いま一番熱い世代は、オープンで活躍するエンジュオウカンをはじめ、各条件で好走を続けている馬が多く属している明け5歳勢。その5歳馬による一戦が、3日(火)の銀河賞です。
まずは出走馬をご覧ください。もちろんエンジュオウカンの実績がダントツですが、そのほかタケタカラニシキ、プリンセスサクラコ、キングファラオ、ホクトキング、ホクショウファイト……。当欄で注目馬として名前を挙げてきた馬が目白押しです。微妙なハンデ差が、またレース予想を難解にしています。
それでも中心はエンジュオウカンでしょう。いうまでもなく、この世代の代表馬。前2走のオープンを連勝し、状態は問題ないはず。課題だった末の甘さも、最近は克服しつつあり、今回はハンデも恵まれています。不動の本命となるに違いありません。
対抗格が大混戦ですが、ここはホクトキングを指名。前2走、キングファラオとプリンセスサクラコに敗れて、それぞれ2着。ただ今回のハンデ差を考えれば、浮上する可能性は十分。一時期の不振を脱した印象で、さらになぜか8枠有利の帯広コースで大外枠とくれば、期待もふくらみます。
ただキングファラオの好調さも無視できません。650万クラスで絶大な安定度を誇って、あっさりこのクラスを卒業。同世代との対戦では、あまり成績がよくありませんが、ここは勢いで駆け抜けてもらいたいところです。
そしてプリンセスサクラコ。トマム特別4着、オリオン特別5着と、一時期の勢いが失われた印象でしたが、前走の混合別定戦で勝利を挙げ、きっちり立て直してきました。ここは特に牝馬20キロ減の恩恵が生きそうで、重賞初制覇を狙いたいところでしょう。
タケタカラニシキは近走の成績が、やや不満。ただオープン4着は実力の証明で、軽視は禁物です。ホクショウファイトは人気が落ちるようだったら狙い目でしょう。
【参考レース】
11/28 クリスタル特別(勝ち馬:プリンセスサクラコ)
12/19 オリオン特別(勝ち馬:キングファラオ)
12/23 カシオペア特別(勝ち馬:エンジュオウカン)
12/23 混合別定650万円未満(勝ち馬:プリンセスサクラコ)
クリスタル特別の映像はこちら