス、サダエリコ、アンローズをどう評価するかだが、重賞6勝のうち3勝を岩見沢で挙げているアンローズを中心にする。昨年もスーパーペガサスとは30キロ差だった。連覇濃厚と見る。
 とはいうもののサダエリコも岩見沢で重賞4勝、ペガサスに至っては5勝だから、実はこの3頭に限ってはコース適性も何もあったものではない。しかしアンローズにとっては岩見沢最終開催のここが勝負に違いない(と、勝手に決めつける)。
 2番手にどちらをとるかだが、サダエリコの安定感を買ってみたい。スーパーペガサスが3番手。
 あえて穴を探すならこの重量がこなせないわけではない上に、忘れられたときに来るシンエイキンカイまで。
 ミサキスーパーは近年この時期にはまだ本調子ではないことが多く見送り。
 北斗賞2着のミサイルテンリュウはメンバー的にも重量的にもここではまだ荷が重い。

 ◎アンローズ
 ○サダエリコ
 ▲スーパーペガサス
 △シンエイキンカイ

 たとえばペガサス→アンローズで決まったりすると印としては的中だが、またまたそんなに堅い決着でもしょうがいないので、アンローズ1着の馬単流しとする。シンエイキンカイがあまり人気がないようであれば、キンカイから馬連複で少額で流してもおもしろいかもしれない。

10/2岩見沢記念プレビュー

2005年9月30日(金)

 今季の岩見沢開催の掉尾を飾る重賞、岩見沢記念(3歳以上オープン)が、2日(日)の第11レースに行われます。
 注目は、やはり今回もスーパーペガサスVSサダエリコ。ばんえいグランプリでの一騎打ちは、いまだ記憶に新しいでしょう。両馬ともに確実な末脚を武器にしており、今回のレースでも熱のこもったゴール前を期待したいところ。なおスーパーペガサスは、そのばんえいグランプリ以来の出走。サダエリコはその後2連勝を経て今回のレースに臨みます。1カ月半ぶりのレースとなるスーパーペガサスの掛かり具合によっては、サダエリコの逆転も十分にあり得ると言えましょう。
 そのほかではアンローズミサイルテンリュウシンエイキンカイあたりも争覇圏。特にアンローズは、昨年に続く連覇がかかるだけに注目したいところ。

出馬表はこちら

【参考レース】
7/24 北斗賞(勝ち馬:サダエリコ)
8/15 ばんえいグランプリ(勝ち馬:スーパーペガサス)
9/11 金杯(勝ち馬:サダエリコ)
9/19 石狩川特別(勝ち馬:アンローズ)

石狩川特別以外の映像はこちら

今週のみどころ(10/1〜10/3)

 6月からの岩見沢開催も今週で終了。その最後を飾る重賞の岩見沢記念が、2日(日)に行われます。このレースについては、別掲の「岩見沢記念プレビュー」をご覧ください。
 1日(土)のメインレースは神無月特別(550万円未満)。注目は、クインカップ2着馬のプリンセスサクラコです。470万クラスを破竹の勢いで突破して、今回が昇級初戦。すでにこのクラスで勝ち鞍を挙げているタカギク、近走好調のエビスコマチなどとともに人気の一角となるでしょう。
 2日の岩見沢記念当日は、第5レースに2歳A-1戦が組まれています。前走はじめて土がついたマルミシュンバ、安定度抜群のメダマなど、2歳トップクラスが出走を予定しています。
 3日(月)に行われるのはクリスタル特別(4歳)エンジュオウカンタケタカラニシキなど、4歳トップクラスが出走予定です。ただ8月の同条件、大倉山特別では、負担重量670キロ(550万クラス)の馬が上位3着までを独占。その結果を踏まえれば、今回も上位クラスの馬は苦戦するかもしれません。

レース回顧(9/24〜9/26)

2005年9月27日(火)

 6月12日に行われて好評を博した「第1回オーナーズカップ」。それに続く第2回が、25日(日)に行われました。優勝したのは、当欄でもたびたび名前の挙がるホクショウファイト。騎乗した“祭典ばん馬のアイドル”井内香さんは、前回2着の雪辱を果たす嬉しい初優勝となりました。
 さて、本戦の話題です。24日(土)に行われた駒園特別(3歳以上オープン)。昇級初戦のエビスオウジャが優勝して4連勝を飾りました。2着に7番人気のヤマノキャプテン、1番人気のスミヨシセンショーは10着に敗れる波乱となりました。第2障害を4番手で下りたエビスオウジャは、一気に脚を伸ばすとあっさり3頭を交わして先頭へ。連勝の勢いを見せつける快走を演じました。
 25日(日)のメインレースとして行われたのは山鳩賞(800万円未満)。勝ったのは1番人気に推されたトモエパワーでした。道中は掛かりよく先行し、第2障害もトップでクリア。ゴール時点でも後続は残り15メートルあたりで競り合っているという、圧倒的なレースを見せました。9月に入ってからは4着以下がない安定したレースぶりで、これからの活躍が期待できそうです。
 翌26日(月)の北の大地特別(650万円未満)は、ヤマトモンジュー、コウリュウオーザの人気2頭が8、6着と大崩れ。6番人気のマコトファイヤー、4番人気のハヤテショウリキの1、2着となり、馬連単は万馬券となりました。マコトファイヤーは今季650万クラスでの初勝利。これをきっかけに、勢いに乗りたいところでしょう。

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